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[クレメンスが(戸惑ったのならまだしも)何故微笑んでいるのか、彼には良く分からなかったが。
目線がベアトリーチェを示せば少し表情が曇ったか。
手が止まり視線はテーブルの上を泳ぐ]
…ああ、これは…
昨日、突然暴れだしたので………
[酷く辛そうに、短く。]
ナターリエの看病のお蔭で随分よくなった。
まだ少し熱っぽいが、殆ど治っているよ。
[ナターリエに笑いかけ]
夕食かい。
私の事は気にしなくていいから、皆が食べたいものを作ってくれるかな。っと、私が手伝うとナターリエが怒りそうだね。
止めておくよ。
[ナターリエが、オトフリートやベアトリーチェにも尋ねるのを横目に]
他にも…
[秘密にしておくものでもないだろう]
そうだね、イレーネが私と同じような事を言っていたんだ。確か…働いていないのに力が落ちていない、と言っていたかなあ。
[首を捻りながら]
イレーネはランプ屋で働いている。ランプ屋というのは、肉体労働も兼ねているらしい。棒の先に熱した硝子を巻きつけ、何時間も暑い焔の前に立っていなければいけないから…。
[クレメンスの微笑みを絶やさずに戸惑った曖昧な表情は(オトフリートに強く尋ねては何か駄目なのではないかという宣託のようなものが降りてきていたのだ)、オトフリートに不思議さを与えたようだ]
[勿論彼は、クレメンスとナターリエが目で何を話したのか気付かない。]
ええ、もう大丈夫ですよ。
[これでまた心配されて部屋まで連れて行かせてなる物か。
疲れなど微塵も見せずに微笑んで返す。
料理を尋ねられれば、ふとイレーネがニョッキを好んでいた事を思い出し頼むだろう。]
[ベアトリーチェの舌先が彼の指を掠めれば、躾ける様な顔つきになり]
人の指を舐めてはいけませんよ、姫君。
パンもジャムも、まだ沢山あるのですから。
[だがそれにはやや親しみが見えて]
[イレーネの調子が落ちない事を聞けば、皆此処にいると何処かしらに秀でるのだろうか、…では私は?
自分の中で問いつつ感謝の言葉を返す。]
「暴れ出した」…。
ええ、それは…
[説明しようとして、言葉が詰まる。
話せば神父は彼女を…どうするのだろう。
…だが、彼が話さなかった所で、きっと他の者から伝わるだろう。
誇張して話が膨らんでいくよりは。そう思って簡単に一部始終を話す。
アーベルや彼自身の事を隠すまでは、気が廻らなかった。]
[少女が問えばなんでもないよと言っただろう。
が、クレメンスがベアトリーチェに掛ける言葉には明らかに顔が曇る
彼には、判断が出来ない]
[唐突すぎる告白――ベアトリーチェが暴れた事もだが、あの「アーベル」が。
クレメンスは、裏通りで生活している事までは知っていたが*呆然とした。*]
―自室―
[結局、一晩中扉の前に居た。
碌に眠ることなど出来ず。落ち着いては来ていて、けれどそうなればなるほど他への疑心も高まる。]
何で、・・・・
[血溜まりを、人の死を眼前に平静で居られる奴の心理など僕には分からない。そう言えば少女の首を見たという時も、話をしていた奴はやけに冷静に見えなかったか。]
[彼はまだ、彼の「言ってしまった」事の重大さに気付いていない。
ベアトリーチェが凭れ掛ってくると、苦笑。
そっと抱き上げ長いすへ運ぶ。]
[誰が殺ったのか。誰も彼もが疑わしい。
否、若しかするとだ。人狼が2人だなんて嘘で、全員が僕を騙しているのではないか。裏で嘲笑っているのではないか。]
そうだ、それなら――
[簡単な話だ。
ふらりと立ち上がり、箪笥の傍へ。引き出しを開けると細身のナイフが目についた。]
あいつら全員、こうやって――
[テーブルの上、重ねて置かれた紙の束にナイフを振り上げ。]
――殺せば良い。
[思い切り突き刺した。]
――書斎――
[たくさんの本。
紙独特のにおいがする。
これらに詰まった知識の膨大さを考えると、なんて自分は、ちっぽけなんだろうと考えながら]
─自室─
ん……。
[目が、覚める。大分長く眠っていたような気がした。
虚ろな蒼い瞳を深い夜の闇へと向ければ、そこには月。
その光が紅味を帯びたように見えるのは、錯覚だろうか]
……ねすぎた……。
[ぽつり、呟いて。
それから、右手首の銀糸に視線を向ける]
[ベッドに寝転んだまま、右の手首を、軽く振る。
ヒュンっ!という、大気の震える音。
部屋の中の薄闇に、銀糸が舞う]
……Wenn es ist, entscheiden das mindestens lediglich……
[掠れた、呟き]
Bereits, folglich das dieser Korper, der weit sehr unterschiedlich ist……
[手首の動き、それに導かれるように、銀糸は元の場所へと戻る]
[一冊の分厚い本を、棚から出し手に取る。
深緑の表紙には『人狼の系譜』と、書かれていた。
ぱらぱらと、ページをめくる。古い本。
かなり飛ばし読みで内容はほとんど分からないが、どうやら人狼の血の繋がりだとか、歴史だとかが書かれているようだ。
家系図らしきページに、手を止める]
・・・・・・。
[たくさん並ぶ名前。
これだけの人狼が、生きて、死んで。
指で、ゆっくり、家系図の線をなぞる]
ま、うだうだしてても、はじまらねぇか。
[蒼い色の髪を、がしがしと掻きつつ呟いて]
閉じこもってても、状況はかわらねぇし……な。
[言いつつ、ベッドから降りる。
身体の方が滞りなく動く事を確かめると、懐の短刀の存在を再度確認し、部屋を出る]
─…→広間へ─
[書斎にある椅子を一脚ひいて、座る]
いたい。
[眉を少し寄せるが無感情な口調で言って、腰を浮かした。
ポケットに入れた石の角が当たったのだ。
手の平で握って少しはみ出るその石を、ポケットから出して、机の上に置いた。
椅子に座り、家系図のページを開いて、読むでもなくその上に突っ伏した。
銀の髪が、さらりと揺れる]
[ずっと付いていてくれたらしい]
[昨日の会話を思い出し、くしゃりと破顔する]
[起こしてしまわないようにとそっと抜け出し]
[逆に彼女をきちんと布団の中に寝かせようとした]
─広間─
っとー……。
[やって来た広間の状況を把握できずに、かりかり、と言う感じで軽く頭を掻く。
何となく、何が起きてるのかは聞かない方がいいような気がして、所在なく立ち尽くしていた所に、名を呼ばれた]
……ん? 何だよ?
[呼びかける声に含まれるものに、僅か、困惑しつつ。
自分を呼んだ声の主を見やる]
[エルザもまた疲労が溜まっていたようだ]
[起きない彼女の髪を撫で整え、昨日してもらったのと逆に今度は...が額にそっと唇を落とす]
[それからサイドテーブルに近寄って水を一口]
[まだ少し熱かったが、かなり落ち着いてきていた]
[エルザの方を一度振り返り、クローゼットへ。
着替えを出してシャワーを浴びることにした]
[クレメンスは、頭を左右に振った。]
[カップを取りに歩きながら、
青年の困惑げな顔と、裏通りに住みながらも健康的な体に微笑みを浮かべ、]
昨日は、大変だったようだね。
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