人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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視点: 人

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イヴァン に 4人が投票した。
ミハイル に 1人が投票した。
イライダ に 2人が投票した。
ユーリー に 1人が投票した。

イヴァン は村人達の手により処刑された。


次の日の朝、 イライダ が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、 カチューシャ、 キリル、 ロラン、 レイス、 ミハイル、 ユーリー の 6 名。


キリル

[自らを支えるように伸ばされる手>>2:414
だからだろう。彼は背後から迫るものに気づくのが遅れた。

ぽとりと、彼の手から何かが零れ落ちるのを見た。
それを拾う間もなく、ボクは目を───見開いた。
兄の姿が、その思いつめたような表情が恋人の肩越しに見えた]

(0) 2012/05/14(Mon) 00:04:15

キリル、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 00:09:13

ロラン

[ミハイルとイライダの会話を追い、
小さく笑み向けて2人を見上げた]


 じゃあ、俺とミハイルでイライダを送ってさ。
 その後、俺がミハイル送ってから帰る、
 って事で、どう。

[赤い月が影を落とす。
烏色の瞳を上げて、ふたりを見上げた]

(1) 2012/05/14(Mon) 00:14:54

レイス

[幾ら疑っているからと言って、恋人が目の前で殺されたら、妹が如何思うか。
そんな簡単な事を考える間も無かった。]

――……ッ!

[少し年下とは言え、僕よりも背は高い。体格も良い。
そんな彼に敵った理由は、不意をついたから。ただその一点だけに過ぎないのだろう。
駆け寄る。イヴァンの背中に手を伸ばす。服を掴んで引き倒す。馬乗りになる。もう片手には鋏。
誰かが何か言っていたかも知れないけれど、聞こえはしなかった。]

(2) 2012/05/14(Mon) 00:20:59

レイス

[鋏を振り下ろす瞬間、仰向けの彼は何を見ていたのだろう。
僕の見開いた目は一度もそちらを見ないまま、
何度も、鋏を突き刺した。]

(3) 2012/05/14(Mon) 00:21:23

レイス、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 00:25:52

キリル

 イヴァ………っ、兄貴!!

[ボクに出来たのは、悲鳴のように二人を呼ぶことだけだった。
全てはスローモーションのように目に映っていたのに。

優しい兄貴が大好きな恋人へと駆け寄る。
手にした鋏がギラリと鈍く光る。馬乗りになる。
音を、耳が拒絶した。見開いた目に赤が映る。
ぐさりと刺し貫かれ、引き抜かれてまた刺し貫かれ───…

地上に血の赤が広がり、天に赤く月が輝く。
ボクの目も視界も、すべて赤く染まった]

(4) 2012/05/14(Mon) 00:27:04

ミハイル

[ロランの提案>>1に溜息一つ。]

 おい、お前んち目と鼻の先なのに…。

 わぁった。こうしよう。
 俺とロランでイライダを送っていく。

 …で、ロラン。お前は俺んち泊まってけ。
 部屋は余ってんだ。ベッドもある。

[イライダとロランを交互に見て、「な?それならいいだろ?」と説得を試みた。

きっと自宅へ帰ったなら、倒れ込むように寝てしまうだろう。
戸締まりだけはきちんとしないと、と思ってはいるが。]

(5) 2012/05/14(Mon) 00:27:39

ミハイル、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 00:30:28

キリル

 ─────、兄貴…!!


[弾かれたように兄へと駆け寄り、
その手の凶器を引っ手繰ろうと腕を伸ばす]


 イ ヴァ…、

[呆然と恋人を見下ろした。
先に笑み浮かべていた瞳は、今はもう虚ろに見開かれたまま。
言葉紡いでいた唇も、虚しく最後の息を失っている]

(6) 2012/05/14(Mon) 00:38:16

レイス

[何度目かに鋏を振り上げた時、横から伸びた手に鋏を奪われた。それで動きは止まった。
けれども思考はすぐには止まらない。
守らなければ。彼は人狼だから。殺さないと。]

…… 邪魔を、ッ…… ?

[凶器を取り上げた相手を睨みつける。
けれど、そこにいたのは妹だった。敵意は一瞬にして消えていく。
気がつけば倒れたイヴァンも、僕の身体も、地面も、家の壁も、もしかしたら妹も、飛び散った血が赤に染めていた。

そうして漸く、我に返った。]

(7) 2012/05/14(Mon) 00:52:01

ロラン

[ミハイルの言葉に、目を見開く。
烏色に、その顔を真ん中に写しこんで]


 俺、…

[こんなだけど、と見下ろす足。
泊まりに行けば迷惑かけるよ、と添える。
それからイライダを2人で送ることになる。
他愛ない会話。きっとそれは楽しいひとときで]

(8) 2012/05/14(Mon) 00:54:02

キリル

 ──────…、


[兄と視線が交わった>>7
その時、ボクの瞳は未だ灰銀の色だっただろうか。
それとも血を映し、月の光を映して赤く染まっていたろうか]

(9) 2012/05/14(Mon) 00:57:26

キリル

[イヴァンの流した血が、べとりと手についた。
その命零す赤が、袖を、服を汚す。
兄も、地面も、家の壁も辺り一面が血の赤に染まっている]


 イヴァン───…


[息絶えた恋人に額を寄せる。
まだ暖かな頬に一度口付け、そして彼の血を舌に舐めた。
ぴちゃりと、ボクの頬にも髪先にも血の色がつく。
───恋人の血の赤が、身を浸していく]

(10) 2012/05/14(Mon) 00:59:26

キリル

[視界が朱に染まる。
ボクの瞳もまた、月と同じ赤へと染まる]


 あ…、あああ、ああああああ……っ!!


[狂おしく見渡した目に映る、小さな袋>>2:414を手に掴み取る]

(11) 2012/05/14(Mon) 01:01:59

キリル

[叫んだ、自覚はなかった。
だた舌に感じる、血の味が現実の全てだった。

兄が何を思い、何を案じて凶行に及んだか。
そんなことを考え思いやる余裕もなかった。
ボクは恋人を殺した鋏と小袋を手に、夜道を駆け出す。
背後から何か声が掛かろうと追われようと、知ったことではなかった]

(12) 2012/05/14(Mon) 01:02:30

ミハイル

[途中で言葉を止めるロラン>>8
その視線は不自由な脚に向けられているのに気付いて。
続いた言葉には、]

 ばぁか。この場で一番迷惑かけてんのぁ、俺だよ。

[それに、細かい気遣いはしてやれなくても、力だけはある。
遠慮なく言ってもらえれば、人ひとり世話するのくらいは…。]

 よし、決まりなー。まずはお前んちだ、イライダ。

[ポン、と彼女の背中を叩きゆっくりと歩き出す。

赤い月はやはり不吉にこちらを見下ろしていたけれど、
三人の会話はそれを拭おうとするかのように、楽しいものだった。]

(13) 2012/05/14(Mon) 01:10:41

ユーリー

[自室の机にはマクシームの為のグラスが置かれている。
減る事のない其れを眺めながら男は葡萄酒を飲み干した]

――…、

[イライダの作った紅茶のクッキーも食べ終えて
片付けをしようと立ち上がった拍子に眩暈を感じよろめく。
咄嗟に机についた手の先が冷たいものに触れて顔を上げる]

あ、

[漏れた声は驚いたような響き。
透明な水晶が黒く澱むのが見えた]

(14) 2012/05/14(Mon) 01:14:59

ユーリー

まさか……

[澱みの奥に映る人影はイヴァンが恋文をしたためた相手。
男の顔が苦く歪んだ]

冗談、だろ。

[震える声で紡いで水晶を掴む。
触れている間、それが消える事はなかった]

イヴァ、……

[幼馴染に伝えるか否か。
考えたところでキリルの家の前に彼の影があった事を思い出す。
カチューシャもまた、其処に送り届けた。
きつく柳眉を寄せて男は家を出る]

(15) 2012/05/14(Mon) 01:15:18

レイス

[ふらりと立ち上がる。
妹が物言わぬイヴァンに近づくのと反対に、一歩、二歩、後退った。
足には感覚が無くて、身体を支えきれずに、倒れる様にまた座り込んだ。
ちらつく赤い色は、血の色か、それとも、]

……。

[何処か呆けた表情で、妹の為す事>>10を見る。
思考が上手く繋がらない。何をしているのだろうか。否、その前に僕は、何を。]

(16) 2012/05/14(Mon) 01:18:46

ロラン

[ミハイルの言葉に、、少しばかり困ったようにわらう。
イライダの家、彼女が扉を締めるまで目を離さない]


 おやすみなさい。
 …よい、夢を。

[イライダへと、できる限り穏やかな笑みをおき。
扉が閉まると、ミハイルを振り返った]

 …じゃあ、お邪魔、しようかな…

[おずおずと、遠慮がちに前髪の隙間から見上げ。
彼の家に共に行く事になる]

(17) 2012/05/14(Mon) 01:20:33

レイス

ッ、キリ…… !

[弾かれたように駆け出す妹の名を呼ぼうとし。
そちらに向けて伸ばした僕の手は、真っ赤に染まっていた。
目を瞠る。まるで、今気が付いたかのように。]

(18) 2012/05/14(Mon) 01:22:30

ユーリー

[遠く、叫び声が夜空に響く。
赤く染まる月は欠け始めていた。

夜に出歩くのは危険だ。
分かっていても足は止まらない。

頭痛を感じながらも駆けてゆけば
カチューシャは別れた時と同じ場所に居ただろうか。
先ずは彼女へと歩み寄る]

……、カチューシャ。
今日は、帰った方が……

[言い掛けて彼女の視線の先を追えば
ただならぬ空気の中に三つの人影が見えた]

(19) 2012/05/14(Mon) 01:34:06

ミハイル

 じゃあな、おやすみ。誰か来ても不用意に開けんなよ?

[扉が閉まり、施錠の音を聞いて安堵する。
こちらを振り返るロラン>>17にはにぃ、と笑って、]

 よぉーし、俺らも帰るか。

[車椅子の音に耳を傾けながら、自宅への道を進む。

母を亡くしてからずっと独りで住んできたので、少し照れくさい気持ちもありつつ。
自宅に着いたなら鍵を開け、ドアを大きく開けてロランを中へと促した。]

 どーぞ。多少散らかってんのはまぁ…見逃してくれ。

(20) 2012/05/14(Mon) 01:38:18

レイス

[カチューシャは未だ其処に居ただろうか。
目は見開いたまま、ぎこちなく首を動かして、周りを見る。一点で止まった。

倒れた身体。イヴァン。同じ集落に住む旧知の仲。妹の恋人。
2人の関係は傍から見ていてもどかしい程で、でもそれは彼が妹を大事にしているから。
それを知っていたから、だから僕は、余計な事はせずに見守ろうと思った。彼になら任せられると思った。そうして2人で、幸せでいてくれれば良い。
そう、思っていた。]

(21) 2012/05/14(Mon) 01:43:11

ユーリー

[夜目がきくわけでもない男は目を凝らす]


――…レイス、キリル

           イヴァ ?


[信じられぬといった声で名を紡ぐ]

(22) 2012/05/14(Mon) 01:49:31

ロラン

 
 …ん。

[ミハイルの家に招かれる。
扉が開くのに、少し顔を緊張を浮かべる]

 
 散らかるだけものがあるなら良いじゃない…

[なにもないよりは。
珍しげに当たりを見渡す。
銃の部品でもあればまじまじと見つめるが*]
 

(23) 2012/05/14(Mon) 01:58:41

レイス

[如何して彼を殺してしまったのだろう。
彼が人狼だから。妹を食べようとしたから。
本当にそうだったのか。あの時は確信していた“事実”が、表面から剥がれ落ちていく。
倒れたイヴァンには狼の耳も尾も無い。ただの人間にしか見えない。]

……あ……

[頭を抱える。
よく聞こえなかった会話は、本当はただの恋人同士の話だったのではないか。
そう言えば元気がないと、喧嘩をしたのかも知れないと。仲直りをしていたのかも知れない。
そう、人狼だなんて、そう思い込んだ事に、何も根拠など無かったのだ。]

(24) 2012/05/14(Mon) 02:01:12

レイス


[僕はそんな、どうしようもないただの思い込みで、彼を、
キリルの幸せを壊してしまった。]

(25) 2012/05/14(Mon) 02:01:45

レイス

―自宅前―

[増えた人影>>22は何時から居たのだろう。
声に気づいて首を動かすけれど、誰かは分からなかった。
居なくなってしまった妹を追いかける事もできず、きっとそんな資格は無いのだと思っていた。
感情が見え難いと言われ続けていた筈の僕は、途方に暮れた様な、泣き出しそうな顔をして、ただ其処に居る。**]

(26) 2012/05/14(Mon) 02:02:14

ユーリー

[悪夢だと思った。
夢であって欲しいと願った。
動かぬイヴァンの姿を遠目に見据える。

レイスとキリル。
どちらが彼に何をしたかまでは分からなかった。
月光を弾く液体がイヴァンから広がっている。
血を流す幼馴染に駆け寄りたい衝動。
一縷の望みに賭けたいと思う。
思うが足は動かない。
理性が衝動を抑えていた。

カチューシャが此処に居る。
それが男を引き止める最大の要素]

(27) 2012/05/14(Mon) 02:02:55

レイス、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 02:03:27

ロラン、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 02:03:33

ユーリー

[キリルが走り去るが見える。
カチューシャが何を言っても
男は追いかけることをよしとしない]

――…ッ

[眉間に深く皺が刻まれる]

カチューシャ、済まない。

[次はやらないでほしいと彼女は言って
男は善処すると答えた。
けれどそれは叶わず、
断りをいれると同時に彼女の身体はふわりと浮く。
この場に置いてはおけないと男は思い
カチューシャを抱き上げて駆け出す]

(28) 2012/05/14(Mon) 02:13:07

ユーリー

[向かう先はミハイルの家。
悪夢を振り払うかのように必死に夜道を駆け抜けて
男は膝裏に回した方の腕で扉を叩く]

――…ミハイルッ!
居るか ? 居るなら開けてくれ…!

イヴァンが……、……ッ

[あがる息。
引き攣る喉。
祈るような思いでミハイルの声を待つ**]

(29) 2012/05/14(Mon) 02:19:00

ユーリー、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 02:27:42

ミハイル

[ロランが見渡しながら言う>>23のには「ははっ」と笑って。]

 まぁ、細々したもんはいろいろと、な…。

[銃や罠の為の部品やら材料が、無造作に木箱あたりに突っ込んである。
壁にはロープや、網…。

一応の気遣いとして、流石に刃物は入ってすぐに目につく場所には置いていなかった。]

 お前の寝床は、こっちだ…。

[入ってすぐの広間から、ローズウッドの扉を開いて案内する。
ベッドが二つ並んで置いてある、両親の寝室だった部屋。

不要な物は捨てたり、使ってくれそうな人に渡してしまったから、その部屋には散らかるほどの物は置いていない。

部屋にロランを通したなら、何か必要なことがあれば手伝い。
自身もベッドに横たわっただろう。]

(30) 2012/05/14(Mon) 02:42:30

キリル、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 02:52:47

ミハイル

―自室―

[ベッドに横たわり、瞳を閉じた瞬間に眠りに落ちた。
何かを考える余裕も無く、身体と頭が睡眠を欲していて。

激しくドアを叩かれる>>29までの間、夢も見ずに欲求のまま眠った。
それが長かったのか短かったのかは分からないが…。]

 ん…な、…だ? ユーリー?  ……ッ!?

[声の主を判別すると、ハッと一気に目が覚めた。
ガバッとベッドから飛び起き、玄関へと向かう。

あのユーリーの声にしては、切羽詰っている。
何かが起きた。きっと、良くないことが。

だから、慌ててドアを開けた。]

(31) 2012/05/14(Mon) 03:00:03

ミハイル

 どうした…!?
 …カチューシャ、怪我でも?

[ユーリーと、その腕に抱えられたカチューシャが>>29視界に入った。
焦った様子のユーリーの肩を掴み、落ち着かせるようにじっと瞳を見据える。

そして、寝惚けた頭で聞いたユーリーの声を、今一度思い出した。]

 …イヴァンが、どうした…?

 いや、いい。 とりあえず、中に…。

[二人を招き入れ、椅子に座るよう促す。]

 何が…あった?

[ロランは起きてしまっただろうか。
チラ、とローズウッドの扉に視線を投げつつ、まずは跪くような形で二人を見上げ、語られるのを待ったか。**]

(32) 2012/05/14(Mon) 03:03:34

ミハイル、メモを貼った。

2012/05/14(Mon) 03:11:50

ユーリー

[扉が開いてミハイルが姿を現す。
男は彼を見て安堵の色を浮かべた]

ん、足を怪我したらしいんだが、

[思わず答えてから一度左右に首を振り]

イヴァン…!
イヴァンがやられた。
レイスかキリルか――…わからないけど、
二人が居て、イヴァンが倒れてて……
血溜まりが――…っ

[呼吸が乱れ上手く言葉が紡げない。
途切れ途切れの説明でどれだけ伝わるかは謎だった]

(33) 2012/05/14(Mon) 03:28:02

ユーリー

[ミハイルに促され家の中へと入り
カチューシャを示された椅子へと座らせる]

――…イヴァンが殺された。

[搾り出すような声で其れを伝える。
糸が切れたかのように男の腰が椅子へと落ちた。
深い呼吸を繰り返し考えるような間]

ミハイル、占い師の話を覚えているかい。
――…黙っていて済まない。
僕が、その占い師で――…
人狼を、……みつけた。
みつけてしまったんだ。

[柳眉を寄せて、ミハイルへと視線をあわせる]

(34) 2012/05/14(Mon) 03:28:28

ユーリー

――…キリルが、人狼、なんだ。


[微か震える声でそれを伝える。
キリルと近しいカチューシャは如何思うだろう。
彼女の顔を見られず、ミハイルへと花色を向けたまま
前日にイヴァンを視て人間だと知ったことも告げたのだった**]

(35) 2012/05/14(Mon) 03:28:58

キリル

─ イライダの家 ─

[既に夜更け、空には紅い月が輝いている。
狼たちが少し、こちらを気にする風をみせた。
懐に仕舞った香袋の所為とは気付かず、軽く首を傾げる。

香袋の発する匂いは、今は感覚を邪魔しない。
或いはそれは、既に身に纏った血の匂いの所為かも知れなかった。
既にこの身は、恋人の流した血を浴びている]

 …イライダ?

[やはり赤く染まった指先で呼び鈴を鳴らした。
既に血は乾いてしまい、肌は軽く引き攣れている。
だから辺りにべたりと血のつくことはないにせよ、
どこかその痕跡くらいは残ろうか]

(36) 2012/05/14(Mon) 03:39:02

キリル

[紅い月の照らす、暗い夜の話だ。
昼であれば、血を浴びた異様な姿に扉が開くことはなかったか。
いや、どちらにせよ開いたのかも知れない。

───いつでも来るように、と>>2:341
そう言ってくれた彼女ならば、
そんな姿に気付いても尚、扉を開いてくれたのかも知れない。
どちらにせよ月の紅い夜、彼女は家の扉を開いた]



 [開いて、しまった]

(37) 2012/05/14(Mon) 03:39:59

キリル

[翌朝、イライダの家に訊ね来るのは誰であろう。
呼び鈴鳴らそうとするひとは、気付くだろう。
施錠されているはずの玄関扉が開かれていることに。

扉を開けば、そこには凄惨な光景が広がっている。
一撃で喉笛食い破られたらしきに、
その後は食い荒らされて、遺体はひどく無残な有様だ。
獣らの足跡に、狼の毛もあちらこちらに落ちている。

一見獣らの所業、けれど何故扉が開いているか。
人の仕業であろう、否。


───人狼の仕業に、違い*なかった*]

(38) 2012/05/14(Mon) 04:11:10

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生存者 (3)

カチューシャ
167回 残8880pt
ミハイル
70回 残11410pt
ユーリー
104回 残10148pt

犠牲者 (3)

マクシーム(2d)
0回 残13500pt
イライダ(3d)
109回 残10042pt
レイス(4d)
98回 残10714pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
14回 残13105pt
キリル(4d)
157回 残8633pt
ロラン(5d)
232回 残7470pt

突然死者 (0)

発言種別

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