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なら、いいですけど。
[少しは無理をしているのだろうと、判ってはいてもそれは言わず、ヘルガに笑みを返す]
そうですね、ブリジットは、以前にも対が消えてしまう事件に遭ったことがあるし、今は、大切な方とも離れているので不安が強いんだと思います。
でも、頑張るって言ってたから。
[昨夜のブリジットの様子を思い出して目を細めた]
[問いに、従魔は碧の翼をぱさり、と広げ。
肩にしがみつきつつ、きゅ、と短く声を上げる。
……静寂。
獣は、ふるりと首を左右に振る]
……そう……か。
「……でも……」
……でも?
「……なにか……嫌、なの、かも」
[あとわかんない、と。従魔は小さく呟いて]
[こちらに向くハインリヒの視線に何か用かと言わんばかりの葡萄酒色の視線を向けるだろう。
それから一度男に残るレーザーのあとに視線をやりながら]
…何。
[やっぱり口に出して聞いたとさ]
落ちてもどうにかなる方は少ないとは思いますけど。
念のため、です。
無茶なことが好きな方が多いみたいですから。
[肩をすくめる様子ににこりと笑いかけ。]
ヘルガ様もあまり無理はなさらないでくださいね。
ドロイドって、自然に生まれるモノなのか?
誰かが作るものなのか?
…あれ、イノチは入ってないんだよな…?
[ふと、自分がいくつもつぶしたドロイドを思い出しながら。
鼻先を窓から広間に入れると白い猫が見えたので、ちょい、と腕を伸ばしてみた。]
[ソファに近づき]
[黒猫に触れようとして、]
[背後からの声に止まった]
[普段よりも熱い手]
[火傷する程ではないのが救いとは言え、]
[黒猫セーフ。]
それくらいでへばるほど、柔じゃないさ。
[けろりと笑顔ひとつ。
そしてちび影の過去の話に少しだけきょとんとして、ふぅん、と相槌ひとつ]
…いい大人が、まったく。
[そう、すっかり忘れがちだがちび影のほうがこのふてぶてしい陽光の精霊よりも生きている年数はずっと上のはずだった。
思わずこぼれた言葉は、小さく]
……うん。アル、探しに行こう。
[こくりと頷いて、着地した庭園を歩き出す。
悩んでて、待ってたけど来ないし。リンゴ食べれないし。
そもそも、アルが居ないと何にも太刀打ち出来ないから
ドロイドの所為で出れなくなっちゃうし。…それも、困るんだ。
屋敷の出入り口に向かう。
……何だか人たくさん居るけど…出てったら、怒られるかな。
出来る限り、気付かれないように静かに端っこを通る。]
火山?
< 猫は、黒猫かんいっぱつ、だったのを知りません。
それから、近づいて >
……そんな、場所、あるんだ。
< ぽつり、こぼして、猫に手を。
もしかしたら、ちょっとあったかい手は、においをかいだら、白猫だってわかるかしら。 >
[黒猫ちょっと驚いた。
だってこの間は冷たいおててだったのに、今日は近づいた手が暑そうな気配がしたんだもの。
にゃん、とひとつないて、白猫の気配がする金の少年のほうへてちてちダッシュ、にゃーんとジャンプ。
金の男の子は飛び上がった黒猫をどうするかしら]
ドロイドは誰かが作ったんじゃないでしょうか。
自然には生まれないと思います。
もしかしたら、今も作られている最中なのかもしれませんね。
ドコから来ているのかわかれば、何かわかることもあるかも・・・。
んにゃ、大丈夫なんかな、と。
[ヘルガからの短い問いにはこちらも短い返答。対が欠けると言う経験はしたことが無い故にその感覚が分からず。純粋に相手に心配の念を向ける]
んー、イノチ、イノチなぁ…。
どうなんだろ、あれは。
生き物のように動くが、身体の構成は鉄やら鋼やららしいし。
[マテウスの疑問には考えるように首を捻った]
でも、無理はしないでください?影響が全然ないってこともないでしょう?
[ヘルガの言葉の後半は聞こえないったら聞こえない。年齢の話はタブーだし]
ま、ここで撃墜大会してても、キリありませんか。
……どうやら、早めに戻った方がよさそうだしな。
[ちら、と光鎖を伸ばす銀の腕輪に目を落とし。
それから、東へ向けて歩き出す。
……その間、どれだけ撃墜したかはさておいて]
─中央塔前→東部エリア─
< わぁ。
なにに、黒猫が驚いたのかはわかりませんけど、ジャンプしたその子をちゃんと、猫はだきとめました。
……どうしたの? と言いたげに、猫は黒猫の喉を、指でなでます。
きもちいい? >
鋼や鉄なぁ…
今作られてるってのはあるのかもな。
な、アーベル、そのへんってわかる?
[ひょい、と肩をすくめながら、青に聞いてみる]
< なんだか、アーベルは、ちょっとショックみたい?
表情が動かないから、猫にはあんまりわかりません。
ただ、
あついのしらずに、手をのばしました。撫でようと思ったわけですけれど。 >
だから、大丈夫だって言った。
それとも、何。
大丈夫じゃないほうがお望みなわけ?
[ハインリヒの声に対し、返答する声はわずかに苛立ちを含み。
それが三対の一対が欠けたゆえの不安定さからくるのか、それとももっと別のものからくるのかは謎だったけれど。
ライデンが歳の話をスルーしたのはさりげなくそっとしておきつつ]
…さぁ、どうだろうねぇ。
[自覚症状がないゆえに、首をひねる。
だから、ユーディットの心配も適当に手を振って応じておくのみ]
そういえば、ユーディットさんとエーリッヒさんもダーヴ殿の対でしたっけ…精霊程の影響はないかもしれませんけど…
[火竜の名を口にした瞬間に、視線を落とす。屋敷の中の二人を案じているようにも見えたか…その手はポケットの中で、何かを軽く握りしめて]
[喉をなでてもらうのは気持ちいいの。
驚いたの。にゃーぅ。
だってあの人のおててとっても熱いんだもの?
まるでフライパンのそばにいるみたい。にゃ。
だからおにーさんごめんね、おにーさんはだいすきだけど、でもそのおてては今はちょっと嫌いなの。みー]
大丈夫な方が手間がかからんで良いが。
無理してなきゃ良いな、と思っただけ。
[相手の苛立ちは知ってか知らずか。思うままの言葉を口に出す]
とりあえず、降りねぇ?
このままここに居ても何だし。
[屋根の上のヘルガとユリアンに提案する]
─屋敷前─
[くしゅんとくしゃみをするブリジットに]
1回は良い噂、2回は悪い噂、3回は惚れられて、4回以上は風邪ひきだっけ?
[灰銀色の髪の少年から聞きし後。
私は思い沈みつつ、彼の仔の様子を見に時の竜の部屋を訪れた。
なれど]
セレス…何処へ…?
[部屋には姿なく、開け放たれた窓があるばかり]
[庭園側から、出入り口付近で集まる人の隙間を抜ける。
多分、皆お喋りに夢中だから気付かない、かな。
さくりと草を鳴らしながら、草原に出て。
「声」を辿ろうと気配を広げて、ふと、僅かに眉を寄せた。
結界の向こう、微かな機鋼の気配。]
< 猫の動きは、いっしゅん、とまりました。黒い猫をなでなでなでなでしてたのと、おんなじつもりで撫でようとしたから、悪かった……わけではなく。
あつい。
ばっと手をはなします。だって猫舌(手?)だもの。 >
火山……あつかった?
< おもわず、たずねました。 >
……なんで、こんなもんがここに留まってやがりますか、と。
[何となく、呆れたように呟きつつ。
ぐるり、見回せば護法天陣の内側は無事な様子で]
ま……いずれにしろ、おいとくのは危険……か。
[未だ右腕に巻いたままの、光鎖。
瞬間の動作で、天へと舞うそれは、的確にドロイドのコアを貫き、動きを止めた後、瞬間に腕へと戻る]
…悪かったな、手間ばっかで。
[一気に不機嫌マックス。
淵に立っていたかと思えばゆらりとその姿が傾いで、下へと落ちてゆく]
わたしは特に影響らしい影響はありません。
ダーヴィット様が選ばれた理由は想像するしかありませんが・・・。
邪魔であったのか、何か必要とされるものをもっていたのか。
そもそも誰が選んだのでしょうね?
2人とも屋敷の中に居たんです。無作為になんでしょうか。
[あまり自分でも信じていない様子で言葉を口にする。]
大丈夫、自分で降りられ……
[マテウスに答えかけて、結界の外で光鎖が舞うのを目にすると、とん、と屋根を蹴って一気に地上へ飛び降りた]
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