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う、うん!
[ナターリエも共に来るのを確認しながら。
手を引かれて一生懸命に走る。
行く手の力と走ることとに気を取られて、その場にあった他の異変には気が付くことが出来なかった]
―…→墓地―
僕はこの森の親のようなものだ
ずっとずっとずっと
この森が、つくられるときより、ずっと見ていたのだから
[先より、落ち着いた様子で。
本来は深いあおの瞳は、もう暫くは暗緑のままであろうか。]
……そう、か。
[歌う白梟を見る事無く。
ティルの言葉に、呟くように]
……輪転を司るものとして、あるまじき行いではある……が。
……しかし……。
不当な殺しを僕は赦せぬし、
かの女はきっと、知らずなら、
また繰り返そう。
痛みを知らずば、痛みを与えられよう。
[白梟の歌は聞こえているのだろうけれど]
僕とて、かの女を殺しはしない。
手加減はしたよ。
……覚醒を促してしまったようだが
[困ったような声。
それから、ふと、気配を感じる。
風の。]
……雷光の蛇王に、問うたら。
どちらの非を重く見るのやら……。
[そんな呟きをもらしつつ、イレーネの傍らに膝をついて、ティルを見やる]
ああ……確かにな。
彼女は律を知らぬ律の繰り手。
その危険性はあっただろう。
とはいうものの……死なれても、困る。
律を知らぬ同族を、放置はできん。
皇の元へ、連れて行かねばならんからな。
ー墓地ー
[走ってきたのではないだろう、しかし飛んできたのでもない。息も切らすことはなく、静かに集まる者を眺める]
どうしたことです?この有様は。
[しばらくの間を置いて、ベアトリーチェはふっと、顔を挙げました。どこかでなにかが起ったのを、感じたかもしれません。誰かの声を、聞いたかもしれません。けれど、ぼうっとしたかおは相かわらずで、立ち上がると、服に附いた砂を払いました。
花の世話をするお爺さんにぺこりと頭を下げ、さようならの挨拶をして、通りをゆっくりと歩いてゆきます。]
―墓地―
[夜目にも真っ赤に染まった地。
倒れているイレーネ。そして――]
――ティル。
[ぼつん、と名を呼ぶ。後は声にならず]
そうだな。
領域を侵すものは罰せられる。
私も同じ事をしただろう。
[ティルへ頷く。冷ややかなままで
樹の一本へ背を預けて、集まった面々を見渡した。]
私が知る限りイレーネから現れる力はとても弱く、微かなものだった。森を侵すことが出来るかどうかも不安な程に。
何があったのか。
まさか、かの女が、覚醒をするなど僕は思わなかった。
[ゆると、時の竜に目を向けて]
竜の封印が甘いのではないか?
[その目は少し、咎める色か。
名を呟く風の子には、困ったように首をかしげ。]
大丈夫だよ、僕は。
[金色の亀裂の走った目で、笑う。]
[クレメンスの声は聞こえるものの、そちらを振り返る事はせず。
歌い続ける白梟をつ、と撫でる]
ヴィンター。
お方様の力、借り受けられるか?
[歌い続ける梟は、僅かに首を傾げるか]
……無理なら、いい。
お前は、歌を届けていろ。
俺が、無茶をすればいいだけだ。
─墓地─
[たどり着いた頃には、人もまばらに集まりだしていて。]
…イレーネ。
[血にまみれたまま、横たわる姿を見つめる。
暴走しかけた力を押さえ込まれて、意識を失い、眠っているようだ。]
封印か……。
[ティルの言葉に、一つ、息を吐いて]
……彼女は、律を知らぬ竜。
即ち、皇竜の刻印は受けてはいないだろう。
どんな形で力を抑えていたかは知らんが……本来のものよりも、それは脆いもののはずだ。
[彼の養母が彼女を気にかけていたのにも。
その点が、含まれていて]
―墓地―
[そこの気配は酷く乱れていて]
なにが、あったの……?
[小さく呟いたけれど、誰も答える余裕はなかっただろう。
それでも目の前の状況から見えることは少なからずあって]
イレーネの力、いつもより不安定?
[そこでティルの言葉が聞こえた。
驚いてそちらを振り返る。どこまでも冷静な魔の姿を]
彼女の封印は…母親が。
…ひとりで子を産み、ひとりでその子の将来を案じて、刻んだものらしい。
[昼間見た、白い背中に刻まれた、つたない呪。
それを思い出して、小さく伝える。]
竜族は何をやっているのだ。
[ゆると目を向けるそれは。
怒りの色に、染まる。]
返せというても還らぬだろう。
わかっているから僕は殺さなかった。
何ゆえ命の属性あるものに、
それを教えられない。
母があるならその母が
違うのならば他のものが
教えてやらねばなるまいよ
……そうか。
[火炎の若竜の言葉に、呟いて]
何故、道を失したのか……。
竜郷への道標は、魂の内に。
それは、変わらぬはずなのに。
[...はティルの隣に行き、頭をぐしゃっと撫でた]
この状況で、どう見たら「大丈夫」といえるのか、簡潔に答えてもらおうか。
そりゃあ、僕は何も力を持たないし、
ティルから見たら頼りにならないのは重々承知だけど。
心配なものは心配なんだ!
[もう一度ティルをぐしゃっと撫でてクレメンスのほうを見た]
[困ったように、首を傾げる]
確かに私と、この娘は対なる属性ですから、不安定な様子が殊に気にかかって、様子を見てはいましたが、覚醒せぬ竜の子に不用意に力を分け与えたりはしませんよ。
私の司る力は、心の定まらぬ者には毒でしかありませんからねえ。
[こどもはひとり、いつものように、「Kirschbaum」へとあゆんでゆきます。桜の花びらは、はらはらと舞って夜闇をいろどって居りました。
扉をそっと開くと、カランカランというベルの音が聞えます。いつもより人は少ないようでした。今日はユリアンは居ないようでした。いいえ、他の皆も居りませんでした。
カウンターまでいって、せいの高い椅子によじ登って腰をかけますと、両の肘を突いて頬に手を添えました。外に居たせいか、少し冷く感じます。]
[冷静なのを装うことなどとうに慣れて。
高ぶりを抑えるも、すぐにできること。
竜の二人に、ごめんと小さく呟いて。]
……それでもかの子は、何故、死なねばならなかった。
たかだか力を試すためだけに。
[風の子に、コエを届けられる相手に、撫でられて。
ようやく、その瞳からしづくは溢れた。]
[そっと、イレーネを抱き起こし、乱れた衣服の狭間に刻印を見る]
ああ、これが封印の印ですか…幼い頃に施されたせいで、所々掠れている…どうやら、そのせいで、力の制御が出来なくなったようですねえ。
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