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すみません、遅れました! …は? ブービーですか。
珍しいですね、私より遅い人がいるなんて。
ほう、ニーナさんですか。昨夜、遅かったんでしょうかね。
[白衣を纏いながら看護婦と幾つか言葉を交わす。
もしかしたら何か足りない物に気付いて買出しをして来るのかもという楽観的な言葉に、笑みのまま頷く]
そうかもしれませんね。
では、私は診察を。お待たせしました、どうぞ。
[リックが見せたお弁当に、暖かく微笑んで]
いいわね、きっと美味しいんでしょうね。アップルパイ美味しかったし。
ん、ちょっと頭痛がするから診療所にお薬貰いに行こうかと思ってね。
お母さん酷使してゴメンなさいね?
[ふふ、ともう一度笑うが首の付け根あたりが痛く、ちょっと片方の頬がひきつった]
それは嬉しいな。
っと、母さん、ほら忘れない。
ちゃんと、壊さずに、座ってるんだよ?
…って、本当に大丈夫?
つらそうだけど。
母さん酷使は、大丈夫。迷惑ばっかかけてる気がするけど。
診療所いくなら、ついてくよ
とても辛そうだし、母さんも心配してることだしね。
本当?ありがとう。
でもリック君と歩いてたら、女の子に誤解されて怒られてしまいそうね?ふふふ。
果物屋さんが言ってたわ。
[くすくす、と笑いながらも]
じゃあ、お願いしようかしら。
ソフィさん、後お願いします。
-メインストリート→診療所へ-
そんなことないよ。
おれの方こそ、レベッカさんのこと好きな人から怒られちゃうと思う。
こんなガキがってね。
…ま、親父さんはあとでとっちめるとして。
つらかったらよっかかっていいからね。
シップと痛み止めを処方しておきますね。では、お大事に。
[患者を送り出し、カルテに記入する手をふと止めて鞄を見る]
そういえば…ニーナさんにゼリービーンズを渡し損ねてましたね。
まあ、焦らずともいいでしょう。痛むものでもありませんし――
[口の中で小さく呟いて、顔を上げる。
その表情は、いつも通り笑みが張り付いて]
次の方、どうぞ。
ん、大丈夫、でもよりかかったら潰れちゃうわよ?
薬を飲んでうとうとすればね、きっとすぐ治るわ。
[いつものように笑おうとするが、やや力無いか]
…ふふ、ダメよ、果物屋さんのおじさんをとっちめたりしちゃ。
とっても嬉しそうに話してたんだから。
[言いながら、ついた診療所の扉をそっと開けた]
そりゃ、まだちっさいけどさ。
元気ないレベッカさんのこと、支えるにも頼りない?
でもさー、そんなに言いふらすことも無いよ、親父さんも。
…ついた。
[看護婦は不思議そうに同僚と話している]
変ねえ、ウィスラー先生ったら。
ニーナなんて子はいないのに…どこかの町での子と勘違いしているのかしら。
まあ、適当に話は合わせておきましたけど。
[気を悪くされて手が足りなくなると困るものね、と看護婦たちは小声で笑い、忙しく仕事に気をとられてそんな遣り取りなど*忘れ去られた*]
[リックにくすりと笑いながら]
ん、頼りないわけじゃなくて、私はソフィさんと違って重いわよ?って事よ。ふふ。
果物屋さん、きっと嬉しいのよ、リック君くらいの年の子供がいないから。
[看護婦がひとり出て来たので診察券を出しながら]
あら?ニーナは?
[いつもまず出てくる顔が見えなかったので聞いてみた]
…え?
[看護婦からの返事に、オクターブ高い声が思わず出る。
呆然として固まってしまうと、看護婦にやや強引にソファに座らされ、「呼んだら診察室入ってくださいね」と伝えられた。]
…知らないって…え?どういうこと??
[ぞくりと、背筋に何か冷たいものが走った]
重くなんてないと思うけど。
母さんは…あれはなんとも。
栄養たりてないとかじゃないとは思うんだけどね。
いささか、どじだから。
…?
ニーナさん、知らない?
[結局残ることは断念したのだけれど、
すぐに眠りにはつけなくて、
ベッドに寝転がって天井を見つめて、
昼より静かな音色を聞いて。
目を閉じると天幕の内での光景が蘇る。]
[横に座るリックの声に、少し、ほんの少し安堵する。
だが、先ほどの看護婦の言葉はなんだろう。]
-ニーナ?誰ですそれ?-
[リックの「アーヴァインみたいだ」という言葉がなんだか耳の中で何度も聞こえる気がした]
[祖母は孫の普段より遅い起床と、
目を擦る様子とに首傾げ、
顔を洗ってらっしゃいと促して、
少女は素直に首を縦に振り、
熊を連れて洗面所へと向かう。
鏡の前に立って、
冷たい水に手を浸して、
ふるりと震える。
鏡は迷宮を、
水は氷柱を、
記憶の中から呼び覚ます。
音楽は、今日も、絶える事はない。]
あ。
……だいじょうぶかな?
[簡単に取れたりするものではないけれど、
水を吸ってしまったそれを見つめて眉を寄せ。
――ふと、緩く瞬き。]
[眉間に皺を刻んで考え込んでいる間、
水は絶え間なく垂直に流れ落ちてゆく。
その表面に少女の姿が映っては消えて。]
……、
[漸く蛇口を捻った頃には、
手はすっかり冷えてしまっていて、
タオルでしっかり拭き取って、
テディベアを抱いて祖母の元に戻る。]
[診察は順調に進み、やがてレベッカの番となる]
次の方、どうぞ。
おや、レベッカさんにリックくん? どうされましたか。
[小さな騎士に付き添われた姫君を椅子に促して、*診察を始める*]
――ごちそうさま。
うん、ちょっと、お散歩。
今日は怪我しないから、心配しないで。
[朝食を終えて、
少女は心配性の老婆にそう言って、
今日も町へと繰り出していく。
よく遊ぶのはいいことだけれど、
祖母は孫を見送りながらも複雑気分。]
[悩みがおをしながらゆっくり歩んでいって、
メインストリートで今日も配られるリーフレット、
その一枚を受け取ってはまたも考え込んで。
広場の方角から聞こえる歓声。]
なんだろう?
[そちらへと向けられる少女の足。]
[看護婦に扉を開けられ、ヴィンセントの顔を見るや、驚いたようなほっとしたような複雑な表情を一瞬で顔に浮かべ、促された小さな椅子など見えぬように思わずぱたぱた、と2,3歩歩いて近寄った]
ヴィンセントさん…!
ニーナ、どこにいるか知りません?ニーナ。
あぁ、その前に、ニーナ、知ってますよね?
昨日もここで話し、してましたし、顔覗かせてましたよね?
[早口で捲くる。]
[複雑な表情を問うよりも早く捲くし立てられ]
ニーナさん?
今日はどうやら遅いようですが、まだ来てませんか。
ええはい、もちろん知っていますとも。
[そこまで言って、訝しげな表情を見せる]
…何か、ありましたか?
[ヴィンセントの返答を聞き、力が抜けたようにトスンと椅子に座る。近くのリックは、彼女を支えようと手を貸しただろうか。
ほっとした感情とぞっとした感情、逆のふたつがうねり、更に冷たい汗が背中を流れるのを感じた]
…知らないって。
看護婦さんが。
ニーナ、アーヴァインさんと一緒…?
[焦点の定まらない目でヴィンセントの眼鏡を見つめる。
知らない?
でも今朝ニーナが遅れているようですねと言った時、何も――
[何もなかっただろうか、と口ごもる。
看護婦は適当な相づちを打っただけで、はっきりと名を聞いたわけではなかったろうか。
しかし、それよりも]
…まずは診察が先です。
体調のよくない状態で考えても、正しい判断は出来ませんよ。
[茶色のレンズ越し、焦点の定まらない目を覗き込み言い聞かせ。
淡々と診察を進めてゆく。
やがて下った診断は、疲れから来る風邪だろうとのことだった]
[診察中も心ここにあらずといった風で、そわそわしている。]
どうしよう、ニーナが。
コーネリアスさんが、占う、とか、消える、とか言ってたから…
聞いたら何かわかるかしら?
コーネリアスさん、サーカスに行ったら会えるかしら?
[レベッカの言葉は、なかなか興味深いものだった]
コーネリアスさんが、そんなことを……。
そうですね、一度聞いてみるのもいいかもしれません。が、
[心配そうな表情を向け]
今の体調で出歩く事は、あまりお勧めできませんね。
どうしても、というのならば…薬を飲んで効いて来てからご一緒しましょう。
[医者がいれば寄り道程度は対応できるでしょう、と穏やかな笑みを向ける]
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