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―ギュンター宅―
どう伝えるべきか、考えたけど、答えはでなかった。
だから、うまい言い方はできない。
[ギュンター宅にまだ残っていた人達に、そう断りを入れてから]
皆もいずれは、村長のようになるかもしれない。
だから、後悔なく、生きて欲しい。
[その場に残っていた人にそう伝えてから、ゼルはどんな風に自分を見ていたか]
いない人に、伝えてくる。
[伝えることは伝えたと、そんな様子でそう言い残して、自分もギュンター宅を後にした]
あれ、忙しかったかな。
だったら、ごめんなさいなんだよ。
[何となく、籠もっていたような気配を感じて、邪魔をしたかと口にするのは早口の謝罪]
うん、ちょっと、ね。
こないだ言ってた、糸の色染めなんだけど、ね。
[そこまでは淀みなく言えたものの。
理由をどう説明しようか、と。
そう考えたら、言葉が、止まった]
─自宅─
いや、丁度一段落したところだから、大丈夫だよ。
[謝るユーディットに微笑んでみせて。依頼のことと聞けば、うん、と一つ頷くも、そこからユーディットから言葉が出て来ないことに不思議そうにする]
…何か、あったの?
んー……とりあえず、中入る?
お茶くらいは淹れるよ。
[そう言って家の中へと促した]
─ギュンターの家―
[家人と話を終えた後も、道具屋と狩人の兄妹が交わす会話には、横から口は挟まずにイレーネの答えを待つ。]
…────、
[ユリアンが口を開き伝える言葉に対しても、
はっきりとは何を言うでもなく。
少し──情けなそうに眉を下げてから、]
………
[ふる。とそれを振り払うように頭を振った。]
─エーリッヒ宅─
それなら、良かったんだ。
[大丈夫、という言葉にほっと息を吐いて。
何かあったの、という問いは、うん、と肯定する]
あ……じゃあ、お邪魔します、なんだよ。
[中へと、促されると、少しだけ迷ったものの。
立ち話で話せる事でもない、と思って頷いた]
―ギュンターの家―
ユリアン?
[ゼルギウスから視線を外す]
[ユリアンの断りに訝しむような顔を向けた]
[何を問えばいいのか分からずそのまま話を聞く]
[最後の言葉に頷いた]
ああ。よろしく頼む。
[ゆっくりと妹の頭を撫でながら去ってゆくのを*見送った*]
― →ギュンター宅―
[道中勧められたキノコは遠慮なく口にして、やはり嫌いじゃない、とでも述べただろうか。
やがて着いた村長の家でユーディットを見かけた時には軽く睨みつけたものの、流石にその場で手当てをするわけにもいかず。
まさかその時点で自分の怪我に気が付いていないとは思っていなかったわけだが。
告げられたこと自体には驚きの感情はなく、ただ溜息を吐いたのだが]
あ。
[ふ、と視線は家人から逸れる。
ゲルダやユーディットが帰ってしまうのにも気がつかず、きつく眉を寄せて家の中を、何もない筈の一点を、ただ凝視していた]
─自宅─
うん、どうぞ。
[相手の応じに微笑んでユーディットを家へ招いた。その際、ちらりとユーディットの足へ視線が向かったかも知れない。ユーディットを食事用のテーブル席へと案内し、自分は香草茶を淹れ始める。部屋の奥は作業場と直続きになっているため、作業台他、様々なものが見えることだろう]
それで、糸の色染めのことって言ってたけど。
色の相談?
[淹れた香草茶をユーディットの前に置きつつ訊ね、対面の席へと座った]
─村の通り─
[悪くなった顔色を隠すようにやや俯き気味に、自宅へ戻る道を行く。]
ただ見てるだけしか出来ない……。
[反芻するように呟いて。]
……ちゃんと聞いておけばよかったな。母さんか、せめてお婆ちゃんに。
[周期のことも死神のことも、自分は何も知らなかった。
一度だけ、まだ母が健在だった時、『死神』という単語をどこかで耳に入れ、それを母に尋ねたら、泣かれてしまって。それ以上を尋ねる事は出来なかった。
それから何となくその言葉を避けてしまい。
そのうち父のように母も病で亡くなり、祖母に引き取られてあの店を継いで。
その祖母も死んで。]
…ああ、そういう事だったんだ。
[後悔しないようにという忠告は、こういう事だったんだと。今になって思い知る。]
─エーリッヒ宅─
[とてとて、といつもよりもゆっくりとしたペースで歩き、案内されたテーブルへ。
椅子に座り、何気なく見回すと作業場の様子が見えた]
……リィにいも、忙しいのかな?
[小さな声で呟いた所に、香草茶が出され、問いが向けられる]
んー、色の相談、じゃなくて。
……色染め、お願いできなくなるかもなんだ。
まだ、わかんないんだけど……糸紡ぎは、しばらくお休みしないとならないから。
―ギュンター宅―
[自らに向けられている視線にも気付かず見つめていた“それ”から、漸く視線が外れたのは、ユリアンの声が耳に届いた時。
けれど言葉は掛けられずに、彼が出ていくまで静かに見ていた。
不要となった薬に視線を落とすと、無意識に握りしめていた所為でくしゃくしゃになっていた]
……無駄足か。
[最近は調子がいいと笑っていた長の顔が浮かび、また手に力が籠った]
─ギュンターの家―
[イレーネが落ち着つくまでは、
同盟相手から兄を取り上げる気はなく]
…あ。
[ただ、出て行くユリアンに、はた。と気づいたように声をあげて、たっ、と、外に行く背中を追った。]
─自宅─
あれ、そうなんだ?
んー、そっか。
それじゃあ仕方ないな。
[香草茶を一口啜ったところで、告げられた言葉に軽く目を見開いた]
俺は構わないよ。
それじゃあまた目途がついたら教えてくれな。
[いつも通りの笑み、いつも通りの言葉。まるで平時を過ごすような、そんな態]
でも糸紡ぎの仕事をお休みって、何かあったのかい?
─道―
…ユリアン!
[おの背中に追いつけるなら、名前を呼んで、]
名前!
[端的に、用件を呼ぶように叫び]
緑湖茸と──、美人髪と。
どっちがいいと思う。
[先の発言には触れず、ギュンターのことにも触れず、
見上げて口にするのは、頼まれ事の名づけの話。]
─エーリッヒ宅─
ほんとは、楽しみにしてたんだよ。
糸が変わるの見るの、楽しいから。
[それは偽りない気持ちだから、素直に告げて。
休みの理由を問われると、僅かに俯いた]
……糸紡ぎより先に、ね。
じいちゃとの約束、果たしたいんだ。
勿忘草の壁掛け、作るの。
ディが、まだ、ディでいられる内に。
[視線は香草茶の小さな水面に落として。
小さな声で、ぽつぽつ、と理由を告げた]
―ギュンター宅前―
[ギュンター宅を後にして、すぐにミハエルがこちらに駆け寄ってくる。
立ち止まり追いつくのを待って]
ああ、きのこの。
早いな、ミハエル。
[すぐに何のことかはわかり頷いて]
その二つなら、
[一つの名前に一人の人物が思い浮かび、わずかに困ったような顔を見せただろうか]
両方、今はもらっておく、どっちもいい名前だから。
早めには、決めておくよ。
―ギュンター宅―
[出て行ったユリアンを追う足音を背中で聞いて、
それから首を傾けて、兄妹を見た]
……行くか?
[端的な問い。
視線を向けられていたことは知らず、表情は常通りに見えただろうか]
─自宅─
あはは、そっか。
俺の仕事で楽しんでもらえるのは嬉しいかな。
[言われた言葉には素直に喜んで。俯く様子には僅かに笑みを消した]
じっさまとの約束?
…勿忘草の壁掛け、か…。
[自分が自分で居られるうちに。その言葉に軽く眉を顰める]
───そうだね。
今のうちにやれることをやっておかないとな。
いつどうなるか分からないんだし。
[その言葉で何が起きているのかに気付いていると言うのは伝わるだろうか。顰めた眉根を消し、ゆっくりと香草茶に口を付けた]
─道―
[とん。と追いついて、ユリアンに並ぶ。]
ユリアンが言ったんだろう。
折角、頼まれたもの。
果たせなくなると、悔やみそうだからな。
[急いだ理由を告げて、苦笑するように笑う。]
───。
[僅かなユリアンの表情の変化に、目を細めて]
─エーリッヒ宅─
……うん。
じいちゃは、消えちゃったけど、約束は約束だから。
[下を向いていたから、エーリッヒの表情の変化には気づけない、けれど。
告げられた言葉から、『周期』の事は知っているんだな、というのは感じ取れて]
そだ、ね。
一番やりたい事は、きっと、難しいから。
今、やりたい事はちゃんとやるんだ。
……うん。
ユリアンが、決めてくれるといい。
急がなくてもいいのだよ。
ちゃんと。
伝えられただけでも、ボクとしては、満足だ。
[ふふ。と、笑って]
──…、ありがとう。
[感謝の言葉を、短く付け加えた。]
そうだな。
[そっとミハエルの頭に手を伸ばし、避けられなければその頭を撫でて]
もし、決まる前に何かあったら、前者で頼む。
ありがとう、ミハエル。
─自宅─
──…じっさまが?
そっか、じっさま、消えちまったのか……。
依頼、果たせず終いになっちまったな。
[ギュンターが消えたと言うことは初耳だったため、最初は驚いた。けれど驚きはそこまでで、声は軽く残念そうなものが載るのみだった]
今を大事に、後悔しないように。
…で、一番やりたいことって?
[神妙に言葉を紡いだが、次いで出た声は興味ありげな平時のものへと変わり。興味を引いた話題に、軽く首を傾げながら訊ねた]
―回想:村の通り―
[微笑む様子に、こちらもまた笑顔を返した。]
んー、そういう心配はしなくても大丈夫だよ。
僕は誰が来ても、仕事中は気付かないから。
[真剣に言った。]
え、何。いいの?
それはすごい嬉しいなぁ。
美味しかったし。
[心底楽しみだという顔で言って、別れたのだった。]
─ギュン爺の家─
[肩を抱く兄の穏やかな声に、声を出せばともすればそのまま泣いてしまいそうだったのでただ頷くだけで返事をして。
ゼルはこちらの視線に気付いていないようで、けれど何もないはずの一点を見つめるその様子に声をかけることが出来ず。
ユリアンの声に気付いた後、ようやく視線を外した彼に話しかけようとしたが、手に持っていたものに視線を落とす様に、また何も言えなくなってしまって。
どう声をかけたらいいだろうと悩む間もなく、こちらを向いたゼルの表情はすでにいつもと変わらない様子になっていた。
行くか、と問われてもすぐに声が出ず。
一拍ほど置いた後、頷いた。]
…うん、行く。
兄さん、あたしゼルに薬頼んでたんだ。
これ、ゲルダのパン持って先に準備しててくれる?
向こうで食べてって、準備してくれたの。
─道―
[ぽん。と手がおかれて、視線が少し俯く>>391。]
…わかった。
[もし。と続く言葉に、ぐ。と横に下ろした手を握る。]
─エーリッヒ宅─
……うん、消えちゃったんだ、って。
リィにいも、じいちゃに何か、頼まれてたの?
[依頼、という言葉に視線を上げて、不思議そうに問うも束の間]
ふにっ……。
[投げかけられた問いに、上擦った声を上げた]
え、と、えと、それは……。
お……教えないんだ、よっ!
[どうしようか、と悩んだ果てに返した答えは声がひっくり返っていた]
─ギュン爺の家─
[もう一つの包みの中身は、まだ完成していなかったから。
手元から手放したくなくて、ゲルダからもらったパンの包みだけを兄に渡した。
胸元で結ばれたスカーフを軽く握るようにして、お願い、と微笑みを作った。]
―自宅―
[それからは何も気にせず自宅へと戻り、せめてキッチンだけでも片付けようかと、
久しぶりの運動を開始するのだった。
が、ふと首を捻り、背の方を眺め見る。
服の下に何があるかは見えないが、首を元に戻すと、とりあえず食器類だけはまとめるのに専念するのであった。]
――ん。
こんなもんか。
よしよし。これで水くらいは出せる。
[真剣ながら内容の程度はかなり低い。]
―道―
ミハエルの悔いが一つでも減るならそれに越したことは無い。
[頭を撫でていた手を引っ込め]
ウェンに伝えてくる、長老のこと。
エーリには、ミハエルにお願いした方がはやそうか。
[引っ込めた、その手を振り]
少しだけ、妹がいる二人が羨ましくもあるな。
じゃあ、また。
[最後にそんな言葉を残して、何もなければそのままウェンの家に向かうだろう]
─ギュンター宅─
[『死神』の降る刻]
[彼女がそれを知ったのは、早くに逝った母親の遺したレシピ集を漁っていた時であった。
その中に紛れ込んでいた母の日記帳。そこには『死神』に命を刈られた幼馴染への想いが綴られていた。
書かれていたのは、深い後悔の念。素直になれなかった自分への悔恨────酷く胸が痛む内容だった。]
―パン屋―
[店に戻ると、不在の看板は取り除いて。
置いてあった箱から代金を取り出して閉まっておいた。
それから作業場の方へと向かっていく。
暫くの間ぼんやりと、椅子に座って台を眺めていたが。]
店開けてるけど…少し作ろうかな。
[身体を動かしていれば、少しは気が紛れるからと。
記憶していたパンの材料を用意しはじめた。
用意しながら、生地を打ちながら、やる事、やりたい事、約束などを思い出し、考えていた。]
─自宅─
絵の描き直しを頼まれてたんだ。
…周期を越えた時に見れる、華の絵の。
ま、実際は本当にその華の絵なのかどうなのか分からないんだけどね。
俺の好きに塗り直して良いって言われてたんだ。
[ユーディットの問いに答え。自分の問いに対する相手の反応を見ると、いつもの笑みを浮かべた]
えー、教えてくれないの?
ユーディットがやりたいことが何なのか、興味あるんだけどなぁ。
─エーリッヒ宅─
絵の、描き直し。
『周期』の後に、山の一番高い所に咲く、花の……。
[返された答えの一部を、小さな声で繰り返し。
いつもと変わらない調子で重ねられる言葉に、にぃ、と言って縮こまった]
だ、だって、だって……。
夢、みたいな、事だし。
……絶対、笑われる、もん。
―ギュンター宅―
[頷くイレーネを見て、彼女が兄に話している間、ちらと先程見ていた場所に目を向ける。
すぐに視線を外して、やり取りが終わるのを待った]
―ギュンターの家―
[ゼルギウスの視線の意味も分からないまま]
[ユリアンの後を追うミハエルの背を見ていた]
ああ。昨日言っていたやつだね。
ありがたいな。
分かった。では先に戻っているよ。
[妹は泣いていなかったけれど拭うように頬を撫でる]
[母の仕草は多くをそのまま身に覚えていた]
[肩から手を離しイレーネに微笑み返す]
[ゼルギウスに軽く会釈すると出入口へと向かった]
―自宅―
よっし。
とりあえず次の本に取り掛かろう。
[状態が悪くなる前に写すことも重要な仕事だ。
そういう本は(散らばった部屋でも)まとめて本棚に仕舞われている。
その棚から手ごろな一冊を取り出すと、机において、新しい紙を広げる。
ペンを走らせる前にイラストの有無を確認し、花のイラストなのを見ればちょっと溜息を吐いた。]
一つしか描けないっての。
[まぁいいや、というような様子。
ゲルダが読むだろう本はちゃんと避けてわかりやすく置いたまま、机に向かう。
しかしどうも集中できずに、背へと手をのばしてぺちぺちと叩いたりしているのだった。]
─ギュンター宅─
(────ズキン)
!?
[俯き、過去のそのことを思い出して胸を痛めていると、突如鋭い痛みが、左手の甲に走る。
それは、まるで火に焼かれるような痛み。]
い、た…………
[思わずその場に座り込み、右手で左手を押さえ、かき抱く。
恐る恐る手を僅かに離し、左手の甲を覗き見ると、]
っ!?
[右手に隠された左手の甲には、華の紋様。]
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