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[困ったようにベアトリーチェをうけとって]
ええ、ゆっくりおやすみなさいな。
傷は癒しましょう
[少女の姿にそう囁き、
fatherの姿を見送った。]
[傍らのエルザをチラリと見る。相当緊張している]
そうです。エルザが彼を視ました。
先程死体は消えてしまいましたが、僕も銀糸を見ましたし。
[神父を見つめてそう告げた]
[オトフリートの曇った顔を見つめる]
立ち、向かわなくても、そのうちきっと、殺されるわ。
クレメンスも、ナターリエも、ベアトリーチェも、変。かな、しい・・・。
狼さえ、倒して、しまえば・・・。
[オトフリートは気付いているだろうか。
初めて話した夜に比べて、...の言葉は流暢になっている。
感情は少しだけはみ出る。
それはここで、みんなから、得たもの]
やだ・・・殺してほし、くない、の・・・。
[眉を顰める。これは...の、悲しいとき、苦しいときの癖で。
死にたくない。
それは大前提だけど、でも、悲しくて]
ギャ! ギャア!
[旅人の叫びは、少女の振り下ろす回数に反比例して
少なくなり。最後は、振り下ろされる刃に対して、
なにも、なにも、反応を示さなくなり。]
少女は旅人の胸にうずくまっていた。
かわいそうなこどもを、母親がだきしめるように。]
へーき、はんちゃんは、こう、ならないから
[小さくつぶやいた彼女のささやきを、聞くものはいない。
壁の外の彼女の首は、彼をみつめて。
彼を殺した彼女は、やさしく旅人の目を閉ざして。]
[近づいてくるクレメンス。長く伸びた影。その黒衣]
[神に仕えるものは、何故黒衣を好む?]
ええ、ここにいたわ。
[月も傾いたせいなのか、もう、噴水に虹は架かっていなかった]
[オトフリートの最後の言葉には]
・・・・・・特定するわ。
[強い視線にをたじろぐことなく、受け止めた。きらりと目が、月光に照らされ]
そう。・・・あなたを。
[瞬きを一つ。アーベルの想いはまだエルザの中から失せきらずに、蒼い煌めきを瞳に宿すか]
彼の首から、ロザリオが外れていたわ。
[その意味まで問うことはしなかった。哀しい妄想かもしれないから]
獣の王にして、太陽の煌きを持つ金の狼。
その君が何故、エルザを庇おうとしているのか理解が出来ないね。
[クレメンスは、続ける]
……僕、が?
[流石に何を言われたのか分からなかった]
何、を……
[けれど自分は何の血を引いていた?
揺らぐ。揺らぐ。揺らぐ]
違う……
[呆然とただ否定する]
ロザリオ…アベールが身に着けていたものだね。
それも消えてしまったのか……。
[呟き。
そして、ミハエルに]
いいや、君は人狼だよ。
君を見た。
[再度告げる]
僕は、ただ。
ただエルザを護りたいだけ。
[震えながら答える]
何故、貴方は僕を人狼だと言う?
[気が付きたくなくても気が付いてしまった]
[傍らのエルザが震えている]
[そちらを見ることが出来ない]
[キッとなって、クレメンスをみる]
…世迷い言は聞かないわ。
そういうあなたは何者なの。何を証拠にミハエルを、人狼だなんて言うの?
言っただろう。
・・
私は、君を「見た」
ジプシーの人狼の御伽噺のカードゲームには、「占い師」というものがあるらしいね。狼を識る能力を持つものだ。
世迷いごとではないよ、エルザ。
君が霊を見る事が出来るように、私は「目」で狼を識る事が出来る。
[軽く、目を擦った。モノクルがなくても、ここに来てからよくなった視力、そして]
見た?占い師の能力で?
僕を見たのならその答えは出ないはずです。
[息を吸い込む]
[顔を上げてキッと神父を睨みつける]
…そうか。そういうことか。
残酷な神が支配する、神の箱庭。
その神が楽しむための駒として使うのは。
聖職者。
神の声を代弁し、神の代わりに力を振るう者。
そういうことですか。
[震える手で剣を抜き、構える]
ならば、貴方が人狼だ。
[くすり]
…そういえばあったわね。狼を知ることの出来る能力者が。『狂信者』と言うカードだったかしら?
誰の趣味なのかしらね。似合いすぎているわ。
[エルザの言葉に小さく瞬く]
[そうだ、そのカードも在ったのだ]
人狼、でなければ、人狼に組するもの。
狂信者、ですか。
…させませんよ。
僕には力は無いけれど。
エルザをみすみす殺させるようなことはしない。
人狼は、皆、常にそういうらしいね。
[クレメンスは、懐から一冊の本を取り出した]
人狼達の生態を詳しく書いた本だ。
そう、だが、私が何故人狼だと君は言えるのかな?
ジプシーのカードゲームには「狂人」というカードもあるらしい。それは、人間でありながら、人狼に味方するものだ。
では、尋ねよう。
狼に高らかに問う!
[歌うように声が響く]
契約の神、嫉妬する神の僕であるばかりか、あなたは人狼にまで跪くのかしら。
[くすくすと笑う]
…退きなさい、月に魅せられし者よ。自分もまた哀れな生け贄と気づかないの?
[エルザの言葉に勇気付けられて]
[全身の震えが止まってゆく]
僕は、狼じゃない。
僕は、自分の事しか分からない。
けれど、自分のことは分かる。
それだけは分かるからこれは言える。
僕を狼と言い切る貴方は、少なくとも狼の側だ!
私達と会話を交わさず、姿を現さず、
エルザのみを大切にしたのは何故だい?
エルザさえよければ、他はどうにでもよいと言わんばかりの態度、私達は団結をしなければならないのではないかね?
そして君は子供だ。君とエルザの関係は、私には伺い知る事は出来ないが、見る限りでは限りなく親密な関係を作り上げている。
そして、エルザは霊を視るものだ。
エルザの信頼を勝ち得、或いは共に行動をなせば、
・・・・・・・・・・・・・・・・・
君は疑いを免れる事が出来ると考えたのではないか?
そうだねえ…
[クレメンスは玲瓏な声に、深いバリトンで応える]
ではエルザ、ミハエルは本当に人狼ではないと言い切れるのかい?
[問う]
僕が心を開放してくれたエルザを慕うのは、それほど不思議なことか?
その身を挺してまで庇おうとしてくれた相手を護りたいと思うのは、それほど不思議なことなのか?
こちらも聞こう、占い師を騙る神父。
貴方がベアトリーチェを庇うのは何故だ?
彼女は無差別に殺害をしようとしたことすらもある。
その彼女をどうして貴方は庇い、人を手に掛ける?
答えろ!
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