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─ 宿泊施設・広間 ─
[立ち上がろうとした時、ナターリエを支えるべく手が添えられる]
ゲルダ、さん……ありがとう、ございます…。
[ゲルダに支えられながら>>14、どうにか立ち上がりソファへと腰掛ける。
白猫を抱え上げる気力もなく、両手で顔を覆い自分を落ち着けようとした。
ゲルダに撫でられた白猫は、ぐるぐると喉を鳴らした後、跳躍してナターリエの膝へ]
[『人狼』を殺さなければいけないことは理解していたが、確証がないままに疑いのある人を殺すことまでは考えていなくて。
自分が『見出す者』であることに気付いてからは、自分が見つけた時に、『人狼』だけを殺せば良いと思っていた。
それが綺麗事であり、見つけるまでの間に犠牲者が増えるだろうことは気付かぬままに]
[人による惨劇が起きてしまった中で、『ひと』であるアーベルが無事だったことには安堵していた。
『人狼』では無いと分かっているのだから、疑われて殺されるようなことは防ぎたい]
(…皆さんにも伝えなければ。でも……)
[『人狼』を見つけたわけでもなく名乗り出ることのリスクは、惨劇前の会話の一端で理解していた。
見つけたならば、そう考えて、その時は口にせずにいた]
[顔を覆っていた手を外すと、リディは広間の外へ運ばれた後で、床を拭いていたゲルダ>>19が片付けに向かうところだった]
お任せしてしまってすみません。
ゆっくりお休みください。
[自分を落ち着けるのに終始していたため、他を全て他の人達に任せてしまっていた。
膝に乗っていた白猫を抱えながらゲルダへと返して、広間を出て行くのを見送る]
…ああ、私も、教会のお掃除をしないと。
[朝の日課を後回しにしてきたのを思い出すも、ショックが大きくて直ぐには動けない]
これで、終わり?
でも……、
[リディが本当に『人狼』だったかは分からない。
明日になり、誰も襲われていないならばリディが『人狼』だったと言えるだろう。
けれど、そうでないならば]
……あと、3人。
[その中から誰かを調べておこう、と。
自分が調べたい相手を視ることが出来るのかは分からないが、やるだけのことはやり続けようと心に決めた*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[空いている部屋にシーツを取りに行っている間に、少女の身体にはストールがかけられていた。
その様子にほんの少しだけ眉を下げた後、持って来たシーツでその身体を包む]
さて、と……。
んじゃ、行きますか。
[小さく呟き、抱え上げようとした所にかかる、声。>>29
先の二人と比べたなら運ぶのは苦でもないが、申し出を無碍にするのも、と思い]
ん、じゃあ、灯り持ってくれるかな。
さすがに、これじゃ扉開けるのも辛いし。
[そう、返して共に向かうのは地下の物置。
そろそろ手狭になってきたなー、と思いつつ、その一画に少女を横たえて]
……あー、そーだ。
[さて、それじゃ諸々片付けに、と。
一度片づけた掃除用具を取りに行ったら何故かなかった]
……???
誰か、やってくれてる?
あー……んじゃ、ちょっと、外見て来るか……。
[小さく呟き、足を向けるのは教会の外。
落ちた橋の近くまで行って、対岸を見やる]
取りあえず、様子見にはきてる、か。
さて、どれ位かかるかな。
[対岸の雪はある程度片づけられ、橋の復旧の準備が始まっているのは見て取れた]
……おわるのがさきか、ひらくのがさきか……。
ま、どっちに転んでも、悔いないようにってな。
[そんな呟きを漏らしてから、宿泊施設へと戻る。
覗いた広間は、やはり誰かが掃除してくれていたようで、血の跡はだいぶ落ちていた。
じゃあ、こっちは後でいいか、と思いつつ、足を向けるのは先に誘った場所──図書室。*]
─ 教会・図書室 ─
[教会の図書室には、余り立ち入る事はなかった。
たまには本でも読んだらどうだ、と管理人には揶揄われていたのだが。
どうにも、本に囲まれていると嫌なものを思い出すような、けれどそれが何かわからないような、でもやもやとするから必要が無ければ近づかなかったのだが]
……結局それって、昔を思い出したくなかったから、なのかねー。
[そんな呟きを漏らしながら、ゲルダを探す。
やたら分厚い本を近くに置いている意味は何なのかなー、なんて思いながらもそっと近づいて]
もーしもし?
月のいとし子さん、お休み中ですかー?
[ごくごく小さな声で、囁くように呼びかけた。*]
─ 宿泊施設 ─
[流石に勤めに戻らなければ、と白猫を床に下ろしてソファから立ち上がる。
教会へと向かう途中、リディに祈りを捧げていないことを思い出し、遺体を置くと言っていた地下へと寄った。
3人に増えてしまったその場所の、リディの傍に膝をつき、両手を組んで魂の安寧を祈る。
『人狼』かどうかは分からない。
だからと言って、祈らない選択肢はナターリエにはなかった]
[その後は教会へと戻り、日課の掃除を時間をかけながら進めて。
食事の時は叶う限り口へと運んだ。
生きるという意志を示すかのように]
[その日の夜、勤めである祈りを終えた後に寝入るのは早かった。
それは心身ともに疲弊していた証拠。
また誰かが襲われるのだろうか。
もしかしたら自分かもしれない。
それとも、誰も襲われず終わるのだろうか。
眠るのが怖くも思えたけれど、身体は睡眠を欲し。
抗えずに闇夜を眠って過ごした*]
……ま、いきなりこんな事言い出して、まるっと信用しろ、なんて言っても無理だとは思うけど。
どーしても、聞いておきたい事があってさ。
[言いながら、向ける蒼に宿るのは静かな色]
君は、この先。
どうしたい?
[それと共に投げかけるのは、こんな問いかけ。*]
ここまで来ちゃったんだから、
生き残るしか、ないじゃない。
[その答えが如何なる結果を齎すとしても、
その声に迷いは無かった。]
生き残って、その先を、自分の意思で掴む。
……それが、君の選択って事で、いいかな?
[ただ、定められた事に流されるだけではない、というならば]
それなら……俺は、君が生き残れる道を探すとしましょーか。
[状況柄、打てる手は限られているが。
出来る限りはやってもいい、と思えたのは、『護り手』としての在り方か、それとも違う意思の作用かは。
自分でもちょっとわからない。*]
─ 翌朝/教会・私室 ─
[目覚めはいつもの時間帯。
意識が浮上する直前、瞼の裏で見たのは、昨日と似た光景]
[真白の空間に降り落つるひかりの欠片。
欠片が舞う先にいたのは、昨日ナイフを握った職人見習いの青年だった]
[強い光が浮かび上がらせるのは、ひとの形をした影]
[彼でもない]
[そう認識した直後、真白の景色は掻き消えた]
っ、 …はっ、はっ…… ぃた、
[目覚めて直ぐ、息が詰まるような感覚に襲われる。
早まる鼓動、それに同調するように息をすると、次いで頭がズキリと痛んだ。
右手で側頭部を押さえながら起き上がる。
ベッドの上で丸くなっていた白猫も、起き上がるナターリエに気付いて頭を擡げた]
ユリアンさんも、『人狼』ではない……。
[何故ユリアンが見えたのだろう。
どうやら眠る前に印象強く残っている人物を視てしまっているようだ。
1度目は疑っていたアーベル、2度目は豹変したように見えたユリアン。
分かったのは、どちらも『ひと』であるということだけ]
『人狼』は誰、もう、いない…?
[分からない。
ただ、胸騒ぎと頭痛が治まらない]
誰、誰なの、
[頭痛に耐えながら着替えて、白猫も抱えずに私室を出る。
その後ろを、白猫がするりと扉を擦り抜けてついて来ていた]
─ 翌朝/宿泊施設・客室 ─
[皆が生きているかを確かめたくて、宿泊施設の客室が並ぶ一画へと急ぐ。
誰がどこを使っているかは分からない。
片っ端から確認して行く心算でいたが、ある部屋の前で足が止まった]
………っ、
[扉は閉まっている。
けれど漂ってくる、鉄錆の匂い。
ここ数日で嗅ぎ慣れてしまった、死のにおい。
落ち着いていなかった鼓動が更に早まったような気がした]
[誰が。誰に。確認しなければ。怖い。
巡る思考は纏まらない。
けれど手はドアノブに伸び、震えながらも扉を開けた]
───…… っ、 ぅ、ぁ、
[開けてすぐ目に入る、ベッドの傍。
ベッドに凭れるように毛布を被った”なにか”がある。
毛布のしたからは流れ出た赤黒いいろが垣間見えた。
それが何なのか、認識した途端、景色が滲み出す。
視界を歪めるそれを指で拭いながら、誰なのかを確認するために頭にかかっている毛布を下へとずらした]
あ、あああ、 ユリアン、 さん ───!
[『ひと』だと視た人が襲われた。
喉を、首筋を引き裂く傷が残り。
服の肩部分が引き裂かれ、その下にあっただろう部分が深く抉れている。
どこか団長と同じような殺され方のように見えた]
そんな、まだ、
リディさんじゃなかった。
じゃあ、
あと、
2人、
2人、どっち。誰なの。
[選択肢は狭まった。
残った2人の女性。
どちらかが、『人狼』]
どちらか。
見つけなきゃ。
見つけて、 ころさないと。
[続けて視ることは出来ないよう。
確証がなくても殺さなければ。
昨日は恐ろしいと思っていたことを、やらなければならないと。
意識の転換は恐慌を孕んだ不安定な状態で行われた]
皆さん、起きて。
起きてください。
[残りの人達の部屋を回り、ノックをしながら声をかける]
ユリアンさんが、『人狼』に、
まだ、います。
リディさんじゃなかった。
2人の中に、まだいるんです……!
[冷静ではない様子で口走るのを、皆はどんな様子で聞いていただろう*]
やっぱり人と月のいとし子では一緒にいられないのかな。
[独り言を落としたのは少し離れてから。
人の姿をした狼と、二人きり。
彼と月のいとし子とどういう関係だったかは分からないが、
殺されかけたのなら、やはり共存は無理なのだろうと。*]
[その後は自室に籠って過ごした。
窓からは雪の少し落ち着いた様子が見えたが、塞ぐ心は晴れず。
食事の準備が整ったことを知らされれば出向くものの、リディの一件があった為にあまり食欲はなく、
何とか半分程を口にして席を立った。
夜、眠る前に幼馴染の部屋の前には行ってみたものの、結局その扉を叩く事はせずに。]
…気を付けて、ね。
[紡いだ小さな言の葉は、
部屋の主の耳に届くまでに扉が吸ってしまったかもしれないが。
その後は真っ直ぐに己の部屋に。
ベッドに横になって目を閉じる。*]
─ 教会・図書室 ─
[確かめるような言葉への肯定と取れる言葉と共に、一歩分、距離が詰められる]
まあ、俺の方にも色々と事情があってね。
……君が生きる事を望むなら、裏切る事はしない。
そこは絶対だから、信じてもらっても構わないよ。
[確認の言葉>>63に返すのは、肯定]
……ま、過度の期待されると、困っちゃうけどねー。
[一転、いつもの軽い調子に戻ってあっけらかん、と言い放ち、それから]
とりあえず、話したかった事は、それだけ。
……君は、君の思うままに。
[静かな口調でそう告げて。
他に問われる事がないならば、そのままくるり、踵を返す。*]
─ 翌朝/宿泊施設・客室 ─
[ナターリエがいくつかの客室を渡り歩く間、白猫はナターリエの後ろを付かず離れずついて行く。
白猫に気が回らないナターリエの足の動きの邪魔にならないように、踏まれそうになるとするりと身をくねらせ避けていた]
ユリアンさんは、彼が使っている客室に。
あっち。
[ノーラからの問いかけ>>66には、場所を指差しながら伝える。
そちらへと向かえば直ぐに分かるはずだ。
扉は開け放ったままだったから*]
─ 教会・聖堂 ─
[最後に向けた言葉に返る一言。>>65
それに対し浮かべた笑みは、背を向けていたから見えなかったろう。
図書室を出た青年の歩みが向くのは、施設の方──ではなく、聖堂]
……ったく、さぁ。
[色とりどりのステンドグラスを見上げつつ、ぼそ、と呟く]
なぁんで、こんな田舎の平和を、わざわざかき乱すのかね、あのひとらは。
……それで得られるものなんて、微々たるもんでしょーに。
[ここに集められた発端は、中央の教会からの書状と聞いた。
それがなければ、こんな事にはならなかった……というのは、察しが付く。
中央が何を意図していたかはわからないが、それなりに穏やかな日々を送っていたこちらとしてはいい迷惑と言うもので]
……ま、どっちに転ぶにしても。
あんたらの思うようには、運ばせねーから。
[聖堂の奥に飾られた像を睨むように見つつ、独りごちる。
遠いとおい昔には、敬虔なる祈りを持って見上げていたものと同じ意匠のもの。
それを見上げる蒼は、今は酷く冷えていた]
……さて、と。
んじゃま、そのために何ができるか、考えてみますかね。
時間、あんまりないだろうしな。
[蒼が氷を宿したのは刹那、一度閉ざされた後、開いたそこには落ち着いた色。
そのままゆっくりと踵を返して宿泊施設へと戻る。
戻ってからやるのは、常の日常──食事の支度やら何やら。
食欲があるとは言い難いが、生きるためには必要な事、と。
そこは、きっちり割り切っていた。*]
[扉を開けて、目に入ったのは、ノーラとシスターのやり取り。
先の声から、何が起きていたかは推察できていたから、動揺はあまりなく]
……まだ、おわらない、って事か……。
[ぽつり、と小さく呟いた後。
零れ落ちたのはため息、ひとつ。*]
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