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[…アンケートを書き終えると、その紙を自警団の青年に渡した]
はい。
それにしても…毎回出てるんだから、こんなの書かせなくても良いのにね…
年齢の所を1増やすだけよ?
[苦笑する青年と肩をすくめる女。
しばらくして、ガラスのベルは客の帰宅を告げた]
さて、と…
※補足
屋敷しもべ妖精だったが、主人が家を出る直前に紐の切れた靴に苛立って「あっちへ持っていって紐を直しておけ」のつもりで「持って行け」と言い捨てて飛び出て行ってしまった為に職を失った。
思いがけない展開にしばし呆然としていたものの、千載一遇の機会かもしれないと人間界での就職を目指して妖精と縁の深いこの村へとやってきたらしい。
お給料や休暇に憧れている。
なお、妖精なので背が低く、ゆえに実年齢より若く見える。実年齢は乙女の秘密らしい。
御主人様募集中。
■名前:ノーラ=ラヴレス
Nora=Lovelace
■年齢:24歳
■自己紹介:村の方は殆ど御存知でしょうし、今更紹介する程の事も無いのですけど。何時もお世話になっております。
補足)
村の片隅に建つ家で一人暮らし。以前は幼馴染で(自称)冒険家の夫と暮らしていたが、数ヶ月前に何処かの山へと出て行ったきり行方不明。生還は絶望的と言われているが遺体は見つかっていない。
特に職に就いているわけでは無い為、現在は時折村の仕事を手伝う等して生計を立てている模様。
[用紙と引き換えに、宿への道程を簡単に書き込んだ紹介状入りの紙片を渡され]
あ…。
ありがとうございます…ありがとうございます…。
[何度も頭を下げて旅館へと急ぐ。
一生懸命仕事に勤しむも、寒そうだからと靴下を与えられて再び職を失うとは*微塵も思わずに*]
[用紙を渡し、ついでにお茶でもと勧めたが断られ]
[忙しそうながら何処か楽しそうな法被の後ろ姿を見送り、微かにくくと笑い]
そんな時期…か。
[寒空を仰ぎ]
これはいよいよ死亡説濃厚、かしらね。
[まるで他人事の様に呟いた。
オルゴールの音は何時の間にか*止まっている*]
[淡い光をぼーっと見つめていたが、ふい、と視線をドアの方へ]
ご飯、どうしようかしら…
[何のことはない。
考えていた事をぽつりと呟くと、くぅ、と小さな音が聞こえた。
その音に微かに目を見開き…視線を落とすと自分のおなかを撫でる]
…酒場…なら、今の時間なら。
[少し頬を染めたが、ぽつりとごまかす様に呟く。
…ガラスのベルは主人の外出を、部屋にこもる闇に告げた]
[この男はまだ宿屋周辺で迷っていた]
この辺、だと思ったんだが…
[呆れたように鼻を鳴らす馬を撫でて]
そう言うなよルート。
今に始まったことじゃないだろう?
[威張って言うことじゃない]
[人群れをすり抜けるようにして、ひょい、ひょいと歩いて行く。
さすがにというか、同じ方向に向かう人の数は多いが、特に気にした様子もなく、その足取りは軽いもの]
っと、お?
[不意に、その歩みが止まる。視線の先には、見慣れぬ男と馬]
……そっこのひとー?
そんなとこで、何やってんのー?
ん?
[段々不機嫌になる馬を宥めようとしていたら、何処からか声がした。
周囲を見回せば簡単にその声の主は見付かる]
……私かな?
[明らかに自分(+馬)に視線が向いている気もしたが、とりあえず聞いてみた]
[…コートに赤いマフラー。
顔半分をすっぽりと覆い、村の中を歩く。
その風景は、寒いとは思えないほど盛り上がっていた]
…
[その様子を見て、目元に微かな笑みを浮かべ…]
…
[馬と一緒にいる赤髪の男が目に止まった]
…誰、だっけ…
[村の者ではない…しかし、どこかで…
軽く首を傾げ、男を見つめた]
[彼はひとり、不機嫌そうな顔で村内を歩いていた。
防寒具にと羽織った、淡い茶色のオーバーコートの材質は見るからに上等なもので、素朴な村の雰囲気にはそぐわない。あの、浮かれた柄の法被の人間と擦れ違うと、尚更だ]
……………
[本来ならば、母親の生家に挨拶に行く以外、外に出る気は微塵たりともなかった。しかし、社会勉強だ、外で遊ぶべきだと彼女に促され、仕方なく出て来たのだった。
確かに部屋に居たとて、最低限の荷物しか持って来ていない今は、何度も読み返した書籍を読むくらいしか、やることはなかったのだが]
[とは言え、矢張り、気が進まない。
元々、一人で外を出歩く機会等なかった所為もあるか]
うん、そこの馬つきのヒト。
[言い方が思いっきり、ミもフタもない]
外から来たヒトっぽいけど、こんなとこで、何してんの?
[やや、首を傾げて問う。それに合わせるように、肩のネズミもきゅ? と首を傾げた]
[またも、今度は視線を感じて周囲を見る。
ふと目が留まった赤いマフラー。
その女性に見覚えがある気はするのだが、すぐには思い出せずに頭を捻った]
馬つきって…いや確かに馬とだが。
[見も蓋もない言い方に息を吐き]
いや…宿に向かおうとして…
……ちょっと、迷ってしまってね…
[やはり言い難かったか言葉は淀み、語尾は小さく。
彼と肩のネズミから目を逸らした。
馬はまた呆れたように鼻を鳴らす]
[周囲が騒がしい。人とぶつかりかける]
[酷く、不愉快だ]
[人の居ない方へと歩もうとして、明らかに人が避けている場所があるのを見つけた。視線を遣れば、馬と共に居る、白の装具の男。人々は明らかに、其処から距離を置いている。無理もなかろうか]
……何故、このようなところに。
[呟く。]
[さっくりすっぱりきっぱり言い切られてぷち凹み。
いやもう慣れてるんだけどね、うん。
思わず顔を手綱を持たない方の手で覆って俯いた]
…平たく言えばそういうことだ…
…確か、街…
[で、見た気がするのだが…
喉に刺さった小骨の様な感覚。
小さく眉をひそめ、小さくうなる]
…?
[ふと、また、村の者ではない…
しかし、その纏っているもので、身分が分かる…
金髪の少年が視界に入った。
こちらは見覚えがないものの…]
…珍しい…
[なかなか、身分の高い者が一人で居るのは珍しいと、一つ呟き]
[目の前の青年が手を振る先を追えば、彼女は未だ其処に居た。
控えめに手を振るのを見、やはり見覚えがある気が。
不意に、ぽん、と手を打つ]
ああ、あの時の。
[微妙に手綱を引っ張られた馬がまた不機嫌になった]
ていうかさー、何をどうすれば迷えるのか、聞いてもいい?
大通り真っ直ぐ行きゃ、目の前じゃんっ!
[俯く男に、呆れたような声で言う。
多分、力の限りの追い討ち。それが与える打撃はきっと、考えてない。
いや考えてやれと誰か突っ込まないと無理だろうが]
[それから、手を振り返すイレーネを振り返って]
やほ、今日も寒いなー。
これから、酒場いくの?
[軽い口調で問いかけ]
[視線を感じ、柳眉を顰める。すたすた、と其方に歩み寄り]
じろじろと見るな。
[先に見ていたのは彼なのだが、何処吹く風だ。
相手が顔半分を覆い隠した、不審な格好であったのも、気に障る]
……馬の扱いは、ちゃんとしろ。
[不機嫌そうな馬が目に入り、代弁するようにぼそりと言った]
[手を打つ男に一つ瞬きをする]
…お客、さん…
[しかないよね。
街で会って…騎士さんと知り合いになるなんて…
お世話になるようなことはしたことがない]
…うん、寒いね…
今から、ご飯、行くトコ…
[マフラーの下でもそもそとしゃべると、うなだれる男を見て…]
…知り合い?
[追い討ちは見事に決まった。
古典的表現ならばその文字が書かれた大岩が降ってきて潰されているような心境か。
思わず座り込む。
片腕は手綱に引っかかって情けなく垂れているが]
…私も聞きたいよ…
[声は地を這うが如く沈み込んでいた]
[と、また新たな声がして顔を上げる。
身なりから何となく彼の身分は察した]
これは…申し訳ありません。
[す、と立ち上がれば一礼を]
[こっちに歩み寄ってきた少年に一つ瞬きをし…]
…ごめん。
でも…珍しいな、って…一人で居るの。
[やはり、マフラーの下でもそもそとしゃべった]
そか、奇遇だなー。
俺もしばらくは酒場で手抜きする予定だったりして。
[肯定の返事に、軽い口調でこう返し。
続けての問いには、ふるふる、と首を横に振る]
いんや、今初めてここで見た。
[それから、凹み→立ち直りの連鎖を決めた男を見やり。
更なる連鎖で、全く見たことのない、金髪の少年に気づいてきょとん、と。
それからまた、男を見て]
……まあ、宿に行きたいなら、案内してもいーけど。
どーせ、俺もこれから行くとこだし。
[赤いマフラーの女性の言葉に表情を緩め]
ああ、以前ランプを買わせて貰った者だよ。
持ち帰ったら同僚が気に入ってしまってね。
危く奪われそうになったよ。
[その時を思い出してかくすくすと笑い]
君は此処の人だったのか。
[知り合いかと云う言葉に首を横に振る。
記憶の限りではそうではなかった筈。
方向音痴を織り成す記憶力では怪しいものだが]
[赤髪の男の礼に、些か気を良くしたか。
解ればいいと言ったふうに、頷きを一つ返す
[が、もそもそと喋る女の台詞を聞けば息を吐いた]
……僕だって、好きでこうしている訳ではない。
[皮の手袋を嵌めた右手を、額に当てる]
[宿に行きたいならと云う言葉に安堵したように頷く]
それなら是非お願いしたい。
いい加減休ませてやらないと更に機嫌を損ないそうだ。
[苦笑して馬の鼻面を撫でる。
馬はふん、と鼻で思い切り息を吐き出した]
…手抜き、と言うか…
ランプ、作ってたら…こんな時間になってただけ…
[…少し情けなさに頬を染めるが、マフラーで良い具合に隠れていた]
…ふーん…
初対面、なのに…へこませてるの?
[瞬きをすると、微かに首を傾げ…赤髪の男の言葉に小さく頷き]
お買い上げ、ありがとう、ございます…
この村に、ちなんで…お店の名前、つけたぐらいだから…
[小さく笑むと、少年の言葉に目を向け…]
…大衆酒場、で、良いなら…風避け、出来るよ?
[なら、何で?
そう思ったが、おなかはすいていたらしい]
[本当に辞めるのか? と口にするほんの一日きりの同僚に困ったように頷く。
理由は…言える訳がない。
言ったとしてもきっと理解されない。
…いや、理解されて…しまう事が怖いのか。
お給料と休暇の契約を反故にされ、縛り付けられることが何よりも怖い。]
…ありがとうございました。
[真新しい靴下をきゅと握り締め、宿を後にする。
片方だけの靴では汚してしまうから、もったいなくて履けないから。]
いい加減休ませてって……一体どんだけさ迷ってたんだよ。
[思わず、呆れたような声が出た。
肩のネズミが、哀れむような視線を馬に向けたかもしれない]
[それから、イレーネの言葉になる、と妙に納得して]
夢中になってると、ついつい時間、忘れちまうもんなー。
俺の場合は、師匠がでかけてるから、ラクするってだけだけど。
……っていうか、素直な感想言っただけだけどー?
[その『素直』がタチが悪いとは、思っていないらしい]
大衆酒場。
……成る程、興味はある。
[下賤の民の食事に。
――と口に出さなかったのは、幸いだっただろうか]
[青髪の男の肩に乗せられたモノに、気付き、緑眼を瞬かせる]
…うん…お祭りの時って…綺麗な、ランプが…売れるから…
作ってて、楽しい…
[同じ、職人の立場の言葉だからか、反発もせず小さく頷いて]
…素直?
[なぜ、素直な言葉が悪いのか…一つ、目を瞬かせる]
…今から、向かうところだから…良かったら。
[少年の言葉には小さく笑んだ]
[少年の視線を感じたのか、ネズミがきゅ、と小さく声を上げる]
ん? どした、ヴィント?
[気づいて見やった肩の相棒は、自分を見ている少年を不思議そうにじい、と見つめ]
『Fairy's fire』だったかな。
名の通り、何処か幻想的な光を灯すように感じたよ。
[おかげで同僚が未だに諦めてくれない、と笑う]
[馬はネズミの視線に溜息のような息を吐いた]
迷ってた時間はそんなに長くなかったと思うんだが、昼に一度休憩したきり休ませてやれてなかったからね…
[困り顔で告げるも、素直な感想と言われてまた凹み、馬の首に軽く伏せた。
馬は『あーもう』と言わんばかりの顔をしている]
[彼は男の肩の上のモノが気になるらしく、見詰め返している。
笑んだ女の声には、ああ、と生返事を]
……まさかとは思うが、それは……鼠か?
[嫌そうな表情]
確かになっ。
今年の祭りもにぎわいそうだし、やりがいあるよなー。
[作ってて楽しい、という言葉に、うんうん、と頷いて]
うん、素直に。そしたら凹まれた。立ち直ったり凹んだり、なんか忙しげ。
[それが自分の言葉のせいとは思ってない訳だが]
……まあ、それじゃ馬もへたばるわな。
んじゃ、行こうかー? 俺もいい加減腹減ったし。
[また凹む男の様子にかりかり、と頬を掻きつつ、こんな提案を]
はい…えっと…
騎士さん、の、買ってくださったのは…
頑張って、作りましたから…
[誉められると素直に嬉しいのか、笑みがこぼれ]
…また、街には、行きますから…
それまでの、辛抱、です…
[小さく笑うと、ふと、ネズミ、と聞こえ…
目を向ければ、おもむろに表情を崩した少年が居た]
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