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―村の宿の一室―
っはー、街育ちには堪えるね……っと。
[両手をこすりながら机の上に小瓶をいくつか置く。
小瓶を一つ手に取ると、その蓋を開けてそこから採取したばかりの
小さな鉱石をピンセットでつまんで目の高さへと持ち上げる]
おもな産出物はなんて書いてあったかな…
[片手で資料をめくっていれば、僅かな砂埃が鼻腔をくすぐって、
むずむずと鼻の下を動かしながら]
…ま、資料に間違いはなさそうだ、と。
[摘み上げていた鉱石を小瓶の中へ戻し、それから―]
思い切りくしゃみをした]
[鼻をすすりながら資料に目を通す。
またくしゃみを一つ。今度は砂埃ではなく単純に寒くて]
いやー、甘く見てたな…。
[冬休みがてらの調査のつもりで閉鎖されている間は村に居座るつもりだったが
予想以上の寒さに参ったと髪をくしゃりとした]
まずは暖かいもんでも飲んでからにするか。
時間は山のようにあるからな。
[手にした資料を机の上に置いて、暖炉に寄って手を暖める。
それから暖かい飲み物を頼みに部屋を出ようとしたら外からのノックの音]
んあ?開いてるよ。
[一体誰だ?と開くドアをじっと見ていた]
……俺が?ちょちょちょ、ちょっと待ってくれよ。
俺はまだ来て1ヶ月そこそこだぜ?何で俺まで疑われ…え?
それだけいれば十分だって?
しょうがないだろ、出られねえんだから…
[やってきたのは村の自警団員。
起きた事件の容疑者として扱われていることに戸惑いと僅かな憤りを覚えながら
有無を言わさぬ様子に集会場へ赴くことを諾す以外にはなかった]
支度してからいっから、あー、はいはい、逃げませんよ逃げません。
[自警団員を追い出すように部屋のドアを閉めて大きくため息をついた]
かー、この寒いのに外に出なきゃならんとは。
[ついてねえや、とぶつぶつ言いながらも机の上を片付け、
外套を羽織って外―集会場へ]
―集会場―
あー、さみいさみい…。
[火のついた煙草をくわえ、肩をすくめるように集会場へ。
外套は脱いで手にしたものの、くわえ煙草のまま身上書を書き入れる]
――――――
■名前:ハインリヒ・フランツ=ルディン(Heinrich Franz Rudin)
■年齢:32 オトコ
■職業:鉱物学者。
■経歴:街の学校で教鞭もとるが、受け持つ学生の数は多くはない。(お堅い性質の学問と、ラフな人柄のギャップのせいらしいが…)
余った時間で鉱床調査のために各地を回っている。
この村へも一ヶ月ほど前から調査のために滞在中。
――――――
いやぁ、まいったまいった……や、こいつはありがたい。
[身上書を書き終えれば先に居た人々へ片手を上げて軽く挨拶をし、
淹れてくれているお茶―おそらく自分のために淹れてくれたわけではないそれを
ありがたく手にして近くの椅子に*腰を下ろした*]
6人目、団長の孫 イレーネ がやってきました。
ジジイには分からないよボクの気持ちは!!
[そう言って家を飛び出したのは昨日の夜のこと。碌に着込まずに外へと出たため、悴む手と身体を擦りながら、家の軒下から夜空を見上げ]
──忘れたわけじゃ無いよ。
それでもボクはここを出て外を見たいんだ。
[小さな決意は吐き出された白い息と共に天へと昇って行く。しばらくそうして時間を潰した後、こっそりと家の中へと戻った]
[翌朝、起きて居間へ向かうと、祖父が厳しい顔をしてこちらを見た]
………何。
昨日外に出たのはジジイの知る通りだけど?
[昨日のことを改めて問われ、聞き流すよな体勢で居たのだが]
……はぁ? ボクが容疑者?
ちょっと待ってよ、外には出たけどどっかを歩き回ってたわけじゃなく───。
[仔細を聞かされ、驚くよに目を丸くした。自分は違うと弁明しようとしたのだが、祖父は取り合ってくれず。集会場に容疑者を集めているからそこに向かえと言われ、机を思い切り叩いた]
───そう、孫のボクすらも例外なく、なんだ。
全く、本当に御立派なもんだね、自衛団長ってのは!
良いよ、行ってやるよ。
ここに居るよりは数段マシだ。
[机に叩き付けた手で拳を握り、祖父を睨みつける。吐き捨てるよに言うと、必要な荷物を持って家を出た]
[冷徹に告げたその裏で、祖父なりの葛藤があったことを、少女は知らない]
[後に提出される身上書には、以下のように書かれる*ことだろう*]
──────
■名前:イレーネ=ゲスナー Irene=Gesner
■年齢:14歳
■職業:家事手伝い
■経歴:ギュンターの孫。両親は7歳の時に、働きに出ていた街で事故に遭い死亡している。半閉鎖状態の村が嫌いで、外での生活に憧れを抱いているためにギュンターとは折り合いが合わない。女性だが、服装は動きやすさを重視したシンプルなものが多く、言動も女性らしさは少ない。一人称も『ボク』と言う。
──────
7人目、双生児 フォルカー がやってきました。
[とぼとぼと、
そんな音の聞こえてきそうな重い足取りで、雪路に足跡を刻んでいく荷袋を背負った少年ひとり。
足の向く先は村の外れ。けれど前はちっとも見ず、自分の足ばかり見つめている]
「おぉい、弱虫フォルカー! どこ行くんだよ」
[フォルカーと呼ばれた少年は声に足を止め、弾かれたよう顔を上げた。
まだ柔らかさの残る雪を踏みしめ傍に寄って来たのは、数人の子供。年の頃はばらばらだが、みな一様に、にやにやとした悪戯顔を携えていた。
フォルカーの開いた口から音はなかなか出て来ず、打ち上げられた魚みたいに、ぱくぱく、何度も開閉させた]
…………ぁ、
の、えぇと…集会所、
その、呼ばれて…………
「集会所ォ? 呼ばれたって、誰に?」
……それ、は、
「俺、知ってる! 悪いことしたヤツを、自衛団長の爺さんが探してるんだ!」
「悪いことって?」「そこまでは知らないけど……」「なぁんだ、役に立たねーの」「でも、ってことはフォルカー、イケナイことしたんだ」「あの臆病フォルカーが」「やるぅ」
ち、ちが…………っ
[声変わりもまだのか細い声は、子供たちのお喋りに掻き消されてしまう。堪えるよう握った拳が小刻みに震えた]
違……、
僕は、ただ、あの人に会いに行った、だけ……で、
「あ、泣くぞ、フォルカーが泣くぞ」
「出た! 泣き虫フォルカーだ!」
[囃し立てる声にせっつかれたよう、急激に何かが込み上げて来て、眦に、じわりと涙が滲んだ。
それを見て満足したらしい子供たちは、漣のような笑い声を響かせて去っていく。
後にはフォルカーだけが残された]
………………。
[緩く首を振り、気を取り直した様子で、少年は歩みを再開する。
歩みは遅々たるもので、時おり鼻を啜り上げては目を擦った]
[ようやく集会所に辿り着いて、恐る恐ると扉を開く。
その頃にはもう泣き止んでいたが、目もとも鼻頭も、寒さのせいにはし難いほど赤みが差していた]
こん、にちは。
[先客にお辞儀とともに小声で挨拶をしてから、身上書に、丁寧かつ小さな字で記入し始めた]
―――――
■名前:フォルカー・アルトマン(Volker Altman)
■年齢:13歳
■職業:――
■経歴:村長の息子。進歩派の祖父と保守派の父、町出身の病弱な母を持つ。フォルカーも身体が弱い。
また、内向的で泣きやすく、村の子供のからかい対象。
星や鉱石といったものに興味を抱く。
事件のあった日、件の元鉱山夫に会いに行っていたことから容疑がかかっている。
―――――
……あの、お茶。
僕も、いただいても、
[いいですか、と続く言葉は消え入るよう。
承諾が得られると、少年は頭を下げて口の中で礼を言い、部屋のなるべく片隅を選んで腰を落ち着けた。
両の手で支え持ったカップから立ち上る湯気に、眼が柔らかく*細められた*]
─村中─
[集会場へと向かう前。良く相手をする近所の子供や年寄り達に、今日は相手が出来ない旨を伝える。年下の子供達は何故遊べないのかと縋って来たが、年寄り達は話を知っているのか、猜疑の目や不安そうな表情でイレーネを見ていた]
戻って来たら遊んであげるから、ね?
ボク特製のカップケーキも作って来るから。
[年寄り達の視線は気にしないようにして。子供達をそう言い包めて、ようやく集会場へと向かえるようになった。白を踏んで進んで行くと、その先で数人の子供に囲まれる人影を見た]
……アイツらまたやってる。
フォルも言い返してやりゃ良いのに。
[呆れたよな、苛立つよな声色で呟いた。フォルカーを囲んで優位に立った気になっている子供達をアホらしいと思い、言い返せずいつも泣いてしまうフォルカーを情けなく思う。大きな溜息をついていると、フォルカーから離れた子供達がこちらへとやって来た]
「なんだよイレーネ、どっか行くのか?」
……アンタらにゃ関係無いでしょ。
邪魔だから退いてくんない?
「つれねぇの」
「あれ、でもさっきフォルカーもこんな風に荷物持ってたよな」
「てことはイレーネも?」
…だから何?
早く退いてくれないと蹴るよ。
「おー、おっかねー」
「蹴られる前に行こうぜ」
[イレーネの言葉に委縮するでもなく、子供達は笑いながら去って行く。気楽な奴らだ、そう思い息を吐きながら再び集会場へと向かった]
─ →集会場─
[峡谷に掛けられた不安定な吊り橋。危なげなく渡り切ると、玄関の扉に手を伸ばした]
あー、くそ寒い。
[玄関の扉を開けての第一声。直ぐ傍の広間まで届いたのか*どうか*]
―集会所・広間―
[椅子から立ち上がる。
赤々と燃える火の中に薪を一つ放り込んだ]
ほら、そんなとこにいないでこっちで暖まったら如何だい。
[広間の隅で手を擦り合わせるライヒアルトを横目で見、暖炉を指す]
ところで此処に居るってこたァ、兄さんも…
[次いで話し掛けようとしたのだが、丁度そこに茶を運んで来た人物を見て、女は暫し閉口した]
なんだ、天文学者。
給仕係にでも転職したのかい。
それとも…まさか?
[ややあって疑問を口にし、オトフリートと、ついでにライヒアルトの顔を交互に見比べる。
腕を組んだ]
人どころか虫一匹殺せなさそうな奴ばかりじゃないか。
アイツら容疑者とか言ってたと思うんだが、聞き間違いかねェ。
嗚呼、茶は頂くが。
ユエもおいで。寒いだろう。
[附に落ちない表情ながらも、用意された茶を受け取り、黒猫に手招きをする。
カップを両手で包んで、暖炉の前に座り込んだ]
先生もか。
災難だねェ。
[次いでハインリヒが入って来た時には、先の2人程の驚きも無く挨拶を返したのだが]
ハァ?
坊主も容疑者だってのかい?
[そこにフォルカーが現れ、女は再び目を丸くすることになる]
…わっかんないねェ。
御爺、ボケるにゃ未だ早いと思うんだが。
嗚呼、そんなとこで寒くないかい?
[首を傾げながら、茶を啜る。
それから片隅に落ち着く彼に言葉を掛けた]
まァ、それにしてもだ。
来て日が浅い学者先生は兎も角…
如何見てもひ弱そうな天文学者に、聖職者の兄さん、それに子供。
…どんなラインナップだい、こりゃ。
あたし以外野郎だってことぐらいだね、共通点は。
[一部失礼な言葉を交えつつ、面々を見渡す]
…嗚呼、また誰か来たのかな。
[玄関の扉の音を聞き付けて、部屋の入口に目を向ける。
微かに聞こえた声に、女は訝しげな表情を*作った*]
修道士 ライヒアルトが村を出て行きました。
7人目、修道士 ライヒアルト がやってきました。
―集会所/広間―
……お言葉に甘えて。
[薪の落ちる音、爆ぜる音が響く。
音楽家――ヘルミーネ?とにかく、女だ――の声に素直に従い、暖炉の方へと踏み出した。
その時丁度、茶を運ぶ男の姿を見ただろうか]
俺にも一つ、いいか?
[引き続き向けられる視線を感じながら、カップを手に取り口に運ぶ。
一気に飲み干すのは流石に躊躇われた]
虫一匹、殺せぬ、ねえ。
……まあ、だがしかし殺人は起こったんだろ。
[思う部分は多い。だが、村に居てあまり長くない身であるが故、自分を召集した人間を露骨に弾劾する事はできなかった。
――いや、ひょっとしたら、無意識の部分で諦めてしまっているのかもしれない。
しかし子供の姿を見れば、嫌でも気分は重くなる。吐いた息が、持っているカップに微かな波を立てた]
[その時また一つ、玄関の方から聞こえた微かな声。
少なくともそれが子供のものであることは分かった]
…確かに、どんなラインナップだとぼやきたくもなるな……
[暖炉の前に座る音楽家の女にそう苦笑を向けて。
広間の隅に戻り、玄関の方へと顔を*出した*]
―集会所・広間―
[ヘルミーネの声>>36にはやれやれだと肩をすくめて答えていたか。
茶を冷えた手を茶の入ったカップで暖めながら改めて集会所の中を見回した]
おいおい、それじゃぁ俺は疑われて当然みたいじゃぁないか。
手厳しいレディだなぁ。
……ま、子供まで疑われるとは俺も驚いたが。
[集まった面子について発せられたヘルミーネの言葉に軽い調子で返す。
フォルカーをちらと見て僅かに眉を寄せたなら、それを隠すように茶を啜った]
俺だって遊びで来てるわけじゃぁないわけよ。
早いとこ話つけて宿に戻りたいんだがな。
[言いながらポケットに手を突っ込んで小さな石を取り出し、指で上に弾く。
落ちてきては片手で受け止め、くるりと手を返してまた弾く。
よく磨かれた薄黄色の丸いそれは、時折暖炉の灯を受けてオレンジに光った]
[集会所の玄関の方から一瞬冷気がやってきた気がしてそちらへ顔を向けた]
おっと…お嬢がそんな言葉遣いしちゃーぁ、いけねえなぁ。
[その直後、そちらから聞こえた言葉に煙草の煙をぷかり。
煙の中から弾いた黄色が落ちてくるのをパシッと受け止め、
どこかからかうように、にやりと*笑った*]
8人目、旅の商人 エーリッヒ がやってきました。
[村はずれに住む元鉱山夫の家、
家の中では言い争いになっていた。不機嫌そうに家の中から出て行き。]
だから半額は返すって言ってるだろうが。
全額なんて無理に決まってるだろうが、もともとが銅貨一枚単位まで安くして売ったんだぞ?
[家の中と外での言い争い]
だーかーらー、不良品だったわけじゃないんだろう?
こっちも慈善事業じゃないんだ。俺は譲らないからなっ!
また明日くるっ!
[最後は言い捨てるようにして分かれて、村へと続く道に戻る。]
[途中すれ違った村人に挨拶をする]
今夜あたり振り出しそうですね。
[その様子から何かあったのかと聞かれて]
ああ、ちょっと品物についてけちつけられましてね。
俺は譲る気ないですね。まぁ、また改めて話し合いにでもいきますよ。
[そういい残してから、村に戻ると他の荷物を届けて回ったりした。]
あ、おばちゃん例の品安く手に入ったよ。
おお、まだ元気そうだなあんた。
旦那、まだくたばってなかったのかい?
[その日はそれ以上何事もなく村人達と友好的に商売を進めて、そして宿に帰った]
[翌日、ドアを乱暴にノックする音に起こされる]
はいはい、今あけますよっと。
なんだ?
奴隷商売のことなら冤罪もいいところだぜ?
[ドアを開けると申し訳なさそうな宿屋の主人と、自警団員の姿。
物々しい様子に訝しげな表情を返し、最初に口にしたのはそんなこと。
すぐに首を横に振られ、昨日のことなどを聞かれ]
ああ、確かに喧嘩にはなったぜ。そんなことくらいで出てきたのか?
その後はいつもどおりに商売して、後は宿に戻って寝たが?
証明できるやつ?この部屋に俺以外いるように見えるか?
[そう答えた後、すぐに荷物をまとめて集会場に来るように言われた。
事件のことと、容疑者としてつれていく事を伝えられた。]
ついてねぇな……
半額返す必要なくなったが、昨日出した品代まだもらってねぇや…。
[愚痴りながら荷物をまとめて、団員に連れられて集会場へやってきた。
すぐに身上書を書くように言われて、ペンできっちりとした字で書いていく]
──────
■名前:エーリッヒ=グラーツ(Erich=Glaz)
■年齢:28歳
■職業:商人
■経歴:若くしてそこそこの財産を築いた旅の商人。
8年ほど前からこの村には毎年冬に品物を安く持ち込み、そのまま冬を村で過ごしている。
この村の雰囲気が気に入ってるらしい。
孤児などを安く買い取ったりしてる姿が見つかり、
快く思わない人などに、裏では奴隷商売をしているとの噂を立てられているが冤罪だ。
──────
[後半二行、特に最後の方の文字は、字に力が篭っていたとか]
とりあえず荷物置いてきたいんだが?
[自警団員に二階に個室があるから、そこを使うように言われる。]
使う部屋は好きにしていいのか?
適当にきめさせてもらうぞ。
おい、部屋までは頼むぞ。
[ほとんどは昨日までの間に売れたのだろう。
それでも多い荷物を背負って二階に向かった。
持ちきれない分は来るときと同様に自警団員に運ばせて、適当な部屋を選んで荷物をそこに置いた。
荷物運びをさせられた自警団員は不服そうな顔をしていたが]
ご苦労さん。
[銀貨一枚ずつ渡したら敬礼して部屋を後にしていった。
その様子に苦笑を浮かべる]
─集会場・広間─
転職って。
どこからそういう発想が出てきますかと。
[こちらの顔を見るなりの沈黙。
後、向けられた言葉に返したのはこんな一言。
呼ばれて向かう猫を横目にテーブルの上にティセットを置いて、請われるままにカップを茜色に満たしていく。
フォルカーの姿を見た時は、翠の瞳に僅かな険しさを過ぎらせたりもしたものの]
……如何見てもひ弱そうなって。
ひどいなぁ、みーねは。
[辛辣な評価に対して、思いっきり棒読みでこんな言葉を返した時には、その険しさは飲まれていた。
もっとも、他者と比べたなら明らかに非力な部類に入る事は否定できない。
まして、相手は病弱だった幼い頃からの付き合いのある相手。否定する方が難しい、という説もあった]
ま、冗談はさておき、と。
何が基準でこの人選なのか、というのは、俺としても気になる所ではあるけどね。
[一転、いつもの口調に戻り、のんびりとカップを傾ける。
新たに聞こえる声、人の気配。
集められている者たちは、聞かされた状況とは容易に結びつきにくい者が大半で]
……ま、なんだかんだと言っても、ギュンターさん待ちなんでしょうけどね。
[とはいえ、考えた所で答えは出せそうになく。
は、と一つ、息を吐いた]
……やれ、やれ。
観測日誌に穴を増やしたくはないんだが。
[気になるのは、やはりそこであるらしい]
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