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ほら、そこにもここにも。
始まりを示す小さな欠片が散っています。
見えていないのか、見えない振りをしているのか、どちらでしょう?
どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、霊能者が1人、囁き狂人が1人、智狼が2人いるみたいですよ?
13個目の鐘の音が消えた後、アナタの許に現れるのは人形の如きメイド。
「……主人がご挨拶を、と申しております。大広間にて、お待ちください」
言葉に従い、訪れた者たちが大広間へ集まった後、現れるのは紅の衣装に身を包んだ女主人。
彼女は集まる者たちを見回し、そして。
ようこそいらっしゃいました──『宴』の場へ。
わたくしはアナスタシア──此度の場の主にして、『宴の始まりに饗されるもの』。
[心地よく響く声は、森の中で響いた声と良く似ていて。
それが織り成す言葉は、酷く唐突なもの]
紅き月の煌めく夜に、始まりを告げる13番目の鐘が鳴り響きました。
だから、『ゲーム』をしましょう?
……それが、遠いとおい昔からの、取り決めですから。
[突然な上に、意の知れぬ言葉。
それへの反発や反論を、女主人は艶やかな笑みで受け止めるのみで言葉は尽くさない。
代わるように、意識に響くのは]
意識と現実。
二つに響く、コエと声。
それが何かを呼び起こすか否かは──各自各様。
ただ、一つだけ。
『他者を殺さなければ、生き延びられぬ』。
その事実《ルール》だけは、全員に確りと刻み込まれた。
──雷鳴は、いつか、遠退いて。
──屋敷の上には、紅い月が覗くけれど。
──何故か、雨は降り止む事無く屋敷を閉ざす。
──月の光を受けて、降り注ぐのは紅い雨。
──先にあるものを物語るが如き、いろ。
[話を終えた女主人は、やがて、優美な仕種で一礼する。
鮮やかな真紅の装いの裾がふわりと翻り、その姿は大広間の扉の向こうへ。
即時追おうとしたものは、無表情なメイドに阻まれて。
道が開いた時には、女主人の姿はない。
三階へ向かえば、今度は書斎での面会は叶うけれど。
女主人はただ、『ゲーム』をしましょう、と微笑む以上の言葉を寄越す事はない。**]
─ 三階・展望室 ─
そうですね。
でも、今はこれで済ませておいた方が精神衛生上良くないですか?
[溜息混じりの言葉>>0:222にさらりと返すのは、自分自身この屋敷の主人がただの好事家だと思っていないもの。
警戒を笑顔に潜ませながら、移動しようと踵を返したところでまた強い稲光が展望室を照らして。
何かを払うようなベルナルトの素振りには気付いたものの、それを問う事はしなかった。
代わり、すり替えられた話題の方に意識を向けて。
名も聞いていないという所で聞ける事は少なかったが、言いよどむ様子にぱちりと瞬き。
続いた言葉に、更に幾許か瞬きを増やした]
ワケあり、ですか。
なら、あまり詮索するような事は言わぬ方が良さそうですね。
私も不要な詮索はされたくありませんし。
[暗に自分も訳有りという様な事を言って微笑みながら、歩みは緩めることなく階下へ向かった]
─ →室内庭園 ─
─ 室内庭園 ─
[三階から二階、更に一階へと降りてエントランスを通る。
スープか何かだろうか、芳しい香りが鼻を擽ると微かに空腹に気付いたが先に間取りの把握を済ませたいと足は止めず。
大浴場の扉の前を通ってから、突き当たりの扉の先にあるその場所に足を踏み入れたところでまた、激しい音と光が見えて]
…そうですね。
私も世話になるのは一晩だけにしたい所です。
本当なら今日の夜には帰宅している筈だったので。
[一晩だけにしたい理由は家族の心配だけでなく、この屋敷に感じる気味悪さもあるのだが。
それは口に出さず、苦笑に収めて]
ともあれ、案内して下さってありがとうございます。
ベルナルトさんはこれからどうされます?
まだ探検を続けられるのなら、お付き合いしま…
[首を傾げ向けた問いは、鐘の音>>#0にかき消された]
― 大広間 ―
ふふ、そうですね、
可愛らしい小物なんかも取り揃えてあるし――…
[どことなくうっとりとして見えたオリガ>>0:210に向けて、照れたように零す笑み。
そんな勢いでつい「うちに来て」と言いそうにもなったが、その言葉は呑み込んだ。
それからオリガ>>0:211から自分に向けて「綺麗な」という言葉が返って来て、メーフィエもまた、驚いたように目を丸くした。]
や、やだもう。あたしはそんなもんじゃないよ。
けほん……、
オリガさんは綺麗なだけじゃない、優しい宿屋さん、ですね。
[睫毛を伏せる仕草や頭を下げる姿を目の当たりにすれば、お世辞は止して、などと言うのも憚られ。
暫くの間、困惑とも照れとも取れる形に、視線を横に逸らしていた。
そんな有様だったから、オリガのことでサーシャ>>0:216が頷いていたことには気付かないままでいた。]
[スープを勧めてから、改めて大広間の面々をそれぞれ見遣った。
オリガ>>0:227の申し訳なさそうな表情が見えたから、それにキリルのこともあったから、努めて明るく笑って言葉を紡いだ。
先程のサーシャ>>0:217の同意に、さらに重ねる形で。]
折角作って頂けたものだし、遠慮しないで頂きましょう。
お腹が空いてる時に食べるご飯って、期待以上よ。
[空腹を示すようなキリルの言葉>>0:203は聞いていたから、「彼女」も食べてくれるかなとは考えていたが。
実際にスープを受け取った>>0:209のを見た時には、ほっと息が零れていた。
ちなみにサーシャがオリガを誘う様も見てはいたのだが、特に詮索を述べるなどもせず、ただ瞬いてみせただけ、で]
― 自室 ―
[手入れの終えた猟銃を終い、煙草に手を伸ばし、火をつける。
ゆったりと煙をくゆらせる。
雨音は未だ激しく、窓を叩く。]
……こりゃ中中止みそうにねぇな。
[呟いて、紫煙を深く吸い込むと同時、鳴り響く鐘の音。
反射的に音のする方に顔向ける。1、2、3……13度。
終わると同時、ノックが響き、来訪する無表情なメイドが告げる>>#1。]
ふむ……ちょうどいい、こちらも雨宿りの礼をと思ってたんでな。
ありがとう。すぐに行く。
……ところで、先の鐘はなんの合図だ?
[13度なら時を告げるものではないだろうと、疑問に思って問いかけるけども、答えは返らず、メイドは一礼の後出て行った。]
[最後の鐘の音が闇に溶け、鍵をかけずにあった部屋の扉が、音も無く開いた]
はい、いま、いく…いき、ます。
[メイドの告げる言葉に、プラーミヤは引きつった笑みのままで頷いて]
[自分のスープをテーブル席で口にすると、温かさがじんと身体に染み渡ってきた。
「さっきより」「急に」お腹が空いてきた、なんて程度の空腹ではなかったから、思わず表情は綻んでいた。
暫くの間言葉を忘れ、スープの香ばしさを味わいながら胃に収めていた。]
ご馳走様でした。美味しかったです。
……ほんとうに、こんな幸運に与ることができるなんて。ね。
[小皿を空にしてから、密かにごちた、その後に。
突然響き渡る鐘の音。有り得ない筈の――13の鐘。
はたと瞬いてから程無く、掛かった声>>#1に、はっと振り向いた。
ついさっきまで居なかった筈のメイドの存在に、驚く様子を見せたのはメーフィエもだった。]
えっと、判り、ました。
そういえば、まだお会いしてなかった、ですね。
[雨宿りや食事の礼を言わなきゃ、とは内心で思いつつも。
抱いた、思い出された違和感の所為もあって、どこかぎこちない返答に。
やがて、他の客人たちの姿と、メイドが言っていた主人――アナスタシアの出で立ちを目の当たりにして。
彼女が告げる『ゲーム』の話を、――声、を、聞くこととなる。**]
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