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[上を見やるアーベルにつられる様に、自身も一瞬、上を見やる。
『記憶』にある都市の様子は、彼には明るすぎるかも知れない、などとふと考えたのは一瞬]
まあ、普通はそう思うだろうなぁ。
ああ、じじ様のためにも、今度はしっかり持ってるから大丈夫。
[安堵する様子に、表情を微かに緩め。
続いた言葉に、瞬き一つ]
……いや、実際、俺の不注意がなければこんな事にはならなかったし。
愚痴られるのも詰られるのも、仕方ないさ。
当たりさわりなく腫れ物扱いされるなら、まだ、その方が気楽だしねぇ。
[最後の部分に零れたのは、滅多に吐露しない本心の一部]
……はーい。
オトせんせー、……気をつけてね。
[出てゆく時にようやく顔をあげて、
少しどうしようか悩んだけれど、それだけを口にして、少しひきつってしまうけれども笑った。]
─広場─
[いつもの場所へやってくると、既にそこには見知った顔がいっぱい。]
よっす。何か目新しい情報ってあるん?
ああ、一応告知の内容までは把握してるつもりなんだけど。
やれやれ、ずいぶんとまた、集まっているな。
筆盗人が見つかる前に、街が機能停止するんじゃないのか?
[嘆息しつつ、気怠げに、広場へと足を進める]
りゆう?
理由があるの?
[ミリィの言葉に、首を傾ける。]
此処にいるひとは、みんなつよいおもい。
持ってるのじゃないかしら?
―時間軸は少し前・広場―
[膝を抱えている]
[再生するは長の記憶]
ねぇ、アトリ。
このままだと、ギュンター様は…。
[ちいさな頭では限度もあるが、漠然ながら想像も――
[ふるり、首を振れば、細い質の髪も揺れた]
[と、膝の上から這い下り、アトリが赤い舌を出す]
…あ。 おなか、すいたのだ? …ごめんね。
[腰の袋から、
アトリの「ごはん」のつめられた小瓶を出し]
えふで。探さないと、ね…。
どこにあるんだろう [いや] 隠しもっているのは、だれ?
―― それでも、私はきっと
もう、海を越えられないよ ――
あーあ。
ほんとに、どうしよう。
空から見るしかできないなんてなぁ。
[ぱたりと本を閉じて、
置いていた左の手を、右の手でおさえる。
かすかに響いた音が、止まった。]
― 道端 ―
ミハエル=リヒトか。
兄があれで、疲れているのか?
[僅かに冗談を交えつつも、普段よりも覇気の欠ける様子に首が傾ぐ]
─広場─
ん……。
[新たにかけられた声に、向けたのは疲れたよな視線]
進展あったら、どよんと影背負ってないと思うけどなぁ。
[歩きながら、鋭敏になった聴覚は、人々の声を雑多に拾う。先の短い年寄りが怪しいという者、無謀な若者の仕業と疑う者、果ては絵師自身に疑いの目を向ける者まで、あらゆる憶測が乱れ飛んでいるのが分かる]
・・・・・さすがに誰かを特定、という話にはなっていないか・・・・・
[僅かに安堵した様子で、小さくひとりごちる]
[大丈夫と言う言葉に一つ頷き]
へー。そんなもんなんだ。
[己は一介の海人。絵師のような扱いを受けるようなこともないため、その吐露には素直に知らなかったというように]
あー…でも、俺も言われなかったらちゃんと喋れなかったかもなぁ。ミハエルの兄さんはミハエルの兄さんで急に変わるってことでもねえし
[単にそれまで知らなかったってだけで]
とりあえず今度から寝食ちゃんととりましょう。そしたらちょっとは不注意も消える…と思う。
[兄弟揃ってそうだもんな。なんて思って]
お。よっ。ユリアン。いや、俺も告示の内容ぐらいしか。なんか探す方法とかねえのかなぁ…って。
そういやなんか探してるっていってたけど、俺も出来たりしねえのかな?
[ユリアンに応えつつ問いはエーリッヒに]
[近寄るに連れ、周囲から向けられる視線には気付かない振りをした。
もう1人、傍にいる人に気付き、そちらにも頭を下げ]
…。
かも、知れませんね。
[返答には少し間があった。
困ったように笑み]
ここまで騒ぎが広まって、絵筆の危険性が騒がれて。
それでも出てこないような犯人だぞ?
誰もが持つような想いとは異なるだろう。
……誰かの命を奪うかもしれない可能性があるというのに。
ま。
そんなこともわからんガキが犯人だったら、尻叩く。
いや、それ以前に、なんでそんなのに盗まれたのかと蹴り入れるか。
[途中、少し深刻な言葉が混じってしまったから。
おどけるように、言い足した。
蹴りを入れる対象は、言うまでもない]
ああ、そうだ。
『太陽』の色。
何で、取れるかな。
なにがあれば良いかな。
たりないもの、あつめておかないとなぁ。
[人ごみの中で、口の中で呟いても、
まわりには聞こえない。]
――でも、絶対に、筆は持ってないとね。
絵師様にも、返さないで。
[人ごみを避けて、向かうは水晶花の方]
[エーリッヒの疲れたような視線と言葉に、苦笑いを浮かべつつ]
あー、ですよねー。
ってか、あの告知。
犯人を焦らす結果にならないといいんですけど。
……と言っても、他に打つ手なしなのは確かっぽいですしねー。
[絵師を囲む人の輪には加わらず、じっと幼なじみの様子だけを見る。それから、道の端にいる薬師と、エルザ、そしてミハエルの姿に気付いて歩み寄った]
珍しい組み合わせだな。
そんなもん、だよ。
[さらりと返して]
『絵師』になって、性格変えろ、って言われても正直困るって。
[そうして困った挙句、へらへらと軽薄に振る舞い続けてきたのがここ数年なのだが。
寝食を指摘する言葉には素直に頷いた。
以前のようには行かないのは、既にわかっていたから]
探す……か。
それこそ、懐に入れて隠しちまえば、見えなくなるようなもんだからなぁ。
普通の方法で、探せるか……。
[向けられた問いには、思案の素振り]
―― げ。ミリィせんせーだし ――
[ぱっと見えた赤毛に、あちこち動いているのがばれては危険だと、人ごみの中に隠れた、つもり。]
[告知の紙の前にいる以上、分かっていることではあったが。
話題が絵筆のことと知れば、やや視線を下げる。
ふと兄から聞いたことを思い出して、ミリィのほうに視線を向け]
…あ、あの?
[何だか睨まれていた]
―自宅―
[悄然としていったん戻れば、
ほどなくして、近所に住む仕事仲間が訪れた]
え。はたけが?
おしごと、できなくなっちゃったの?
でも、でも、
糸紡ぎも機織りも止まっちゃうと、みんな困るのだ?
[聞いても、いまひとつ理解できなかった]
[なぜ、そのような事が起きるのか]
[ふ、と視線を感じたような気がして、視線を彷徨わせるものの、それらしき姿は特定できず。
首を傾げつつ、ユリアンの方へと視線を向け]
……それも、考えていなくはない。
とはいえ、お偉方を黙らせる、という事も合わせると、他に手がなくてな。
……っとに、なんでじじ様なんぞ狙ったのか……。
おかげで、余計ややこしくなっちまったよ。
なんだか、私はだな。
今のお前の様子に、すご〜〜〜く既視感を覚えるんだが。
何故だろうな。
[素振りが全く同じ、というわけではなかったが。
それは恐らく、もう15年も前の事を思い出して]
[動けないまま、聞こえた声に目線だけを横にずらして]
…こ、こんにちは。
[頭は下げられなかった。
直後に正面から声が掛かったから]
は、い。
[今度こそ動けなくなる。
所謂蛇に睨まれた蛙な状態]
[アーベルの問いとエーリッヒの返答にうんうんと頷きつつ、]
あー、ですよねー。住民全員剥く訳にもいかないし。そも、携帯してるとも限らんしなぁ。
……何か、こう。裏技っていうか、「お前が犯人だ」っとかビシッと言える探し方とかってないんすかねー?
[おどけて言ってみるが、まさかすぐ目の前にそんな手段持ってるのがいるとは思いもしない。]
あー、エルザ、少しこっちに寄っていろ。
[思いっきり不穏な気配に、思わずエルザをおいでおいでと呼んでみたり]
何か、危なそうだから。
[ミハエルを睨むミリィを見て
人ごみの向こう、また見知った顔を見つける。]
ごきげんよう、ごきげんよぅ。
[手を振れば、
セルシアンブルーの髪が揺れる。]
しんぱいさせるのは、よくないのよ。
しんぱいしてもらうのは、うれしいのよ。
[ミハエルには、しい、と言うよに
人差し指を口の前で立てて、言ってみる。]
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