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よーやく休憩ー、っと。
LiGは……ってまだ霧?長すぎね?
[バイト先の休憩室にて。
携帯端末を片手で操作しながら、パソコンと変わらない画面を見て顔を顰めた]
…… お、日記に上がってら。……?
何だコレ。見えてる人と見えねー人がいんの?謎ー。
[そして件の日記>>1を発見]
ってかよく見たらコレ、mibouさんの日記だし。
なぁんか他にも有名人がちらほら……ありゃ、ラウるんもかい。
[一通りに目を通し、やがて再び操作を始めた]
**:albatross
本文]
通りすがり失礼します!
なんか見えてる人と見えてない人がいるみたいっすね(;´_ゝ`)
つってるボクも霧組の1人でっす(`◇´)ゞ
混んでたわけじゃないみたいだし、環境で違ったりすんのかな?
[暫くして、mibouの日記にコメントがひとつ増えた]
[MMOを終わらせて、外出へと向かう前、LiGを開いてみる。
結局白い。
それから再度開いたSNSの日記を確認、増えた分を見てからコメントをつける]
『エラーかと思ってましたが本格的な霧でしょうか。
見えているような方もいらっしゃるようですが。
お久しぶりです、皆さんお元気そうで何よりです。』
[ガチに参加している人なら、同村経験の有無は問わず、ある程度は知っていた。暇があると、入村しないにしても、LiGを覗いていた証拠だ。
それだけ書くとすぐにページを閉じる。夜でも近くに開いている店があるのは、都区内の良い所だ。
スリッパを脱いで、もう一組のスリッパの隣に揃えると、携帯を片手に外に出かけた。
――過去に日記で書いた同棲していた恋人は、今この家には居ないから**]
[更に少し後]
To:laurus
Title:霧仲間ー(・∀・)人(・∀・)
本文:
mibouさんトコで見かけたのでー。
こんなところまでキャラ被るとか(笑)
てか長いよね。いつ直るんだろ?f(^_^;
[SNSのメッセージ機能を通じ、そんな文章が送られた]
……ううん、変わらず、かっ。
[提出期限の近いレポートを仕上げて、もう一度アクセスを試みる]
なーんだろなあ、もー。
久々にガチやる気になったら、これだよ。
[あーあ、と。
愚痴る口調は、少年のよう]
とりあえず、なんか進展……っと。
ありゃ、メッセ来てる。
[SNSの画面をリロードしてみたら、新着メッセージを報せる赤いリンクが見えた。
それはちょっとおいて、コメントの増えた日記を見る]
同じような状況のひと、いるなぁ……って、アルるんもかよっ。
[見知ったIDの書き込み>>22に、届かない突っ込みを入れながら。
あー、なんか昔見たようなひともいるなあ、なんて思いながら、ホームに戻る]
[日課のエクササイズと美顔体操をしていると、マナーモードにしてある携帯電話がぶぶぶと震えて着信を告げた。]
はいはい、加奈子?
……そうそう、さっき電話したんだ。
今度の「合わせ」の確認だよ。
……うん、そうそう、極道に仕える剣道少女。
うん、はいはい、あー……ピンクのウィッグなら貸すよ。
明日、きっちゃんがうちの店に来てくれるから
伝えとけばいいだろか?
了解さー。それでは。
[週末に予定している、コスプレイヤーの友人との集まりの再確認の電話を済ませる。
間葉子は根本的にオタクだ。男装喫茶で働きながら、コスプレイベントに参加して、漫画・ゲームのキャラクターになりきることを好しとしている。]
[電池残量に不安のある携帯電話を充電器につなぎ、再び“箱”に向き直ると、先ほどコメントをつけた日記のページをリロード。
するとコメント欄がのびていた。]
お、予想外に増えた増えた。
ん…と、私の欲しい情報をくれたのがくるくんだとは…
なん……だと……?
[krutの書き込み>>17に唸ると、再びLiGのページへ。
進行中の村をチェックするも、普通に見ることができている。試しにcommand+Rを押しても霧に囲まれることは無い。
ただし問題の村は、やっぱり何も表示されず。]
最悪、国主様にお出まし願うしか無いんだろか?
まあ、まだ焦るような時間じゃない、か。
[両手を開いてふるりと首を振ってみたり。**]
8人目、funny フェルディナント がやってきました。
「はーい、視線こっち動かしてー」
「ちょっとそこ、コード踏んでる!」
「メイク直し、急いでー。髪型変えてもう一枚いくよー?」
[慌しく、騒がしく。
声が飛び交い、人が行き交う中、光を浴びて涼やかに笑う。
内心、早く終わんねーかな、と思いながら。]
[雑誌のモデルとしてスカウトされて早一年。
多少は知名度も上がってきたかもしれないけれど、まだ駆け出しといったところ。
最近は仕事が増えてきて有り難くもあるのだがそろそろ受験も考えなきゃなぁとも思う、青年と呼ぶにはまだ若く少年と呼ぶには成長しすぎた感もある微妙な年頃で。]
……あ、これで終わり、ですか?
お疲れ様でした。
[物思いに耽っていたら、撮影終了の声がかかり。
軽く頭を下げて、ブースから離れる。
まだ撮影が終わっていない仲間に軽く手を振ると、そのまま更衣室に引っ込んだ。]
─ 撮影スタジオ・更衣室 ─
はー…怒涛の撮影ラッシュだったなぁ…
ま、おかげで明日っからしばらくのんびり出来そうだけど。
[ここの所スケジュールが詰まり過ぎていたからと、暫くオフにしてもらう約束を取り付けたのはつい昨日のこと。
更衣室内に設置してあるベンチに腰掛け、ペットボトルのお茶で喉を潤し。
スマートフォンでメールチェックを済ませた後、ふと思い立ちLiGを開いた。]
─ 撮影スタジオ・更衣室→自宅 ─
ここんとこ忙しくって全然入れなかったからなぁ。
一週間くらいで終われそうな村があったら入…お、あるじゃん。
[開いたページには、募集中の村が一つだけあった。
まだ人数が集まっていないことも確認して、家に帰ったら入ろうと一旦スマートフォンを仕舞い。
着替えを済ませて、帰宅後。
入村ボタンを押して真っ白になった画面を見て、ようやくSNSを開いてmibouの日記を読むことになる。**]
9人目、grunge アズマ がやってきました。
『mibouさんこんにちは!・∀・
霧すごいみたいですね…俺も某国で霧に紛れちゃったです。
前にやっちゃった時は再起動で解決したけど…
やっぱり新しいパソコン買わなきゃいけないかなー(´・ω・`)』
[ぱんぱんと文字が現れるたびに鳴る音は、不慣れなタイピングの証でもあるだろう。
初入村でお世話になったらしいmibou女史のSNS日記に、聊かテンション高めのコメントが一つ、たっぷり五分をかけて落とされた。]
ってゆーか、LiGじゃ霧った事ないけどなぁ…
何かあったっけ?
[カチカチとマウスを無駄にクリックしながら、ページを開く。
デフォルトのままのブラウザ、お気に入り機能に入れっぱなしになっていたLiGの文字を、選ぶ。]
……あれ?
[見慣れたトップページが、普通に表示される。
たしか複数のコメントに、霧に絡まれただとか霧中だとか、そういう文面があったような。]
――…おお、霧晴れたのかッ!
みぼうさんに教えてあげなきゃなー…
ついでにはいっちゃおーっと。
[何も考えずに、いつものように、ぱんぱん、かちかち。]
…………―――― えーっと
あれ?
[ ――入村を終えると其処は霧国であった。
ただ白紙画面のみが、ぼんやりと続いていた……―― **]
10人目、Peche モモ がやってきました。
LiGで妙な霧が発生中?
[マグカップ片手に開いたSNSの最近日記に首を傾げる。
苦手な古文相手に溜め込んでいたストレスが、風船のように弾けた]
問題の村はこれか。
[LiVという村名をクリック。真っ白な画面とご対面]
なるほど、これは見事な霧だ。
てか霧なのこれ?
[ブラウザ更新をクリック。真っ白な画面とご対面。
Shift+F5を押してみる。真っ白な画面とご対面。
他に飛んで戻っても。真っ白な画面以下略]
……ハハ、やっちゃったし。
[我に返ってももう遅い。
SNSに戻ってmibouの日記をもう一度開いた]
原因不明のままなんだ。
[レスを一通り読み直して、発言ボックスをクリックする]
**:Peche
本文]
気分転換のつもりが。
桃缶も罠に落ちました。画面真っ白。トホホ。
[栞代わりにレスを書き込み、スリープモードを選択した**]
[mibouの日記の、増えていくコメントをちらちらチェックしつつ。
もう一度、LiGにアクセスしてみた。]
あ。繋がった。
……あ、あれ? 入村発言、できてない??
[アクセスできたので、プロローグを読もうとして、自分の選択したPCと発言が反映されていない事に気付く。
百合が入村した時、偶然mibouの日記を見た人達が集中して、一時本当に霧が出たのか。
それとも、PCが不調だっただけなのか。
画面が白くなったのは、入村直後ではなく、直前だったらしい。]
また霧が出たら怖いし、今回はやめておいた方がいいかしら。
[こくり、と頷いて、PCの電源を落とした。**]
Lily ユリが村を出て行きました。
ふうむ……。
[針仕事をしながら、葉子は迷っていた。
猪突猛進で協調性はないが素直でまっすぐなkrutと
丁寧で思慮深そうだがリア充爆発のyuyuと
どちらにコンタクトをとるべきか。
縫い終わりの処理をして糸を切り、繕っていた紺色のセーラー服を両手で掲げてみながら]
どっちにも送ってみるとする、か。
[手首につけた針山に針を刺し、キーボードをかたかたと]
[mibouの日記のコメント欄に書き込んだものから、二人を選んだのには特別な理由は無い。
ただ、krutは頻繁に村参加をしていそうなので、最近のことに詳しそうだし、yuyuはLiG開始初期からの経歴の長いPLだ。
まずはkrutへ。]
To:krut
Title:はっはっは
本文:やあ、いちにのさんだ。
君も霧に巻かれてしまったようだね。くくく……。
ところで、この霧は今の人狼界で流行っているのかい?
近頃忙しくてね、こちらに来れてなかったので
(私がいなくて寂しかったろう?仕方ない、また吊ってあげよう)
知らないんだわっはっはっは。
[いつものノリで、SNSよりメッセージを送る。]
[続いてyuyuへ。
と思って彼のページをのぞいたら、日記が全消去されていて目を丸くする。]
あんなに、あんなにあった、同棲していた恋人とのラブラブダイアリーが消えているだと……
[※葉子の色眼鏡から見た感想です。]
これって…触ったらいけないんだろうな。
いけないんだろう。うん。
[神妙な面持ちで頷きひとつ。
yuyuへのメッセージを作成し始める。]
To:yuyu
Title:わははは
本文:やあ、いちにのさんだよ。
お久しぶり。
君のラブラブダイアリーが消えてて驚いたんだけど、これはきっと触れてはならないんだね?気になるが、な。
(おっと!私はそこまで野暮ではないぞ)
ところで、君も霧に巻かれてしまっているようだね。
君は私より経歴の長いPLだから何か知っているかと思ったのだが、どうだろう。
今までこんなことはあったのだろうか?
[迷わず書き上げ、迷わず送信した。]
─ 自宅 ─
よしよし、まだ集まってないな。
[帰宅後、食事と風呂を済ませてから自室の箱前に移動して。
開いたLiGのページには、スタジオの更衣室で確認した通り募集中の村が変わらずあって。
カチカチ、と手馴れた手つきでマウスとキーボードを操作して入村───までは、スムーズだったのだが。]
…あ?
何だよ、霧?
[真っ白になった画面を見てshift+f5を何回か押すも変化が見えず。]
……とりあえず情報収集すっか。
[少し遠のいていた間に霧が出やすくなったのかもと、ひとまず真っ白なタブを閉じてSNSを開いた。]
あがが…どうしようどうしよう…
っつーか、なんでこんな事になってんだよ…ついにイった?
[カチカチカチ、F5連打。]
み、みぼうさんどうしたらいいんですかぁぁ…
[白、白、白。]
[初参加時にご指導を受けてからと言うもの、mibou女史に対する舎弟度合いは半端では無い。
だがしかし、実際に呟いてコメントが出来るわけでも無く。]
To:laurus
Title:Re:Re:霧仲間ー(・∀・)人(・∀・)
本文:
さっき確認したけど、入れない報告増えてたね。やっぱ鯖側の問題かなぁ?
管理人さんに聞いてみたいけど、連絡先知らないしなー(´д`;)
ま、多分誰かが知らせてくれるよね!←
そういえば次のオフ、ラウるんは参加するのかい?
今度の会場近いみたいだからちょっと顔出すかも(・∀・)
[返信>>28の返信をして、携帯の画面から顔を上げた]
はー疲れたー。
マジ人員増やそうぜ店長ー。この際巨乳なんてゼータク言わねーからさぁ。とりあえず華が欲しいんだよ華が。
そしたらオレのモチべも上がっし。今の3倍は働くんだけどなー。
ついでに給料3倍にしてくれてもいいんだぜ?
……ちぇ、店長のいけずぅ。
[バイト先――叔父の経営する居酒屋は漸くピークを過ぎた所。
机に突っ伏すようにしながら、文句等々を垂れ]
まーいいや。そんじゃ帰るわー。
[携帯は握りしめたまま、身を起こした]
[再び、SNSの日記を見に行けば。]
……も、もしかして、この国サーバーダウン起こってる?
それとも、変なサイバー攻撃受けたとか?
うえー…ウイルス騒ぎは勘弁してほしいなぁ…
[肩肘を立てて、パックのコーヒーを啜る。
ため息と共に、新着コメント>>41を見た。]
『>>Pecheさん
えっ、これ、罠なんですか…?
どうしよう、俺もまっしろで…これ、箱のエラー?
変なウイルスとかだったらどうしよう…』
[先程とはうってかわって、しょんぼりしたコメントが投下される。]
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