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助教授 ハインリヒ に 1人が投票した。
団長の孫 イレーネ に 1人が投票した。
旅の商人 エーリッヒ に 1人が投票した。
青年 ユリアン に 2人が投票した。
自衛団員 ダーヴィッド に 1人が投票した。
村長の息子 フォルカー に 1人が投票した。
酒場の娘 ローザ に 3人が投票した。
酒場の娘 ローザ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、音楽家 ヘルムート が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、天文学者 オトフリート、助教授 ハインリヒ、団長の孫 イレーネ、旅の商人 エーリッヒ、青年 ユリアン、自衛団員 ダーヴィッド、村長の息子 フォルカー、神学生 ウェンデル の 8 名。
―一階:廊下―
レーネが、本当だって、言うのなら。
……それが、僕の、ほんとう。
[は、と。吐き出す息は、浅い]
でも――……………
[ゆっくりと振り返り、一歩、二歩と近付いて、
幼なじみの少女へ、その顔へと、両の手を伸ばす。
声には不安とは少し異なる、揺らぎが混ざっていた。
決意と、他との間で、揺れるような]
もし、 もしも、
[柔らかな頬に触れた指先は、冷たい。
撫でるように肌を伝い落ちて、顎まで下り、首筋に触れかけて、止まった]
……ううん。 信じる。
―台所→廊下―
っあー、さみいさみい。
あのチビ結局、人を襲うだけで何もしねえで行きやがって…
[桶から水瓶へ水を移し、薪を抱えて廊下へ。
イレーネの首に伸びるフォルカーの手を見て]
―。
[顔を顰めて立ち止まった。
脳裏に浮かぶのは、余所者じゃなくっても、という言葉]
[目があったヘルミーナにはなんでもないうように首を振ってみせ]
ってことは、暖かいもの多くが必要…か
[エーリッヒが震えてるのを見ながらもいう
とはいえ自分が用意するでもなく]
ローザ、おかえり…色々してきたんだな
[歌は聞こえず何をしたのかは知らない。ただなんとなくそう呟き、温かい飲み物は追加で頼んだ。]
─広間─
[物思いはやがて、身体的な要求に打ち破られる。
まともに食べていない身体は、食欲の有無に関わらず、熱量を要求していた。
そこに聞こえた、温かいものが、というユリアンの声にそちらを見やり]
……少し、落ち着いた所で。
食べやすい、リゾットあたり、作りますかね。
このまま、ちゃんと食べずにいたら、そっちで全員倒れかねませんから。
[ゆっくりと、立ち上がりながらいう。
多少ふらつく様子は、突っ込みの対象といえるかも知れないが。
今は動いて、気を紛らわせたかった]
─ 一階・廊下─
[フォルカーの言葉と一挙一動を、縹色でじっと見つめる。振り返り、伸びてくる両手。頬に触れた指先は冷たく、軽く瞳を細めた]
ひゃ……。
[冷たさに思わず声が漏れた。肩を竦める仕草が繋がる。首筋まで落ちようかと言うところで冷やりとしたが、そこまで手が落ちることは無かった]
───……ありがと。
[信じると言ってくれた言葉に返した感謝の言葉。声は、笑む表情は弱々しい]
手、冷えちゃってる。
広間で暖まってお茶飲む?
[顔に触れたままの手を自分の手で触れて、顔から外すと包むように相手の手を握る。広間へ、と問いかけ、首を傾げた]
―廊下→広間―
[さっきの事を思い出し、何かあったら…と思っていたが
顎で止まった手に薪を抱えなおし]
はいはーい、通るぜ。
[敢えて呑気な声を出して、二人の横を通り抜け広間へ]
…で、薪って…アイツはどこの薪を取りに行くつもりだったんだ?
[運んできてはじめて、はて、と首を傾げたが]
ま、ここにおいときゃいいだろう。
[暖炉の脇に、他の薪と一緒に置いた]
……うん。
[頷きは、恐らくは問いかけに対して。
握られた手を振り払うことはない。
広間へ、と促されて視線を移そうとしたところで、台所の入り口に佇むハインリヒの姿が見えた。目を向けていたのは、ほんの一、二秒。
つい、と逸らして、イレーネの手を引いて、広間に直接繋がる扉へ向かおうとした]
うん。お願いオト兄。
ヘル姉も暖かいものいるもんね〜?
[なんて若干意地悪くいえばなんか色々返されただろうか。
特に逃げることはしないままそれは受け入れる]
―広間―
[暖炉の前、冷えた体も少しは暖まってきただろうか?
ユリアンの言葉に頷いて]
暖かい飲み物、あると嬉しいが…、とりあえず体頭ってからだ。
いまだと落としそうだしな。
[手はまだかじかんでいたのでこすりあわせたりしている]
大丈夫。オト兄がなんかつくってくれるみたいだし
俺も少しぐらい腹にいれとこ
…ちょっと疲れたしな
[暖炉から離れたって垂れるのはやめない
薪をもってきたハインリヒ。そしてフォルカーとイレーネが広間に戻ってくるのを目礼で向かえた]
─広間→台所─
……いや、あのね、ユリくん。
俺は別に、特定者対象にして言ってはいませんが。
[ユリアンの言葉に、ぽつり、と突っ込みを入れながら、台所へ。
傍目、危なっかしい様子に、ローザが手伝いを申し出るなら素直に受け入れて。
あれこれと思考を巡らせる傍ら、料理を進めて行く。
それでも、先にイレーネたちと話したこと。
それは、忘れる事はなく]
─ 一階・廊下─
[自分の体温をフォルカーに移すよにしながら、わざとらしいとも言えるハインリヒの声に、あ、とそちらを見た。視線をフォルカーに戻すと、歩き出そうとした足が止まっている]
…フォル?
……広間に行きたくないなら、部屋の暖炉で暖まる?
紅茶、用意して行くよ。
[只ならぬものを感じ、別の提案をした]
そりゃーわかってるよー。
うん。別に、ね〜。
[なんとなくわざとらしくもいいながら]
まあでも俺もご馳走になりたいんでお願いします。
[最後のほうはまじめに頼んだ]
―広間―
[人狼のことを考えていたら、より強く、広間をたゆう白いものの姿が目に映った。
勘、のようなものだが。人狼のことを考えていれば、よりはっきりと目に映るような気がした。考えを肯定するように、頭の中がすっきりと、どこか心地よく感じられた。
広間に人が増えたなら、彼らに向けても軽くよぉと挨拶代わりに手を振って。
オトフリートが食事を作るというのは有難く聞いていた。ローザあたりも手伝おうとするのだろうか。]
―→広間―
[随分と遅れて広間に戻ってくる。
廊下はもちろん、空気を読んでスルーしておいた。こっそりこっそりと。
来るなり見つけたヘルムートの姿に、寒いながらも頬を染める。
が、暖炉の誘惑には勝てなかった。手が、息を吹いてもまだつめたい]
……ええと。
紅茶は、後で。
[いれてくれていたイレーネは廊下だったし、というように。
そのまま暖炉のそばにやってくる]
あったかい…。
―広間―
[背後、立ち止まったフォルカーの事は振り返らず。
ただ、油断はしていないことはピリピリしたもので伝わったか。
ユリアンからの目礼には、よう、と手を上げて応え、
暖炉脇に薪を置いてからテーブルへ近づいた。
ローザの作ったパンへ手を伸ばし]
そーそー、これが食いたかったんだよ、俺。
[やっと、たどり着いたとでも言わんばかりに、嬉しそうにパンを口に]
んめぇ。
[満足げに口を開く。本当に、ほっとしていた]
―一階:廊下―
……ぁ、
ううん、へい、
[き、と終えようとした声も、不自然に止まってしまった。
躊躇う様子は、普段の少年のものに近い。
単に、知らぬ相手に怯えるのとは質の違うものだったが]
……………そうして、いい?
[幾分 間を置いたあと、幼なじみの提案に乗った]
―広間―
[ウェンデルの姿が見えれば、こちらにもようと手を振った。いたって何時も通りに。
フォルカーとハインリヒの様子の違いには気づかない。ただフォルカーが今朝よりは普段のフォルカーのように見えて、落ち着いたんだろうかと思った。
衝動、という言葉がふと過ぎる。]
[ダーヴィッドの姿を、ぬくぬくしながら見て。
…無言]
あ。
覗き魔――!
[さっき聞こうかと思っていた言葉についてより、
ヘルムートを見たすぐ後だったからか、本気でその言葉が出た。
しかしまだ寒い。指差したりはしない]
─ 一階・廊下─
[不自然に止まる声。小さな違和は感じ取れて、何かがあったとことを朧げに悟る]
うん、用意して行くから、先に戻ってて。
フォルの部屋で良いよね?
[提案に乗る幼馴染に頷いて、握っていた手を離した]
[今日は、今日はどうするのだろうか
何かあったのだろうか?思案するのは正常な思考。特に怪しい人はいなかったか?
どこから湧いたのでもなく、ただ己の中で燻るように存在する異常な思考はただ待てという。
狭間を浮かぶような思考に暖まった身体も手伝ってうとうととして
オトフリートの食事になれば目を覚まして食事を*取るだろう*]
[手も大分温まり、開いたり閉じたりすると比較的自由に動かせる]
ああ、ローザちゃんありがとう。
[温まったミルクティーを受け取り。
今朝は倒れていたローザの様子を伺う、今はもう元気な様子で、
むしろ元気すぎるようなそんな風にもみえた。]
ふぅ…。
[暖かい飲み物が体の中に染み込み落ち着く]
わかった。
……へいき、場所、分かる? 右手側の、奥から二番目。
[しっかりとは話していなかった気がして、念のためと場所を伝える。
離れていく手の温もりを惜しみながらも、一足先にと、自室へと向かった]
[過ぎった瞬間、いきなり出てきた言葉に吹いた。
思い当たるところが大有りだったから、たとえ指差されていなくても該当者自分だというのはすぐ分かった。]
だだだだだ、誰が覗き魔だって―――!?
[明らかに動揺した声でウェンデルの方を見た。
ヘルミーネは微妙な顔をしているかもしれない。]
―広間―
[フォルカーとの間に、微妙な空気を生じさせながら、
何が合ったかは言わないつもりでいた。
パンをかじりながら、出ていくオトフリートとローザに僅かに残念そうにし]
うまいもん頼むぜー。
[そう言って手を大袈裟に振った。
どう見ても、カラ元気なのだが]
ああ、寒いなぁ。
[そう言って暖炉の方へにじり寄りかけ、ふと、ぴた、と止まった。
それは不意に湧いた不安のせいだった]
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