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失敗は成功の母ですからねえ。
そこから何を掴めるか、ふふ、若さに期待というところですか。
どうやらチーム戦にした甲斐もあったようですし。
[ヘルムートについての懸念には、ふむと首を傾げ]
迷いの幻影のトラップも仕掛けておけば面白かったですかね?
[風が舞い、束縛が解かれる感覚に瞬き一つ]
……ありがてえっ!
[その言葉は、自然と口をついていた。
もしかすると無意識かも知れない。
ともあれ、複写したカードに念を込め]
ああ、場の維持は任せた。
で、任されたからには、しっかり仕上げさせてもらうぜ……。
[ふ、と掠めるのは、不敵としかいえない笑み]
……異なる界より舞いし疾風、強大なる力へと転じ、混沌への回帰を導く乱舞をここに! 風牙乱舞!
[構文を唱えつつ、投げたのは風のルーンと『覇王』、『破滅』の三枚。
生み出されるのは、牙の如き鋭さを帯びた風の乱舞。
それは、風の刃に捕われたノームへと牙をむき──。
刹那の静寂。
後、ノームの姿が閃光となって弾け飛んだ]
それは、保証しかねるな。
[深く息を吸って、止める]
[すると息を吐き出す代わりのように、軍刀からさらなる炎がほとばしる]
[軍刀から強燃性のガスでも噴出しているかのように、炎は天井焦がす勢いで噴き上がる]
[ゲルダ自身も炎の渦の中だが、体どころか服にすら焦げ目ひとつつかない]
[挨拶代わりと飛んできたウンディーネのウォーターカッターが、ゲルダに届く前に蒸発して消え失せた]
ふむ。
ならばこれで任務達成だな。
では、戻ろうか。
[自身の怪我は自身で治さなければいけないため、なるべくならば早いうちに戻り、少しでも休んでおきたかった。
とは言え。
ヘルムートの方向音痴は今までどおり折り紙つきなので、どれだけの時間で戻れたかどうかは*神のみぞ知る*]
失敗を失敗で済ませるか、その後に活かすか、ですね。
皆勤勉であることを期待しますよ。
[オトフリートの言葉に頷きを返す。
ヘルムートのことになれば、けらりと笑って]
先程しっかりと陽炎にまかれていましたよ。
それまで仕掛けてしまっては、本当に戻らなくなりそうです。
[吹き上げる炎の威力に、思わず呆然と見上げて]
すっげ……。
[性格上取得できなかった火系統の魔法に、思わずパチパチと拍手。
本来、水と火であれば火が弱いのだが、この威力では火が水に勝つ……。つまり蒸発させてしまうかもしれないと思った]
できれば保証してほしいなぁ。
[と、コメントしながら、こちらもウォーターカッターを同じ水の精霊による防壁によって防いでいく]
[怒りの形相で放たれるウィンドストームを前面に張った風と水のシールドで防ごうとするが、逸らしきれずいくつかは浅く皮膚を切り裂いていく。]
ちっ。予想はしてましたが、シルフ相手ですと風の出力が出ませんね。
[そう呟きつつ、返す刃でウォーターランスを放つ。
しかし、それらはクイックムーブでかわされるか。]
ん…どういたしまして…かな
[ライヒアルトの符術。そしてノームが閃光となって消えたのを確認してから。目を閉じて、結界用に用意していた魔力を散らし。風を浸食させていた門も閉じる。
同時に金色の龍はいつもの定位置に戻っていく。その途上に、龍を一撫で一息]
見事に決めたな。しかし…次から援護の仕方ももう少し考えねばな
[労いの言葉をかけつつも。思案顔]
むう、ちょこまかと。だったら……
[そう呟くと、ごにょごにょと口の中で精霊語を紡ぎ]
拘束せよ。 『アクア・バインド』!!
[詠唱と同時、周りの水球のいくつかがシルフを追尾し、その動きを拘束しようとする。]
―― Counter magic.
[最初の一撃には間に合わない。
カマイタチの幾つかはこちらにも届き紅の筋を作る。
小さく眉を寄せながら抵抗力を高める魔法を自分とブリギッテに]
同属性は減衰されてしまうものねぇ。
[再びマナを集めながら苦笑する。
水の槍が外れるのを見て、あらぁと小さく呟いた]
[風の侵食が途絶え、地の力が回復するのを感じつつ、は、と息を吐く。
ずっと肩に捕まっていた真白が、みゅう、と鳴くのを軽く撫でて]
見事……って言うには、無駄が多かった気もするが。
援護の仕方……って。
俺としては、動きやすかった……けど。
[なんか問題あったんだろうか、とか。
わりと素で考えていたりする]
うん。
[素直に頷くと、スタートした部屋へ戻るために歩き始めた。
ヘルムートの方向音痴に対する指示のやり方も、
なんとなくわかったのか、なんとかスタートした部屋に戻ってこれました。]
……暑い。
……疲れた。
「今度、耐熱・耐火のマジックアイテムでも探したらどうよ。」
……今度ね。
「うわ、なんて投げやりな。」
まあいいだろ。とりあえずは勝てばいいんだからな
[なんてこといいながらも、援護について素で考えている様子のライヒアルトにひっそりため息]
なんでも自分で出来る…と感じているように動いていたように思うな
とはいえ、私も初だから様子を見ながらでもあったし、私自身も改善するところは当然あるがな
ま、それはおいおいということで…とりあえずはキーアイテムを捜すか。最も
[じーっと部屋の奥の祭壇を遠めで見る]
…あそこじゃなければなんか詐欺にあった気分だがなっ
お、地エリアのも終わったようだな。
学長、終わった面子が戻って来るようなんで、俺ここ出ますね。
次元回廊は繋ぎっぱにしておくんで、ご自由にどうぞ。
[そうオトフリートに告げ、碧の異界龍と共にスタート地点へと降り立った]
─スタート地点─
[課題をクリアし戻って来る生徒が見えると、次元から出て来てスタート地点にてそれを出迎える]
ほい、ご苦労さん。
ちゃんとキーアイテムは取って来れたか?
[しかし、クイックムーブで回避するシルフのスピードには着いていけず、拘束するには至らなかった。
しかし、シルフの注意が水球に移っている間隙を縫って本体接近。
懐に飛び込むと、逆袈裟に斬り上げ。出力が出ないとは言え、近距離で少なからずダメージを与える。
しかし、シルフもやられっぱなしになることなく、ウィンドストームで距離取りとダメージを与えようとしてくる。]
くっ……!?
[緊急回避で、横に避ける。その隙にシルフは彼女から距離を取る。]
…………埒が明きませんね。
あ、導師。
ベアトリーチェとヘルムート組、ただいま戻りました。
キーアイテムはこのとおりです。
[キーアイテムを取り出すと、パタパタと導師に近づいて渡す。]
[ため息混じりの評価。
右腕の漆黒が、同意するように尻尾を振る]
そう、言われても。
……ずっとそういう生き方してたし、ここ来る前はそうしねぇと生きられなかったんだから。
いきなり変われるかよ。
[言われた当人は、呟くような言葉を零して。
それから、祭壇へと天鵞絨を向ける]
まあ、な。
あれであそこになかったら詐欺の極みだ。
[なんて言いつつ、祭壇へと歩み寄る。
荒削りな岩の上、ひそりと、と煌めくのは淡い橙色のオーブ]
はい、おつかれさまです。
[にこにこと手を振って導師を見送る]
さて、私は、皆さんのスタイルを参考に、下のトラップを強化してきましょうかね。
[にっこりにこにこ、笑顔の鬼がここに居た]
流石にスピードがあるわね。
[小さく詠唱を始めながら攻防を見つめて。
ブリジットと距離を取ったその隙をつくように発動させる]
―― Blizzard!
[氷の嵐がシルフに襲い掛かる。
少しばかりの足止めも兼ねられるだろうか]
だと思った。
なんとなく…自分ひとりで戦うときも同じように動いていたのではないかと感じたしな
[最後など。隙を作るように動かなかったら、多分自力でどうにかしようとしていたのではないかと思いつつ]
ん?いや、すぐには変わらなくていいぞ。というかそんなの無理だ。
やったこともないようなことしろというのは、数字も数えれない子供に天文学教えるようなものだからな
[呟くような言葉にきっぱりと微妙に慰めにもならないこといって]
っと…勘違いはするな。基本は好きに動いてくれて構わんのだ
前衛と後衛ではやはり前衛のほうがすばやく反応しなければならないしな。ただ今度は…そうだな…こういうのをして欲しい。と言葉に出すのならどうだ?
それなら難しくはないだろう
[次元を去り際に聞こえた不穏な言葉は笑っておいた。
楽しそうだったし]
[ベアトリーチェから火エリアのキーアイテムであるルビーオーブを受け取ると、念のための確認をし]
…ん、本物だな。
それじゃこれをあの祭壇の窪みに嵌めておいで。
[スタート地点の中央にある大理石の祭壇を示す。
ルビーオーブは再びベアトリーチェ達へと渡した]
ま、やるからには上手くやりたいだろ?ってことで次々
んじゃまあ、詐欺かどうか確かめに行くか。
[最後は軽く締めくくって祭壇へ向かい、トパーズオーブを入手して]
……しかし…あの落盤だとかふわふわとかあったが…私らは帰れるのか?
[なんて少しだけ疑問を抱きつつ、きっとスタート地点へと*帰れるのでしょう*]
[先ほどの蒸発をうけて密度の増したウォーターカッターを加速した動きで強引に振り切り、避けきれないものは軍刀で弾く]
[そうしながら、ウンディーネに向け斜めに駆けて迫る]
[真上から見ると、ゲルダの動きはちょうどウンディーネを中心として螺旋を描く形になる]
[こうすることで、ウンディーネからはゲルダが常に横移動して見えることになり、火力―水の刃なのに「火」力か、とゲルダは小さく呟いた―を集中させることができない]
[また脅威度の高い目標が肉薄してくる為に、ゼルギウスへの攻撃も散漫になっている]
仕方ない。とっておき使いますか。
となると隙を作らないと……
[そう呟くと同時、カルメンの氷の嵐がシルフの足を止める。]
おー、カルメンさん。ナイスタイミング。
[にやりとそう言うが、しかし、攻め込むことなくその場で手を広げる。
それと同時、背中の剣に巻かれた布がしゅるしゅると解けて行く。]
…………封印(セキュリティ)、開錠(アンロック)。
魔導機『万能武具(マルチスキル)』モード『弓(シエル)』
[そう宣言すると同時、ブロードソードがカシャカシャと組み変わり、大きな弓の形状になる。]
……ほんとは、人、近づけすぎると、危ねぇんだよ。
[掠れた呟きと共に、右の手首を掴む。
巻きついた漆黒が、ゆら、と尾を揺らした]
(……今んとこ、大人しくしてるけど。
いつ暴れるかわかりゃしねぇからな、この性悪……)
[そんな事を考えながら、紡がれる言葉を聞いて]
……わかった。
なるべく、気はつけてみる。
[実際、最後の一撃も制御には覚束ないところがあり。
ナターリエの援護が的確だったからこそ、どうにかなった部分も大きく。
とはいえ、すぐにそうできるか、の断言はできなくて、ぼかした返事を返した]
わかりました。
[導師からルビーオーブを受け取ると、祭壇へと嵌めに行く。]
さっきの怪我、大丈夫?
[とか、言う会話をしつつルビーオーブを嵌め終わると、
導師を振り返り]
導師ー、嵌めたので皆が集まるまで休憩しますねー。
[と、声をかけた。]
……ま。
落盤が完全に道塞いでなきゃ、何とかなるだろ。
[祭壇から手にしたトパーズオーブを見やりつつ、言って]
んじゃ、戻るか。
いつまでもここにいてもなんだし。
[ぐるり、と周囲を見回した後、祭壇の間を出る。
道は、見事に落石が転がっていたとかいなかったとか。
そこは、地のルーンを描いたカードを叩きつけて強引に岩塊を撤去しつつ抜けて。
ふわ溜まりは、また増えていたようだが何とか走れない事はないので駆け抜けたりなんだりして──どうにか、スタートに戻れた]
─A-1→スタート地点─
[ゲルダの狙いまではわからなかったが、少なくとも動きによる効果は理解できた]
そういうことなら……!
[ゼルも己に追風をかけ、ゲルダとウンディーネを挟んでちょうど正反対の位置になるように走り出す。そしてゲルダに当たらぬように気をつけながら、小技であるUna pallottola di vento〔風弾〕をウンディーネに向けて撃ち込んでいく。そのおかげか、ゲルダに向けられる攻撃も少なくなっていく〕
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