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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が5名、占い師が1名、霊能者が1名、守護者が1名、聖痕者が2名、狂信者が1名、智狼が2名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
あーうん。
飯に混ぜるのは考えておくか…。
香りや味抑えめなのあったかな。
[マテウスの提案に少し考えて]
[後で薬箱を漁ってみることにした]
[部屋を出るマテウスのヨハナに向けた理由には顔を逸らして笑いを堪えたとか]
あ、部屋確保してないや。
[ヨハナの寝室にとの言葉ですっかり忘れて居たことを思い出した]
[直ぐに戻れるだろうと言うのもあったためであるが]
うん、眠くなったらそうするわー。
[快く引き受けてくれたヨハナに、にぱと笑みを向けて頷いた]
[ライヒアルトに遅れて広間につくとあわただしい様子に]
なんだ?なにかあったか?
[先ほど見てなかった姿も見えて、
その中のひとつ自衛団長の姿、話を聞くと]
人狼ねぇ……。
[呟くような声]
……あらあら。
[さすがに、マテウスの最後の言葉には苦笑を覚えた]
悪ガキも言うようになったもの―――っ!
[不意に、老婆の腹部に痛みが走った。
それはまるで、あの時を思い出すかのように]
これ……は。
[子供を作れなくなった原因。
悲しき思い出]
―――伝説の……再……来……。
― 集会所二階・個室 ―
[突っ伏していた机から身を起こす]
……い、っけない。
[いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
階下の騒動にすら目を覚まさなかったのだから、疲労はどれ程か。
額に手を当てて頭を振り、立ち上がる]
…すまない。
[アーベルにややしゅんとしたまま、入れなおしを頼もうとした所で扉が開いた。
出てきたギュンターやらを見て、はぁと本日何度目かの溜息をつく。]
ようやく来たか、爺様ら。
[そしてギュンターらの近くへと進み出、まずは聞いた。]
─広間─
……来られたか。
で?
[開く扉。
入ってきたものに向ける翠は、険しさを帯びて。
なされた簡潔な説明。
『人狼』と呼ばれる存在への警告に続いたのは]
……隔離?
[事の真偽が明確になるまで、ここに集まった十二人を拘束する、という言葉]
……やはり、か。
[掠れた呟きは、近くにいた者であれば、容易に聞き取れる程度のもの]
[大丈夫、というベアトリーチェに向けた笑顔とは正逆の視線。
扉が開いてやってきたのは、難しい顔をしたままの自衛団長]
ああ、やっと来ましたね、と。
[アーベルの言葉に軽口を叩き]
何考えてるんですか、本当に。
まさか……。
[御伽噺を真に受けて、と。
冗談めかして続けるつもりが冗談では済まなくなって沈黙する]
…婆ちゃん?
[ヨハナの異変にそちらを覗き込むようにして]
どうしたんだ?
何か具合でも悪いのか?
[訊ねながら耳に入るヨハナの呟き]
[それを聞いても首を傾げるばかり]
伝説の再来、って。
??
[自警団長さんが現れて、「人狼に気をつけろ」といった。]
[わたし達を集めたのは、なぜ?]
わたし達が、人狼容疑者ってこと…?
一つ、問うが、団長殿。
……『事の真偽』を明らかにする術は、そちらにあるのか?
[ゆっくりと歩み寄り、問う。
静かな問い。
その様は、捨てた名の少年のそれとも似るか]
それがないのであれば、『伝説』に踊らされているに過ぎぬ、ととられても、致し方ないと思えるが。
ぅおお!?
エーファ寝たんじゃなかったのか。
[急に瞳を開いた少女に少し驚く]
[けれど今度は掠れた小さな声が耳に届いた]
始まった、って。
何が始まったってんだ?
…成る程。爺様らはあれが人狼の仕業だとみているわけか。
[説明と今後行われる事。
それらを眉を潜めじっと聞いた後、そうぽつりと呟いた。]
本気でそう思っているなら………いや、いい。
分かった。つまり暫くここに居て、何事も起こらなければ問題ないわけだな。
[苦虫を潰したような顔を向けた後で、苛立たしげに近くのソファーに荒っぽく腰掛けた。]
っ、……………?
[ぱち、と瞬く。
小さく咳き込み、胸元に手を当てた。
服の下には十字架。しかし、それよりも下に]
ここのところ、なんともなかったのに。
[身体が弱かったのは、赤子の頃の事。
答えは見つけられず、一つ息を吐いて、部屋を出る]
[エーリッヒの紡ぐ人の名前。
はた、と瞬いたのは従兄弟の名がそこにあったためか]
12人。
[人数を復唱し、ソファへと腰掛けた。
容疑者だと言うナターリエには、首を横に振って。
そうして入って来た自衛団長を見つめ。
沈黙のまま話しを聞く]
[痛む腹を押さえ、ゼルギウスへと笑みを向ける]
……大丈夫です、よ。
ただの持病の一つです。
[伝説についてはあえて言葉には出さない。
誰が、何の役割を持っているのか、分からない以上、迂闊にこれ以上の言葉は口には出せないから]
[村で人が死んだ。]
[獣の爪や牙にとしか思えないような凶器で、殺されたと…]
…!
[わたしの体が小さく震えている。]
持病って。
痛み止め出そうか?
[少し慌てるようにして薬箱に手を伸ばす]
[もう一つ口に出した疑問には返答は無く]
[何の事だったのだろうと思いつつも、今はヨハナの体調が気がかりで]
[それは頭の隅へと追いやられた]
ああ、大じい…自衛団員達はそう考えているようだね。
[ベアトリーチェの問いに、声のトーンを戻す。
それでも苦々しさを隠し切るのは難しいか]
ライ…?
[いつもと様子の違う同居人。
思わず名を小さく呼ぶも、邪魔をすることはなく]
[問いへの答え。
調べる術もなくはない、との言葉。
それをはっきりさせるべく、『伝承』や『教会の口伝』を確かめている最中なのだと]
……『教会の口伝』。
[呟きに、微かに混じるのは苛立ちの響き]
しかし、いきなり拘束する、などと言われても、それぞれに都合はあるだろうに。
村との行き来、完全に閉ざす、という訳ではあるまい?
[口調は静かだが、声は鋭く。
しかし、団長もそれを真っ向から受け止める。
集会場を離れる事は禁止するが、どうしても急を要する場合は、使いを出させる、と。
そして、拘束期間の間は自身もここで寝泊りする事を宣言した]
[慌てた様子のゼルギウスに、笑みを絶やさぬまま]
……ふふ。
少し立てば収まりますから、大丈夫ですよ。
何十年も付き合ってきた持病です。
酸いも甘いも知り尽くしていますから。
ベアトリーチェ。
大丈夫だ、落ち着いて。
[震え始めた少女の肩に手を置く。
逆に怯えさせてしまうかもしれない。だが放っておくこともできず]
……どうあっても、自説は曲げない、という事か。
それが、あんたの願う「村を守る」に繋がるならばいいが。
[口にした言葉は、記憶の片隅が否定する。
けれど、それを表に出す事はなく]
……まったく。
当たらんでいい予感ほど、よく当たる。
[もう一つ、大きく息を吐き出して呟く様は。
この五年間と変わらぬ、飄々とした詩人のそれ]
[肩に置かれた手。わたしはびくり、と身をすくませてしまう。]
あ、…大丈夫です、ちょっと、びっくりしただけ…。
ありがとうございます、えーと、
[この人の名前を知らない]
…。
とにかく、ありがとう。
でも…。
[再度大丈夫と言われ]
[薬箱に伸びた手が身体の方へと戻される]
[ヨハナのあの笑みで制されると、何故か逆らう気持ちが削がれるのだった]
……分かった。
でもどうしても辛くなったら言ってくれよ。
薬、用意するから。
[それしか自分には出来ないから]
[苦しむ者を放ってはおけない]
[そう思う理由は]
[今は思い出せぬ白い靄の奥にあった]
…エーファ?
大丈夫か?
[ふと寝台に横になるエーファに視線を向けると、何やらぼんやりとしているようで]
[虚空を見つめる視線の前で手を振ってみた]
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