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―広間―
それでもここが貴女の故郷。
[それは母の口癖だった]
外にも素敵なものはあるけれど、この村にだって沢山ある。
嫌いと言われてしまうと哀しいわ。
ねえ?
[抱き壊されるかと不安げなフォルカーの様子に、勘違いも含めて同意を求めるよう微笑んで言った]
[一瞬某レスラーが頭を過ぎったのは気の所為だったに違いない]
…必勝祈願?
なんだ、試験でも受けるのかい。
[ダーヴィッド本人からの返答に片眉を上げた。
ところで同僚のツッコミが入る]
ハァ、なるほどね。
…流石の阿呆の子にも堪えたワケか。
[さり気なく酷い言葉を交えつつ、それでもいい気分はしないのか、女の声のトーンは落ちる]
[仕事を続けるエーリッヒにひらと手を振って、階段を上ろうとして。
下に新たに見えたのは、天文学者を名乗る男の姿]
……。
[彼も上にくるのだろうかとかそんな事を考えながら、とりあえず無言で階段を上る]
んー…イレーネも可愛いけど。
フォルカーはなんていうか…癒し系?
[いや、モフるとかむしろ小動物扱いだろう]
あはは、抱き壊すほど力はないでーっす。
ワインの大樽担いで運べる程度の腕力ならあるけど。
[エリザベートに言われれば、楽しそうに笑顔でそんな事を言う。
酒場で働いていて、かつ他に力仕事の出来る人がいないので、必然的に腕力もつくだろう]
……外、かぁ。
興味はあるけど、父さん一人残しても行けないしねえ。
お嫁に行くとかならともかく、それでも父さんが持参品になりそうな気がするー。
―広間―
ああ、いえ。ごめんなさい。
外からいらした方だわと思って。
[頬を擦るハインリヒに、不躾だったかと小さく謝り]
お話したことはまだありませんでしたね。
エリザベートと言います。
皆はエルザと呼びますから、よろしければそちらで。
[相手の名前も知らなかった。
会釈をすると軽く首を傾げてみる]
見た目の割りに、は余計だっつーの。
[ユリアンの声にエルザへ向けていた視線を上げてつっこむ。
もちろん、笑いながら]
ったく…おっちゃんじゃなくてお兄さんと呼べって、言ってるだろ?
[あからさまに眉間に皺を寄せ、口にしたのは明らかな冗談]
[ハインリヒの声に言い訳をする余裕はないけれど、イレーネとの話題にあがった彼にちらと向けた視線は、なんとなく申し訳なくて逸れてしまった]
お祖父さまは好きにすればいいって言うし、……母さまの生まれた場所、見てみたい……村の外には、たくさんのものがある………土の中に眠る石も、遠い空で見る星も………あるのも、わかる…けど……
………僕……は、…父さまの息子だから。
[葛藤の滲む声音も、最後は、たったひとつの理由に落ち込んだ]
レーネ……、
でも、レーネ、ギュン爺さま嫌いじゃない、
[よね、と。
終わりはいつものように、殆ど消えてしまう]
―集会場・玄関前―
[売り上げの確認が終り、荷物の整理をしていたところで声がかかる]
オトフか、俺の商売楽しみにしてくれれる人もいるしな。
こんなところまで、わざわざ足運んできてくれるような人のためにもな。
[事実ここでの商売はさほどの儲けにはなっていなかった。]
ああ、そうだ、これやるよ。
売れ残ったからな。
[万年筆を差し出して]
俺持ってても使わないし、学者さんなら色々と使う機会もあるだろう?
─広間・暖炉傍─
……ユリさん助言したいのかしたくないのかどっちかにして。
[この程度ではめげないのは分かっていたけれど。ユリアンに向けられるのはやはり、ジト目。諦めた様子で視線はユリアンから外れる]
故郷でも、それだけだ。
[エリザベートに返すのは、淡々としたもの。人生経験が浅いが故に、見えるものでしか判断出来ず。故郷の大切さが分からない]
とにかく、ボクはこの村から出たいんだ。
こんな閉ざされたような場所で一生を過ごすなんて嫌だよ。
―二階―
[適当に廊下を歩きながら、時にドアを開けたり閉めたりして部屋を物色している]
階段に近い所は駄目、と……。
やっぱり奥かねえ。声が響いたりすると迷惑だろうし。
[一応聖職者をやっていた者の意地として、夜の祈りは欠かしたことはなかった。
声はそこまで大きな方ではないとは思っているが――万が一の事もある。なるべく奥の部屋をとるべきだろうかと、足はやがて廊下の奥へと]
……星ほど。
[あんまりと言えばあんまりなユリアンの喩え>>365に、少年の口があんぐり開いた。広間を出て行く面々の見送りすら忘れている]
ユリにい……その労力、他に使うべきだと………思う。
[ふるふると小刻みに首を振りながらの台詞は、窘める目的より、怖いから嫌、が大きい]
あんまり着込みすぎると、転んで、ほんとうに雪だるまになる、よ。
…………ぇえと、ぁの、僕、ちょっと用事、が。
[半ば逃れる口実ではあれど、用があるのは本当。
ユリアンの腕を弱い力で掴んで、離してくれるようお願いした]
[ったくしょうのねえ奴だな、と笑ったまま呟いてエルザの方へと視線を戻す]
ああ、いや。そういう視線には慣れてるさ、気にしなくていい。
[僅かに苦笑交じりに謝る言葉を受け止めて]
エリザベート、か。
[名前を聞いて一瞬表情を曇らせたが]
じゃぁ、エルザさんって呼ばせてもらうよ。
俺はハインリヒ。
廃坑の調査に来たしがない学者のはしくれさ。
[首を傾げたエルザに簡潔に名乗った]
……はい。
[エルザの言>>368には、しっかりと頷いた]
冬の雪景色も、春に咲く花畑も、夏にそよぐ風も、秋に実る作物も……
この村にいるからこそ、感じられるものも、たくさん、あるから。
[そうまで言ってから、はた、と思い出したように瞬いて]
……………そうだ。
母が、また、エリザベートさんに織物お願いしたい、って言っていました。町のものも良いけれど、エリザベートさんの織るものが一番だ、って。
―広間―
十分に力持ちだと思うわ。
ユリアンと違ってそう壊さないと思うけれど。
[ローザには悪戯ぽく笑いながら言う]
別に、出るのを反対してるわけじゃないのよ。
[淡々と返してくるイレーネに再び苦笑した。
外を知っているわけではない。長い経験を積んだわけでもない。ただ、深く刷り込まれた意識。
けれど母譲りのそれは、外に憧れる少年少女には鬱陶しいものだったかもしれない]
─玄関前─
[階段を登るライヒアルトは、軽く視線を向けて一礼して見送った。
それから、返された言葉に微かに笑む]
なるほどね。
確かに、家の祖父母も昔は楽しみにしてたようですし。
[今は亡い二人の事を思い出し、ほんの一瞬細められる、翠]
……って。いいんですか、もらって。
それ、わりといい品じゃ?
[万年筆は愛用する日用品。自宅にも複数が眠っているほど。
増える事というか、増やす事もある意味では楽しみの一つなのだが。
さすがに、ぽん、と差し出されると、躊躇いもある]
そうだな。それぞれに長所がある。
だからそのときどきで適したほうを選んだほうがいいな
[なんていつのまにかローザとともにイレーネ、フォルカーむぎゅり論を述べたりして]
いやいや、だってどっちかっていうと攫いそうな感じだしー。
ハイン兄さんはそう思わせといていい人ぶって印象よくするっていう手腕だとしたら凄いものだ
[にははとこちら笑いながら明らかに冗談を口にする]
[いやしけい>>371。
やっぱりピンと来ないらしく、少年は首を傾げるばかりだった]
……大樽担げるって、じゅうぶん、凄いと思います。
[自分の腕に目を落とす。
ワインの詰まった樽なんて、小さなものでも運べない気がした]
―廊下―
[手加減を誤って同僚は、何かごきりと鈍い音を立てながら廊下に沈んでいった。他の団員が慌てて引っ張って救護室まで運んでいく。てめぇダーヴィッドいいかげんにしとけよと怒声が届いたが、このへんも何時ものこと。]
あ、め、面と向かって阿呆はないでしょう阿呆はー!
せめて陰口でお願いします。
[気にするココロがあるんだか無いんだか。
真顔で言うも、ヘルムートの沈んだトーンにむぅといったように口を尖らせた。]
俺だってその……前もって心の準備があったら多少違ってただろうけど。
ドアを開けたら爺さんが真っ赤でした、って状況は予想外もいいところだって…。見回りのついでの様子見のはずだったのに…。
[ただでさえ苦手なものを突然目に入れた時の事を――またうっかり思い出しかけてぶるぶるぶると顔を振った。]
[やがて最奥の部屋の扉を開くと、満足そうに頷き。
持っていた荷物をぽいと部屋に放り込んだ。
それから、もう此処には用は無いとして――すたすたと廊下を戻り。
再び階段の下に顔を出し、一階へと戻るのだった]
― →一階―
―広間―
ハインリヒさん。
坑道は閉鎖されて長いと思うけれど、何かありまして。
[一瞬曇った表情の意味は分からない。気付くか気付かないかのうちに消えてしまったのもあり、深く意識できなかった]
美しいものが沢山あるわよね。
あら。ええ喜んで。
今頼まれているのはゲルダの分だけだから、ここから帰ったらすぐにお伺いするわ。
[フォルカーの言葉に深く頷いて。
続いた話にも嬉しそうに頷いた]
─広間・暖炉傍─
[フォルカーの言わんとすることは直ぐに判った。それを振り切って外に出ることが出来ないと言うのも理解していた。理解していても、情けないと思ってしまうのは、自分が村を出る決意をしているためだろうか]
─── 一歩踏み出す勇気も無いの?
[眉根を寄せたまま、厳しめな表情でフォルカーを見詰める]
息子だから、何?
村長は代々家系で継いでいくものだって誰が決めた?
外では村の人の総意で村長を決めるところもあるって聞いた。
村長の息子だから外に出ちゃいけない?
そんなの、おかしいよ。
[最後はどこか寂しげな表情。直ぐに顔を伏せて、周りから表情を見えなくする]
………ボクを認めてくれないジジイは、嫌いだよ。
フォル、この鉱石ハインさんに返しても良いよね?
[ぽつりと零してから、掌で包んだままの布に包まれた石について訊ねた]
それをどう受け取るかもイレーネ次第…って感じかな。
ま、兄さんとしては心配なわけですよ。でもあまり言い過ぎるとしる楽しみを奪っちまうみたいでなかなか難しいところなんですよなー
[しかし垂れながらいってもただめんどくさくいってるようにしか思えまい]
うん。星ほど。
いやいや、自分の使いところに労力ってのは使うものだよ。
っと、用事な。わかった。ありがとな。ぬくもった
[フォルカーのもがく様子が本気のようだったので、素直に離す]
[オトフリートの祖父母の話が出て、オトフリートの様子に気づくと]
ああ、珍しいものとかもたまにもってくるのが、喜ばれたりもしたな。
子供達なんて特に喜んでくれるな。
[微妙に話を逸らしたりしてから]
この村じゃ万年筆欲しがるのはオトフくらいだしな。
そうだな、気になるなっていうなら、さっきうまいもん食わせてくれた礼ってことでどうだ?
[笑いかけてそう言ったり]
そうですか。
ああ……子供たちにとっては、そうでしょうね。
[ほんの一瞬、遠い時間に飛んだ思いを、再び今へと引き戻し、頷く]
確かに、それはそうですねぇ。
[ほしがるのは自分くらい、というのは否定のしようもなく]
先ほどの食事のお礼として……ですか。
それなら、お受け取りしましょうか。
[どこか苦笑めいた面持ちではあるものの、一つ、頷いた]
―広間―
そんな言い方をするものではないわ…。
[フォルカーに言うイレーネに、思わず横から口を出してしまう。
伏せられてしまった顔に長く続きはしなかったけれど]
本当に壊しそうだったら止めてるわ。
樽なら壊していいというものでもないから。
[呆れ混じりの声でユリアンに突っ込む。
その空気に内心では安堵の息を吐いていた]
―廊下―
…そんなコト言う前に、少しは手加減ッてのを覚えたら如何だい。
[そう言いながらも、目の前の事象への反応と言えば腕を組み、眉を顰めて見送る程度。
命に別状は無いだろうと思っているのか、出られない恨みも1割くらいあるかも知れない]
そりゃァ、予告なんざあるワケないだろ。
自衛団っていうくらいなんだから、日頃からそのくらいの覚悟をだね…
…まァ、とは言え。
此処で殺人なんか起こるたァ、誰も思っちゃいなかっただろうな。
[ダーヴィッドへの説教めいた言葉は溜息に代わり、少し視線を外した]
それはそうと、此処で団長の話があるって聞いたんだが。
未だ先なのかい?
[相変わらずダーヴィッドの立場も他の見張り団員と同じだと思っている為、再び顔を上げて尋ねる]
―廊下―
[オトフリートとハインリヒにはちらりと会釈をしてその場を通り過ぎる。
結局行く場所もないので、自然と足は広間の方に向かうか。
先ほどは気がつかなかったが、何やら取り込んでいる二人組が見えて、少し訝しげに視線を細める]
……同じように見えて、毎年、違う顔を見せて、くれます。
[エルザの同意>>387に、フォルカーもまた、嬉しそうになった。
けれど、「ここから」という言葉が耳に入ると、どうしても眉が下がってしまう]
母は、お話しもしたい、って、言ってました。
……あんなすてきなものを織れるエリザベートさんが、容疑者なんて……そんなこと、するはずないって、みんな、分かるのに。
他のひとだって。
珍しいもの、興味深いものは子供達にとってはうれしいだろうし?な?
[語尾は疑問系だったり、頷く様子に笑みを増して]
だろ、それなら使う人が持ってるのが一番だ。
別に深い意味もないし、後で法外な値段請求とかもしらないから安心しとけ。
[もっとも、万年筆欲しがるのが一名なの知っていて、持ってきているってことは、
はじめからオトフリートに渡すつもりの物だったのだが]
うわ。マジか。ハイン兄さんの見た目で清廉潔白なら世には聖人だらけになっちまうぞ
[だから見た目かいとかありながらも、手で庇う振りだけして]
んじゃあれだな。もうちょっと髭を濃くしたり目つきを悪くしつつもふとした隙間でさりげないようで注目を浴びるような場所で親切心を振りまけばいけんじゃないかな
うんうん。
イレーネはだきゅるより、眺めてる方かな。目の保養になるよねぇ。
[ユリアンのむぎゅり論にはそんな言葉を返してから、腕力についての話には笑って誤魔化し]
へ、人攫い?
[ハインリヒに話を振られれば、二度三度と瞬いて首を傾げて。
ハインリヒとユリアンを見比べてから]
そこまで怖い外見じゃないと思うけど。
元坑夫のおっちゃんたちの方が、よっぽど厳つい顔してる人多いじゃない?
[廃坑に何かとエルザに問われれば、ああ、と小さく頷いて]
俺が調査してるのは鉱山の鉱床についてなんだ。
鉱脈…って言ってもいいかもしれない。
鉱石ってのには相性があってね、相性のいい奴らは案外近くに埋まっていたりする。
たとえある種が枯れちまったとしても、そこから下、あるいは一山隣に別の脈があるかもしれない。
もちろんそうじゃないこともたくさんあるけど、な。
[冗談を言っていたときとよりはやや堅い口調で説明をすると]
難しい話すると喉が渇くな―…。
[ふ、と苦笑を浮かべてワインを口へ。
口が渇くのはかつての恋人と同じ名を聞いたせいだったが―それはおくびにも出さず。
長い間心から離れぬその面影を、ワインと共に飲み込んだ]
……………僕、は……、
[イレーネの表情に、声に、返す言葉は出て来なかった。
己の臆病さは、フォルカー自身がよく知っている。
思うことが何もないわけではない、けれど、飲み込んでしまうのは悪い癖だった。
険しく眉根を寄せる。その場で泣きは、しなかった]
レーネ、
……ギュン爺は、認めてない……わけじゃ、ないよ。
きっと。
[口にするのは、自分の事より幼なじみのこと。
自身の在りようについて言われたときより、彼女が祖父について語るときのほうが、悲しそうになった]
あ、……ぇ、と、 うん。
[自分で返すつもりであったとか、鉄紺は貰ったものなのだとか、そんなことすら上手く言葉に出来ず、短いいらえを返すだけになってしまった]
おや、兄さん。
[ライヒアルトに気がつけば一度視線を外して、片手を上げて挨拶した。
そして再びダーヴィッドを見上げる。
見方によっては、女の方が詰め寄っているように見えるかも知れない光景]
─玄関前─
[通り過ぎてゆくライヒアルトに、会釈を返して。
それからまた、エーリッヒに向き直る]
俺も、子供の頃はたまにくる行商人の後追い回しましたしねぇ。
[で、すぐに転んでじたばたして、と。
昔馴染みが聞いていたなら、突っ込みが入りそうだが、それはさておき]
後から値段請求されたって、困りますよ。
こっちは所詮、貧乏学者なんですから。
[くすくすと、冗談めかした声で言って、笑う。
実際には、天体の書籍関係でそれなりの収入があるのだが、村でそれと知る者はほとんどいない。
もっとも、目の前の商人であれば、その辺りには敏いのだろうが]
ああ。酒樽壊したらその勢いでローザに俺が壊されそうだ。
[突っ込むエルザに頷くが、ずれてます。
周囲の空気については無自覚です]
なにいってんだって、ローザ
見るからに怖くて怪しい人が人攫いはむしろ駄目だってことがわかったハイン兄さんは今の姿になったんだぞ
[そもそも人攫いじゃない]
……ユリにい、らしい。
[ユリアンの労力の使い方>>390を正す事は出来なかったが、そんな彼に対する声は嫌悪の色をちっとも含まず、羨ましがるようなものになった。
彼の腕から解放されたものの、用事はイレーネの手により果たされそうで、代わりに、広間の片隅に置いたままだった荷物を手に取る]
いいんです、エリザベートさん……
…レーネの言っていること、間違って、ないから。
[口出しするエルザ>>395には首を振り、でも、ありがとうございます、と付け足した]
荷物、置いて………きます。
[誰にともなく断りを入れて、少年にとっては重たい荷を背負い、広間を後にする]
―廊下―
よお、音楽家のねーさん。
それと、……自警団の?
[とにかく、何か取り込んでるんだろうなとは思った。
それでも挨拶をされれば、ひらりとこちらも片手を振り返して。
邪魔にならない程度に、そっと数歩歩み寄る]
なんだと、俺のどこが清廉潔白じゃないってんだ?
俺だって街に戻ればこんなむさっくるしいカッコじゃなくて
ちゃんとした紳士なんだからなー?
もうモテちゃって大変なんだっつーの。
[にやりと笑ってユリアンへ向けて言う。
どこまでが真実で、どこからが冗談なのかは、さて]
そりゃそうだよな。
元鉱夫のヤツラのほうがずっといかついはずだ。
[ローザの言葉にうんうん、と頷いた]
─広間・暖炉傍─
[感情が入り混じって頭の中がぐちゃぐちゃになる。他からの言葉が耳に入って来なくて、聞きとれたのは自分がフォルカーに訊ねた鉱石についての返答だった。当然、フォルカーが貰った石が混ざっていることは知らないため、顔を俯けたままハインリヒへと近付き、布ごと鉱石を渡す]
[ハインリヒがそれを受け取ったなら、何も言わず台所の方へと向かった。早歩きに近い速度で歩き、そのまま勝手口へと向かって。少し後に、蹴り開ける音が台所に響いた]
─ →外・勝手口─
嗚呼。
いい加減長いからな、いつ話が始まるのかと訊いてたんだよ。
[返答を待ちながら、近付いてくるライヒアルトに答えた]
兄さんは?
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