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…。
[悲鳴が、とか何?とか嫌だ、とか怖いとか
何かそういった事を言ったような気がするが定かでない。
明かりが消えてまた灯ったあと、嗅ぎ慣れない匂いと潮の匂いと、外へ横たわるものとその周りの人々を遠巻きに見ていたように思う]
あの倒れてたのって・・・人?どうしたの・・・?
[彼女は普通に振舞おうとしている。が自分の落としたドーナツを踏んでいることにも気付いていない。]
ミッキー君、デボラさん・・・なんか言った・・・?
…でんき。
[久しぶりの、だが子どもの頃から慣れたなんでもないはずの停電だった──が。
イザベラにしがみつきそうになる。
再び灯りが付いた部屋の前にあったのは、アーヴァインの死体だった。]
[運ばれていくアーヴァインに白いカバーを被せる。その無残な姿を正視してしまい、背筋がぞっとした]
…うう…。
[胃液が喉元にこみ上げるのを感じて、動けなくなる。目を閉じても、屍の残像が消えない]
[騒然となる周囲から、まるで浮いているように言葉が出なかった。ふと近くで、カミーラが奇矯な呼吸を繰り返しているのを見て、近づいた。
伸ばした手を、彼は握る。
そして、伸ばされた方向を振り返った。──一体何が見えたのだろう?]
カミーラさん。
[悲鳴。
それは時間にしては長くはなかった。
そして明かりが再びともる。
また悲鳴。
はっとしてそちらに向かう。中からも、見えた。]
……れ、は
[説明をした、自警団の男が、たおれていた。]
[鉄の匂いは、血の匂い。
どこかでわかっていた。人狼の被害が、出るであろうことを。それでも、その現実を突きつけられるまでは、それを否定し続けたかった。
……そういうわけにもいかなくなった。]
……。
[ 彼にとってアーヴァインはムカツクヤツでしかなかった。それでも、明日は我が身と思えば……]
気持ち、悪い……。
ごめん。俺、ちょっと休む……。
[壁によりかかり、ずるずると座り込む。床が身体の重みを受けてみしりと音を立てた。天を仰ぐように、*目を閉じた*]
[ぱたりと急に闇がおちた。
ああ、そんな時間になっていたのかという小さな驚き。
いつもの事なのに、慣れているはずなのに。
ぞくりと肌が粟立つのを感じたのは、何故だっただろう。
かちかちり、と何かが小さく弾けるような音がして、再び電灯に明かりが戻った。
その直前に、なにか ]
・・・
[暫くの間、若しかするとほんの一瞬だったかもしれない。
ソレが、なんだか判らなかった。
完全に理解をする前に、誰かの悲鳴が恐怖を弾きあげ――
強度の拒絶からか、...はその場でごとりと*崩れ落ちた。*]
[カミーラの体がぐってりとなり、床に落ちそうになるのを手を、肩を引き寄せて抱き寄せる。
腰を曲げた中途半端な格好で、嘆き島がある方向をまた見ると、カミーラを見つめる。]
アーヴァインさんが…見えたのですか?
[他所者の発した”見るな”の言葉は返ってそこに注目を集めてしまった。
赤く染まったアーヴァインであった物。吐き気が込み上げて、思わず口を押さえる。]
見ちゃ駄目。目を潰って。
[口のおくに込み上げる苦味を押し殺し、声を絞り出したのはその場に自分の生徒がいることを思い出したからだ。まだ幼いセシリアとリックに、あれを見せてはいけない。]
[騒然とする。声が耳に入る。しかしそれは意味をなさずに抜けてゆく。
見えてしまったその死体。
ギルバートの様子に、近づく。]
ギルバートさん……、部屋に。
[自分の『役』のせいか、微笑が顔に浮かんだ。それは、まず間違いなく、無意識のうちに。
浮かんだそれを、本人は自覚することなく。
まるで、道化のように顔が、微笑う。]
私・・・なんか気持ち悪い。こんな時間にドーナツなんて食べたから、かな?アハハ・・・ハ。
・・・。
ごめん、一旦家に帰らせて!また、ちゃんと来るから!
[彼女は口元を押さえ周りを全く見ずに会議室を飛び出した]
[誰かの近づく気配に、一瞬戦く。振り返ってその姿を確かめた]
ああ、ハーヴェイか。
[整った女性的な顔に浮かぶ笑顔が、ひどく奇妙に思われる。まるで知らない誰かを見るような錯覚に襲われて、その顔をまじまじと見つめてしまった]
…あんた、ハーヴェイなんだよな?
[漠然と立ち上がり、自警団によって運ばれて行くアーヴァインの死体を見送る。血腥い臭いで会議室は、吐き気をもよおすほど噎せ返りそうな空気だった。
…ミッキーとデボラはなんと言って居ただろう。
近くにシャーロットが倒れている。]
[駆け去る少女を見やるが追おうとは思わない。あれが、普通だ。では、この青年の微笑は…?
…だめだ、疑心暗鬼になってる]
いや、なんでもない。ハーヴェイサンキュ。部屋に戻ろう。
……おれは、ハーヴェイですが。
[ギルバートの声に、言葉に、困ったように。
自分の顔に手をやって、ようやく気づく。
そうして、すみませんと、呟くように。]
癖になっているみたいです。
……混乱すると、つい顔が固まってしまうんです。
[微笑う顔は崩れずに。]
職業病でしょうか。
[語り部の言葉、停電、悲鳴、血の匂い。
ローズマリーはただ何も言えず、その場に立ち尽くしていた。
カミーラの倒れる音で我に返る。]
…本当だった…
[自警団が去っても鼻に慣れない血の匂い。
飛び出して行くものを止めもせず、カミーラの元へ駆け寄った。]
……ここ、だけ、でしょうか。
おれたちだけが、容疑者なら、
ほかには、いませんよね……?
[犠牲者が。
顔の崩れはないのに、色が失われる。]
姉、は……
[ハーヴェイの微笑を正視できないまま答える]
人狼は、一晩に一人しか襲えない。理由は知らないが、オレが見た奴はそうだった。
だから、姉さんは無事だよ。
[襲われて死んだのは、あの団長なんだから。そう言おうとして、やめる。屍の残像がまだ、目の中で明滅していた]
シャーロット、こんな話を知っているかい。
群れからはぐれた燕のお話。
独りきりの燕は、ある街の中で友達を見つけた。
ある独りぼっちの男の子と、小さな燕のお話。
きっと彼らの友情は、世界の誰よりも幸福だったろう。
とてもとても幸福な友情のお話。
そして秋の終わり、街角のどこかに、小さな燕が落ちていた。
……むかしむかしのお話さ。
燕は燕の世界に帰らなくても、きっと幸福だったのだろうよ。
[デボラはそっと目を閉じた。何処か遠くから悲鳴が聞こえる。
そう、むかしむかしと同じように……]
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