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アリくん大丈夫か!?
なんか甘いものでも拾い喰いして腹でもこわしたかっ!!??
ありえねぇ…こいつが甘いものを他人に譲るなんてありえねぇ…。
[ぶつぶつとさりげに酷いことを。]
[アーベルの説明に、意図は理解した、が]
……気持ちは有り難い、が……
[甘いものが好きではなかったのだろうか、と元紅茶事件を思い出しつつ。
エーリッヒの叫び声に、目を丸く]
拾い食いしていないし、勿論腹も壊していない。
甘いものは食べると元気が出る。
だからミハエルに二人分
[勝ち誇った表情で説明になってない説明をエーリッヒにしつつ]
お年頃、ね。
[くく、と笑いながらこんな事を呟き。
それから、よ、と言って立ち上がる]
さて、と……。
ちょいと、そこら歩いてくるかねー。
なんか、賑やかっぽいしさ。
[なにやら騒ぎになっているらしい辺りを見やって、いつもの調子で軽く言い]
あー、すまんすまん。
[寸ででミリィに支えられ、蒸しケーキの危機は回避された。
もしも此処で本当にてっくり返していれば、軽く暴動も起こったかも知れず。
つまり、ミリィはこの村の平和と平穏と村人たちを、危機から救ってくれたということだ。
おめでとうミリィ、ありがとうミリィ。]
……わ、本当!?1箱もっ!?
やったー!エリにぃありがとー!約束ねっ!
[囁かれた内容にうわーい!と両手を上げて大喜び。
とアーベルにぃの言葉に、叫びはしなかったものの
十分驚愕したらしい、手を上げたまま硬直]
……「甘いもので1ヶ月過ごす」とか
数日前に決意してた人の言葉じゃない…。
[アーベルの説明に首を傾げつつ。ぽつり。]
遠慮しないでいい…甘いものは勿論大好きだが。
けど、元気がない人がより食べた方がいい。
それに、おかげでオモシロいものを見ることが出来た。
[と、ミハエルにエーリッヒを指しつつ]
甘いもので1ヶ月は…まだ実行していないからいいんだ
[と、リディによくわからない説明をしつつ
エーリッヒに見返されて、コクリと頷く。]
む。
[何か小馬鹿にされた気分になったのか、軽く眉をひそめ…立ち上がるユリアンを見つめる]
…あたしも行く。
[よいしょ、と立ち上がり…]
…店の主でもないのに居座ってたら変な感じだしね。
[ユリアンの見やった方を見て…小さく頷き]
いいえ。大丈夫ですか?風邪とか、まだ完全に治っていないんじゃないですか?
[村の平和はともかくとして、自分と子供の分の蒸しケーキをしっかりと受け取りながら、少女は青年に心配そうな目を向ける。彼はすっかり忘れているようだが、最初に森の中で置いて帰ってしまったことを、まだ気にしているのだった]
いくらフィー姉ぇ似で天使のように可愛いとはいっても…、
ミハエルくん、男の子だぞ?
うん、恋に障害はつき物とはいえ…その壁は越えられねぇだろ…。
[盛大に勘違いしつつ、身もふたも無い言い方しつつ、遠い目。]
[眉をひそめる様子に気づきつつ、に、と笑うだけで。
周りの出店の店主に出店の事を頼んで]
いや別に、店番してくれててもいーけど。
手間賃出せねーからなっ。
[冗談めかして言いつつ、騒ぎの中心の方へのんびりと歩き出し]
[何事かと振り向きかけたが、如何やら今のショックでユーディットが此方側に戻って来た様だ]
ええと、…大丈夫?
心此処にあらずって感じだったけど。
[背後では何やら妙な方向に話が行きつつあるようだが知ったこっちゃ無い]
好物を人に譲っただけで何故その解釈なんだ。
……いつでも色恋沙汰、桃色脳髄のお前と一緒にしないで欲しい。
[青年は静かに…けど、怒りMAXと言う表情でエーリッヒに告げる]
……実行する気ではいるんだ。
[そっか。と小さく頷くも、納得していいのか悩みつつ。
エーリッヒの言葉に、まずはミハエルを見て。
ゆっくりと、アーベルへと視線を戻して]
………カウント3、取った方がいい?
[吹っ飛んだエーリッヒを呆然と眺めつつ、何か違う]
んー、手間賃無いなら…興味ある方に行くわ。
[と、くすりと笑い…騒ぎが大きくなった方を見て…]
…何やってるんだろ?
[まだ、人混みで見えては居なく…ユリアンと共にその方向へと向かう]
[…と、先程まで此処に居たと思ったミハエルの姿がない]
[と思ったら]
……………あ。
[吹っ飛ばされるエーリッヒをズバリ目撃]
……また何か言ったのかしら…。
[状況は分からないまでも、この手の事は日常茶飯事らしい]
[…というかこの間も同じ様な光景を見たような]
きゃ!
[更に、盛大に吹っ飛んだエーリッヒに驚いて、短い悲鳴]
あ、あの、大丈夫、ですか?
[蒸しケーキが死守されているのを確認して、少女は感動した…かもしれない]
ちゃっかりしてんな、さすがに。
[手間賃ないなら、といわれてまた笑い。
それから、前方を見やって首を傾げる。
何やら騒ぎになっているようで人だかりができているが、それを掻き分けて進み]
……何やってんだ、こいつら……?
[落ち込んだり呆然としたり、吹っ飛ばされたりしてる面々に、思わずぽつりと]
……………はとこ?
[ミハエルの言葉に首を傾げ]
……似てない………
[と、感想をボソリ]
[今回はエーリッヒに対して罪悪感は0で
倒れたエーリッヒを気にかける様子はない]
[復活するなり、物凄い発言を聞いて。]
[更に。
ノーラの肩越しに、物凄いものを見て。]
[なんだか色んな葛藤が、すっこぬけた、ようだ。]
[そう?とユリアンに首を傾げ…
ユリアンの後に続き、人混みをかき分け…]
…?
[何があったのだろうか。
一つ瞬きをして、その惨状(?)を見ている]
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