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― 宿屋 ―
フーゴーさん、お邪魔してます。
[宿の主人に挨拶を貰えば、ゆるりと下がる頭。
そして、「嬢ちゃん」の言葉に、ハタハタっと揺れる瞼。
一瞬誰のことをさしてるのか、わからないといったように。]
嗚呼、リディさんですか。
…――どうも、嫌われてしまったようで。
[傾ぐ首の動きと共に、黒髪が揺れる。]
あっ、出来たら豆の潰した方が良いです。
フルーツは自然に還した時に、この子が苦労しますから。
[「また」と云われる程、何度となく保護した動物達。
しかし、怪我や病気がなれば、例外なく全て自然に還していて。
餌について、足りなかった説明を補っているうちに、
フルーツもリッキーによって運ばれてくるか。]
まぁ、これはリディさんが食べるでしょう。
ありがとうございます。
[無表情で淡々と礼を述べると、自身が紅茶を啜るより前に、
小鳥へと潰した豆を与えるのだった。]
嫌われたって、またどうして。
……この状況で一人にさせるのは拙いんじゃねぇのか?
居る場所に心当たりはねぇのかい?
[人狼が居る現状、他の島民からは疑われている状況。ただでさえリディは人見知りが激しいようだった。それらの意味を込めて再びライヒアルトに訊ねる。
止まり木に居たヴェルトは自分以外の鳥が居ることにしばらく首を傾げたりしていたが、ばさりと一つ羽ばたくとライヒアルトの席へと近付き、空いている椅子の背凭れへと止まる。大きな嘴を下げて、籠の中の小鳥を上から覗き込むようにした]
さぁ、私には良く分かりません…――。
一緒に居たくないとかで、駆け出されてしまったので。
[フーゴーの問いに、微動だに表情は動かさず、
ほとほと困ったという声音で返した。]
夕飯は此処で食べるのだと、云ってましたから、
来られるとは思うのですけれど。
[さして心配していないとも取れる言葉を紡げば、
学者の興味は、空き椅子の背に止まったヴェルトへ。]
フルーツをヴェルトさんにあげてもよろしいですか?
[ヴェルトの動きを目を細めてみやり、フーゴーに尋ねた。]
…ちゃんと戻って来るなら良いんだが。
[あまり心配をしていない風のライヒアルトを見て、やや不安げに片眉が上がる。困ったもんだ、と言う小さな呟きは、どちらに対して向けられたものだったか]
ん、ああ、やるのは構わねぇぜ。
[ヴェルトにフルーツを、と聞けば問題ないと快諾して。ヴェルトはフルーツを差し出されたなら、がー、と嬉しげに鳴いてからそれを口にする*ことだろう*]
…――そうですね。
[生返事で、頷く。
意識は完全に2羽の鳥に向けられているようで、
フーゴーの零した呟きは耳に届いてるのかどうか。
フルーツを与えても良いといわれたなら、
指先で摘んでヴェルトに差し出す。
がー、と大きくヴェルトが鳴けば、
名も無き小鳥は怯えて鳥籠の中を飛び回るも、
学者が何度かヴェルトに餌をやる様子を理解すれば、
やがて大人しくなる。
一通り餌をやり終えれば、ヴェルトの嘴を何度か撫で、
ふっと思い出したように
フーゴーに問いとも云えぬ言葉を一つ向けた。]
そう云えば、ギュンターさんがなくなる前の日、
フーゴーさん詰所に行かれてましたよね?
[理由を問うような視線を向けるが、
フーゴーがどのように反応しても、
おそらくは、ただ頷いてみせるだけだろう。
その後は自分に話を振られない限りは、
周囲の会話に耳を傾けながら、静かに紅茶を*啜っている*]
―宿屋―
[鳥籠と共に現れた学者を見て、男は一つ瞬いた]
ハ。
……相変わらずだなぁ、先生は。
[暗い色はやや失せた。
零れた言葉は小鳥を保護したことについてか、それともそれへの態度か、いずれにせよ呆れたような色が滲んでいたが]
[暴れる籠の小鳥を横目に、背を後方に傾ければきしりと椅子が軋む]
……あぁ。
そいや、俺も見たような。
[ライヒアルトが問う言葉を聞き、動きを止めた。
少し目を細め、姿勢を戻してフーゴーを見遣る]
上にいたから少し遠かったんだが。
ありゃおやっさんだったのか。
何してたんだ?
[学者が向ける疑問の視線に被せるように、口調は軽く問いを*投げた*]
―宿屋―
[途切れた意識は、空白を経て、再び色を取り戻す。
軽く身動ぎ、目を開けて。
眠る前と変わらぬ様子と確かめたなら、小さく安堵の息をもらして身体を起こした]
んー……髪、整えたい。
[はら、と零れた髪を一房摘まんで呟く。
しばしの思案。身体が大分楽になっているのを確かめると、ゆっくりと立ち上がる]
ウチ、ちょっと、洗面所借りて、髪整えてくる。
……大丈夫だよ、歩ける。
なんかあったら、ツィン寄越すから。
[一人で行く、と言う言葉に難色を示されたなら、早口にこう言い募り]
……乙女の都合、ていうのもあるんだから。そこら、察して?
[どこまで本気かわからない口調でこんな事を言ったりしつつ。すぐ戻るから、とぶち猫と共に洗面所へと向かった]
[ゆっくりゆっくり、確かめるよな歩みで洗面所へと向かい、顔を洗って髪に櫛を入れる。
それから、結い紐を手に、鏡に写る自分に向き合った]
なかない。
まけない。
[小さく呟きつつ、髪をきゅ、と結わえる。
いつもならば続くはずのもう一つの言葉――『あまえない』がない事に気づいたぶち猫が短く鳴いた]
ん……今だけ、ね。
[その声に、ぶち猫の傍らに膝をついて小さく呟く]
今は。
少なくとも今は……いるから。
いてくれる、から。
だから……いい、よね?
[誰に問うでなく呟き、ぶち猫を撫でる。
ぶち猫は肯定するよに一声鳴いて、尾を揺らした]
ん、じゃ、もどろか。
[ぶち猫の返事に、微か笑んで。
ゆっくりと立ち上がり、*部屋へと戻る*]
― 回想 ―
[カヤと別れた後、自室で荷物を漁る。
目的の物を捜し当てればそっとポケットにしまい込んだ]
もしかしたら、このお伽話には欠けてたりしてな。
それなら話は早いんだが。
……後はあいつらの力があれば。
こんなとこで死んでたまるかよ。
[にやりと笑う顔は酒場に着くまでには断ち消え。
いつものように飄々としていただろう*]
―宿屋―
ん。起きたか。
[部屋の中に飾られていたモニュメント、貝の中から誕生したという女神の像に触れていた手を離す]
一人でって。お前まだ。
そりゃツインは賢いけど。
……はいはい。
俺もヘンタイと呼ばれたくはないからな。
[誰かの言葉を思い出して肩を竦めた]
ああ。それなら俺は酒場の方に行ってくるよ。
何かあればそれこそツィン使って呼んでくれ。
[洗面所に向かう姿を少しだけ心配そうに見ていたが。
大丈夫だと念を押されれば頷いて背を向けた]
─宿屋・酒場─
[嘴を撫でられるとヴェルトは、ぐるる、と気持ち良さそうに喉奥で鳴く。
フーゴーはカウンターの中でナッツを口に放り込んで居たのだが、ライヒアルトとウェンデルに立て続けに訊ねられると、軽く眉根を寄せた。見られて居たか、と言う程度の反応だったのだが、周りにはどのように見えたか]
……ああ、ちと用事があってな。
[理由としてそれだけを答える。少しの間考え込むように間が空く。どこまでを話すべきか、と]
………結社から、手紙が来てたっつってただろ。
その手紙を見せてもらいに行った。
ただのそれだけさ。
[告げたのは向かった目的のみ。結局どうだったかの結果までは口にしなかった]
―酒場―
うん、神父さんたちも来てたのか。
…いや。猶予は一日だけ、だったっけ。
自衛団の方針は変わらないか。
[酒場に入ると予想より人が集まっていることに驚き。
すぐに皮肉っぽい笑みを浮かべた]
[放った問いに重ねられる、ウェンデルの問い。
碧の眸を、初めて神父見習に気がついたという風に向け、
ハタハタと何度か瞬く。]
…――そうですか。
[フーゴーの応えを受けて、言葉は唯それだけを紡ぐ。
ウェンデルは更に問いを重ねたのだろうか。
学者の碧の眸は、まるで全てを見透かそうとせんとばかりに、
瞬きもつかず、じっとフーゴーを見つめた。
言葉がない分、どこか責められてるような気分を
相手は味わうかもしれない。
その視線がずれたのは、新たにアーベルの姿が現れた時か。]
こんにちは、もう、こんばんはでしょうか?
アーベルさん。
[そしていつもの挨拶を彼に告げた。]
―酒場―
どっちともつかない時間ですね。
そろそろこんばんはとしておきましょうか。
[ライヒアルトの挨拶に小さく笑う]
ああ、クロエはさっき起きたよ。
今は髪を直しに行ってる。
乙女の都合とやらがあるのだそうで。
[途中で様子を見に来てくれた者に伝えると、壁の棚の方へ]
親父さん、もう一度借りるよ。
大丈夫。今度は失敗しない。
―回想―
[ともに宿へとやってきた後、ダーヴィッドが寝込んでいると聞けばヴィリーと顔を見合わせ。
カヤについても心配だと頷き。]
あたしも、御見舞い行く。
[ヴィリーがダーヴィッドのところに行くのならソレについていった。
顔を出して元気そうな様子を見れば僅かに笑んで。]
無理しないようにね。
[あまり長居をすることなく、軽く声だけかけて御見舞いを終らせる。
そしてクロエの様子を見に行こうかどうしようか暫し思案し。]
[無言の視線に息を詰まらせる。自分についてを明かすかどうかはまだ迷っている。明かすも明かさないもそれなりにメリットとデメリットを併せ持ち、最初は明かさぬことを選んだ。いつ明かすかのタイミングを、迷っていた。明かすことで疑う範囲を狭めることは出来るだろうから]
[ライヒアルトにそんな視線を向けられて居ても、それ以上を口にすることは無かった。何かしら問われれば、それについて答えはしたかも知れないが。
ライヒアルトの視線が自分から逸らされると、カウンターの下を見るようにして小さく息を吐く。再び顔を上げるとアーベルがタロットについて訊ねて来た]
ああ、構わんぜ。
[短く返し、その動向を見やる]
あぁ、そんなコトも言ってたな。
手紙を見に、わざわざ……か。
[返った問いに、後半は半ば独り言のように、けれども視線は逸れず。
暫しの間は学者と同じく沈黙したまま、二つの視線を向けて]
ん、おぅ。
[アーベルが来たことで、漸く意識はそちらに逸れた]
[フーゴーの様子に気が付いているのか居ないのか、
まだヴェルトが傍にいたなら、学者は指先で喉元を撫で]
…――?
[アーベルが何をするのだろうかと、
フーゴから完全に其方に意識を向け、その動向を窺う。]
[ぶち猫に先導されるように、廊下を進む。
ここ数日では、比較的マシな足取り。
酒場の入り口、先日崩れた場所に来た所で、一瞬足が止まる]
…………。
[突然の事を訝るように、足を止めたぶち猫がにぃ? と鳴く]
ん。
大丈夫。
[それに答えるように、小さく呟いて。
ゆっくり、酒場に足を踏み入れた]
[微かな息の音は聞こえたか、ちらと横目を向けはしたが、特に何か問うことはしなかった]
なんだ、何かおっ始めんのか?
[代わりに問いはアーベルへと向くか。
クロエが来たのに気がつけば、軽く片手だけを挙げた]
―酒場―
ありがとう。
[ケースを取り上げ、空いているテーブルに移動する。
カードを取り出した後、涙型の真珠を一粒横に置く]
…俺にも、出来る。
[低く呟くと、昨夜と同じように鮮やかな手付きでカードを捌き始めた]
―宿―
[しかしクロエがどの部屋にいるのかしらなかったから、一旦フーゴーに確認しに行こうと、酒場に戻る。
と、前を行く後姿に気づき]
クロエ。
[軽く傍へと寄りながら、声をかける。]
―酒場―
――Ich verfolge die Wahrheit.
[真剣な顔でカードを並べてゆく。
十二段を数える枚数を並べた後、中央付近の一枚を捲った。
そこには法衣を纏った人物が現れる]
教皇、正位置。
[睨んだまましばらく悩むよに動きが止まる。
それから手を伸ばし、一番上に置いたカードも捲った]
聖杯の王。
[唇を引き結んだまま、ケースの横に手を伸ばす。
表にされた教皇の札の上に乗せるが、特に何も変わったようには見えなかった]
[酒場に入りぐるり、と見回す。
ウェンデルが手を振るのに、軽く、手を振り返して。
アーベルがカードを捌く様子に、きょとり、と瞬いた直後、背後から声がかけられた]
あ……ゲルダ。
[振り返り、認めたのは幼馴染の姿]
ごめん、ね。
心配かけちゃって。
[ヴェルトはライヒアルトに喉元を撫でられ、ぐるる、と喉奥で鳴く。一通り撫でられればばさりと羽ばたき、止まり木へ戻って行くことだろう]
おぅ、クロエ。
ちゃんと休めたか?
[視線を一度アーベルからクロエへと転じ、訊ねかける。その後ろからゲルダの姿も見えたか]
[クロエへ訊ねかけた後に視線は再びアーベルへと。一連の所作が終わるのを待ち、安堵の笑みを浮かべる様子を見てから口を開いた]
……アーベル、”何”を占った?
[それは先日と同じような問い。意味合いは、別のものを含んでいたが]
あ、うん。
ちゃんと、眠れたよ。
だから、大丈夫。
[フーゴーの声に、そちらを見やり、こくりと頷く]
旦那にも、ごめんね。
なんか、物凄く、営業妨害しちゃった気分。
[冗談めいた口調で返した後。
フーゴーがアーベルと向けた問いに、軽く、首を傾げた]
[酒場に足を踏み入れた時には、何やらアーベルがタロットに向かっていて。
誰に声をかける様子も見せずにそれを見つめていた]
[無表情のまま、近くのカウンターに腰をおろし。
誰かに気がついて声をかけられれば手をあげて答えた。
目線はそらさぬまま]
―酒場―
[クロエの後からフーゴーが見えれば軽く手を上げて。
こちらを振り向いたクロエにほっとしたような笑みを向ける。]
んや、無事ならよかった。
[ぽんと肩をたたき、ごそごそとポケットを探る。]
クロエ、お守りあげる。
これもってたら一回ぐらいは身を守ってくれるかもしれない。
[ポケットから取り出したのは銀糸で全てを縫われた小さな袋。
中にはこれまた銀糸でペンタクルが描かれた一般的なお守りだった。]
―酒場―
[何かを押さえ込むように、左手で口元を覆う。
何度か深呼吸を繰り返してから手を離す。
クロエとゲルダの声が聞こえて、笑みを取り戻した]
…ああ。
親父さんをじゃないよ。
[そこに”何”をと問われ、反射的に返した。
”誰”とは言われなかったのに。小さく舌打ちする]
[いつの間にかヴェルトは止まり木へ戻ったようだ。
アーベルが何かを占い終えた結果が出ると、
チュチュンっと名もなき小鳥が鳥籠の中で一つ囀った。
ゆるりと動いた視線はクロエを捕え、
傾ぐ首は、言葉なしに大丈夫そうか?と問う。
そして、視界にユリアンが入れば]
そろそろ今晩はで間違いないでしょうかね。
ユリアンさん。
[律儀に挨拶は欠かさなかった。
そして、視線はゆるりと「フーゴーでない」と云った、
アーベルへと戻される。]
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