情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[アーベルの言葉に僅かに混じる総統への殺気に僅かに目を細めるが、パチンと携帯端末を閉じると下ろしていた十字架を背負い直すと、]
じゃあわたしはちょっと出かけてきますわぁ。
では、また後ほど。
[そう言って広間から出て行った。]
─中央ビル内─
闇雲に戦って勝てるような相手はいらっしゃいませんものね。
『遊戯』に招かれるというのはそういうことだと聞いてます。
[オクタヴィアとロミの話にはそんな感想を。
階段に向かう途中、視線を感じて少しだけ振り返る。
蒼髪の青年に見覚えは無い。そう思った。
不思議そうな翠が黒瞳をかすめたがそれだけで、小さく会釈して通り過ぎてゆく]
少しでもマスターの味に近づけますわ。
[オクタヴィアに先導してもらいながら笑う。
解れ落ちた髪を払った首筋に星のような痣がチラリと覗いた]
―中央ビル内―
えぇ、ならそれで。
[首肯し、同じく階段へ向かう]
言うても、ここの参加者は皆相当な『力』があるらしいしなぁ。
自分から早々に手の内晒すんは嫌がるんちゃいます。
[この場の者も含めて、とは口にせず]
[出て行く間際、驚いた様子のアーベルの様子には僅かに首を傾げるものの、特に追求することなく出て行った。]
さぁて、皆さん愉しませてくれそうだから腹ごなしはしっかりしておかないとねぇ♪
[そう呟くと、鼻唄交じりに中央ビルから外へと出て行った。
その道すがら、参加者とすれ違えば上機嫌に挨拶をしただろう。
そして、ヴィリーとすれ違ったのなら、すれ違いざまに意味ありげな微笑を浮かべたこと*だろう*。]
―中央ビル・4階食堂―
[パンを食べ終えて食後のコーヒーを啜りながら、
自分の携帯端末をいじっている。
外部への連絡は取れないようなので、先ほど得たデータを確認しながら]
どれも興味深く、迷いますね。
[浮かべたのは笑み、それは戦うことよりも知的好奇心によるものだが、
他人が見た場合にはどう判断されるだろうか?]
――中央ビル内→食堂――
[ユーディットに頷いて、自身の取れる手を脳内に浮かべつつ]
手の内かあ……はは。
[他の参加者に比べ情報が引き出しやすいであろう自分は、やはり不利であろうと思い、乾いた笑いが出た]
[言葉を交わす内に、食堂に辿り着くで*あろうか*]
─中央ビル内→四階・食堂─
今すぐに大きな動きは起きませんけれど、水面下で駆け引きが始まっていると思って頂けると分かりやすいかしら。
朧紗さんの言うように、直ぐに手の内を晒す方は少ないでしょうしね。
[朧紗の言葉を交えて、ロミには言葉を返す。ユーディットの感想にも、軽く振り返りながら頷きを返した。マスターの味へ近付けると聞けば、「お願い致しますわね」と微笑む]
ここですわ。
食事は二階の居住空間でも出来ますけれど……好みに合わせて利用するとよろしいですわ。
[四階に上がるとまずは食堂の場所を示して。次いで同じ階にあるラウンジについても軽い説明を入れる]
お酒が飲みたいのでしたらラウンジの方がよろしいですわね。
メーベルトさんにはまだ早いでしょうけれど。
[軽く、笑みが浮かんだ。その後にオクタヴィアは食堂へと入って適当な場所へと座り。ユーディットに頼んだ珈琲が用意されるのをしばし*待つ*]
―中央ビル内―
[ロミに頷きながら進む]
でも、出し惜しみしてたら勝てるものも勝てませんし。
そこを見極めるのも求められているのじゃないかしら。
何せ命がけになりかねない戦いを『遊戯』と呼ぶ。
そんな世界なんですから。
[ローザの疑問には小首を傾げて応えた]
―中央ビル4階食堂―
それでは、少しお待ちくださいね。
[中を覗くと先に厨房らしき方へと向かう。
自動機械が使われていたが、これも調整の仕方で変わることを知っている。
ココアも程好い熱さと濃度に整えた。店で出すものには程遠くなってしまったが、少しは良くなったはずだ]
はい、どうぞ。
[もしエルザが興味を示したのなら、自分の分に持ってきた珈琲はまずお代わりとして渡し、もう一度厨房へ戻る*だろう*]
―中央ビル内―
そう考えると、難しおすなぁ。
[首を傾け、薄紅の髪を揺らす。
付き従う虎と目を合わせ]
ともあれ、今んとこは休むしかあらへんでしょ。
警戒ばっかりしとって、いざって時に疲れてたら本末転倒やし。
[会話のつもりか独り言か、そんな風な言葉を紡ぎながら。
食道に辿り着けば先に来ていた者には会釈をし、虎は一瞥をくれるか。
そのままそこで暫しの時を*過ごす*]
─中央エリア・一階─
『だしょ?』
グリズ…。
[鴉に大いに同意したものの、殺気含む呼び声に、剣は口笛吹いてごまかした。
主はライヒアルトもぎろと睨みつつ。告げられた情報には、そうかと一言だけ返した。]
『ふんふん、4階にラウンジと食堂ネ。あとは2階に個室設備と…。
やー、まだここのは覗いてないから俺もワカンナイんだよねーどもども。』
[脳内(と呼べるものがあるのか)で剣は諸々を整理し。
早々に立ち去った鴉には、主はふんとひとつ息を、剣はひらんと飾り紐を振り。]
『あら兄さんにかみつく勇ましいワンコもいたのねぇ、ご愁傷サマ。
お休みまたね良い夢ヲー。』
[そんな言葉を言い切る前に、主の方はさっさと反対側へと歩き出す。]
―中央ビル・4階食堂―
[自分の携帯端末を弄っていると、数名が入ってくるのに気づき、席に座ったまま軽く頭を下げる]
こんにちは、お先にいただいております。
[中には初顔あわせのものもいたが、先ほどまで眺めていたデータから相手のおおまかなことはわかった。
相手も自分のことはわかっているだろうから、特に聞かれなければ自己紹介をする気はなかった。
ユーディッドが厨房に入る様子に興味深そうに視線を向ける。
程なくして珈琲を淹れてくると感嘆の吐息をもらした]
―中央ビル・4階食堂―
ユーディットさん、私もお願いしていいでしょうか?
[尋ねると持ってきていた珈琲をひとつもらい]
ありがとうございます。
[礼を言いながら厨房に向かう様子を見送り、戻ってくれば再度頭を下げた。
淹れてもらった珈琲は先ほどとは違い]
とても美味しいです。
[再度の礼の*言葉を*]
[依頼を果たすため、総帥の居たビル付近へ向けて疾走している]
(まずい、これは、まずい)
(俺は今、間違いなく動揺している)
[少し時間を遡る]
[中央ビルの一階で見かけた女に目を奪われたその直後には、その後を追って4階の食堂へ向かっていた]
[他の面々と一緒に席に着き、気づいたら珈琲を頼んでしまっていた]
[その場であったことはそれだけだ。ほとんど会話すら交わしていない]
[だが後になって、自分が他人の淹れた珈琲を抵抗なく口にしていた、という事実に気づいて、彼は愕然としていた]
(そもそも、ターゲットが現れたというのに詳しい位置を探すでもなく、何をしていたんだ俺は…)
(しかし、あいつは確かに)
(『万華鏡』、か。まさかよりにもよって、こんなところで…)
─中央エリア・高層ビル屋上─
[不意に響く、リィィィィ、という唸るよな音。
閉ざされていた深紫がゆるりと開き、音の源である剣を見やる]
……やれ、お前が逸ってどうする、『魂喰い』。
場に満ちる『力』と『気』に当てられたか?
[からかうよに言いながら、剣の柄をす、と撫でる。
しかし、唸りは静まらず。
は、と零れるのは嘆息]
……ふむ。
上手く、『相手』がいればよいが。
過度の期待はするな?
[どこか呆れたよに呟きつつ、無造作に歩き出す。
ビルの内部へ向けて──ではなく。
無空間の方へと]
[そんな内心の動揺とはお構いなしに、絶好のチャンスが目前にあった]
[総帥がビルの屋上から飛び降りるように踏み出し、しかし何事もないように静かにゆっくりと降下していく]
[標的を前に、瞬時に頭が切り替わる]
[懐から仮面を取り出して被ると、総帥の降下予測位置の後方へ、四角を伝って回り込む]
[それは、本当に何気ない動き。
足場のない空間に歩みを進め、そのまま、すとん、と下へ降りる。
高層ビルの屋上から、下の道まで。
その距離は、語るまでもないもの。
それほどの距離を、階段を一段降りるような、そんな当たり前の動きで越えると、そのまま悠然と歩き出す。
近づく気配には気づいているのかいないのか、それは傍目からは読み取れず]
[標的が歩いている、まるで無警戒に]
(狙われているなんて思ってないのか、返り討ちにする自信があるのか…)
(恐らくは後者か。所作から雰囲気まで、なるほど、これが世界最大組織の『総帥』)
(だが、やることは変わらない)
[静かにナイフを抜くと、それを前方、総帥の首めがけ、音も立てずしかし猛烈な勢いで投擲した]
[飛来する刃に気づいているのかいないのか。
黒衣の歩みは止まる事はなく。
刃はそのまま、狙い違わず標的を貫くか──とも見えたが]
……ふむ。
お前が反応したのは、これか、『魂喰い』。
[静かな声が上がったのは、刃が到達する直前。
キン、という甲高い音が響き、飛来した刃は、何かに弾かれたように地に落ちる]
……中々に、良い『気』を持っているようではあるが、な。
[悠然とした口調で言い放ちつつ、ゆっくりと踵を返し、そして]
……して、何用かな?
[投げかけるのは、こんな一言]
[投擲したナイフの柄にはワイヤーが付いている。それを袖の内の装置で巻き取りながら、疾走、総帥に肉薄する]
(どうやって弾いた?どこまでの防御能力だ?接近戦では機能するのか?)
(押して確かめる!)
[投げかけられた言葉に応じるという考えは、はなから持っていない]
[左手に握ったもう一振りのナイフで突きかかる]
[答える事無く、突きかかる様子。
ふ、と掠めるのは楽しむような笑み]
……行動を持って、答えを成す、という所か。
[若いな、という呟きはごく小さく。
それをかき消すように、リィィィ、という音が響く。
突きの一撃は僅かな動きで避けるものの、僅かに及ばず金糸の如き長髪の一部が断たれ、風に散った]
なれば、こちらも相応の対応をさせていただくとしよう……。
[言いつつ、軽く飛びずさる事で距離を取り、腰の剣を抜き放つ]
……喰らうのはならぬぞ、『魂喰い』。
[ぽつり、小さな呟きを漏らしつつ、先に開けた距離を詰め。
下段の構えから、相手の左肩へと抜ける切り上げの一閃を放った]
[切り上げる剣を、スウェーバックしてかわす]
[危うい体勢だが、仮面の下、表情は見えない]
[体勢を整えることなくバク転の要領で後ろに跳び、着地の寸前にワイヤーを放つ]
[狙いは総帥の首、そしてそれを防御するであろう剣。巻きつけて動きを封じる狙い]
3/10
ふむ、身軽な事だ。
[一閃をかわされても、表情に変化はなく。
追撃を仕掛けるでなく、一度剣を引く。
自身から積極的に攻め立てぬのは余裕か、それとも他の意図故か。
緩く弧を描く口元、そこからは読み取る事は叶わない]
……ふむ、そう来るか。
[放たれたワイヤーの軌道に小さく呟き、剣を上げる。
が、切り払うに僅かに先んじて、飛来したそれは真紅の刀身に絡みついた。
剣が不満げに唸りを上げるが、その主の余裕は崩れず]
……容易く、捕えられるとは思わぬ方がよいぞ!
[ワイヤーの絡みついたままの剣、それを上へと振り上げようと力を込める]
―回想/食堂―
それでしたら先にこちらをどうぞ。
[エルザの求めに応じてカップを渡すと、同じように食堂まで来ていた青年から「俺にも」と短く声が掛った]
はい、すぐにお持ちします。
[追加分を用意して戻る。
渡す時にまたじっと見られて小首を傾げた。瞳に紫黒が混じる。
何かを探られている気がして、内心では警戒を高めていた]
─回想/中央ビル四階・食堂─
[先に食堂に居た者には微笑みと共に軽い会釈を。ユーディットにより用意された珈琲に礼を言うと、優雅な手つきでそれを口にした]
……ん、機械で淹れたものよりは格段に美味しいですわね。
[満足げに口許の朱が弧を描く。どこか捻くれたような感想は、「夢見る魚」のマスターの珈琲を知るが故。珈琲の消費はゆっくりと。食事を摂ることはせずに、ただその一杯だけを口にする。その間、他の者から何かを訊ねられたなら、答えられる範囲で返答したことだろう]
御馳走様でしたわ。
お先に失礼致しますわね。
[珈琲を飲み終えると、歓談の輪から外れ食堂を後にする。会釈をするとイヤリングが揺れ、チリリ、と音を奏でた]
─現在/中央ビル一階・モニタールーム─
[次いで現れたのはビルの一階にあるモニタールーム。全てのエリアを移動して見て回るのは疲れるだけと判断し、映し出されるモニターで様子を見ることにした]
────あら。
愚かな方がいらっしゃるようね。
[目に留めたのは中央エリアの一角が移されたモニター。交差する者達がそこに在った]
お邪魔するは無粋、ですわね。
折角楽しまれているのですもの。
[クスリと笑みが掠める。様子を見詰めながら右手の指がイヤリングへと伸びる。指がチリン、と澄んだ音色を生み出した]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新