人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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ヨウコ は村人の手により処刑された……


次の日の朝、 ウミ が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、 マイコ、 マコト、 アズマ、 ヒサタカ、 フユ、 ヨウスケ、 ショウの7名。


天のお告げ(村建て人)

 桜の下のやり取りを、楽しげに見つめていた桜色の瞳。
 それが、ゆる、と瞬いて。

「ひとつ、かえった、ちからある子」

 零れ落ちたのは、小さな呟き。さわ、と流れた風が薄紅を揺らして。

「ゆれる、ゆれた、たまゆら、かわる。
 ゆらゆら、ゆれて、ゆれて、われた」

 歌うように呟いて。
 瞳が向かうは、校舎の方か。

(#0) 2007/08/08(Wed) 07:38:29

天のお告げ(村建て人)

「ひびきは、かわる。
 おもいは、かわる。

 ゆらゆら、ゆらら。
 ゆらゆら、ゆらら。

 まよい、まどうは、ひとのさが。
 まどい、まようは、よのならい。

 ゆらぎ、ゆく子ら。
 ゆくさき、いずこ?」

(#1) 2007/08/08(Wed) 07:41:15

天のお告げ(村建て人)




 歌うよな呟きの後。
 リン……と、一つ、鈴が鳴った。
 
 
 

(#2) 2007/08/08(Wed) 07:42:50

ショウ

え―――?

[桜の大樹から零れ落ちた、声と音色。
視線がゆっくり持ち上がり、瞬き、数度]

(0) 2007/08/08(Wed) 08:51:14

ショウ

[不意に、仔犬の耳がピクンと立った。
ショウの腕をすり抜けて地に降り、一目散に校舎へと駆けていく]

リュウ?!

[名を呼ぶも、脚は止まらない。
懐中電灯を拾う間もなく、追って走り出した。

ちらと、顔だけを振り向けて、桜の方角を見やる。
いつの間にか、もう1人、人の姿が増えていた。
月光に照らされるその人物がヨウスケだと視認した瞬間、
あの瞳を思い出して、心臓が跳ね上がった。

追う事に専念しようと、前へと視線を戻す]

(1) 2007/08/08(Wed) 08:51:32

ショウ

[小さな影を見失う事はなく、再び、校内の中へと入る。
覆う薄闇に惑わされず、走る仔犬についていく。
先程も通った職員室の廊下、その奥の階段へと続く付近で
立ち止まった仔犬は、きょろきょろと辺りを見回した後、
窓の外を見上げ、かなしげに、小さく鳴いた。]

………っ、
…リュウ、どうしたんだよ?

[問いかけながら、ショウも足を止めて周囲を見渡す。
微かに散る緋色の雫と、何かが斬りつけたような痕。
千切れ飛んだ青いリボンを見つけて、しゃがみ込んだ。
色からして、1年生の物だろう。
且つ、仔犬が反応を示す人物の心当たりは1つしかなく]

(2) 2007/08/08(Wed) 08:51:49

ショウ

―――…九条?

[呟きに応じるように、仔犬が一声、吼える。
視線を走らせると、赤に濡れた小さな刃が落ちていた。
遠くには、カバーもあって。

躊躇いながらも、それを手にする]

(3) 2007/08/08(Wed) 08:52:12

ショウ

[殺されそうだった、と言ったフユを思い出す。
桜の傍での、マイコやアズマとのやりとりも。

幾つかの出来事から導かれた答えに、唇を噛んだ。

彼女が憑魔だったのか、憑魔に狙われたのか、
或いはもっと別の、人同士の争いなのか。
それは、わからないけれども―――]


…やんなくちゃ、いけないんだ。

[右手にナイフを握ったまま、
左の人差指に貼られた絆創膏に、視線を落とす。
彼女が何を思い手当てをしたのか、*ショウが知る事はない*]

(4) 2007/08/08(Wed) 08:53:08

ショウ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 08:57:05

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 09:34:37

ヒサタカ

[緋の華に包まれているようだ、と、遠くで思ったかもしれない…綺麗だ、と…]

[しかし、血の匂いの中、人では無いモノと、相手を見定めた精神は、弓を引く手を、些かも迷わせず、迷わぬ心に応じて、鋼の矢が弦を離れる]

[緋の中で見つめる、少女の瞳を、*貫こうと…*]

(5) 2007/08/08(Wed) 10:06:34

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 10:17:04

ヨウスケ

―桜―
[鈴の音が空気を震わせ、やがてまた静寂が訪れる。
仔犬の後を追って駆け出した少年が、ちらりと振り返るのが見えた。彼の様子は先程から可笑しいけれど、何故だかは知らない。その原因が洋亮自身にあることも。
此方に笑いかけてきた少女に向けて、ゆっくりと歩み寄る。]

――日月さん。
聞けた?

[囁くように尋ねる刹那、感情のない瞳の奥で何かが揺れる。
教えてもらえなかったことを聞けば僅かに落胆の様子を見せ、それからその“モノ”について聞くだろうか。
傍らにもう一人居る少年には目を向けずに、真暗な校舎を*見上げた。*]

(6) 2007/08/08(Wed) 11:21:40

ヨウスケ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 11:25:14

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 12:13:03

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 12:14:43

マコト

[階段を上がる。
感じるのは、焦燥。

時間をかけすぎた、と思う。
先ほどよりも静かになった二階に、嫌な予感は募って]

……?
今の……。

[二階までもう少し、と言う所で聞こえた声に戸惑い、更に足を早めて]

……っ!?

[二階に上がるなり目に入ったもの――決して見たくないと願っていたそれに。
*言葉をなくして、動きを止める*]

(7) 2007/08/08(Wed) 12:40:00

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 12:42:25

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 13:39:40

フユ、腕と腕を組み合わす。

2007/08/08(Wed) 13:41:11

フユ

[両肘から指先へ向かって撫でるように、両手を滑らせる。手と手が合わさり離れて、今度は両腕を広げていくと

 何処から抜き出したものか、ひとふりの白い刀。

 大理石を刳り貫きでもして、柄から刃まで継ぎ目無く作られているようで、しかし大理石などよりももっと石灰質の乾いた質感を持った、もし人骨を見たことのある人間ならばそれを連想するような
 そんな色をした刀。]

(8) 2007/08/08(Wed) 13:46:46

フユ

[瞳の中に映り込む矢影は針ほどの大きさから瞬きもしない間に大きくなるがその瞳は光を映さず、それ故揺らぎもせず

 強弓より一念、飛来する鋼の矢を一閃。

 弾いた矢が校舎の窓ガラスを割る。]

(9) 2007/08/08(Wed) 13:52:55

フユ

[ヒサタカの後ろから現れた姿に
 あくまでゆるやかな動作で目を向ける。]

司、
……か。

[水月海の亡骸の横へ片膝をつき]

護りに、
来たか?

[刀を床に垂直に立て、
 その上に片腕を乗せて杖のようにしながら
 身を屈め、亡骸の首の下へ腕を差し入れる。]

奪いに来たか?

[片腕でそっと、遺骸を抱き上げた。]

…………それとも殺しに?

(10) 2007/08/08(Wed) 13:56:59

フユ

嗚呼、
幼馴染み

……だったっけ?

(11) 2007/08/08(Wed) 14:01:06

フユ

……う

[何度か、嗚咽する。
 嗚咽も三度目には咳になり、四度目は血を吐いた。]

脳髄は
ものを思うに

[再び血液を吐く。
 それは飲み込んだもの]

ものを思うにはあらず
ものを思う は

[咳き込む
 掌で口を拭い、目元を拭った。]

ものを思うは、むしろこの身体 か。

(12) 2007/08/08(Wed) 14:02:49

フユ

殺して喰らったんだろう?

お前も。
九条葉子を。


[水月海の亡骸を抱えて立ち上がり
 白い刀で各務誠人をさす。]

(13) 2007/08/08(Wed) 14:05:15

フユ

[廊下に血痕と、何本かの矢だけを遺して
 ふらりと
 倒れるように、
 窓の外へ首が落ち
 大きく後ろに反り
 するりと窓枠を超えて

 校舎が黒々と影を落とす裏庭の闇の中へ落ちて*行った*。]

(14) 2007/08/08(Wed) 14:37:49

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 14:41:35

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 15:51:28

アズマ

[リュウを追い、校舎へと駆けて行くショウの背中を見送って。
この場へと近寄ってくるセンパイの姿に気付きながら、
その場に残された、懐中電灯を無造作に拾い上げる。

一瞬、バチンとプラズマの弾く音と共に、青白い光を放って。
指先に残る僅かな痛みと、掌に収まった電灯を見詰めて
小さく溜息を零した。]

…だっから、痛ぇっつーの…、…
───、…。

[ふと、自らが行使したものに似た力を感覚が捕らえる。
「還された、」と。ポツリ呟いた、直後。

ふ、と。蠢いていた幾つかの気配が消えたのを感じ、
僅か見開いて闇夜に聳える校舎を*見上げた*]

(15) 2007/08/08(Wed) 16:18:30

アズマ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 16:23:59

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 17:31:50

マイコ

―桜―

[ヨウスケに尋ねられて話したことは又聞きの又聞きに等しいことで、よくわからなかったかもしれなかった]

でもなんだか不思議なことするんですよ、かのうせんぱい

[その声はまるで囁くように小さく、おそらくは対象に届かなかっただろう。]

さすがに、何の力もない私にはむずかしいかなあって、対処を考えてるんですけど

(16) 2007/08/08(Wed) 17:40:32

マイコ


すこし、つかれちゃいまして

(17) 2007/08/08(Wed) 17:41:35

マイコ

[バトンを放り投げ、片手で受ける。
持ち手をかえて、笑う]

ごはんたべたいし、先、戻りますね

[体力温存。
 そう言って、他は気にせず寮に戻る]

(18) 2007/08/08(Wed) 17:46:18

マイコ、*食べたら部屋に戻るだろう*

2007/08/08(Wed) 17:47:25

マコト

─校舎二階・廊下─

…………。

[声を出す事を忘れたような、そんな感覚に囚われていた。

目の前に、広がるいろ。
その源。

それは。
絶対に。
見たくはないと。
そう、思って。

だから。
そのために。
自分は。

思いはその場で空回る]

(19) 2007/08/08(Wed) 18:26:05

マコト

[矢が弾かれるのも、白い切っ先が自分に向くのも。
見えてはいたけれど。
言葉が投げかけられたのも、聞こえてはいたけれど。

どれもこれも。
とおく。
とおい。

それでも、ウミを抱えたフユが、闇の中に落ちる様子に。
意識は目覚めて]

……また……。

[小さな呟き。
追おうとするように前へと踏み出すものの、足がもつれてその場に膝を突く]

……まもれ……なかっ……た。

[とっさに突いた手で身体を支えつつ。
ぽつり、小さな声で呟く]

(20) 2007/08/08(Wed) 18:30:45

マコト

なん……で?

[無くしたくなかったのに]

俺は……そのため、に……。

[強くなろうとして]

なの……に。

[なにも護れず、失って、喪って。

なくなってしまう。なくなってしまった。

護りたいと思ったものは]

(21) 2007/08/08(Wed) 18:33:46

マコト

俺……は。

[身体が震えているのが、妙にはっきりとわかる]

う……あ……。

[震えが止まらない、止める方法がわからない]

くっ……う……わああああああああああっ!!!!!

[震えが導いたのは、絶叫。
迸るその勢いに合わせるように、両手で床を打ち据える。

声に、やり場のない怒りが込められているのは、はっきりと感じ取れるだろうか]

(22) 2007/08/08(Wed) 18:37:39

マコト

[それでも、やがて声は静まり。
しばし、荒い呼吸だけが周囲に響くか。
その合間に、床に滴り落ちる滴の存在には、気づいていたけれど。
止める術はなくて]

……もう……なんにも……ない。
俺の……まもりたかったもの、は……。

[やがて、紡がれたのは、小さな呟き。
俯くその表情は、他者の目に触れる事はなく]

なんにも……ない……あるのは……。

[『司』としての──異端の力、それだけ。
それだけしかないのなら。
自分は]

……無くすものがない、なら……何も……怖くなんか……ない。

(23) 2007/08/08(Wed) 18:44:00

マコト

[零れ落ちたのは、どこか軋んだ──でも、今の彼にとっては唯一の真理。
俯いた顔を、ゆっくりと上げる。
瞳にはやや冥い決意の色彩]

俺は……俺の、なすべき事を、やる……。
『司』としての……それが……。

[今、自分がここにいる意味、と。小さく呟いて。

やがて、ゆるりと立ち上がれば、寮へと向かうだろうか。
そこに置き去りにしたもの──身体に最もよく馴染む武具を*手にするために*]

(24) 2007/08/08(Wed) 18:47:27

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 18:50:05

ヒサタカ

[フユの手に突然現れた、白い刃に、一の矢が成す術も無く弾き飛ばされる。躊躇わず二の矢を番えようとした手が、背後に感じた気配に止まった]

………各務………

[彼を「司」と呼ぶ、フユの声が聞こえた。振り向いて見たマコトの姿は、凍り付いた彫像のようだった]

(25) 2007/08/08(Wed) 19:09:50

ヒサタカ

[ゆっくりと、マコトに語りかけながら、フユが動く。逃げようと…いや、場を移そうとしているのは確かだった。足を止めることなら、出来たかもしれない。だが、そうして、勝てる、とは思えなかった]

…………

[それでも、矢を番え、動かぬマコトの前に立ったまま、弓を引く…フユがマコトを狙うなら、それを止めるつもりで。それだけしか出来ぬと、判っていたから]

(26) 2007/08/08(Wed) 19:16:20

ヒサタカ

[やがて、心臓を喰らわれたウミの身体を抱えたまま、フユの姿が闇に堕ちる…マコトが、動き出しても、弓を引いたまま動かなかった…或いは、動けなかったのか?]


[そして、耳を撃つ絶叫……]

(27) 2007/08/08(Wed) 19:19:39

ヒサタカ


[…やがて、「憑魔」と「司」…昏い宿命に絡め取られた、二つの気配が、その場から消え…]

(28) 2007/08/08(Wed) 19:22:15

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生存者 (4)

マイコ
325回 残5949pt
マコト
350回 残3777pt
ヒサタカ
256回 残6617pt
ショウ
315回 残3856pt

犠牲者 (3)

ヘイハチ(2d)
0回 残13500pt
ウミ(4d)
50回 残12030pt
ヨウスケ(5d)
112回 残10177pt

処刑者 (4)

サヤカ(3d)
10回 残13103pt
ヨウコ(4d)
209回 残6566pt
アズマ(5d)
196回 残6406pt
フユ(6d)
181回 残8047pt

突然死者 (0)

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