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[扉からは少し離れた窓の傍に居たから
ライヒアルトが感じた慌ただしさには気付かない。
ただ怯えたような気配がおとうとからして]
ラーイ、如何かした……?
[そ、と寝台に座る彼に歩み寄り
その前で膝を折って彼の眸を覗くような所作]
― 広間 ―
わりいな。けど、やらなきゃいけねえことなんだ。
[男の言葉は、自分の右腕に爪を立て、叫びに似た泣き声をあげる真白の猫に向けたもの。その白を染めて、赤が刃を持つ手を濡らしていく]
もしも、こいつが人狼なら、こうしてトドメを刺してやらなきゃ、終わらねえ。
[だから、死にかけている青年を敢えて「殺した」のだと、宣言して、その心臓が完全に止まったのを確かめてから、ゆっくりとスティレットを抜いた]
― 広間 ―
[すぐに主の姿を探すと、ゲルダの傍に居た。
惨劇はちょうど見えていないだろうか。
フォルカーやエーファが入れば、二階に行ってなと告げるのだが聞いただろうか。
その後、間近に居たゼルギウスたちの方へと、こちらも近づいた。]
―→広間―
[階下に降りたのは、アーベルが来る少し前]
[何が起こっているのか分からず]
[ただざわめきの中心にエーリッヒがいることを何となく認識して]
……え、
[はたり]
[ヴィリーの動きは、妙にゆっくりとして見えた]
[異変に気付いたのは視覚からではなく聴覚から。
白猫の興奮したような声、誰かを制止しようとするエルゼの声に顔を上げようとして。]
―――…え…?
[見てはいけないというゲルダの声に、何が起きているのかとつい目を開いて。
朱がエーリッヒの周りを染めているのがみえた。]
エーリッヒ、さん…!?
―二階・ナターリエの部屋―
……ううん。
誰かが走っていったみたい。
[あれはクレムの足音だと思う。
それから後を追いかけてゆくような男性の。ヴィリー?アーベル?
流石にそこまでは聞き分けきれなかった。
それは耳が良い程度で聞き分けられるものではない]
ただ、少し騒がしいみたいかも。
どうしよう。
[何かが起きているならナータをその場に連れて行きたくない。
今この時だけは平穏を、と願う心は言葉を濁した]
行っても、邪魔になるだけ。かもしれないし。
─カウンター─
ぁ……。
[小さく零れた声は何を受けてのものだったか。
エーリッヒが死んだと言うのを受けてか、ヴィリーの言葉を受けてか。
オレ自身、良く解っていなかった]
……エーリッヒ、は、人狼だった、のか?
[ヴィリーは人狼である可能性をなんやかや言ってた気がする。
だから、問う声もヴィリーへと向けられていた。
オレはゆっくりカウンターを出ると、歩み遅く惨劇が為された場所へと近付く]
―広間―
[赤い色が見える]
[起こった出来事を理解しきれないまま、赤は瞬き]
あ……
[白猫の姿が目に入って、その後を追うように足を踏み出した]
[アーベルの忠告は耳に入っていない様子で]
―二階・廊下→広間―
[途中頭を撫で階段を降りようとするアーベルに、少し複雑な表情を向けてから]
あ、俺も行く。
[そもそもアーベルに会いにきたのもあり、アーベルがクレメンスと一緒に下に降りるのなら自分もと、
下にたどり着くのは二人よりも遅れることになり、アーベルの横に並ぶとエーリッヒがちょうど刺されている姿が見えた。
広がる紅があたりに見え、アーベルの呟き>>21がやけにはっきり聞こえた気がする]
……
[言葉も何も出せず、ためらいがちにアーベルの服の裾を摘み、見上げる。
人を殺すということがどういうことか、むざむざと突きつけられたような気がする。
それでもまだ、悲鳴を上げずに耐えられたのは、狩りを教えられたときの経験で命を奪うことを知っていたからだろうか]
駄目だ
[だけれど言葉は少し遅く、ブリジットの声。
すぐに隠すように、間に立った。
彼女の身体は弱い。あまり見せないほうが良いだろうと思って。
二階から降りてきた人の姿の中、アーベルを見つけると、ブリジットへと視線を向けなおして]
ブリジット、落ち着いて。
君がまた具合が悪くなっては駄目だから。
ゼル…!!
[一連の出来事を見ていなかったから、今なにが起きているのか解らなくて。
それでも朱に染まるエーリッヒとゼルの姿を見止めると驚き駆け寄ろうと立ち上がった。
けれど身体は言うことを聞いてくれず、すぐ側の床に座り込むだけに終わり。
傍らにいるゲルダに何が起きたのかと問うように不安な色に揺れる瞳を向けた。]
[人の死がそこにあるのなら尚のことだ。
何がどうなっているのか、友人のこととなれば当然気になる。
駆けつけたい思いも確かにあるのだけれど。
クレムも降りていったのなら。
今そこに近寄りたくないとも、思って]
―二階/自室―
ん、何かあったのかしら。
[気にするように扉の方へと目を向ける。
如何しようというライヒアルトの問い掛け>>28に
何かあったなら手伝いが出来るやも、と立ち上がろうとするが
続けられた言葉から感じるのは彼が留まりたそうということ]
――…そう、ね。
手が必要なら誰か呼びにくるだろうし。
[向かい合った姿勢のまま、少し考える素振り]
寒くはない……?
毛布ならあるから好きに使ってね。
……ヴィリーが、エーリッヒを、殺した。
[ブリジットが座り込んでしまうのに、その視線に、彼女を見下ろしてそういった。
それから、そっと膝を折って]
ごめんねブリジット。
悲しいと思うのに、僕には君を慰める資格はないよ。
[旧知の彼がなくなっても、自分の中で、疑わしきものが死んだという事は喜びにも繋がる。
眉を寄せて、困った顔になった]
ゼルギウスは助けたかったみたいだけれど…。
俺のことはいい……行ってやれよ……
[思わずつかんでいた手を離して、ぽつりとやっとアーベルに出せた言葉はそれだった。
いまだ誤解は解けていないことと、アーベルがそちらを気にしてるのが見えたから。
ブリジットの方へ行くことを促した]
[スティレットを抜き取ったときにまた血が髪にまでついて、そこまでいって、ようやくゆっくりと立ち上がる]
死者に…与えられることは…俺にはないんで…
[静かに淡々とした声でクレメンスへと任せるように告げる]
― 広間 ―
[エーファは忠告を聞かずヴィリーの、正しくは白猫の方へと近づいていくか。]
っと。
[ゼルギウスらの方へ近づこうとすると、フォルカーに裾を掴まれ>>31足が止まった。
見上げる瞳に映ったものに、群青は細まった。
それから手を離されると>>38、少し屈んで、フォルカーの方へと顔を近づけて。]
悪いな、お嬢は体とか、弱いから心配でネ。
[行けと言われればそう返す。それで誤解が晴れたかどうかは、そもそも誤解されていると知らないので不明だっが。]
こういう事が、これから毎日続くんだ。
俺も誰かを殺すだろうネ。もしくは、殺されるかも知れない。
…俺は部屋の扉の鍵は締めない。
だから、俺が人狼だと思ったら、何時でも遠慮なく殺しにおいで。
ナイフの使い方は教えたな。
[笑んではいたが、向けた笑みは少し小さいものだった。]
―二階・ナターリエの部屋―
うん。
[膝をついて視線を合わせながら話してくれるナータに頷く。
誰かが二階に上がってくるようなら、その話くらいは聞こうか]
俺は寒くないよ。
ずっとその姿勢してたら、ナータの方が冷えちゃう。
[自分の方が移動すれば良いか。
立ち上がって、先ほどまでクレムの座っていた椅子に座り直した]
可能性……そう、か。
…あーくそ。
[>>36 ヴィリーは割りきってんだよな。
やんなきゃいけねぇことだって分かってたのに。
オレは一旦俯いて、右手で頭を掻き毟った。
そうしてから、前髪を掻き上げるように右手を動かし、顔を上げる]
クレメンス、上運ぶんだろ。
手伝う。
[エーリッヒがどうだったかなんて分からねぇ。
でも死んじまったら皆同じじゃねぇか?
そう考えたから、オレはクレメンスに声をかけて、一旦リネン室へと向かった。
エーリッヒを包む為のシーツを何枚か持って戻ってくる。
そのまま運ぶわけにはいかないからな]
扉は開けっから、運ぶの頼むわ。
[情けない言葉も付いたけど、オレはクレメンスと一緒にシーツに包まれたエーリッヒを使っていた部屋に運ぶことにした]
[頭は沸騰しているようで、心は凍てついていて。
エーリッヒを弔うことに関与はしない、内心で不良患者がと毒づくこともしない
ブリジットの声に振り返る前に、一度血溜まりへと視線を向ける。
頭がちかちかする痛みと不安定さを堪え血に浮かび上がった半透明の像を見た。
恨みがましいようにこちらを見えるのは気のせいなのか、性分なのか。]
ヴィリー、さん、が…?
[何があったのか簡潔に告げるゲルダの言葉に、その人の姿を探すように視線を動かし。
そこでようやくフォルカーやアーベル達もこの場にきていたことに気付いた。
瞳は少女達が目撃してはいないかという心配に揺れたが、ゲルダの謝罪を聞き彼女に視線を戻した。]
そ、んな。
ゲルダさんが、謝ることなんて…
私の方こそ、お辛いのはゲルダさんの方が…
不良患者が…
[飯も碌に食べなかったエーリッヒへと、小さく小さく呟く。
本当に人を喰っていたのならば元気になれるものなのだろうか。なんてわからない仮定に一瞬思考を飛ばしてやめる、祈ることはしなかった。
自分たちは、足りないものは神仏にすがらず、自分たちの腕と知識で補うという性分ゆえに]
エルゼさん、よろしくお願いします。
[と、エーリッヒを運ぶエルゼへと軽く頭を下げて見送った]
―一階・広間―
[お嬢との言葉に、あれと思いながら、すぐに続いた言葉にその思考は途切れるだろうか]
そこは締めておけよ。
死んだら、悲しむやつ、いるんだろ。
[誰がとは言わない、自分もその一人には、おそらくなるのだろうけど。
人狼だと思うならとか、殺しにとかについては触れる事はない。
ただ、小さく頷いて]
納得できるかとか、どうせ、おかまいなし、なんだろ。
[覚悟を決めるというにはまだ自分は小さく、震えながら、それでも必要にはせまられているのははっきりと理解はできた]
― 広間 ―
フォルカー、エーファをつれて二階に上がってな。
[離れ際に再度そう言うと、ブリジットの方へと近づいた。
ゼルギウスも気にはかかったが、優先順位は主の方が高い。
ヴィリーとすれ違えば、片方の口の端がほんの少しだけ上がった。]
お嬢、平気?
ゲルダの姉さんも。
[二人の元へと近づけばそう尋ね、発作の起きる前兆があるかとブリジットの顔色を見た。]
僕はね、辛くないんだ。
だから大丈夫。
[ブリジットにはそっと笑いかけて、それから立ち上がる。
エーリッヒの遺体を連れてゆくのを、ただその場で見た。
ちょうどその方向を向いていたから、髪に隠れた痣は、前を見ていれば気付かれないだろう]
祝福なんかじゃなくて、これは、呪いだよ。
[ブリジットにだけ届くように、小さな声でそう言って、苦笑した]
僕が君を信じたのはね、そういうところ。…何も聞かなかったし、今も心配してくれているから。
―二階/自室―
[席を移すライヒアルトの行動は気遣ってのものと分かるが
そのままで良いと思っていたから少しだけ困ったように笑う。
寝台に座り空いている隣をぽんぽんと叩いて]
寒いから一緒に座ってくれる?
[女が甘えるような声音を向けられるのは三人だけ。
義父と義兄と、このおとうと]
[アーベルが離れた後、妹の姿を探してそれはすぐに白猫を追うようにしていたのでわかった]
エーファ。
[自分はそちらの方に近づきながら、震えながらも手を差し出していた。
エーリッヒの死体はほかの人が連れていくらしく、自分はそこには関わらなかった]
[彼らを良く知らぬ自分の目からみてもゲルダとエーリッヒは姉弟のようだった。
その死が悲しくないはずはない。
伝承は詳しくは知らないが、心から死を悼むことが出来ないのだろうとはゲルダの口振りから察することは出来た。
アーベルやフォルカーがこちらをみているとは知らず、子供のように泣きそうな顔をゲルダに向けて彼女をみた。]
―広間―
大丈夫だよ。
[アーベルが近づいてくる。
今更、ここでストールを巻くのも、逆にあやしいだろう。
そう思ってか、首周りはそのまま]
ブリジットが、立てなかったみたいで、ちょっとそれは心配だけど。
大丈夫かな?
─ →エーリッヒの部屋─
[オレがシーツを取ってくる間に祈りは終えたらしい。
シーツに包まれたエーリッヒを抱えるクレメンスを先導する形でオレは二階へと上り、けれどクレメンスの案内でエーリッヒの部屋へと向かうことになった。
オレ、エーリッヒの部屋知らんかったわ]
ここで良いんだな?
[一度確認を取ってから、二階の左側中央の部屋の扉を開く。
目立つのは机に積まれた書類くらいかな。
開けた扉を押さえてクレメンスを中へと通し、ベッドに置いて貰った。
その間クレメンスがどんな表情をしていたかは、見て無い。
……見ちゃいけない気がしたんだ]
祈りはした?
……そっか。
んじゃオレは下戻るよ。
[問いの答えを聞いてから、クレメンスをその場に残し、オレは階下へと降りる。
あそこにずっと居たくは無かった]
あー、アーベル、ブリジットのことよろしくな。
こんなスプラッタ状態でいくのは行儀悪い
[と、言われずとも主のことを気遣うアーベル>>48と一応声をかける。それは震えることなくしっかりとした声であった。]
違うんじゃないですかね?
[と呟くヴィリー>>54へとゆるく疑問系にて応えた]
―二階・ナターリエの部屋―
ああ、うん。
[孤児院では子供達が間に割って入るから、隣り合って座るなんて、特に寝台でそうするなんて随分と久しぶりだった。
稀にしか聞けない甘える声でお願いされれば断れるはずもなく]
あったかいね。
[友人の死に涙が出そうになるのは抑えて、小さく呟いた]
[場は混乱していた為か、誰に遮られることもない]
[片割れの声すら聞こえないかのように]
[エーファは白猫のすぐ傍まで来て、屈みこんだ]
……、
[運ばれていくエーリッヒには目を向けずに、哀しい声で鳴く赤い白猫に両手を伸ばす]
[赤で服が汚れるのも構わずに、その生き物を抱き寄せた]
私は、大丈夫。
―…みて、いなかった、から。
アーベルは……
フォルカーちゃん達は、大丈夫…?
私よりも、あの子たちの方が心配だわ。
[こちらを案じて来てくれたアーベルに、弱く頭を振って。
自分よりも、彼のそばにいた双子の方が気がかりで不安げに彼を見上げた。
祝福ではなく呪いだと小さく囁いたゲルダには、なにも言うことが出来ず。
ただ彼女の手に自分のそれを重ねた。]
エー、ファ?
[手を伸ばしたままに、猫を抱き寄せて赤に染まる妹の名前を呼ぶ。
震えを抑えようとしてぎゅっと一度手を強く握り、つめが手のひらに食い込む。
それで幾分かは収まるだろうか、再度手を伸ばしたまま]
大丈夫…?
[エーリッヒがクレメンスとエルゼの手で運ばれていくのは目を伏せ黙祷を捧げた。
ゼルがこちらを気遣いアーベルに頼んでくれる声が聞こえると、ゼルは大丈夫かと不安と心配の入り混じった瞳で彼を見つめて。]
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