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エリカが?
そっか…リエータがここに居た理由ってそう言うことか。
[おそらくエリカ自身は大人しくしているべく寝ていたのだろう。黒猫だけ、食いっぱぐれないように降ろしたのではないか。そう考えて一人納得する]
そんなに酷くないと良いんだけど。
[大丈夫かな、とサラダをつつきつつ呟く]
見分ける力……?
霊能……者?
[シャロンの説明に出てきた言葉を繰り返す。
知らない言葉。
でも、知っている言葉]
『……それが、役割……』
[不意に、意識の奥に、閃く声]
『問いかけて、答えてもらうの。後は、光の色彩』
[ここにはいない、誰かの声。
それに半ば囚われた意識は、後半の説明を、どこまで聞いているのか、定かではなく]
もう一つだけ聞かせて、エリカさん。
貴方は、リディアさんの死体を看取った。
そして、霊能者の力があるなら、あの子が人間なのか、人狼なのか、視えたはず。
・・・酷なようだけど、それを教えてもらえるかしら。
私が、クローディアから受け継いだ力で、人狼が2人ということは分かっているの。
だから、もし、ノブの言う通り、リディアさんが人狼だったとしたなら、大きな前進。
クローディアを・・・殺した人狼を駆逐することに近づくわ。
ねえ、お願い。エリカさん。
同じ様に、友を失った仲として、リディアさんがどっちだったのか・・・教えて。
…感染しちまったかなぁ…?
[心配そうにポツリと呟いて、あれこれ用意してもらったものを抱え込む。]
ぁー…誰か手ぇ開いてたら、手伝って欲しーんだけど…
[流石に全部いっぺんに持つのは無理。]
[扉を擦る音。聞き慣れた音にカウンターから立ち上がる]
パトラッシュだ、今開けるよ。
[扉の前で声をかけて。ドアノブを捻り扉を開けた]
あ、それじゃ手伝おうか。
立ったついでだし。
[扉を開けた体勢でグレッグにそう答えて。ちょっとだけ待ってー、とパトラッシュが中に入るのを待つ]
〔黒猫が、にゃぉん、と鳴く〕
そうだな。ご主人様が心配だろ。
レッグ、半分持ってやるよ。
〔宿の主人から軽い食事と飲み水の乗った盆を受け取ると、階段を登り始める〕
……リディア……は……。
[小さく、呟く。
上手く表せない事への苛立ちを抱えながら]
まだ……聞こえない……よ?
[ようやく言えたのは、それだけ。
正確には、視たくない、聞きたくない、という感情が、遮っているのだろうけれど。
その自覚は、多分、なくて]
[パトラッシュが入って来ると扉を閉めて。しゃがんでわしゃわしゃと顔を撫でて]
居ないと思ったらやっぱり外に行ってたんだね。
[何か食べる?といつものように訊ねながらカウンターの席へと戻る]
・・・そう。分かったわ。
だけど、聞こえるようになったら教えてもらえるかしら?
どれだけ人狼を殺したのか分からない限り、この村全てを賭けての殺し合いになるのですから、お早めにね?
[そう言って立ち上がりかけたが、フと思い出したように、懐に手を入れて、薬を取り出した]
・・・忘れていたけど、この風邪薬返すわね。
もう私には必要ないし。
後は、貴方を守る王子様に全てまかせるわ。
お大事に、ね。
うふふ。
[薬を手近なところに置くと、シャロンはゆっくりと部屋から出て行った]
……聞こえたら…………。
[ぽつり、と呟く。
頭はまだ痛くて、上手く言葉がでなかった。
取りあえず一つ頷き、置かれた薬の包みを見やり]
……ふぇ?
王子様……?
[最後に残された言葉に、きょとん、と瞬いて]
[ランディとレッグとの遣り取りに、もしかして何か邪魔したか、と思いながら。
二階へ上っていく二人を見送る。一緒にリエータも上がっていくのが見えて、少し不思議そうな表情に。
エリカはどうしたんだろうか?
と、わしゃ、と頭に温もりを感じて目を細めた。
質問には尻尾を振ってイエスのサイン。
ディーノの柔らかい声が、昼間自分の心に突き刺さった、人々の視線の冷たさを取り去っていくように思った。]
[部屋を出て、後ろ手で扉を閉めると、階段から足音。
くるりと首をめぐらせると、先ほど品物を頼んだレッグと、それに付き合うランディの姿]
二人とも、お疲れ様。
エリカはどうやら具合が悪くなってきたようなので、しっかりと診てあげたほうがいいわよ?
大切な人がそばにいたほうが、症状は楽になるようですしね。
〔シャロンがこちらを向き、言葉をかけてくるのに驚き、足を止める〕
…ああ、わかった。
忠告ありがとう。
〔それだけ返すので精一杯だった。シャロンから感じる何かに気圧されていたといっても過言ではないだろう〕
[肯定の返事が返ってくると主人に頼んで牛肉のグリルを作ってもらう。それをパトラッシュの前に置いて]
何かね、エリカが熱出したんだって。
起きて下に下りてきたらリエータしか居なくておかしいなー、とは思ったんだけど、そんなことになってたとは。
[パトラッシュの疑問を知ってか知らずか。2階へ上がっていくグレッグとランディを見送りながらそう呟いて]
〔レッグに視線を移し、固まりそうになる自分をほぐすかのように軽い口調で囁く〕
おい、大切な人、だってよ。
誰がエリカの大切な人なんだろうな?
…は?
[言われて、きょとんと目を見開いて。]
いやその、エリィは幼馴染でーってぇか、その…
べっ、べつにそんなんじゃないんだからな!
[とか、わたわた言いつつ多少赤くなったりならなかったり。]
[そういえば昨日の夜からろくに食ってねぇや、と思いながら夕飯にありつくことにする。
こんな時でも肉を食べるのに抵抗が無いのは『パトラッシュ』の本能だろうか。
ナイスタイミングで疑問に応えてくれたディーノに、少し驚きながら納得する。まぁこんな状況じゃ体調悪くもなるわなー…。
はぐはぐとグリルを頬張っていると、食堂にシャロンが下りてきたのが見えた。
こちらに気付いていないのか無視しているのか、少し離れた場所へ行くその姿を横目で見遣る。
あいつを占うのか? と、ディーノに目で問いかけ。]
……え、と……。
[シャロンが最後に残した言葉やら、やって来た二人に投げかけた言葉やら。
それを受けてのランディとレッグのやり取りやら。
それらの意味が読めないのは熱のせいか、それとも素の反応なのか]
……うん……。
[それでも、大人しくしとけ、という言葉には、一つ、頷いた]
〔赤くなってわたわたしつつも、かいがいしくエリカの世話を焼く姿をほほえましく見つめつつ、自分も食事のプレートをベッドサイドに置いてやる〕
食うもん食って、それからだな。薬は。
リエータが淋しそうにしてたぜ。
〔にゃぁ、と一鳴きして、ご主人様の元へ〕
[階段を見ていると入れ違いでシャロンが下りて来て。その姿が目に入ると僅かに眉を顰める。視線を逸らし前を向くと、パトラッシュがこちらを見ていて]
…僕は他を調べたいんだけどな。
彼女が人狼のようには思えない。
もし人狼なのであれば、彼女は大事な存在を自分の手にかけたことになる。
そうとは、思えない…。
でも他を調べたらきっと彼女が納得しないだろうね。
一応、調べるつもり。
[僅かに瞳を伏せ、冷め切ったスープを喉に流し込んだ]
さて、後は若い二人に任せますか。
俺は風呂に入ってくるわ。
今日も蒸したし。
じゃ、ごゆっくり。
〔レッグの背中を鼓舞するかのように軽く叩いて、エリカの部屋を出ていった〕
ですね……食べないと、薬も効きにくいし……。
[ランディの言葉にこくり、と頷いて。
戻ってきた黒猫の頭をそっと撫でてやる]
……ごめんね、リエータ。
御飯、ちゃんともらえた?
[問いかけに、黒猫は頷くような素振りと共に、また鳴いて]
[ディーノの返答に、そうか、と頷く。
そして、少し思案して。
マスターが奥のキッチンに居ることを確認、シャロンもこっちのことを気にかけてない(……よな?)ことを確認して。]
俺はお前を信じる。
お前の思うようにやればいい。ついててやるからさ。
[ごく低い声で言葉を紡ぎ。
あとはそ知らぬ顔をして、食事を続ける。]
……ふぇ?
任せる……って?
[こて、と首を傾げて瞬き一つ。
出て行く背には、ありがとうございました、と声をかけ]
……なんか……ヘンなの。
〔階段を降り、宿屋の主人に自宅へ戻る旨を告げる。宿の風呂を使うよう勧められたが、着替えを持ってきていなかったので、やはり自宅に帰ることにした〕
〔ディーノとシャロン、それからパトラッシュに向かって〕
エリカのことは、騎士に任せてあるよ。
役立たずの親父は早々に退散してきたさ。
一度自宅に帰るわ。また後で、な。
〔そう言うと、宿の扉をくぐり、宵闇の中へまぎれていった〕
[皆の居る場所では喋らないと思っていたため、聞こえた言葉に少し身を硬くし。さりげなく周りに視線をやり、誰も気付いていないことに安堵すると、そ知らぬ顔で食事を続けるパトラッシュの頭を撫でて]
…ありがと。
僕も、君を信じてるよ。
[自分を支えてくれている存在。無条件に信頼を寄せられる相手。その相手にそう言ってもらい、ホッと安堵の笑みを浮かべる]
ちょ!オッサン! …ごゆっくり…て。
[気を使ってか出て行く姿にわたわた。]
…ん、まー…俺の方はだいぶ調子いいからさ。
今は余計な事考えねーで、きっちり休んどけな。
[ベッド脇の床に座って、ベッドの側面に寄りかかる。]
ぁ、邪魔だったら出てくけどさ?
[呟いた後に聞こえたランディの声にほんの少しだけびくりとして。相手が気付いていないのに内心安堵すると笑みを向けて]
騎士ってグレッグ?
そうだね、彼に任せておけば大丈夫そう。
分かった、また後でね。
[ひらりと手を振り、その後姿を見送る]
[何で慌ててるんだろ、と惚けた事を考えつつ]
ほんとに、平気?
無理は、しないでね?
[調子いい、という言葉に、ほんの少し首を傾げてこう言って]
うん……ちゃんと、休むね。
このまま長引いたら、みんなに迷惑かけちゃうし……。
邪魔じゃ……ないよ?
いてくれた方が、安心する……かな。
[昼間、村で疑いの視線に晒されて、気付いたことがある。
疑惑を向けられて、感じるのは凍え。孤独。世界すべてが敵だという絶対的な感覚。
そして、ディーノの元で触れるのはそれとは真逆のもの。
信頼を受け取るときのあたたかさ、心強さ。
ディーノは、幾つの村でこの疑いの凍えを感じてきたのだろう。
せめて、この村で自分だけは、心に持つ信頼をディーノにちゃんと伝えてやりたかった。
その為には矢張り、言葉の手助けが必要で。
おおっぴらに話すことの出来ない自分の境遇を恨めしく思いながら、でもディーノに返された言葉に心底嬉しくなって尻尾を振った。]
…ん。そうしとけ。
[休むとの言葉に、少し微笑んで。]
…お前だけは、絶対……
[微かに呟いた声も、その真剣な表情も、ベッドの上からでは多分感じ取れないだろう。
右手の甲がなんだか少し熱く感じて、逆の手で軽くさすりながら、大人しく傍らに座っている。]
[嬉しそうなパトラッシュにどこかはにかんだような笑みを浮かべ]
信頼出来る人が居るって、心強いよね。
こういう状況だと尚更。
そのありがたさは、よく知ってる…。
[笑みが僅かに翳りを持ち、瞳が揺れる。思い出すのは半身の存在。ディが居たから、あの時両親が殺されても自分を保ち続けれた]
……?
今……何か、言った?
[何か聞こえたような気がしたけれど、よくわからなくて、きょとん、としつつ問いかける。
黒猫の方は何か察したのか、呆れた様子で尻尾をゆらり、と揺らめかせ]
[階下に下りると、ディーノの姿が目に入ったが、特に気にすることも無く―――そして、敢えて話しかけるようなことも無く、半ば無視する形でマスターに食事を頼んだ。
少し立つと、ランディの声が背中にかかったが、目線だけをそちらに一瞬向けると、また食事へと戻る]
[ディーノの表情が影を帯びるのを見て取って。
ふ、と、抱きしめてやりたいと思った。
けれどこの身体でそれは叶わぬ話。
大体こいつは男だろうがよ?
目を閉じ、鼻をディーノの手に摺り寄せる。
慰めるように。
今の自分に出来ることをやる、ということ。]
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