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[ 忘れることは――――――。]
私の楽しいですか。
大好きな人たちと、同じ時間を共有することでしょうか。
[ テキスト通りのお手本の答え。
そこに、感情が込められることはなく。]
オーフェンは嫌なことを忘れるために楽しむのですか?
………別に、オーフェンがそれでいいなら構いませんが。
[ そう言ってから左目を手で隠した。]
…やっぱ、アヤメだよなぁ。
すげー辛かった、弾かれて。
[不意に目を糸にしてにかっと笑う顔はいつもの彼で。
だが、その黒い翼から零れる燐光は決して陽光ではなく、間違いなく虚のもので。
真っ直ぐ見返してくる瞳の前、笑顔のまま再び手首を掴もうとさっと手を伸ばした。]
[ラスの家で会った先生に、ようやく知らせを聞き]
……そういう事なら、探す手は多い方がいいだろう?行ってくる。
[足にまとわりついてきた疾風をそっと撫でると、翼を広げた]
[向かったのはラスの家。
もしかしたら戻っている可能性もある。それにもうひとつ。]
……疾風なら追えるか?
[風の匂いを追えるだろうかと、一縷の望みに縋る。]
ロザリーさん、大好きな人、いっぱい、いそう。
[ロザリーの回答に込められた思いに気づくことはなく
続く問いに、拡がる海を見つめて]
……楽しいの後、嫌なこと、思い出す。
嫌なこと、忘れたいから、楽しむ……?
ずっと、続いてる、ね。
……どうか、したの?
[左目を隠す仕草に、目を瞬いた]
一度ならず二度までも、アタシの可愛い妹分に、手ぇ出すからだよ。
[返す言葉は、こちらもいつも変わらぬもの。
伸ばされる手は後ろに飛びずさって避け。
低く身構え、弾みをつけて、胸元めがけて肘打ちの一撃を叩き込もうと駆け出す]
と、やりあう気は無いんだ。
本気でやるつもりなら、あんたを一瞬で封じ込めるさ。
術系統を使われちゃ分が悪い。
[駆け出したアヤメを見て、黒い翼で強く地を叩いて飛び上がる。
くくく、と、歪な笑みを口元に貼りつけたまま、少し浮いた状態でアヤメを見下ろす。]
もう、あんたの幼馴染のラスは居ないんだよ。
[ちょうど飛び立とうと空を見上げたところに、紫紺の翼が見えて、瞬いた。疾風と共に、駆け寄り]
スティーヴ!ラスは・・・まだみつかっていないんだな?
実も終わるか
[茘枝の枝を見、狐は部屋へと向かう。
と、厨房のそばで酒が減っているという声が響いていた。
どうやらカルロスがやったようだと、言葉のふしぶしから感じ取る。]
――おやおや。
情けない。
[わらって、向かう先は、
その情けない人物の部屋。]
[ 大好きという感情すら、忘れている気もするが。
その問いには笑顔を向けた。]
―――――――…。
嫌なことを忘れたい…ですか。
どうして忘れなければいけないのでしょうか?
オーフェンは忘れて、それでどうしたいのでしょう?
苦しみから逃れたいのですか――――――?
[ 左目から手は離さない。
どうかしたかの、問いには答えなかった。]
[急停止をかけ、捕え損ねた相手をき、と睨むように見る]
……やっといた方が、いいんじゃないかい?
アタシの力は、邪魔だろうにっ。
[挑発めいた言葉が、とっさに口をつく。
護りの陣で護れるのは一人。
ならば、自身を囮にして他を護るもの、一つの術だから]
……生憎と……そう言われてはいそうですか、と納得できるほど、アタシは素直な女じゃない!
[舞い降りようとした眼下に、淡い銀の光を纏う翼が見えた。
その足元には疾風。
駆け寄る姿に翼が当たらぬよう引いて、勢いよく降り立つ。]
……カレンも来てくれたのか。さっきは助かった。
[問われた言葉に、渋面で頷く。
駆け寄りざまじゃれようとする疾風に手を伸ばし抱き上げた。]
……上空から探したが見つからない。
疾風なら追えるかもしれんと連れに来た。
………疾風。ラスを追ってくれ。
[角の根元をかいてやりながら、真面目な顔で疾風に頼む。]
[向けられた笑顔を肯定の意と取り、ぎこちない笑みを作り]
……逃げ……たい……?
からだ、おかしい時には、お薬……飲むよ?
……施療院の先生、くれた。
ずっと、忘れてれば……全部、なかった、ことに、なる?
……婆様のことも、リディアさんの、ことも、忘れる?
嫌なことと、楽しいこと、一緒に、忘れる?
[うぅ、と小さく呻き、悩んでいる]
AIRANAC...
[ひかりの鳥を、喚んだ。
主の心情を反映してか、
常よりも頼りなく鳥は舞う。
淡い金を映す眼が、ゆらゆらと、揺れた]
…やだよ、だって辛かったし。
やっと動けるようになったのに。
アンタの力には、触れたくないんだ。
[言って、にやりと笑うと。
バサリ、翼を強く打って高く飛び上がろうと。]
それなら尚更、食らわせてやろうかねっ!
[言いつつ、四翼で大気を打つ。
とはいえ、長く封じてきた翼を思うように動かすのは難しい。
本気で飛ばれれば──抑えるのは難しいかと。
そこには容易く、判断が至り]
……ラウル!
[手に深紫の力を集めつつ、相棒を飛び立たせる。
真白のサエーナ鳥は、高く飛んで頭上を押さえようと]
上空からでは、見つからない。飛ばないでどこかに潜んでいるのかな。
……ああ。疾風は賢いから……主人の匂いなら追えるかもしれないね。私からも頼む、疾風。
[と、こちらも真面目な顔で疾風に頼み込んだ]
[ノックの音もせず、扉は開いて。
眼を合わさぬよう、その扉から視線を逸らした。
それでも、声も、哂いも耳に入る]
…誰かさんのおかげでね。
[拒むように、返す言葉は短い]
[ 呻き悩んでいる姿を見て頭を撫でようと、
左目を隠していた手を離した。]
………そうですね、身体の病気はお薬で治ります。
忘れたければ、忘れればいいでしょうね。
何度も言いますがオーフェンがいいなら、それで。
忘れたいなら、お手伝いしますが。
どうしましょうか?
それでオーフェンが楽しいなら。
[ 左目にはほんの少し闇が差していた。]
そんなに嫌なことでもあったか?
[おかしそうに言って、まったく気にもせずにそばへと。
見下ろすのは狐の面。]
女に振られた、くらいじゃこうはなるまい。
全部、忘れてしまえば、いい――
嫌なこと、いらないこと、全部壊して……また作り直せば、いい?
[悩み果て、やがて深紅の双眸は、光を失う]
苦しみのない、世界……
苦しみを消す、世界……
……あはは、結界樹と、一緒、だね……
[ロザリーの離された手から覗く左目を見つめ、口元に歪んだ笑みを浮かべた]
[疾風は円らな瞳でカレンを見返す。
褒められたのが判ったか、尻尾が少し揺れていた。]
やはりそう思うか。
疾風、お前が頼りだ………行くぞ。
[疾風を片手で抱き、カレンに視線を投げて羽ばたく。
その手の血と薬の匂いに疾風は小さく鳴いたが、翼が生んだ風に驚いた様に鼻を上げた。
島全体を旋回し、闇の翼の生んだ風の匂いを探す。
ある方向で一声、怯える様な大きな鳴き声が上がった。]
………あちらか。
[紫紺を大きく広げ、空を滑る。]
[舌打ちをして、頭上に来た鳥を手で掴もうと手を伸ばす。
掴んでも、それは握りつぶす事はなく。
アヤメが下から追うには、更に翼で空を叩いて高く飛ぼうと]
[ 歪んだ笑みに冷笑で答える。]
全てのものは表裏一体。
破壊のための創造なのか。
創造のための破壊なのか。
真理は何処にあるのか分かりませんが。
別に真理など必要はないのです。
人の数だけ真理があると私は思っていますので。
嗚呼、でも結界樹と一緒ですね。
結界樹の中、気になりますか?
[ 大きく羽根を広げた。]
[無自覚で少しでも距離を取ろうとするかのように、膝を胸元まで引き寄せる]
…それを、アンタに言ってどうなる。
振られたと言えば、慰めてでもくれんの?
[何か、思い出したかのように唇を噛んで、血の味に顔を顰める。
誤魔化すように、また瓶に口を付けた]
[伸ばされる手、それを避けなかったか避けそこなったか、真白はそこに捕らわれて。
哀しげな声でくるる、と鳴く]
……いかせないっ!
[更に飛ぼうとする漆黒の翼。
それを逃すまい、と翼を繰りつつ。
手に集めた紫星の煌めきの縄を投げる]
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