情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
フィグネリア に 1人が投票した。
ヴィクトール に 2人が投票した。
ニキータ に 5人が投票した。
ニキータ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、 イヴァン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、 フィグネリア、 ベルナルト、 ヴィクトール、 タチアナ、 アリョール、 アレクセイ の 6 名。
―広間―
[嘆息を吐いた。話し合いは平行線に近い。
動いた方が早いだろうと思う程度には]
――…大切な者を喪うよりは、せめて。
[すっと壁から背を離し、服の内側で握るのは与えられたナイフ。
広間の入口…ニキータの方向へと向かって]
[ニキータが二階で何をしていたのか。
他に疑わしくないと言われた者は誰だったか。
――疑い合って、全滅したら。
そんな話も耳に入ってはいたが、今は意識は向かない。]
――…君がさっき、言っていたこと。
[ショールを纏うタチアナもまた、此方に身を寄せてきた。
はにかむだけの気力も無いまま掛ける言葉は
彼女にしか届かぬ程小さな声。
といっても、内密に問う為、というよりは
単に力の籠った声を出せそうになかっただけだった。]
何故。
ニキータさんは違うと思ったんだい。
[小さな声を聞き取るためにベルナルトへと意識を向けていたから。
広間の動きには気づかなくて。
届いた声にゆるりと瞬き]
――分かるから……としか、いえないわ――……
アタシには、そうだとわかるの、それだけ……
[根拠もなにもない。
御伽噺のように証拠になるものもない。
ただの感覚でしかなくて。
だからこそ、明確に声を挙げることはしなかった。
――その結果を、これから知ることになるのだけれど]
―広間―
[躊躇う事は無かった。
人を刺そうと言うのに、何の躊躇いも。
ニキータがこちらを見ていたかは、長い前髪に隠れて見えなかった]
――…っ!
[一息で、ナイフを抜き去り、ニキータの身体に差し込む。
それに呼応するように、ニキータの手元が動き、そこからナイフが引き出される。
構わず、深く抉る様にナイフを動かすけれど、その間にこちらも手傷を負う。
互いの血が滴る。
利き腕に鋭い痛みが走る。
踏鞴を踏んで後ろに下がったとき、ニキータが崩れるのが見えた。
長い様で、ほんの一瞬の短い出来事]
[誰を。
誰を選ぶにしても今の自分には手を掛けられない。
ナイフは部屋に置いたままだ。
アリョールが動いたのが視界に映って、はっとした]
……!
[飛び散る赤が、アリョールが手にかけたのだと言うことを示していて、持っていたカップをテーブルに落す。
はっとしてイヴァンを見た。
彼は、信用していたから。]
アリョール!
ニキータ!
[ アリョールのナイフがニキータの命を奪いさる。]
!
[ 崩れ落ちるニキータに一番早く駆け寄ったのは、誰だったろうか。
ヴィクトールも駆け寄るも、直ぐにもう亡くなっていることには気付いただろうし、先に駆け寄った者がいればそちらからも知らされる。]
―広間―
[僕が、という声が聞こえる。
周りを見ていた視線が、ヴィクトールに固定された。
何を言っているのだろう、と。
そんな事はさせないと、ぎりっと奥歯をかみ締める]
俺がやる
[引き継ぐように言葉を受ける。
だからか、アリョールの動くのに気付くのが遅れた。
ベルナルトとタチアナの話も、殆ど耳に入っていない]
――…アリョール
[ニキータが崩れ落ちる。
血のにおいが広がる。
何か言おうとして言葉にならなかった]
[崩れ落ちたニキータは、もうそれほど長くないことが知れた。
ふと頭の中に甦るのは、母の言葉。
「覚えていて」
「死んだ人狼からは甘い果物の匂いがするのよ」
何度か聞かされた言葉。幼くて忘れてしまっていた。
ニキータの体からは、そんなものは匂わない。
アナスタシアと同じ、血臭だけだ]
―広間―
[ニキータと話していたイヴァンが誰よりも早くこちらへ駆けつけたようだった。
その気配を、利き腕を抑え、荒い息を吐きながら感じ取る。
若干意識がはっきりしない分、それが本当だったかは分からないが。
駆けつけた誰かが、ニキータの死を示したようであれば、掠れた声で呟く]
守りたい、相手が居るのなら――…早く、覚悟を決めた方が良い。
自分で動かないのなら、
他人の選択肢、に。
巻き込まれるだけだ――…。
[崩れたニキータへと、視線を一度向ける。
動かないのだろう。もう死んだのだろう。
それをちらと確認すると、アリョールの方へと彼は近付いた]
……大丈夫か?
[問いかける声は、少し、最初だけ掠れた]
ニキータ、さん……。
死んでしまったの?
[真っ先に駆けたのはイヴァンで。
フィグネリアはその場から動けなかった。
ヴィクトールが走り寄るのも視界に映る]
……ニキータ、さんは……人狼じゃ、ないわ。
たぶん。
[理由を問われたら。納得してくれそうな理由は何もない。
匂いがしないと言ったところで、わかっては貰えないのだ。
何より、自分自身でもその言葉が本当だったのかどうかわからないのだから]
[その「もしかしたら違うのでは」、を口に出す前に。
その場に響く叫び声と、迸ったものの香りに気付く。
顔を向ければ確かに其処には、染める血の色と
地に崩れ落ちたニキータの姿があって――。]
…………、
[脚は、動かない。駆け寄ることはできない。
その惨状から咄嗟に目を逸らし、息を吐いて。
近くに居る筈のタチアナへと、暗い色帯びた瞳を向けた。]
―広間―
[吐く息が微かに熱い。
痛む右腕を持ち上げて、唇を指で叩く。
生温い血液が、唇に付いた]
痛い、が。
動くなら、大丈夫なん…だろう。
[少し、血溜まりから離れ、壁を背に腰を下ろす。
気怠げに視線を上へ向け、アレクセイを見る]
――…頭が、大丈夫か、ということなら。
それについては、君自身で判断してくれ。
[ベルナルトに、小さく頷きを返した時に、血の匂いを感じて。
イヴァンの声と、血の匂いに視線を向ければ]
――っっ
[倒れたニキータの姿に、口元を抑えた。
アリョールが怪我をしているのを見れば、なにがあったのかはなんとなく判って]
どう、して……
[もっと、ちゃんと言えばよかったのかと、蒼冷めた顔でただ、その様子を見ていた]
[ やがてニキータの遺体はシーツに包まれることになる。
遺体を地下室へ運ぶ段階になれば、恐らくはイヴァンが名乗り上げただろうか。
もし一人でと言えば見送り、
数人でとなるなら、後程運ばれただろう。]
――ニキータ、は……ちがう、のに……
[うめくように、呟く。
もっとちゃんと、言っておけば。
――そうすれば、なにか違ったのだろうかと。
イヴァンへと視線を向け。
ふるりと首を振った時に、ベルナルトの視線を感じて瞳を向けた]
……――わかっていても、意味なかった、わね……
[口元に、皮肉な笑みが浮かぶ]
―広間―
怪我だ、馬鹿。
[頭が、なんていうのに、一言で返す。
見上げてくるアリョールの視線を、しっかりと合わせて]
――手を出せ。手当てする。
使えなくなったら、本を読むのにも障る。
[イヴァンにかける言葉も今はなかった。
ニキータに対しての感情は、何を言ってもかわるものはないのだろうから。
深入りしないほうが良い。
そうでなければ、
誰も殺せなくなってしまう]
[ これで良かったのだと自分を納得させるしかなかった。]
フィグネリア、
大丈夫かい。
[ イヴァンとニキータから離れ、この場では一番不安がそうに見える彼女に話しかけながら、膝をつき目線を合わせ肩に手を置く。]
[ニキータからは、「人狼」のような匂いはしなかった。
それが全員に匂うわけでないのは、母の言葉から何となくわかっていて。
それからタチアナを見る。
最初にニキータを人狼でないといったのは彼女だった。イヴァンの言葉もあったけれど。
タチアナに聞くかどうか迷って、やっぱり口にする]
タチアナさんは、ニキータさんを人狼じゃないと言っていたけど……ただ近しいからの信用というわけじゃないのなら、他に、そう思う方はいらっしゃいますか?
[意味がない、と言う言葉が聞こえて少し俯いた]
―広間―
馬鹿、とは、失礼な。
[向けた視線にも、言葉にも棘は無い。
すう、と、深く呼吸をするも肺に入るのは血の薫りばかり]
すまないが、頼めると有難い。
――…気にするのは、そこなのか。
[らしい、とは思いつつも、指摘せずにはいられなかった。
ふっと一度、顔を伏せて、唇の血を舐めとる。
その時の表情は、きっと誰にも見えない。
それから、手当てを頼むためアレクセイに素直に右腕を差し出した]
ヴィクトールさん……。私は、大丈夫です。
驚きはしたけど、……それだけで。
[肩に置かれる手に小さく首を振って]
タチアナさんが言ったように、私もニキータさんが人狼ではない、と思うから。もっと早くに確信が持てれば、止められたかも知れないのに。
……。
[死んだ後でわかったところで、何になるというのか。
頭を振った拍子に落ちた髪が俯いた顔を隠す]
……、
僕は確信が持てなかった。
イヴァンの言葉に説得力はあったけれど。
僕の方が君より村に居て長いのに。
本当は誰も疑いたくないのに。
……、
君の方が、聡いみたいだね。
[ 村の人間を知っている分、疑いを向けきれないのもあった。]
言われたくないなら、阿呆な事を言うな。
――せっかくの客をそんな事で失うのは惜しい。
[軽口めいた言葉。
差し出された右手を見て、ここに来た時、使った救急箱の方へと視線をやった。
アリョールの動作は見ていたけれど、それを気にする事はなく]
少し待ってろ。
消毒する。
[そう言って、救急箱を取りにいく。
持ってくると、その場で消毒し、それから包帯を巻きつける。
痛いだの言われても手加減なんてするつもりはなく。
ただ治療を終える時、小さく、彼女にだけ囁いた**]
お前に背負わせた、ごめん。
―広間―
馬鹿の次は、阿呆か。
なんだか散々な言われ様だな。
[手当てを受ける頃になり、漸く周囲を見回せる余裕が生まれる。
幾つか漏れ聞こえてくる話の断片を聞きつつも、口を挟めるまでの余裕はまだ無い。
ただ、垣間見えるタチアナの表情と声音に少しの後悔を覚えるだけだ]
――…。
[抗議の声ひとつ上げず、無言でアレクセイを見遣る。
一つだけ、彼には聞いてみたい事があった。
けれど、それを口にする前に小さな囁きが聞こえてしまって。
少しだけ胸が苦しくなり、聞く機会を逃してしまった。
代わりにぽつりと零すのは]
君が、謝る必要など、無いんだ。
[聞こえるかどうか定かでないほどに本当に本当に小さな声]
……その通り、だね。
それでも人狼ではないと確信出来る相手はいるよ。
アレクセイだ。
彼は僕を昨晩ずっと看病してくれていた。
彼が狼なら僕を襲えた筈だ。
[ ヴィクトールは、
フィグネリアの額にかかった金糸を指で寄せた。]
君も狼でなければ良いと思ってる。
[ 眸の奥を見る。]
アレクセイさんを信用しているのは、付き合いが長いから?
……人狼であることに意識が薄いのなら、見知った相手を、仲がいい相手を襲いたくはない気がする……から。
――ごめんなさい。アレクセイさんを疑っているわけではないのだけど。
[髪に触れる指にヴィクトールの方を見て。
こちらを見てくる視線に向けるのは翡翠色]
私は、人狼じゃ、ない。違うわ。
[言葉で否定したところで、何になるというのか。それから目を一度伏せて]
[痛みが強いのか、苦しそうな、或いは切なそうにも取れる表情。
眼差しを伏せて、しばし広間に居る。
今度は、地下室に遺体を運ぶ役目は出来ない。
話しかけられれば応じもするだろうが、体力が戻るまで2階に戻ることは*ないだろう*]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新