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[彼は少女に触りたがらない。何かが壊れてしまう気がするから。
それでも、今は、耐えるしか、無いか。]
…。
はいはい、姫君。
少々お待ちくださいませ…
[何処かやれやれと、何度も見たと言いたげな声を上げる。
けれどもそれは不快そうでもなく、呆れた振りをしているだけのような、そんな笑みを浮かべた。
懐から小さなナイフを取り出すと、器用に絡まった銀糸だけを切っていく。
ショールはなるべく伸びないように、綺麗に外して。
外した後、手だけ縛ろうと]
…。
…………。
[心の中で、何かを唱えかけて止める。
言ってしまったら、彼は「今の彼」でなくなってしまう]
[彼女が抵抗しなければ、彼はのろのろと、彼女の手を後ろにして縛るだろう]
[おとなしく、糸を切ってもらっている。]
…おててぎゅってしたら、ごはんたべれないよ?
[小首を傾げて見つめてみたり。]
[少女の声には手が止まり。]
…。
[しかし手を開放するのは…]
…。
…それでも、いいですか?
[あーん、という言葉に返す。
顔は上げずに]
[チェスのポーンの形のような、エスプレッソマシーンを火にかけながら、髭を撫でて思考に耽る。やがて熱せられた水が蒸気となって、上部の容器に濃い抽出液が溜まるだろう。その一時の間にミルクを無意識に泡立てる。]
私が責任を持って、…その。
「あーん」、しますので。
[慣れなさ過ぎる単語を口にして、彼は彼女の手を縛り終えた。]
では…改めて。
参りましょうか、姫君。
[彼女の先に立ち、ドアを開ける。
彼女の縛った手が、なるべく見えない位置に立って歩く]
[広間の大きなテーブルには、世界各種のパンとジャムが綺麗に置いてある。誰か用意したのだろうか。
ベアトリーチェに向かって尋ねる]
今はまだ少し、夕食には早いですから…あのパンで構いませんか?
[ベアトリーチェが何か望む物を言えば、彼に用意できるかもしれない。
が、料理は得意ではないので味の保証は無い。]
―in my room(A)―
[目をさました...は、あまり慣れたくないけれど慣れてしまった柔かいbedから降りた。
広い窓の外を見る。]
本当に綺麗。
……落ちてしまいそうだけど
あ。
料理つくりにいこうかしら
―open the door and go down―
……?
[doorを開けて気付く。なぜだろう。何かが…]
血が、消えて…?
[呆然と呟いた。]
[となりの部屋の前にも、階段にも、それはみあたらなかった。まるで夢であったように]
……no, it's not a dream.
[しかし赤はなく]
[クレメンスの姿が目に入ると、彼は此処が箱庭である事をはっきりと意識した。
…そう、それは忘れてはならぬ事。
無意識に瞳が険しくなったか]
今晩は、神父(Father)クレメンス。
オトフリートです。
[彼が名前を告げたのは、モノクルを付けていないクレメンスの為だろうか。
険しい表情は、挨拶の言葉の前に掻き消えていた。]
オトフリート、こんばんは。
[クレメンスは、カップをあげて微笑んだ]
もう食事の時間だったかな?
[クレメンスは懐中時計を取り出して確認すると元に戻した。
オトフリートならば、モノクルをかけずに懐中時計を確認出来ている事に気づくかもしれない。]
[彼はベアトリーチェの言葉に微笑むと、柔らかそうなパンを手に取って小さく千切った。]
ジャムは要るかい、姫君?
[彼女の口元に運びつつ]
いえ、まだ少し早いのですが、姫君が…
[と言いかけた所で、異変に気付く。
彼は酷く目が悪かったはず。]
…。神父クレメンス。
目が…良くなられたのですか?
[時々買っていかれるモノクルは、その度に度が上がっていったはずだが。]
うん。
じゃむすき。
はちみつも、まーまれーども、すき。
[差し出されたパンをぱくり。
はた目からは幼女誘拐監禁に見えても気にしないったら気にしない。]
[昨晩の事が頭を過ぎる。
やや罰の悪い顔。
だが、この場から急に離れるわけにも行かない。
少し悩んで彼が良く行う挨拶をした。]
今晩は、シスターナターリエ。
…昨晩は、ありがとうございました。
[微笑んで。やや詰まったが]
ああ…。
[何と形容すればいいのだろう]
その通りだよ、オトフリート。
急に目がよくなってね。何もかも見通せる心地だ。
私は、これを神からの祝福だと考えている。
私の他にも…いや、何でもない。
[確か、イレーネが力が落ちていないと自分の両手を見ていた事を思い出したが、今は黙っておいた]
ところで…
オトフリート、一体それは…
[ちらりと見えたベアトリーチェの様子に、オトフリートへ再度微笑みながら、少し戸惑ったような表情。]
[甘いものは何でも好きそうな様子を見せるベアトリーチェに、
では、まずジャムにしましょうか。
そう言ってビンの蓋を開ける。]
[彼は、そんな風に見られるであろう事はまるで想定外だ。
そんな事を言われたら、恐らく起きたばかりの時と同じくらい気が沈むだろう。
ああ、此処はなんて恐ろしい場所なのだろう。]
[とりあえず一応3を選んで...は頭をさげる。神父さまの目配せに、そっとしておいてさしあげた方が…と目が語った]
こんばんは。
よくお眠りになられたようでよかったです。
体調は治りましたか?
[軽く首をかしげて尋ねる。]
[それから彼らに質問を]
夕食、何か食べたいものはありますか?
つくりますよ
[皆から回答を得たら、*kitchenへと向かうだろう*]
[ベスが暴れていたのは知ってはいたが、その様子にしっかりなにかを心にとどめたかもしれなかった]
急に、目がよく、ですか。
神からの祝福…
[「神」からでは無いと良いのだが。そう思いつつ]
他にも?
[その言葉には素直に怪訝そうな顔をする。
だが、これで彼が語らなかったら素直に追求を止める、かも知れない。
彼に掛かれば全て、神からの祝福になってしまいそうな気がする]
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