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貴族 ミハエル に 1人が投票した。
召使い ユーディット に 6人が投票した。
読書家 ミリィ に 3人が投票した。
召使い ユーディット は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、読書家 ミリィ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、貴族 ミハエル、騎士 ダーヴィッド、職人見習い ユリアン、ランプ屋 イレーネ、未亡人 ノーラ、少女 ベアトリーチェ、青年 アーベル、学生 リディ の 8 名。
[銀色の光がふわりと、舞う。
場に居合わせた者には、青年の背に銀色の翅が閃くのが見えたろうか。
生じる光。
それは静かに微笑む少女へと飛び、その身を柔らかく包み込んだ]
[少女を包んだ銀の光は、広場の上空へと向かい。
それから……ふわりと。
妙に優しく。
夜空へと、消えた。
弾け飛ぶ、銀色の粒子が。
星さながらに、空を飾って、消えて]
[子供は、その光を、
直接は目撃しなかった。
ノーラの方を見ていたから。
ただ、銀色の光は、
月の白い光とは違って、
視界の端でも、すぐにわかった。]
……あれ?
[その中に、
誰かの姿が見えた気がするけれど。]
[興味はないとばかりに、
ノーラを見上げた。
昨日までなら、
きっと、騒いでいただろうけれど、
今の子供はそんなことどうでもよかったから。]
[目と目で通じ合うユリアンとミリィを見ていたが…
突如自分の近場で銀の光源が発生する。]
…………なっ…!?
[光源に目を向けると…そこには、銀の翅を背負うユリアンの姿。
眩しさに目に手を翳す…その隙間から見える光景は…]
…………ミリィ…?
[昨日みたエーリッヒが攫われるそれに似た
…けれどそれよりも柔らかい光り…
さっきユリアンが言っていた言葉を思い出す。]
……これが……作戦……?
[――私が、妖精だから]
[ユーディットの声が耳に残って]
[その直後、その姿は小さな人へと変わる。
驚きに目を見開いているうちに、首に巻いたタイを解かれ――
声をかける間もなく、何時もののんびりさが嘘のような俊敏さで、窓を開け放つ]
…
[銀色の光が空に…消えるのが目に見えて…]
…そう…王様の力じゃないのに…か。
[小さくポツリと呟くと、視線を落とし…]
…ユリアンとも、話さなきゃ…ダメ、かな…?
[その呟きは祭りの喧騒へと消えて]
[そして、叫びに応えるかのように。
エーリッヒの時と、同じく――否。今度は、金色の輝きのみだったが――
ふわりふわりと、月の雫の如く降りてきたひかりが、少女を、包み込む]
[見上げていた目を戻すと]
[駆けて行く少女の、赤いお下げが跳ねるのが見え]
[銀の光が包み込んで]
…あ…
[ふわりと夜空へ]
[それだけで言葉を失ってしまったから]
[その先にいる少年の姿には、気付く事なく]
[すうっと。
彼の手から逃れるように、ひかりは、ふわり。
浮かんで、天に昇り、月と同化するようにして、――失せる]
[残されたのは、呆然とした彼と、普段の微笑を消して、母のみで]
[ユーディットの姿は、何処にも無い]
[広場の中央、天を仰いで。金の珠の飛来を待つ。
……待って、居たのに]
………ふざけるな…っ!!
[此方の姿など目もくれず遠く飛び去り、そして天に還った金に。
低い悪態が口を突いた]
[フィリーネが天を仰ぎ、首を振って――窓を、閉める]
[ぱたん、と言う音]
……母上?
[漸く、声を発して]
[天のひかりを受けて、彼女の金糸の如き髪と、胸元の翡翠のブローチが、柔らかな輝きを放つ。小さく、息を吐いて。何時か見せた、困ったような微笑を浮かべる。
彼と違って、驚きの色は其処には無い]
[青年は目の前の光景に呆然と…していたら
赤髪に緑の該当がよく目立つダーヴィットが悪態をついていて]
………あ…ダーヴィット…どうか…したのか?
[ふわりと駆け出したミリィの背を追うように視線を向けて
――――瞬間、友人を包む銀の光。
昨夜エーリッヒを包んだ光と類似して、それでも違うもの。
それでも。 "連れて行かれてしまう事"にはきっと変わり無くて]
―――…っ、ミリィ!
[反射的に伸ばした手は届かずに、空を]
[ふぁさ。
そんな音を立てて、翅が消える。それに合わせて、瞳の色彩も、いつもの青に。
それから、アーベルの疑問の声に、一つ頷いて]
結界同士の継ぎ目……そのもろい所に、あり得ない衝撃を叩き込んで、ぶち破る。
それで、どーにか状況打破できねーかと思ったんだけどね。
……こういう事になるとは思ってなくて、な。
[ふと向けた視線の先には、髪を短くした金髪の少女がいて。
……そちらからはすぐに、目を逸らす]
[昼行灯とかバカ親父とか何処かの誰かが言っていた悪態がぐるぐると頭の中で浮かんで消える事無く溜まっていく。
もう一言口に出そうとして]
……あ、あぁ………こんばんは。
[アーベルの声に漸く我に返るも。
口から滑ったのは妙に間の抜けた気がする挨拶で]
[ダーヴィットに声をかけた耳に届いたユリアンの説明]
……思ってなかった…と言うことは不発…なのか?
…………ミリィは…何処へ
[クレープ全体が机が落ちたのにも気がつかず呆然と。]
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