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薬師 ゼルギウス を 1人が心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアン を 2人が心の中で指差しました。
絵描き エーリッヒ を 1人が心の中で指差しました。
店員 ベッティ を 1人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ を 2人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ は人々の意思により処断されたのです……。
次の日の朝、薬師 ゼルギウス が無残な姿で発見されました。
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、店員 ベッティ の全部で 5 人かしら。
─ユリアン宅─
[ユリアンに促されて彼の家へと入り。ベッティが増えていることに気付けば、「やぁ」といつものように挨拶した]
…ユリアン?
大丈夫か?
[直ぐに中には入らず、扉に寄りかかっているユリアンに気付いて、傍により声をかけた]
─ユリアン宅─
……あ、戻ってきた。
[畑の方から戻ってきた二人。
特に何かあった訳でもないようで、その事にほっとするものの]
……リア、にい?
どしたの……具合、悪いの?
[扉に寄りかかるユリアンに気づいて、案ずるように呼びかけた]
―自宅―
[心配する声を、傍によってきたエーリッヒからかけられ、
感じていたものはきっと現実で]
なんとか。
ただ、無事じゃない人が、いる。
[最後の言葉は小さい言葉、けれども普段とさほど変わらない様子で]
─ユリアン宅─
……まさか。
[聞こえた小さな声に、つられるように小声で呟いた。ユリアンが断言したと言うことは、つまり───]
[誰だ、とは声に出ず。ただ眉根を寄せてユリアンを見た]
─ユリアン宅─
うん。……忘れてはいけないことだ。
[簡単に忘れられることでもないけれど。
ユーディの言葉に頷いて>>5:137]
……そう、か。うん。
色々、鈍いだの堅物だの朴念仁だのと、
ユーディには愚痴も聞いてもらっていたからな。
[主語は出さないまま、時間がやってくる前に、友人と交わしていたたわいもない会話を思い出す。一方的に追いかけていた間の話。そんな話から。ユーディには、わかることもあっただろうか。]
…うん
[ベッティの人数の中に、含まれない名前に目を細め、
ユーディが答えるのを黙して聞いて]
エーリ兄、ユリアン。
話は──
[終わったのか、と聞こうとしたところで、
また、ぐらりと、ユリアンの体が傾いだか。]
…っ、ユリアン!?
[眉を寄せて、名前を呼ぶ。耐えるような姿は、どうも。不安を呼ぶ。
今は──近くに彼の親友の薬師の姿はなくて]
あっ…
[自分の横を抜けるベッティを、とめることはまだ少し先ほどの影響もあってかできず。
戸を抜けて外に掛けていくのを見送った]
誰か、ついていってやってくれ。
ゼルと、イレーネは…
[首を横に振り]
一人だとショックだろうから。
─ユリアン宅─
[大丈夫だ、と手を振るユリアンは気になるもの、エーリッヒが近くについている事もあって、そちらに任せよう、と思い]
……そ、だね。
いつもそんな話ばっかりだったもんね。
[主語の欠けたままのミハエルの言葉に、少しだけ、笑う。
ベッティが叫んで駆け出したのは、その直後か直前か]
─ →道具屋─
[全力で駆けて来て、ぜぇぜぇと肩で息をしながらも]
……レーねぇ! レーねぇ、居る!?
[きょろきょろと辺りを見渡し名前を呼びながら、奥へと。
だが、どこにもイレーネの姿はなく、]
…………レーねぇ。
ティ、ちょっと待って……。
[慌てて追おうとするものの、僅かに痛んだ足がそれを阻んで立ち止まる]
……一人だと……って。
リアにい? それ、どういう事?
[そこに聞こえたユリアンの言葉に、きょとり、とひとつ瞬いた]
[ミハエルが心配する様子にも、ユーディットにしたのと同じように大丈夫だと手を振って答えて。
自分が告げた言葉は、エーリッヒのもった疑問の答えにもなっただろう]
お茶飲む人?
[聞きながら、自分はお茶を入れる用意をしはじめた]
あ……うん。
ティのこと、お願い、なんだよ。
[駆け出していくエーリッヒを見送って。
再び視線を向けたユリアンは、お茶の準備を始めていた]
……お茶……って。
[思わず、じとー、って目になった]
─ →道具屋─
イレーネとゼルギウス…。
今回は二人、か。
[ユリアンの言葉で誰が消えたのかは理解出来た。イレーネと最後に別れたのは道具屋だったな、と。ベッティもそこへ向かっているかも知れないと当たりをつけ、やや遅れて道具屋へと辿り着いた]
ベッティ!
[呼ぶのは家主ではなく、ここに来ているはずの少女の名。姿を探しながら道具屋の奥へと向かう]
─ユリアン宅─
[ベッティが駆け出していくのにも、顔を向けて]
……ユリアン。
[ついていってやってくれ、と言う台詞、
首を横にふる様。どちらにも眉を寄せて、
どれに対してなのか、悔しそうに唇を噛む。]
── あ、…っ、エーリ兄っ
[つとベッティの後を追って駆け出した兄の後を追おうとして、後を、と言う兄の言葉に、その場に、足を止め]
―自宅―
[出て行く、最後のエーリッヒの言葉]
逆、じゃないのか?
[ぽつりともらした声は、すでに出て行ったエーリッヒには届かず。
ユーディットの言葉>>11に、お茶を用意していた手が一度止まり、視線には背をむけていたので気付いていない]
ゼルが、刈られた。
傍にいた、イレーネも消えた。
[答えながら、最後に自分の家を出る前、親友が残していった言葉を、思い出し]
喧嘩売ったから、怒らせたのかもな。
やらなきゃいけないことは、すんでいたなら、いいが。
[コップに注がれたお茶は、あふれてこぼれはじめていた]
─ユリアン宅─
[ユーディが足を気にする様子を見て取れば、
む。と、眉を寄せて]
……。ユリアン。
いいのか。
[お茶を飲む人、と、暢気そうにする家の主人に、
眉を寄せたまま尋ねた。胸騒ぎはしても──気まぐれな直感は、彼について何も教えてはくれないままで]
─ユリアン宅─
……ギィにい、と、レェねえ……が?
[告げられた言葉>>16に、上がるのは呆けた声。
何故それがわかるのか、と。
次に浮かぶ疑問はそれ、だったけれど]
……リア、にい。
お茶、溢れてる、よ。
[収まりきらずに零れて行くお茶を見て。
先に、そちらを指摘した]
[直感そのものが途切れたときよりも、
それは、ずっと弱いけれど、浮かぶ不安がある。
変わらないままに見えるきのこ畑の主に、
──それなら、、いかなくていいのか、と、
そんな問いだった、けれど]
……! ばかっ
[その様子は普段どおりに見えるのに、
──ぜんぜん普段どおりじゃない。]
なに、してるんだ……!
[零れるまで、お茶を注いでいる手をぱっと掴んだ。]
─道具屋─
[道具屋の奥。途方に暮れて立ち尽くしていたが、エーリッヒの自分の名を呼ぶ声に、びくっと反応する。
そうして、エーリッヒが奥まで入ってきたら、ゆっくりと振り向き、]
…………レーねぇ、留守、みたいだね。
どこ行っちゃったのかな。レナにぃのいつも行ってた狩場、かな。
とりあえず、早く捜しに行かないと、ね。
[そう言って、エーリッヒの横を通り過ぎて出て行こうとする。
俯き気味な顔は髪に隠れて、パッと見で表情は伺えないだろう。]
―自宅―
[意識は別のところに、届かないコエを向ける先に、姿の見えないそれに。
ユーディットの言葉とミハエルの手の感触に、意識は目の前のお茶に戻り]
ああ、すまない。
少し考え事とかしていた。
[一度ため息をつき]
確かに、任せたといわれてしかたがなかったな、今のは。
[改めて別のコップに二つお茶を用意し、あふれた分は自分の分として、巨大キノコの机の上に]
よくはないが、なにもできん。
[そう、ミハエルには遅れて言葉を返していた]
─ユリアン宅─
……少しの考え事、で、なる様子じゃないよ、それ……。
心、ここにないみたいだった。
[ため息をつくユリアンに、はふ、と自分も息を吐いて。
新たにお茶が注がれると、椅子借りるね、と言って座り込んだ]
でも……。
なんで、わかったの?
ギィにいたちの、こと……?
[それから改めて向けるのは、先にも感じた小さな疑問]
─道具屋─
[振り向いたベッティの表情は見えない。捜しに行かないと、と横を通り過ぎようとするベッティの腕を掴んだ]
ベッティ……───イレーネを捜しに行っても、もうどこにも、居ないよ。
[気が済むまで捜させるか、それともはっきりと告げてしまうかでしばらく悩んで。選択したのは、告げることだった]
信じられないかも知れないけど、もう、居ないんだ……。
イレーネだけじゃなく、ゼルギウス、も。
[低く押し殺すような声。表情も思い切り顰められ、ベッティの腕を掴んだ手が僅かに震えた]
─ユリアン宅─
[心ここにあらずの様子に、掴んだ手を離すのは、慎重だった。]
ユリアン、火傷は。
[まず、それを聞いて、]
………、…〜っ でも
理屈、じゃなくて感情が、大事なときもあると
ボクは、ボクは…… ユリアンから、教わったのだよ。
[自分の方が、相手より、よほど押し殺した声で、口惜しげに翠はユリアンを睨む。
なんにもできないのは、それは、わかっていたけど。]
―自宅―
[ミハエルの火傷の心配には大丈夫と、続く言葉に]
あふれる分は、ちゃんと零す。
ミハエルは、あふれているのを無理にとめている様に見えたから
[そう答えて、ユーディットから向けられる疑問、それはミハエルからも何度か向けられたもの。
少し、間を置いてお茶を一口]
『死神』が憑いているから、全部見えた。
ゲルダに憑いた『死神』がその命を刈るのも、
ゼルが、『死神』に刈り取られるのも、
他の皆が、消えていくのも、ほんのりと。
[告げる言葉に、二人の反応はどうだったか。
隠すよりはいっそ明かした方がいいだろうと]
いくらでも、責めてもらってかまわない。
─道具屋─
[エーリッヒの横を通り過ぎようとすると、腕を掴まれる。
どこにも居ない、という言葉に振り向かないままに首を横に振ると、]
……そんなの。捜してみないと、わからないじゃないですか。
…………それとも。何か明確な根拠でも、あるんですか?
レーねぇだけでなく、ゼルにぃまで消えたっていう。
[手を振り切るでもなく、しかし振り向かず俯いたままに、感情を押し殺した声で聞き返した。]
─ユリアン宅─
……ふにぇ?
[素朴な疑問に対する答えは端的で。
思わず、ひっくり返った声が出た]
……リアにいが……『死神』憑き……?
ルゥねえ、も?
[どこか、呆然と呟いた後、幾度か瞬く。
表情に、戸惑いがあるのは一目瞭然]
う……。
なんで、って聞いたのはディだけど。
そんなに呆気なく言われちゃうと、どう返していいか、わかんないよ。
─道具屋─
……証拠は、無い。
見せることが出来ない。
けど。
『死神』に刈られたのは、確実だ。
[断言出来たのはユリアンの言葉があってだったが、その詳細までは口にすること無く。ただ事実を、訥々と紡いだ]
─ユリアン宅─
[火傷がないかは、一度確認して、不承不承の態で引き下がり]
ユリアンは、自分に、鈍そうだから。
いまいち信用がならんのだよ。
[飄々としていて底が見えない。ユーディを振り返りドアの外を見た。自分が友人を亡くしたら。知らず手が拳を作って──
一口、茶を飲む間を置いて]
…え。
[ユリアンが言った台詞に、翠の目が瞠られる>>25。
よろめいていた姿と言動とが、思い出されて、
ぱちん。と頭の中で、ピースがはまる音がして]
[挟むのは沈黙で、すうっ。と、翠の目から光が消える。]
…ユリアンは
[席にはつかずに棒立ちのように
手を左右に下ろした姿勢で]
……、責められた、方が、楽になれるのか?
[付け加えられた台詞の最後に、眉を寄せて、
──顔を歪めて、低められた声が聞いた。]
―自宅―
[ミハエルの自分に鈍いとの言葉、確かにある意味では的を射ているかもしれない
そして、説明をした後のユーディットとミハエルの反応、そして続いたユーディットの言葉には]
すまない、これ以上二人に黙っているのもと思った。
[責められた方が、その言葉にはすぐに答えることができずに]
それで皆が楽になるなら、そうだ、と言ったら、ゼルに怒られるかもしれないな。
[はっきりといわずとも、意味することは同じで、親友にやはり怒られるかもしれない言葉だった]
─ユリアン宅─
[ユリアンに向けられる、ミハエルの低い声に、ほんの少し心配げな表情を、そちらに向けて]
……うん。
これで誤魔化されたら、多分、怒った。
[それから、ユリアンに視線を移して、小さく告げる]
リアにい……ディは、リアにい責めても、多分、ラクにはなんないよ。
余計に、苦しくなる気がする。
[言いながら、左手を右の肩に]
……も少し前だったら、なんで、刈られたのはディじゃなかったの、って、言ってたかも、知れないけど。
[最後の部分は、ぽつり、と小さな声で]
─道具屋─
ならっ!!
[証拠は見せることが出来ないというエーリッヒの言葉に、返す言葉は強くなる。
だが、それでも言い切るエーリッヒに、バッと掴まれていた手を強引に振り払って振り向く。
だが、未だ顔は俯いたまま。]
…………なら、どうしろって言うんだよ。
そんな『事実』、易々と「はいそうですか」って受け入れられるわけ…………ないじゃん。
[そう言って上げた顔に浮かぶのは、今にも泣き出しそうな儚い笑い顔。]
[ユーディットから返された返答に、首を振り]
選べない、なにも、ただ見てることしか。
[ぽつりぽつりともらす言葉には感情はこもらず]
ただ、『死神』が刈るのを見るだけ。
[一口、お茶を飲んでから]
ああ、ゲルダは、殺してしまったような、もんだったけど。
[コップの中のお茶が微かな波紋を浮かべていて、言いながら自分の手が震えているのを自覚した]
─ユリアン宅─
[挟まれる沈黙の間も、じっと翠の目はユリアンを睨んでいて]
……
[>>31 曖昧な肯定に、その親友に似て視線が鋭くなった。]
ボクはな
黙っていたことは。わかるけれど
…… 腹立たしいと思う。
─ユリアン宅─
……うん。
ただ、『死神』を引き寄せやすいのが、花の『しるし』だって、聞いてたから。
……だから、他の誰かよりは、って、思ってたんだ、よ。
今は……そう、思えなくなっちゃったけど。
[受け止めてくれるあたたかさに触れたから。
だから、今は、前とは考え方が変わっていて]
……ルゥねえ……を?
[それから、続けられた言葉に。
どうして、と問おうとして──ユリアンの手の震えに、そこで言葉を途切れさせた**]
─道具屋─
[振り払われ、ベッティの腕が手から逃れる]
…それは、そうだろうけど。
見つけることが出来ない人を、捜して捜して、摩耗して行く姿を見るのも、俺は嫌だよ。
皆もそんなベッティは見たくないんじゃないかな。
[眉尻を下げながら、泣き出しそうな表情のベッティを見遣った]
もやもやするし、
まだ、整理も、つけきれていないのだよ。
[つかつかと、座っているユリアンに歩み寄り、
震えているコップの中を見て、]
なにせ。ボクは。
死神について、詳しくを知らなさすぎる。
[すとん、と隣に座る。]
……。ユリアン。口に出して。
話すといいのだよ。
語りを聞き、…残すもボクの仕事だ。
[忘れろと言うなら仕方なく忘れるが。と、そうとも付け加えて]
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