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無理よ。
[通話の最中でも、カメラだけはあえて切ってある。
女は相手の顔が見えないのが楽であったし、
すっぴんの今を見せられはしなかったから。]
取材は前回、思い切り拒否されたの。
敷地内にも入れてもらえなかったんだから。
……まぁ、ほら、いいから。
四の五の謂わずに、資料寄越す。
期限は次の太陽が昇るまで。
[創作世界の創造主だなんて謂った所で、
現実は創作のようには行かず、
無茶を謂い、謂われ、の毎日。]
はぁ?
出来ない、じゃないの。
遣るの。 解った?
[項目の更に深い層へと指先が潜っていく。
既に女の視界は幾つもの情報窓で塞がっている。]
……そう。
どうしても貴方の名前だけじゃ持ち出せないなら、
私の名前を使っていいから。
セキュリティに認証データ突っ込んでも好い。
[通話先の相手へと
自身の認証情報を暗号データとして送付した。]
――――――――市民情報――――――――
■名前:アヤメ=ジョウノウチ
Ayame=Jyounouchi(城之内 菖蒲)
■種族:人間
■年齢:26歳
■職業:小説家
――――――――――――――――――――
□その他情報:
区画内の一般市民かつ、小説家。
細部までリアリティを追求したがるが故に、
担当を初め、周囲の人間に色々と無茶を謂う。
物事に対しても基準が壊れている為、
苦い顔をされると解った上で酷い事を謂う。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
――――――――――――――――――――
貴方なら出来るって、信じてる。
だぁいじょうぶよ。
もしも貴方の立場が危うくなるようなら
私の全てをかけてでも庇ってあげるから。
[満足気に笑って]
頑張って。
アロー。
[通話を終了すると同時に、
新たに投影された文字の羅列を食い入るように*見つめている*]
─住宅街・自宅─
[半ば、寝ぼけた頭でキッチンへ。
大抵は立ち入ろうとすると誰かに止められるのだが、今日に限っては目撃者はいなかったらしい]
……ええと、確かこの辺りに、と。
[場所を確かめながら、カップの収められた棚に手を伸ばす。
勿論、自動で行うシステムも備えられてはいるのだが、そちらを使う、という思考には目覚めていても中々至らないのが常で。
危なっかしい手つきで取り出したカップが、手から滑り落ちて惨状を作り上げるまで、かかった時間は*短かった*]
―玄関口―
あらパトラッシュさん、こんにちは。
今日ももふもふさんですねー。
[掃除の合間に、パトロールだろうか道を歩いていた制服犬を見かけると、ぺこりと丁寧にお辞儀した。元犯罪者の面影はそこにはない。
―ふわふわに触れたい、という意識がもたげたが、笑顔の裏にそれは隠した。不用に誰かに触れる事は基本的に許可されていない。
―ああまただ。こんなこと前は考えもしなかったのに。
そんな言葉を抱えたまま、再び歩き出すパトラッシュを見送った。]
[塵一つなく―とは箒掃除と彼女の性格からは言い難いが。掃除を終え、道具をしまおうと所定位置までほたほた歩きながら、まだ帰ってこない同僚の事を思い出した。]
そういえばジョルジュさん、まだ帰ってこないけど…また道草くってるのかしら。
もう…今は手が空いてるからいいけ、ど
[といいかけて、不穏なものを察知し、くいんと顔が家の中、台所方面へと向けられる。と、ほぼ同時に耳に届くのは、聞きなれた破壊音。]
あああぼっちゃま―!
何やってるんですかー!?
[見なくても名前が出るあたり慣れたもの。
それでも怪我などしてないかと、心配そうに台所方面へと*駆け出した*]
8人目、学生 レッグ がやってきました。
―図書館―
うーし、完了っと。
[両手を広げてのびをする。
端末の蓋を閉じながら首を回せばゴキゴキといい音が鳴った。
袖が引っ張られ、肌とは異質な色が僅かに覗く]
おぅ、お先なー。
今日は俺がしっかりいただいとくから。
[横でまだレポートと格闘してる友人から声を掛けられ、ニヤリと笑って返す。
呪うような声を背に立ち上がり、ウキウキと商店街へ向かった]
―商店街―
えぇっ、もうないのか!?
いつもより早く来たってのに、そりゃねーよー。
[ショーケースの前でがっくりと項垂れる。
一番目当てのチョコレートケーキは既に売り切れた後だった]
俺のサンフォニー…。
[暫くその姿勢で沈んでいたが、少しすれば浮上する。
よくあることなので店員も慣れた態度で注文を促した]
んじゃ、シャルロット・オ・フレーズで。
帰りにいつものフロマージュもよろしく。
[土産も頼み、窓際の席が空いてるのを見つけて腰掛ける。
珈琲とケーキが届いてくれば、最前の落ち込みも忘れてにこやかに、銀のフォークを手に*取った*]
────市民情報────
■名前:グレッグ=フォスター Greg=Foster
■種族:半竜人
■年齢:19歳
■職業:留学生
────────────
□その他情報:竜人とは竜になれる人、ではなく、鱗の皮膚を持つ亜人の通称。
レッグは人間との混血で、腕と背中の一部にだけ鱗がある。
最先端の技術を学ぶために父親の出身校へと留学しにきた。
□希望縁故:一人暮らしよりはどこかに居候したい気分。
他の無茶振りも歓迎。
────────────
―区画内・住宅街―
[住宅街を歩く途中、よく見知った姿を見かける。
かけられる声には耳をぴくりと動かして立ち止まり]
こんにちは、エリカさんも元気そうで。
[丁寧にお辞儀をし笑顔を向ける様子にこちらもぺこりと頭を下げてから]
後、俺もう29歳なんでその言われ方はちょっと…
[声の調子は微妙な感じに、すぐにもとの調子に戻り]
今日はマイルズさんの演奏は休みのようだね、ちょっと残念だな。まぁ、よろしく伝えといてください。
[エリカの内面の様子には気づくこともなく、再び歩き出してしばらくして後ろのほうで食器が割れるような音をかすかに拾い耳がぴくりと]
またか……、
大変だな、エリカさんもジョエルさんも。
[呟いて商店街の方へと*向かう*]
─公園─
[切りの良いところまで読んで顔を上げる。時計を確認すると、そこそこの時間が経っていた]
……流石に戻らないといけないか。
[このまま読み耽るわけにも行かず、本に栞を挟むと荷物を手に帰路につく。荷物のうちに一つ、紙箱に入ったものは潰さないように丁寧に抱えた]
─ →住宅街・アコルデ家─
[丁度すれ違ったパトラッシュには会釈で挨拶し。真っ直ぐ勤務先兼住み込み先であるアコルデ家へと向かう]
…ただ今戻りました。
[荷物いっぱいの状態で家の中へと入り、丁寧に抱えていた紙箱を置くべく台所へと向かった。近付くにつれ感じる違和感。同僚や主の声が聞こえて来るだろうか]
……………。
[台所の入口で立ち止まり、中の様子を窺う。事の次第を理解すると、主に対して無言の圧力をかける*ことだろう*]
─自宅・キッチン─
……あー。
やってしまいましたねぇ。
[カップの惨状に、零れるのはどこか呑気な呟き。
表舞台の演奏会などで見せる伶人としての振る舞いからは想像もつかない惚けぶりだが、こちらが素]
あ、いや、何を、と言われましても。
眠気覚ましにコーヒーを淹れようとしただけ……なんですが。
[駆けてきたエリカに向けるのも、どこか気の抜けたような笑み。これもまたいつもの事、なのだが。
やや間を置いて戻ってきた人物──執事の姿に気づくと、僅かにその笑みは引きつった]
あ、ええと、ほら。
皆さんお忙しいようだったので、たまには自分で、と思ったのですが。
[向けられる無言の圧力に対し、試みるのは明らかに無駄な努力と言える弁明。
とはいえ長く世話になっており、己が不器用さについて熟知している相手には無力極まりなく]
……いやその……すみません、大人しくしています。
[いずれにしても惨状を拡大するのは不本意な事。
最終的には、主の威厳という言葉の味を問いたくなるような様子で、キッチンから追い出される事となるのだが]
―区画内・住宅街→商店街―
[エリカと別れてすぐ、商店街に向かう途中の道でジョエルとすれ違う。
会釈にこちらも首を縦に振ってから]
いろいろと大変だね、ジョエルも。
[意味有りな言葉を残して、向こうには聞こえていたかどうか]
―区画内・商店街―
さーて。
後はどうすっかね。
[白い紙箱を片手に店を出た。
満足そうな顔だから、頼んだケーキも十分美味かったのだろう。
ぶらぶらとのんびりした歩調で歩いている]
─アコルデ家・キッチン─
………そうですか。
忙しい私達の仕事を更に増やそうとして下さったと。
[主の弁明は毒をもって返す。
パトラッシュが言っていたのはこのことか、と無表情のまま小さく息を吐いた]
珈琲でしたらお運びしますので、マイルズ様はお部屋へ。
[大量の荷物を持ったまま、翠が主を射抜いた。
有無を言わさぬ雰囲気でキッチンの中へと入り、主をキッチンの外へと促す。
手にしていた紙箱はキッチンの作業台の上へ]
エリカ、珈琲と一緒にこれを。
私は部屋で着替えてきます。
[同僚に示した紙箱の中には、お土産として買って来たケーキが人数分入っている。
珈琲の用意を同僚に任せると、ジョエルは一旦キッチンを出て自室へと向かった]
―区画内・商店街―
[商店街の様子もいつもと変わらない平和な様子だった。
喫茶店の近くにつくと、見知った顔が白い紙箱をもって歩いてる姿が見え]
よぉ、レッグ。
[声をかけてから、鼻をすんすんと鳴らして匂いを嗅ぎ]
おいしそうなものもってるじゃないか。
─ →アコルデ家・自室─
[無駄な努力は、やっぱり無駄な努力だった。わかりきった事ではあったが]
……はい、はい。
[部屋へ、という言葉に素直に頷き部屋へと戻る]
仕方ないといえば、仕方ないものの。
……本当に、我ながら……。
[何故にここまで不器用なのか。
いや、父もあまり器用な方ではなかったが、ここまで酷くはなかったのだが]
―区画内・商店街―
んあ、ラッシュか。
[声をかけられ覗いていた店から道へと顔を戻す]
これは俺のオヤツだからダメ…なんてな。
ちゃんと数買ってあるから安心してくれよ。
[時々は自分の分しか買わなかったりもするのだが]
その格好、まだ仕事中なんじゃねーの?
お預けお預け。
[けらけらと笑った]
―区画内・商店街―
[はじめの冗談には顔色を変えることもなく、続いた言葉に]
まぁ、自分の金で買ってる分にはどうしようがかまわないが。
[自分の分だけであってもそれをとやかく言うこともないだろうと。
もっともそのときは自分が買って帰るわけだが]
ああ、パトロール中だ。
レッグの方はこんなところで遊んでいて課題とか大丈夫なのか?
[からかう様子にはそう返したり]
あら、29歳でも可愛らしいのは素晴らしいと思いますけど。
ぼっちゃまの演奏なら、さっきまで聞こえてたんですけど―――お休みになられたのかしら。
[というパトラッシュへの前ふり>>29のおかげで感づくのは早かった、のかもしれない。]
─→アコルデ家・台所─
[駆けつけた先、まだ戻っていないジョエルより先んじて台所に入るやいなや、主と床の様子には若干諦めたような顔をし。主のどこか所在なさげな残骸製造機、もとい指をひっ捕まえた。]
もう、これで何個目のコップを床と仲良くさせたんですか!お飲み物がお入用でしたら、私かジョエルさんを読んでくださいってあれほど言ってますのに!
ああそれより、怪我なんかしてませんよね?大事な指なんですから…
[言いながら指先に赤いものが見えないと分ると、ほっとしたようにするりと離した。丁度ジョエルの圧力を感じたのはその辺りか。]
ああジョエルさん、もう、遅かったじゃないですか!
[やや責めるような口調なのは、彼のスケジュールを失念しているからである。]
―区画内・商店街―
ちゃんと小遣いの範囲内だぜ。
でもってたまには美味い飯の礼も示さないとな。
[こんなところは妙に義理堅い]
お努めご苦労様、っと。
今回の課題は速攻終わらせたんだ!
…それでも負けたけどなー。
[食べられなかったケーキを思い出して少し遠い目になる]
ま、そんなで時間が微妙に余ったんで。
こないだまでゆっくり買い物する暇もなかったから、たまには店を覗いて歩くのも悪くねーかと思ってね。
―区画内・住宅街―
んー。
……まぁいいか。はらへったし。
[小一時間ほど床で考え込んでいたかと思えば呟いて、さっきまで懸命に探していた筈のカードを当たり前のように引っ掴む。
円盤状のロボットを呼び寄せ、その上で指を閃かせる]
よし。
んじゃ、るすばんよろしくー。
[赤色に変わったセンサーを見て頷いてから、自宅から外へと出た]
―区画内・商店街―
そうだな。
[後ろ足で立ち、左前足を腰にあてながら]
我が家にきているということはレッグもうちの家族同然、つまりレッグは俺の弟のようなものだ。
しっかりしていてもらわないと困るな。
[課題とケーキの話を聞けば]
動機はともかくとして、学業の方は順調なようでなによりだ。
買い物もいいがあまり遅くならないようにしろよ?
[マイルズを追い出すのは同僚に任せながら、こちらは床に屈み込むと、大きな破片を拾い手のひらに乗せた。
硬い部分に触れると、かつんと小さな音が鳴る。おかげでこちらの指先の大半が切れる事はないようだった。
最中のジョエルの弁には、はいとひとつ返事を返し少しの間見送った後、その前に簡単に片づけをこなす。細かな欠片は、室内用の小さな円盤型掃除ロボットに任せる事にした。]
ところでジョエルさん、何買ってきたのかしら。
[手を一度綺麗にしてから、同僚の置いた紙箱を開くと中から茶色が顔を覗かせた。]
わ、サンフォニー!すぐ売り切れるんですよねーこれ。
それじゃ珈琲は何時も通りにと…。
[少し多めにお湯を沸かし、細口のポットやサーバー、豆を用意しながら、まずは一人分だけ先に用意して珈琲もケーキも用意してから主の部屋へと向かった。]
―台所→マイルズの部屋―
ぼっちゃま、こちらですか?
珈琲と、ジョエルさんが買ってきたケーキを用意しました。
[片手の甲で器用に扉を叩きながら、主の反応を待っていた。]
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