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─玄関外─
むむむ…じゃあ、クレメンスには花があったと考えるとしっくり来る、のか。
[>>225 伝承についての知識が乏しいから、オレはこの会話の中ではゼルギウスの知識に頼らざるを得ない。
話を聞いて、そういうもんなんだな、と考えていた]
うん、それは無いからな。
…他に、なぁ。
まぁ、言わずもがなじゃね?
[自殺願望については同意を向けた。
そんなものオレには無い。
続いた問いともつかない呟きには、オレははっきり返さなかったけど、多分伝わるんじゃねぇかな。
誘導とかは気付いてねぇけど、誰に聞いても同じ答えが返ると思う]
……司祭様がお亡くなりになったから、ですか?
[公言はしたくなかったというライヒアルトを見つめ、問う。
何故今、この場で言ったのか。
自分が彼ならば、まずは近しい者だけに話すと思った。
けれど、彼にとって近しい方は、一人失われた。
生きているナターリエは知っているのか、と思い彼女に視線を走らせて…立ち上がるのを見、どうしたのかと首をかしげた。]
ナターリエさん、何か…?
[結局男は、広間の状況には口出しする事無く、司祭の遺体を部屋に運び、シーツに包んだままの状態でベッドに安置する]
聖なる花の魂の天に至らん事を。
……さて、次は墓掘りかな。
[短い聖句を、ごく自然に唱え、次の瞬間には、現実だけを口にする]
ああ、アーベル。良けりゃついでに手伝ってくれ。
[アーベルにも、そう声をかけて、エルザに教えられた納屋へと向かった]
― 二階→納屋 ―
[エーリッヒが何者かを女は知らない。
疑われた理由もよく分からぬままゲルダの紡ぎに耳を傾ける]
死にたくなければ……
[昨夜死を選ぼうとしたが
死ぬことが怖くないものなどいないだろう]
生きる為に人を殺める……。
[人も獣も余り変わらないのかもしれない]
人狼は……、誰なのでしょう。
[未だ見つけられぬ者を思い溜め息まじりの吐息を零した]
そうそう、誰も彼もエーリッヒさんみたいな不良患者だと俺が死にます。
[思考を進めて、すとん。と、頭の痛みが治まって、だからエルゼの言葉>>229に少し軽口も出せた。]
…ま、そですよね
[二択しかない。と、明確に言葉にしなくてもエルゼと同じ答えだったのだろう]
ええ、あまり外に居すぎると身体も冷えちゃいますから戻りましょう
[と中に入ろうと促すエルゼ>>230に頷いて、元宿屋の広間へと入っていった]
― 玄関外→広間―
―広間→納屋―
[ヴィリーとアーベルが二階に上がり、それから玄関の外に向かうのが見えると、皆に軽く一礼だけして]
ちょっと、行って、くる…
[言葉少なく、その後を追うようにして広間を出て行こうとした]
―広間―
[少ししか減っていない白の入ったカップをカウンターに置いて
ブリジットから掛かる声にゆると振り向く]
――…おにいさまに祈りを捧げに行こうかと。
埋められてしまうそうですから……。
[憔悴した様子で彼女に答え階段の方へと歩み始めた]
そらそだわ。
ゼルギウス過労死するね。
[>>234 つられて軽口が出た。
てーことは、クレメンスが花と考えるのが妥当なんだなぁ…。
エーリッヒは知ってたってことは、多分クレメンスが伝えたんだな。
んー、他に知ってる奴居ないんだったら、エーリッヒ怪しい、になるけど、そうならないんだよな、この場合。
エーリッヒの方が先に死んでるしさ。
エーリッヒからまた誰かに伝わったとするなら、あるかも知れないけど。
……うーん?]
[まぁクレメンスが他に言わなかったとも限らなかったから、オレはその辺で一旦思考を止めた。
中への促しに応じたゼルギウスと共に、オレは広間へと戻ることになる]
─玄関外→広間─
ぁ……
[ヴィリーとアーベルから二階から下り、また外へと向かうのを不安げに見送った。
その後を追うようにフォルカーが出て行こうとするのも、止めるではなく見送って。
ゼルとエルゼが戻ってきたのは、その後だろうか。
その姿を見れば、知らず安堵の息が漏れた。]
誰なんだろうね。
[ナターリエの呟きに、ゆるく、息をひとつ吐き出した。
それから、ライヒアルトへと再度視線を向けなおして―― ひとつ、息を落とした。
彼が、死者を見るのなら、言うべきだろう。
だけれど、祈りを捧げにいくというナターリエの言葉を聞くと、
邪魔をするわけにはいかないと、近づくのはやめた]
―広間―
[考える事は沢山あって。それこそ山のようにあって。
ナータの動きに気がつくのが遅れた。
数拍遅れて立ち上がろうとしたけれど。
一瞬過ぎった悪寒……ナータが皆にその能力があることを公言するのではないかというのはその時は外れたようだ。
ブリジットへの返事に反動で気が抜けて、足に力が入らなくなった]
[人狼は誰なのか、と呟くナターリエに答えは返せず。
クレメンスに祈りを捧げに行くというのを聞けば、心配してその顔を見つめたものの。
邪魔はできないと思い、席に着いたまま彼女を見送ろうと。]
―→納屋―
[アーベルにお嬢ちゃんと、まるで妹を呼ぶときみたいに呼ばれて、
少しばかりくすぐったい感じが浮かんでたかもしれない。
二人についていくようにして納屋の方に、気づかれたのは納屋に着いた頃だろうか]
ねぇ、ヴィリー、さん…
ヴィリーさんって、普段何してる人なの?
[疑問の声をかけてから]
人殺しとか、慣れてそうだったから。
[そう付け足す言葉を]
―広間―
[過労死に対して全くだ。といいたげに頷いて、ちょうど広間から出て行くフォルカー>>235を目に留め、続いてエーファに、ブリジットを見て]
他はみんな無事・・・かな
[今この場に居ないヴィリーやアーベルはさっきあっている。数えてみると全員一度目で見たことになるのかなと思って]
や、ブリジット。
[安堵の息が漏れたブリジット>>239の顔色を伺うように見詰めながらも]
無事でよかったって、俺昨日は心配かけちまってたな。
大丈夫…かどうかはわからなくてもマシにはなったよ。
[ゲルダの言葉を聞いたのは階段へと向かう途中、彼女の傍で。
一度足を止め逡巡の後]
――…見つけられると良いのですが。
[彼女に届くか届かぬか分からぬほど
微かな紡ぎをくちびるにのせ、ゆるく会釈をして場を離れる]
ううん。
私の方こそ、心配かけてごめんね。
気遣ってくれて、ありがとう。
[ゼルに見つめられると、どうしても泣き腫らした目が見られてしまうから伏し目がちになりつつも微笑んで。
マシになった、と聞けば本当に?と心配してその顔を見上げた。]
[ナターリエが、そっと呟く言葉。
それに、わずかに目を見張った。
そうして、小さく、微笑んで。
去ろうとする彼女の手を、そっと掴む]
僕は、蒼花、だ。
[囁く。ナターリエにだけ聞こえるような、ほんの微かな声で。
ただ、それ以上言葉はなく、そっと頭へと手を伸ばし、なでた]
いってらっしゃい。
[ただ撫でただけ。
そんな顔で、彼女を見送る]
―広間―
[フォルカーが出て行く際にはちらと目を向けたが]
[後を追うことはしなかった]
さがさ、ないと。
[呟いて、広間にいる者を見る]
[ゲルダとライヒアルトの会話は聞こえていない]
……でも、どう、したら……
[眉が下がった]
[白猫はカウンターの椅子の上]
[昨日エーリッヒが倒れたその場所に、蹲っていた]
─広間─
ん、お。
……どっちだ?
[パッと見だったから、出て行ったフォルカー>>235がエーファなのかどっちなのか直ぐには分からなかった。
片方ずつ見ても分かんなくなってる…!
名前間違えたらどうしよ]
んー……ああ、他は皆無事みたいだな。
[あぁ、良かった。ゲルダも居る。
オレはゼルギウスの言葉>>245に続くように言いながら、広間に居る人達を見回した。
……こっちがフォルカー? あれ、エーファ?
ダメだ、わかんね…。
男か女かの見分けは出来るのに、似てる子でどっちがどっちかを見分けられなかったオレだった]
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