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奏者 マイルズ は 小説家 アヤメ に投票した。
メイド エリカ は 小説家 アヤメ に投票した。
研究生 ノブ は 奏者 マイルズ に投票した。
小説家 アヤメ は 研究生 ノブ に投票した。
学生 レッグ は 小説家 アヤメ に投票した。
司書 ナターシャ は 奏者 マイルズ に投票した。
小説家 アヤメ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、研究生 ノブ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、奏者 マイルズ、メイド エリカ、学生 レッグ、司書 ナターシャ の 4 名。
―集会場・広間―
[片目は冷たい光を湛え、名に花を持つ人へと向けられた。
頭の中には『ToTUNG』の文字が走る。五月蝿いアラート音は、自分にしか聞こえない。]
(貴女は、いつかぼっちゃまの敵になる。)
[口にはせず、心でそう呟くと、躊躇せずアヤメに向かって引き金を引いた。
―――パンッ
乾いた音がなり、放たれた弾丸は正確にアヤメの額に突き刺さる。
傾ぎ倒れる体を片の目が、瞬き一つせず見つめていた。]
─集会場・広間─
[銃口を、彼女に向けた理由は、一言で言えば違和感。
得体の知れない、という感覚は、確かにノブにもある……が、しかし。
銃を碌に持ち上げられないらしき状態の青年が、訓練を受けたパトラッシュを殺せるものなのか。
サイキッカー、という括りは、そう言ったものを超えるのかもしれない……とは、思うものの、やはり、釈然とはしなかったから。
銃口を女性に向けて、トリガーを引く。
しかし、こちらの弾丸が届く前に、その額に突き立つ弾丸。
それは、傍らから飛んだものだった]
……エリカ……。
[何故、とは問わない。それは、ここでは意味のないものだから]
―集会場・広間―
[迷っていた視線が定まる。
先輩の手は銃を支えきれてもいなかった。
ならば狙うのはもう一人]
……。
[反動は覚えていたよりずっと大きかった。
照準は僅かにブレて狙ったはずの左胸ではなく、その肩へ。
倒れてゆく身体の額から緋色が散ってゆくのをじっと見ていた]
―集会場・広間―
[自分の狙った銃口は、意味を持ってはいなかった。
エネルギーが無い状態の武器などただの塊にすぎないのだから。
自分以外にも彼の人に銃を向けた人がいた、そちらに視線を向けようとして目に入ったものは。]
アヤメさん――…!
[朱の花を散らしながら倒れ逝く、華のような人の、姿だった。]
─集会場・広間─
[意識は、倒れた女性と、傍らのエリカへ向いていたから。
自身に向けられていた銃口に気づくには至らなかった]
……っ!
[昨夜も感じた痛みが、また、掠める。
熱を感じたのは、左の上腕。
振り返った先、眼鏡の青年はどんな顔をしていたか。
意識を完全に逸らしていた事もあり、熱線は昨日よりも深く掠めているようだった]
……腕が使えなくなるのは。
ある意味、死んだと同義……なん、ですけど、ね。
[零れ落ちたのは、場違いと言えば場違いな、ぼやき]
─集会場・広間─
[名を呼ばれれば、はっとしたように主のほうを見る。
瞳の冷たさはその時はなく、主にの身を案じる温かみのある色を持っていた。]
ぼっちゃま、お怪我は…。
[かけた声と同時に発砲音、主の身体が傾いだ。]
ぼっちゃま!
[慌てて駆け寄り膝をつき身体を支え、発砲した人を見た。
抑えてはいたが、怒りの色は隠せていない。
ノブに意識がいっていたせいで、ナターシャの弾なき発砲には気づかなかった。]
『現在の生存者は、
マイルズ=アコルデ
エリカ=ズューネAfK0586
ノブ=メドウズ
グレッグ=フォスター
ナターシャ=ロング
以上5名
まだPSI反応は残っています。市民の皆さんは引き続き義務を果たしてください』
今日も情報を伝えるように広間に響くのは無機質な機械音声
―集会場・広間―
[倒れる前の銃口が向いていた方へと視線を巡らせる]
…こういうとこが、不気味なんだって。
[あれだけ離れようとしなかった相手に銃口を向けている。
無差別殺人という単語が頭の中を走っていった。
銃をしまうと狙われた青年の方へと向かう]
先輩。
せ、ん、ぱ、い!
[ぺしっ、と顔を叩いてみた。
それでも心此処に在らずと見える本当の理由は分からない。
作家に銃を向けられたことで放心してしまったのかと推測して、流石の先輩でもこうなるのか、などと考えていた]
─集会場・広間─
……大丈夫、ですよ。
さすがに、二度目、というのはキツイですが。
[支えてくれるエリカに、無理に作った笑みで返す。
怒りを隠しきれぬ様子に、抑えるようにその腕を軽く、叩いて。
それから、ちらり、とノブの方を見た]
……これは、なんと言うか。
一度、ゆっくり語らった方がいいかも知れませんねぇ……。
[サイキッカーとは思い難い相手。
ならば、この違和感は何とかして解消すべきだろうか、と。
思う所に響く、機械音声]
……まだ……続き、ます、か。
[零れるのは、嘆息]
―集会場・広間―
何?
…動きたくないって。いやまあ。
……いいけど。
[いつもより小さな声だった。
身体痛くなっても知らないぞ、とか言いながら、それ以上の説得をする気にもなれなくて傍から離れた]
…ナターシャさん、その銃。
エネルギー切れてるよ。
[膝をついた伶人はメイドが当然世話を焼くだろう。
もう一人の方を見て、小さく点滅している光を見つけると溜息を吐いた。何やってるんだと小さく呟く]
―集会場・広間―
[倒れたアヤメに駆け寄るも、額に受けた傷は致命傷で。
急速に色を失っていく瞳に泣きそうになりながら抱き起こした。
名を呼ぼうとして、でも、これは自分も行ったことだと思えば腕の中冷たくなっていくのをただ見守るしかできず。
そこに響いた声に、思考は止まった。]
ま、だ…終わらない、の…?
[その呟きは、絶望の色に*満ちていた。*]
─集会場・広間─
[腕を軽く叩かれれば、でも、といった風に主を見、口にした言葉には。]
そんな悠長な事おっしゃってる場合じゃ…。
[主のどこかのんびりとさえ見える様子に、困った風に告げた。]
とにかく、もう一度治療を…。
[医療室へと促した所で、何時もの無機な声が響く。
名の中に、撃った相手は居ない。その事で死を確認し。
同時に――やはり終わらないかとも思った。]
…そのようですね。
[主の嘆息にそう呟き返した。]
―集会場・広間―
[流れた機械音声に更なる溜息が重なる]
まだPSI反応は残っています、ね。
…チッ。
[無機質な声に苛立ちが募り、片手でがしがしと頭を掻いた]
―集会場・広間―
ああ、終わらないらしいね。
…運ぶなら手伝うよ。
[自分が殺した相手と思えば、躊躇が無かったとは言わない。
けれど腹を括ったかのように遺体を抱く司書へと声を掛けた。
反応はどうだっただろうか。肯定が返れば希望される場所へと運ぶなり、この場で包めるような何かを取りに行くなり。
否定されるなら大人しく引き下がるだろう。
罵倒されても、少し顔を背けるだけだ]
─集会場・広間─
……まあ、悠長かもしれません、けどね。
[困った風に告げられる言葉に、浮かべるのは苦笑。
軽めの口調とは裏腹、額には冷たい汗が浮かんでいる]
……ともあれ、治療をお願いします。
どうなるにせよ、これ以上腕を痛めたら、各方面にお叱りをいただきますから。
[動く右手で汗を拭いながら、こう言って。
医療室で手当てを受けたなら、さすがに大人しく個室に引っ込むだろう。
夜が明けたら、一度はノブと話そう、と。
そう、心の内で定めながら**]
─翌朝 / 集会場・広間─
[夜が明けて、最初に向かったのは、広間。
ノブを最後に見たのは、その場所だったから]
……ん?
[広間に近づくにつれ、感じる違和感──血の臭い。
確かに、広間は連日流血の場となってはいるが。
昨夜のそれが残っているにしては、濃いような気がして──]
……まさか……?
[誰かが、と。零れる呟き。自然、足は速まる。
広間の戸を開けて駆け込み、最初に目に入ったのは、ひび割れたモニター。
それから]
……ノブ……くん?
[モニターの下。一見すると、座り込んでいるようにも見える、影。
それが彼と気づいたのは、近くに朱を帯びて砕けた眼鏡が落ちていたから]
…………。
[ゆっくりと近づく。血の臭いが濃い。その源は、青年の額に穿たれた穴。
それを穿ったものは、モニターに突き刺さり、それを沈黙させていた]
……額を一撃……ですか。
[冷静な呟きと共に、突き刺さる銃弾を見る。
銃器の知識は乏しいが、連日目の当たりにしているせいか、思う所は──なくも、ない]
……父上。
正しい選択をできなかったら……すみません。
[不意に零れた呟きは、いささか唐突なもの。
けれど、瞳に宿る光は真摯。
しばし、その場に佇んだ後、近くに落ちていた毛布をノブの亡骸に掛けて瞑目する。
誰かがやって来たなら、冷静な様子で、見たままの状況を説明するだろう**]
─集会場・広間─
…あっちもだけどな。
[マイルズの発言>>13が聞こえると低く呟いた。
死にたがっているとまでは見えないが、何かが足りないようなそんな気分になって]
お願いだからさ。
司書さんが…原因だってんじゃないなら、そんな今にも死にそうな顔しないでくれよ。
[絶望に彩られた顔を見て、苦く呟くように言う。
サイキッカーとは何故だか言えず、その部分は言葉を濁した]
俺だってできるなら犠牲は減らしたい。
…死ぬ奴は少ない方がいいに、決まってんだから…。
[直接の死因ではなくとも、殺そうとして死んだ作家。
恐怖が引き金となって殺した友人。
その顔が浮かんできて強く目を*瞑った*]
─集会場・広間→治療室─
本当ですよ…!
演奏会、皆様楽しみにしていらっしゃってたのに…。
[この傷の深さでは、一週間で完治はしないかもしれない。
ほんの少しだけ怒ってから、だが主の顔をみればなるべく急いで治療室へと向かおうと広間を出た。
出る間際一瞬だけ振り返り、死んだ者、彼女を運ぼうとする人達、主を撃った人を確認するように見。
治療室にたどり着けば、昨日と同じように肩口を消毒し、少し強めに布で巻いた。]
縫うほどではないと思いますが…熱が出るかもしれませんね。
化膿止めも飲んでおいて下さいませ。
その前に何か口にしていただかないといけませんが。
[食欲はあまりないだろうが、薬だけ飲むのは逆効果だ。
主をそこに残したまま一度広間に戻る。そこはまだ混迷していただろうか。
居る人らには何も告げず何も見ず、隅のほうに置かれっぱなしの袋を漁りパンとパックの飲料を見つけるとそれを手にして再び戻った。
一口だけでも食べるように促し、終えれば水と薬を渡してそれも飲ませた。]
―集会場・治療室→広間―
[そうして一通り治療の世話を終えれば、主が使っている部屋まで送り届ける。]
今日はゆっくりお休み下さいませね…。
私は……ジョエルさんが居る部屋にいますので、なにかあったらそこに。
[自身は個室は取っておらず。
主の目印に何処に控えようか迷って、結局見分けのつきやすいだろうそこにした。けれど部屋には戻る事はなく。
暫く外に控え立ったままで、主の音を含め周囲の音を探る。
物音が立たなくなってきた頃合を見計らい、広間へと向かった。
広間には、主を二度続けて撃った人が居た。]
[運んだアヤメの元へはついて行かなかったのか、それとも戻ってきたのか。
暫くの囁きの後
パンッという音と、人が崩れ落ちる音がした。]
―集会場・個室―
[広間を出てジョエルが眠る部屋へと向かうと、銃を手にしたまま空いた椅子に腰掛ける。
すこし疲れた様子でぎしりと深く腰掛けて、手にした銃を自らの額に当てた。
目を閉じ、そのまま引き金を引こうと。
したが指は動かない。
頭の中で『Verbot』の文字が走り、アラートが鳴っていた。]
[目を開け銃を降ろせば、アラート音は消えてゆく。
やっぱりというような表情で、微かに息を付いた。]
………ズューネには死ぬ自由もない。
死ねないのなら、生きるしかない。
[手にした銃はホルターにしまい、再び目を閉じ身体を休めた。]
─昨夜/集会場・個室─
[やることがなくなると、兄の持ち物から銃の取り扱い説明書を引っ張り出して読んだ。
兄がやっていたのを思い出しながら、説明書を確認しいしい整備らしきことをやってみる。
いつもと勝手の違う作業は楽ではなかった]
あ、ふ。
[欠伸が出る。
ずっと警戒し続けることなんて出来ないから、と眼を閉じた。
考えた以上に深い眠りとなった]
─翌朝/集会場・広間─
[目が覚めても暫くは動かなかった。
誰かがみればぼんやりとしているようにも、考え事をしているようにも見えたことだろう。
ようやく動き出したのは腹から小さな音が鳴ってからだった]
あー。そういや昨日もマトモに食ってないもんな。
こんな時でも腹って減るんだな…。
[持ち込まれた食料については知らず、ただ書置きのようなものを残すなら広間だろうと思って覗いた。
食事の前に、することが増えてしまった]
…どうしたんだ、モニター。
[頭まで覆うように掛けられた毛布は人の形に膨らんでいる。
理解はできてもつい逃げるような発言が先になった]
─翌朝/集会場・広間─
……そうか。
[伶人の説明を一通り聞き、毛布は捲らずモニターへと近寄った]
ここまでの威力。
扱うにも楽な銃じゃないはずだ。
[虹彩が縦に切れた瞳でじっと睨む。
同じ弾頭かまでは分からないが、兄に残されていたのもまた高威力な銃特有の弾痕だった]
……マイルズ。
お前の銃、見せてくれ。
[配給品以外も調達できる状況では確証とはなり得ない。
それでも確認するために伶人を見て*言った*]
─回想・昨夜 集会場・広間─
─…そうね、何、やってるのかしらね…
[マイルズを撃った銃をみて、レッグからエネルギー切れを指摘されると、弱々しげに微笑み。
アヤメを抱きかかえたまま動けない自分に声をかけてくれたのも、レッグだった。]
レッグ、くん。
…ありがとう、─…お願いして良い?
[彼がアヤメを撃ったことは知らないが、躊躇いをみせるその表情に罪悪感を感じながらも手伝いを頼み。
空いている個室のベッドまで運ぼうと。]
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