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[一頻り、混沌とした思いの丈を吐き出して。
それから、ぐしゃ、と頭を掻く]
……家にこもるのは、得策じゃない、な。
必要なもの持って、向こう、行っとくか。
[はあ、と息を吐いて、必要になりそうなものを手早く纏めてゆく。
細工に使う道具や、玉と珠も一応は荷に含め]
…………。
[最後に視線を向けたのは、先ほど見ていた漆黒の箱。
しばし躊躇う素振りを見せた後、その蓋を開け。
中から黒い布に包まれた細長いものを出すと、無造作に荷物の隅に押し込んだ。**]
……行く前に、頭は冷やしておかんとな……。
……別の決断と仰いますが、他にどのような決断が出来たと、お思いですか?
大雨により外との出入りは不可能。
人狼は御伽噺の存在ではなく、それがこの中に居ると言うのなら。
村人を護るために為せる決断は、限られています。
[伏せていた隻暗緑をノーラに向けて、静かに、声を紡ぐ]
確かに、巻き込まれた側であるアタシ達にとっては理不尽な決断に思えるでしょう。
命を捨てろと言われているようなものですから。
団長を恨むなとは言いません。
彼もその覚悟はしているはずです。
でも、彼にも護りたいものがあることは、忘れないでください。
[そこまで言い切って、小さく息を吐いた]
─ →広場 ─
そう……村のことを考えるなら、仕方の無い、こと。
[小さく呟きながら、広場の中央までやってくる。
日当たりの良いそこには、外にあるものよりは小さいけれど、立派な樹が1本立っていた。
洞窟内でありながら、陽の光を浴びようと力強く枝を広げている。
その根元には樹に寄りかかって腰掛けられるよう、樹の周囲を巡るようにして作られた環形の長椅子が設置されていて。
そこまでやって来ると、エーリッヒは疲れたように長椅子に腰掛け、樹の幹に背を預けた]
…仕方の無いことだけど……そうね。
誰だって、死ぬのは、怖いわ。
[言い過ぎたかしら、と思い起こすのは先程まで話していたノーラ。
村外の人にとっては、所縁の無い土地で死ねと言われたようなもので。
村の人以上に抵抗があったかもしれない]
……アタシは───。
[呟いて、右手を心臓の上に置く]
いつ死んでも、おかしくなかった、から。
[支えてくれた村のために死ぬのなら]
────厭わない。
[勿論、手を汚すことも]
[けれど、どうせ死ぬなら]
…あの子達は護ってあげたい、わね。
[良く頭を撫でていた右手を見詰めて、小さく、小さく、呟いた]
─ 広場 ─
[宿に戻る前に、地底湖に行って、気を鎮めよう、と思いつつ差し掛かった広場。
出入り口側に視線を向けるものの、何か変化があったようには見えない]
逃げようなし、か。
……やな状況だな。
[ぽそ、とそんな呟きを漏らしてから視線を巡らせて。
中央のベンチに見えた姿>>363に翠が止まった]
…………。
[そういや、出てくる時になんかきつそうだったような、と思い返す。
ノーラが声をかけていたのと、自分の内に色々とこもっていたから、何も言わずにいたのだが]
よお。
動いて、大丈夫なのか?
[大丈夫だからここにいるんだろう、と思いながらもこう、声をかけていた]
─ 広場 ─
……ま、疲れる状況ではあるしな。
[返された言葉>>367と、緩い笑み。
対して浮かぶ笑みは苦笑めく。それでも、リスの小さな頭が覗けば、それも僅かに緩むのだが]
ん、ああ。
さすがに、工房に引きこもってるのもどうか、と思える状況なんで、しばらく宿に世話になるかと思ってな。
……どちらにせよ、今のままじゃ濁った気しか込められそうにないし。
[荷物の事を問われると、大げさな仕種で肩を竦める]]
─ 広場 ─
[疲れる状況と言う言葉>>368には敢えて何も返さず。
ただ、緩い笑みを浮かべ続ける]
ああ、それで。
アタシも、あまり仕事出来そうに無いわ。
頼まれていたものはあるけど……出来たとしても、受け取ってもらえるかも怪しいし。
[周囲から向けられる視線には気付いていた。
怯えるような、避けるような、そんな視線。
恐らくは依頼人も同じように感じていることだろう]
仕事を中途半端にしたくなはいのだけれどね───。
[身体の調子も相まって、手をつけていられないと感じていた]
[リスはコートを伝ってポケットから出てくると、跳ねて樹の幹へと取り付いた。
そうして素早く枝の上へと上っていく]
― →広場 ―
[ベアトリーチェを宿まで送った後、
件の入り口の付近を見に行こうかと村の中を歩く。
視線等、特に気にも止めなかった。
煩わしげに首を振りはしたが。
差し掛かった広場に、遠巻きの視線の先、二人の同じ立場の男
――容疑者たる同じ村に生まれた友を見る。
瞬いて其方へと足を向け]
二人して何やってんだ、こんなとこで。
息抜き?
にしちゃ、ライヒアルトは大荷物だなぁ。
─ 広場 ─
……そこは、お互い様だな。
[受け取ってもらえないかもしれない、という言葉>>369に、息を吐く。
こちらも、お守りの依頼は蹴られる可能性が高いだろう。
それでも、最後まで作りきる意志は確りとあるのだが]
……職人には、難儀な状況だよ。
[冗談めかした口調で言って、枝の上へと上るリスを翠で追う。
ちょこまかとした動きを見ていると、何とも言えず、なごんだ]
……っと。
[そこにかけられる、声>>370。翠をひとつ瞬き、振り返る]
息抜きというか、頭を冷やしに行こうかと思ってた所だよ。
荷物は、あれだ。
工房に引きこもってても、いい事なさそうなんで。
しばらく、宿に世話になろうかと思ってな。
……仕事の依頼人の一人も宿にいるわけだしな。
[ウェンデルに返す、口調は常と変わらぬ軽いもの]
そういやそんな事言ってたな。
俺はもう文句言ってきたから頭は冷えた。
[ライヒアルトの返答に、成る程成る程、と二度頷く。
が、ふと疑問に思ったようで首を傾げた]
宿ってさー
泊まんのって金かかると思う?
[金が余る程ある訳でも無い男にとっては、
宿に泊まるというのはそれが重要な問題だった]
まー、今日は帰るけど。家に。
─ 広場 ─
そうね……商売上がったりだわ。
[こうなった以上は仕方ないと、どこか割り切っている部分はあるけれど。
ライヒアルト>>371と同じように息を吐いた]
あら、ウェン。
息抜きと言えば、息抜きかしら。
閉じ篭ってたら息が詰まるもの。
[増えた気配>>370に隻暗緑を向けて、緩く笑む。
身体の調子が芳しくなくて出て来たのだが、意味合いとしては間違っていないだろう]
[枝の上に上ったリスは、本能で食糧を探すものの、その樹には実は成っておらず、徒労に終わる。
しばらく枝の上でちょろちょろしていたが、何も無いことを理解すると、ぴょいと枝から飛び降りた。
その先にあるのは、ウェンデルの、頭]
─ 広場 ─
文句は、言い出したらキリがなさそうなんで、俺は文字通り頭冷やしてくるわ。
[少年の頃から、何かあって頭に血が上ると地底湖に向かっていたのは知られた事]
……あー……そこは、考えてなかったが。
ある意味迷惑料、って事で、自衛団に請求してもいいんじゃないか?
……そのくらいはしても、バチあたらんだろう。
[首を傾いだウェンデルの、もっともな疑問>>373。
しばしの思案の後、真面目な顔でこういい切った]
まー、それには同意。
外っつっても結局穴ン中だけどな。
[エーリッヒの言葉を聴き、此方も納得したと頷く。
外を知る男は、目を細めて、此処では珍しい樹を睨み付けた。
――なわけで、樹上の栗鼠の動きには気付かなかった。
いきなり頭の上に落ちて来たものに、ビクッと身が硬直する。
そんなに衝撃が強いわけでもなかった訳で]
おい。
ちゃんと躾けろ。
[半眼。
片手を頭の上、手の上に乗せるように動かす]
……普段から仕事の少ない俺と違って、大変だよな、そっちは。
[エーリッヒの言葉>>374に、妙にしみじみとした口調になる。
なお、仕事が少ないのは自業自得とわかっているから、そこはいい。
しかし、この状態では普段食いつなぐための雑事もできそうにないわけで。
やっぱり、死活問題に代わりはなかった。
なんてやっていたら、リスが跳んで。
あ、と短く声が上がった]
ごめんなさいね。
パラッシ、こっちいらっしゃい。
[謝罪を紡ぎながら、ウェンデルの頭へと手を伸ばす。
リスはウェンデルの手を避けながらちょこちょこ動いていたけど、エーリッヒに捕まってぷらーんとなった。
首根っこを掴まれた状態で両手足をちたちたさせている]
[昔から知る相手だ、そんな所も良く知る。
至極素直に理解を示した]
序にがっつり水に落ちて来い。
したら多少は、落ち着くんじゃね。
[口の悪い軽口が続いた。
自衛団に請求、何て聞けば琥珀の目がにやりと笑う]
そいつは良い案だな。
良し、んじゃ明日から邪魔するか。
ライヒアルトが前例だっつって。
[ちゃっかり前例にする気満々だ]
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