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[暫く考え込むようにしていたアーヴァインだったが、少女の眼差しにふっと溜め息を吐き。乗せられたネックレスをそっと握り締めて微笑む。その微笑を受けて、連れられるように少女も僅かに頬を緩め]
これでやっと。私の中でも両親の死と向かい合うことが出来そうです。ありがとう、アーヴァインさん。
そして、宿代わりにお屋敷を貸して下さってありがとうございます。
これで心置きなく、旅に出られるというもの――っ…え?今日の宿…ですか?いえ、決まっては居ませんけども…。
――もう一泊ですか?でも…そんな何時までもご好意に甘える訳には…
[宿の提供を促すアーヴァインに、少女は感謝しながらもその申し出を渋るように言葉を続ける。
しかし、ぼろぼろの靴とその下にある素足の怪我を指摘されれば、強く断ることも出来ず――]
じゃぁ…少しの間だけ…お邪魔致します。
[戸惑いながらも好意を素直に*受け取った*]
[涙で濡れた頬を拭うのにも、宥める様に背を撫でる手にも抵抗はせず]
[落ち着いたそのリズムに身を委ねるかの様に、表情を和らげた。]
部屋のほうが暖まったら、そちらへ移した方がよさそうですね。
[使用人に指示を出しつつ、大人しくなった怪我人をそっと横たえ。]
[気を失った行き倒れを見やる。]
……あ。
仕方ありませんね。冷める前に私が飲みますか。
…………苦手なんですよね、ホットミルク。
[とりあえず、ホットミルクを全部飲んだ。]
ああ、またこの方が目を覚ましたら何か頼むかもしれません。
よろしくお願いしますね。
[使用人に一礼。]
…苦手、て……。
[牧師を見上げてツッコもうかどうしようか迷いつつ。]
…それにしても、誰がこんな酷い目に……。
[痛ましげに目を伏せ、怪我人の肩を静かに撫でている。]
誰しも苦手な食べ物の一つや二つあるものです。
[きっぱりと言い切る。]
……しばらくこの屋敷で静養させた方がいいでしょう。
客室はまだ空いているはずでしたね?
[ 少し前、皆が怪我人の介護をしている其の頃、ハーヴェイは離れた廊下で使用人と会話を交していた。]
……そうですか。では、其の様に。
[ 医者を呼ぼうにも、今から山を下りるのでは流石に危険が伴う為、夜が明けてから向かうという結論に達し、話を終えた使用人は青年に一礼すると広間へと向かっていく。]
然し……、厄介事は御免なんだが。
[ 其の後ろ姿が見えなくなってから小さくぼやき、そろそろ帰るべきかと思う。
自ら掌に視線を落とせば、泥や血が付着した儘だった。彼の男を運んだ時に付いたものだ。]
……。
[ 布で其れを拭い取り今日幾度目の溜息を吐くと、広間には立寄らず*湯浴みに向かった。*]
[苦手なら普通、口にしないのでは…ともおもいつつも。]
…そうですね、あと数室くらいなら空き部屋もありますし。
[とりあえず、呼吸も落ち着いて眠りに落ちたことを確認して安堵する。
若く体力もあるようだし、じきによくなるだろう。]
…ぁ。
[漸く、自分の指も手も、着ていた服も、
血泥に汚れてしまっていることに気がついた。]
これはお見苦しい。湯浴みでもして着替えてまいります。
[その場に居る者に怪我人の様子を頼むと、*広間を出て行く*]
行ってらっしゃい、また後で。
さて、口直しに……。
[怪我人の治療用で余ったスピリタスをホットミルクが入っていたコップに満たし、*飲み始めた。*]
お嬢様 ヘンリエッタ が参加しました。
大きい……。
[視界を遮る木立がひらけ、その館の全貌が目に入った時、彼女は誰にともなくそう呟いた。
自分とその館の間には、谷も庭もあると言うのに、言い知れぬ圧迫感を感じて、少女は無意識に身を震わせた。
今ならまだ引き返せる。そう、一瞬だけ考えてしまったのは本能の警鐘だったのだろうか。
けれど、彼女はそれには従わなかった。]
……これならきっと、お金もたくさんあるよね。
[少しだけ怖じ気付いた心を奮い立たせるようににやりと笑うと、懐の包みを抱き締めるように強く握り、少女は吊り橋へと一歩踏み出した。]
村の設定が変更されました。
<館/玄関ホール>
ごめんくださーい……。でいいのかな?
だれかいますかー?
[彼女が今迄暮らしていた家が何軒も入りそうな邸宅なのに、入り口の広間に人気は見当たらなかった。
軽く声を張り上げて、誰か出てくるのを待つ。]
まさか、こんなに大きいのに、使用人の1人もいないなんてないよね?
こういう家は、召し使いがいっぱいだって聞いたわよ……?
[彼女にとっては広大すぎる館を言葉で埋めるように、沈黙を恐れるように、少女はひとりごちた。]
─音楽室─
[いつからそこにいたのか、自分でも良くは覚えていない。
少なくとも、朝食の後なのは覚えていたのだが。
色々と考え事をしていて、それがまとまらなくて。
ふと、またピアノが弾きたくなって音楽室へ足を運んでいたのまでは、覚えているのだが]
……あー……。
またやっちゃった。
[すっかり暗くなった部屋の中で、ため息、一つ。
どうやら、常習犯であるらしい]
[傷の手当ても終り、必要なくなった湯を捨てに広間を出る。
何度も布をすすいだ湯は、かなり濁っていた。そして何度もすすいだ彼の服の袖もかなり濡れていて。]
…着替え持ってきてもらったし、せっかくだからお風呂借りよっかな。
[今は混んでそうだから、後で入ろうとか思いつつ、ロビーを通る。]
[我に返れば、くぅ、という音と共に空腹が主張され。
はぅ、と情けない声を上げつ、音楽室を出て、広間へと向かう]
─音楽室→玄関ホール─
……あれ?
[ホールまで出てきたところで、足が止まる。
目に入るのは少年と少女。
そして、何事かあったのではと伺わせる少年の様子に、怪訝そうに眉を寄せ]
−ロビー−
[ものめずらしそうにきょろきょろしてる少女に、どうしたのか訊ねれば、彼を使用人と思ったらしく主に取り次ぐようにと言われて。]
えっと…アーヴァインさんが何処にいるかはボクよく知らなくて。代わりに誰か呼んで来ますから、そこの紙に記帳してて下さいっ!
[急いで、でもお湯を零さぬように、使用人を探しに厨房へと回る。]
―広間―
[必要な治療用具を持ってくるだけ持ってきて、後ろのほうで見守っていたのだが、怪我人のほうもどうやら落ち着いた様子。
立ち去る主の義弟らを一礼して見送り、ほう、と息を吐いた]
…それにしても…
[そうと近寄る。
治療の跡、あちこちに巻かれた包帯。酷く痛々しいそれらを見て、眉を寄せる。一体何をしたらこんな状態になるというのだろう]
ああ、危ないから、危ないから、落ち着いて。
……なんか、あったの?
って、いいか。
トビーくん、先に用事済ませちゃった方が良さそうだしね。
[急ブレーキをかけたトビーに苦笑しつつ。
落ち着いたら話聞かせてね、と笑んでから、少女へと向き直る]
ここじゃなんだし、広間、行かない?
メイさん!
すみません、それじゃ彼女の事お願いします!
[メイの言葉に甘えて、少女を任せて行こうとし、広間と言う声に再び急ブレーキ]
…っと!
今、広間に怪我人が運び込まれてるんです! 気をつけて!
[緊急事態に昨日の恨み(?)も忘れ、メイに急いで注意を促す。
つまり、広間に怪我人がいるから”静かに”した方がいい、と。]
えっ。あ、ありがとう。
[あっという間に去って行った、使用人らしき緑の髪の少年に指され、机の上を見る。
なにやらこまごまと人の名前が書かれた紙に、どうやら自分もこれに名前を書けばいいのだと推測出来た。]
えっと…? これがペン、よね?
[見たこともないような繊細な、だが少々悪趣味な飾りのついたペン軸を危なっかしげに握りながらも、少女は紙にインクを滲ませた。]
■ ヘンリエッタ・イネス
■ 13歳
[せめて、自分の名前だけでもと字を覚えておいて本当に良かった。
お世辞にも美しいとは言い難いが、読めないと言うのとはない自分の字を見てヘンリエッタは胸をなで下ろした。]
はいはい……って、怪我人?
[投げかけられた言葉に僅かに眉をひそめるものの、わかったよ、と頷いて。
それから、改めて少女の方を見る]
……なんか、立て込んでるみたいだけど。
あ、ボクは、メイ=エアハート。
キミは……。
[自己紹介の用紙を見て]
ヘンリエッタ、だね。
んじゃ、行こうか?
[にこ、と笑いかけ、広間へと歩き出す]
─…→広間─
−バスルーム−
[ついた血は冷たい水で洗い流し、湯に浸かると強張った体を伸ばした。
干した香草を浮かべた湯に、長い銀の髪が広がって揺れる。
次々と集まる客人。素性の知れたものも知れぬものも。
偶然にしてはあまりにも。]
…どういうつもり、なのでしょうね…。
[長い髪を洗いながら、ポツリと呟く。]
<ロビー→広間>
[笑いかけて、歩き出した少女の背中を追う。
自分よりはいくらか年上だろうか、青い髪の綺麗な少女だ。
着ているものは先ほどの少年と同じで、取り立てて高級には見えなかったが、館の使用人にしては、堂々としているように見える。]
あなたはここの人……?
私、アーヴァインさんに会いたいの。
[彼はどこにいるのだろう?
この館は、ヘンリエッタが想像していたものとはなんだか違っている。
妙に落ち着かない。]
[湯からあがると、ラフな部屋着に着替えた。
長い髪はすぐには乾かぬので、一本にまとめて結わえる。
血のついた服を冷たい水で一度濯いでから、洗濯場に置いておく。あとで使用人の手があいたときに、洗ってもらえるだろう。
湯浴みの前に包帯をはずした右手は、まだ瘡蓋が残っていた。]
[深い眠りに入ったのであろうか]
[呼吸は規則正しく安定している。]
[何かを耐え忍ぶように軽く眉根を寄せ]
[ほんのりと開いた唇には、酷く切れた痕]
[その唇が僅かに動く。]
−厨房−
[急いで赴いたものの、厨房には誰もいなかった。
…そう言えば、一緒にタライに張った湯を運んだ後、ボロボロになった元衣服を持って何処かへ消えて行ったような気がする。]
…あ。着替えを取りに行ったのかなぁ?
[毛布に包まれていた怪我人を思い出し、なんとなく納得。
ならば、広間に行った少女にも直に気付くだろうと、やや落ち着いて湯の始末をした。]
ん? ボクはここの住人じゃないよ?
吊り橋の近くの一軒家に住んでて、お使いでここに来たってとこかな。
アーヴァインさんに用事かぁ……この頃、そういう人、多いね。
んー、どこにいるのか、案外わかんないんだよなあ、あの人。
広間に、わかる人がいればいいんだけど……。
[怪我人がいるという事は、もしかしたら使用人の誰かがいるかも知れない、と思いつつ。
そっと、広間の扉を開けて。
中の様子に、わずかに眉を寄せた]
[長い廊下をゆっくりと物思いに耽りつつ歩む。]
…おや?
[角の部屋のドアが、薄く開いている。
以前この館に住んでいた頃は、鍵がかけられ、閉ざされていた筈なのに。
この建物の中で唯一入ったことのない部屋。
好奇心に駆られて、ドアへと手を伸ばす。]
[じっと怪我人の前に佇んでいると、近づいてくる声があった。振り返ろうとした刹那、横たわる男性の唇が動くのが視界に入る]
…
[何か伝えようとしているのだろうか。
彼が眠りの中にいるのか、目が覚めているのかはわからなかったが、何とか聞き取ろうとその口に耳許を近づけた]
[ミルクパンにミルクを数人分いれ、ゆっくりと温める。砂糖を少しと、料理用のラム酒を垂らして、マグカップに注ぎ分けた。]
…よいしょっと。
[トレイに乗せて広間へと。]
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