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ちぇっ、よく言うよ。
[乗せられたハムにフォークをぶすっと刺してむしゃむしゃと。
そんなやり取りをしていると声がかかり]
あ、そうなの?ありがとうエルザさん。
[しっかりと間違えた名前でお礼を言いながら、乗せられたハムをもう一度ぷすっとフォークで刺して食べてから、
胡瓜をアーベルの皿に載せながら]
お礼に、アーベル師匠にこれやる。
[自分の嫌いなものをしっかりそっちに移しておいた]
─広間 カウンター─
[もぐもぐもぐ。
間違えた名を呼ばれても直ぐに行動に移さなかったのは飯を食ってるから。
一通り平らげて、一応の御馳走様をアーベルに告げて。
そしてオレは椅子から立ち上がった]
───だから、オレはエルザでもエリーでもねぇつってんだろ!!
[一拍の呼吸を置いて繰り出したのは眉間を狙った右手の拳。
もちろん、アーベルに向けて。
フォルカーに関してはまだ一度目と言う事で手は出さない]
─ 広間・テーブル付近 ─
馬っ鹿、好き嫌いすると大きくなれないンだって。
ほれ、普段食わないんなら今纏めて食っとけ。
[と自分の分の胡瓜もまとめてフォルカーに戻した。行儀は大変よろしくない。
文句を言いながらも食事をするフォルカーの様をみれば、さほど今の状況についていけてない様にも見えるかな、とかちらと思っておいた。]
っと。
[一応しっかりエルザの行動は見ていたらしく、一拍置かれてからの拳なら避ける事は易かった。サラダの皿を抱えたままひょいと避けた。こっちはまだ食事中だ。]
えー、だってエリーに否定は入ってなかったしサー。
[明らかに自分が悪いのだが、悪くないよくらいの勢いで笑って言った。]
え?違うの?
[エルゼリートが訂正する様子に少し驚いた様子で、アーベルが殴りかかられてることは特に驚いていなかったけども。
その隙に胡瓜が倍増しされていて]
アーベルが食ったら食う。
[フォークに胡瓜を刺すと、アーベルにずいっと差し出した]
─広間 カウンター傍─
女名止めろっつってんだよ、このカス野郎。
てめぇの頭には脳味噌詰まってねぇのか?
[>>365 相手が食事中だってことは構わねぇ。
オレを怒らせる奴が悪い。
避けられて、オレは逃がすまいと即座に相手の首元に手を伸ばす]
今度言ったら殴るつったからな。
覚悟しやがれ。
―広間・カウンター―
いや、君に作らせといてそれはねぇ。
それに大丈夫、あんまりおなかがすいていたというわけじゃないからね。
[そんな会話をして、とりあえず食事に入る。
もちろんやり取りの時、自分も食事中で、それでもつい笑ってしまって仕方なかった。
フォルカーは顔を見れば、エーファとよく似ている。
名前までは思い出せずにいたが、何せ今は笑ってしまって話にならないのだった]
─ 広間・テーブル付近 ─
サー、見たこと無いから分んないネ。
兄さんは自分の頭の中なんて覗いた事あんの?
[やたら熱くなっているエルザにくっくっと笑いながら言った。
本人はいつも通りにしているだけなのだが、煽りかねない行動になりかねないのが。
さて無理に剥がして乱闘に入るのと大人しく殴られるのと、どっちがいいかなと天秤にかけて、サラダを零したくないという理由であっさり後者を選んだ。
殴られる事には慣れている。
…昔は、だが。
そういうわけで胸倉を掴まれてもこっそりサラダを置いたくらいでさして抵抗はせず、一発は殴られようかと大人しかった。
何が楽しいのか、笑みは消えなかったが。]
─広間 カウンター傍─
口だけは達者だな。
オレはてめぇみたいな奴は大嫌いだ。
歯ぁ食いしばれ。
[オレは腸煮えくり返ってるから周りなんて気にしちゃいない。
何でコイツはこんなに腹立つ言動ばっかしやがるんだ。
人がこのナリと名前でどれだけ苦労したかも知らねぇで!!]
[捕まえた胸倉はしっかりと握り、オレは右の拳をアーベルの頬目掛けて振り被る。
が、それよりも早くゲルダの手がオレの髪を掴み、引っ張られたことで思い切り後ろに反り返る形になった]
いでっ!?
〜〜〜〜〜っ!!
っ、ゲルダ、何しやがる!
[引っ張られた髪の根元も痛いが、反り返ったお陰で腰も痛い]
[差し出した胡瓜は乱闘騒ぎになりそうなので引っ込めた]
やるなら外にしてくれよ。
[こっちも食事中だったので不満げな声を上げた。
自分は仲裁に入るつもりなどなく、それでも誰かがそこに入った様子で。
胸倉をつかまれるアーベルと、髪を後ろにひっぱられるエルゼリートとを見比べてから、その髪を引っ張るゲルダのほうをちらりと見てから]
俺より、こいつらのがよっぽど手荒じゃないか…
[エーリッヒにたしなめられたときのことを思い出して不満げな声をぽつりともらした]
―広間 カウンター―
何ってねぇ、引っ張っただけだよ。
[笑顔で答えた。まるっきり悪気はないような顔]
食べてる途中はそういうことしない。
しかも作ってくれてるんだから。
はい、座る。
[空いている席を示してから、アーベルへと視線を向けて]
悪いねアーベル。
せっかく作ってくれたのに。ゆっくり食べたいだろう?
[食べてるときは、と前提条件を付けているのではあるが、笑って謝っておいた]
─広間 カウンター傍─
………ちっ!
[ゲルダの笑顔に一瞬だけ困ったような表情になって、オレは仕方なしにアーベルの胸倉を掴んで居た手を乱暴に払った。
顔を誰からも背けると、ゲルダの指示には従わず、出入り口の方へと足を向ける]
[手荒とかいう声が聞こえて、小さく笑う。
フォルカーを見てすこし笑って]
迷惑かけたね。
君も食事中だし、止めたほうがいいだろう?
君は、エーファと双子の子だよね。
名前を思い出せないんだ、教えてもらってもいいかな。
僕はゲルダ・エーベルヴァイン。八年前まではここに痛んだけどね。今は商人で、旅をしてるんだよ。
─ 広間・テーブル付近 ─
残念、振られたねぇ。
俺は兄さんみたいな奴は結構好きよ?
[分りやすくて、とは胸の内。他人の苦労なんて勿論知る由もないので言動は相変わらずだ。
氷がなくても雪があるから冷やすのは問題ないよね、などと呑気に考えて、
右に殴られる直前の感覚を感じたら、ふっと一瞬昔の事を思い出した。
あまりいい思い出はない、旅暮らしのその前の時の事を。
だがはっきりと思い出す前に、エルザがいきなり反り返ったので何事かと思っていたら。]
おっと。
や、さんきゅー。
[ゲルダの手が入ったと知れば、ゲルダの方にひらと手を振って感謝した。
前提条件には気づいていたが、気にしてないのか態度は崩れない。
それから乱雑に手を離されれば、おー怖いと肩を竦めて席に着いた。
ブリジットから窘められれば、こちらは素直にいう事を聞くことになるだろう。]
─ 広間・テーブル付近 ─
[手荒発言は聞こえていて、そういえばさっき差し出してくれていた事を思い出す。]
おっと悪かったなフォルカー。
おわびに俺があーんしてやろう。
[笑顔で言いながら、さっき差し出された胡瓜を、今度はこっちからフォルカーの方へと差し出してみた。]
[エルザの表情に、小さく笑う]
あとで、ね。
[ちゃんと手を離すのを見れば、髪からも手を離して。
しかし出入り口へ行く様子に、困ったように視線を向けると、残り少なくなっていた食事を置いたまま立ち上がり]
あとで食べに戻るよ。
アーベルのも、君のも、一緒に洗ってしまうから厨房かここに置いたままにしておいて。
ほら、作ってもらったし、片付けもしてくれてたんだろう?
[そんなことを言って、後を追いかける]
まぁ、いいけどね。
[迷惑をかけたと声をかけられ、ゲルダとは視線を合わせずにそう答えてから]
……、フォルカー。
よろしく、ゲルダさん。
[名前を教えるのには少し間を空けてから]
エーファと知り合い?
[ブリジットにアーベルが窘められるのが見えて、やっぱり仲がいいのかなと思った]
気にしないで。
ほら、僕も食事中だし。
[アーベルにはそんな風に返した。
フォルカーとのやり取りには、仲が良いんだなぁ、なんて視線を送る。
フォルカーの答えには、頷いて]
わかった、フォルカーだね。
こちらこそよろしく。
エーファは昨日会ってね。ハーブティーとパウンドケーキをご馳走したんだ。
君も後で一緒にどうかな。
[ゆるく首を傾げて、お誘いをかけておいた]
─ →灯台傍─
[ゲルダが追いかけて来ているとは知らず、オレは宿屋を出て灯台がある方へと歩く。
自衛団員が何か言って来たが無視して進んだ。
進む方向が村がある方では無いと分かると、自衛団員もそれ以上煩く言わなかったけど]
……くそっ、何なんだよアイツは……。
人の傷を笑顔で抉りやがって。
[呟きながら灯台の壁を思い切り蹴る。
親父と喧嘩して良くこうやって蹴りに来て、灯台守の爺さんに怒られたこともあった。
今はその怒鳴り声も、聞けない]
― →灯台 ―
行くっていうか、ここで、だけどね。
[フォルカーには笑ってそんな風に言うと、それじゃ、と手を振る。
玄関から出れば自衛団員がいて、少し眉を寄せるものの、彼らのうちの一人に尋ねる]
今、出ていったと思うけど、エルザ…エルゼリートはどこに行ったかわかる?
[尋ねれば示される東、崖の方。灯台の方。
しばらくそちらを黙ってみていたけれど、自衛団員にお礼を言って、その方角へと向かった。
後ろで、親の事を話しているような声が聞こえたが、耳から追い払って、辿り付くその場所]
――…エルザ、戻ろう。
[当たっている様子に、一つ息を吐いてから、声をかける]
風邪引くよ。
─ 広間・テーブル付近 ─
[エルザが出て行くのは背を見送るだけにした。
余計な一言を言うと、ブリジットから確実にお咎めが来るだろうから。]
んーいいよ。俺らのは自分で洗うから。
気にせずいってらっしゃい。
[そう返し、軽い調子でゲルダを見送った。
別にエルザを怒らせた罪悪感からではないのが、逆に性質が悪い所だろう。
フォルカーにフォークをひったくられ、胡瓜の行き先には感心したように。]
お、良く出来ました。やれば出来るじゃんネ。
[にこりといい笑顔で言った。
顔が赤いのには気づいていても笑みは変わらない。別に馬鹿にしているわけではないのだが。]
―広間―
[ゲルダ>>356と共に食事の席につけば主に感謝の言葉を捧げ
アーベルに一度頭を下げてからパンを口に運ぶ。
紅茶も彼女が言うようにほどよく冷め猫舌でも難なく飲める温度]
おいしいですね。
[いつも口にするのとはまた違う味にゆると目を細める。
和やかな時間もそう長くは続かないか。
エルゼリートとアーベル、二人の仲裁をするゲルダ。
その様におろおろするのみで何も出来ずに固唾を呑んで見守る態]
………あ。
片付けならお気になさらず。
私にもそれくらいのお手伝いは出来ますから。
[炊事も洗濯も日常行うことに支障はないから、と
エルゼリートを追うゲルダの背に言葉を向けるが
彼女の耳に入らずともそれくらいはする心算で]
─灯台傍─
[徐々に気が落ち付いてくると、オレは大きく溜息を吐く。
時折吹く風が長い髪の毛を浚って行った]
……──ゲルダ。
[名を呼ばれて>>382、オレは驚きの色を載せて振り返る。
追いかけて来たことに驚いたのもそうだが、崖の近くであるこの場所にゲルダが来るとは思っていなかったために]
……馬鹿は風邪なんざ引かねぇんだよ。
お前、良く来れたな?
[最初は自嘲を交えた声、次いで心配を載せた声と表情でオレはゲルダに返す。
これ以上ゲルダが崖の方へ来なくても良いように、ゲルダの傍に近付いた]
―広間・テーブル付近―
……くぅ……
[食べ終わってからかけられた言葉、口の中にはまだ胡瓜の味も広がっている。
向こうはどういう気だったのか知らないがはめられたのだと、そう思った。
乙女の純情的なものを踏みにじられたような感覚とか、悔しさとか、胡瓜の味とか、いろんなものが広がって混ざって唇をぐっと噛んでいる。
アーベルのほうをしばらく震えながらじっと睨むようにした後]
馬鹿……
[ぽつりと小さく呟きそのまま顔を背けた]
―灯台傍―
やれば出来るものだなって思ったよ。
もう八年だから、克服もしないとね。
[小さく笑ったけれど、手を強く握ってそれ以上に近づくことはない。
近づいてきてくれれば、すこしほっとした顔になる]
まぁ、君が馬鹿だっていうことは知ってるけど。
逆に体調管理が出来なくて、風邪を引くことだってあるだろう。
……思いっきり引っ張って、悪かったよ。
─ 広間・テーブル付近 ─
[別にはめたわけでも何でもなく、むしろあーンしそこねたなー、ぐらいの勢いだったのだが勿論伝わる事はないだろう。]
ほーら、今食ったから暫く食わなくて良くなった。
良かったネ。
[睨まれての馬鹿発言には、ぷっと噴出して、向こう向いた頭を後ろからわしっと撫でてやった。]
まぁ話は変わるけどさ。
もし人狼がいたらどうする?お前。
[頭に手を乗せたまま、唐突にこんな事も漏らしてみる。
お前といいながら、視線はナターリエやブリジットの方にも一旦は向いた。]
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