人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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ヒサタカ

………

[漸く、弓を降ろすと、静かに踵を返す。…ただ*夜明けを待つために*]

(29) 2007/08/08(Wed) 19:23:43

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 19:27:28

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 19:27:48

ショウ

−朝/校内・調理実習室−

[朝日に覚醒を促され、薄らと、目を開く。
堅い床に転がって寝ていたせいで、身体が軋んだ。

保健室のベッドで休もうかとも思ったのだが、
窓が破壊され、内部も荒らされていたため、
言われた通りに絆創膏を取り替え、
(手伝ってくれる人はいなかったが)
2、3、物品を拝借するに留めて後にしたのだった。

その間、校内起きた“何か”に踏み入る事はせず。
誰かの悼みの声に、耳を塞いで―――
ここに逃げ込むようにして、夜を明かした。
内から鍵をしっかりと掛け、子犬を抱いて。]

(30) 2007/08/08(Wed) 19:55:21

ショウ

[気怠さを覚える身体に命じて、流し台に向かう]

『…そういや、外に出られなくても、
 電気や水道は通ってるんだな』

[止まってたら、餓死しかねないケド。
呑気な事を考えつつ、蛇口を捻り、熱を流し去って行く。
手を拭こうと荷を漁り、淡い色のハンカチに行き当たった。

飾り気のない、静まり返った水面を思わせる、透明な青。
それは先日、フユから借りたもの。
返す機会を逃したまま、そこにあった]


……。

[仕舞い直して、別のタオルで拭う]

(31) 2007/08/08(Wed) 19:56:00

ショウ

[…室内には熱気が籠っていて、蒸し暑い。
冷房のある部屋にすればよかったと、少し後悔した。
窓を開いた。風が流れ込み、空気が入れ替わる]

『………腹、減った』

[普段と変わる事なく、空腹は訪れた。
流石に、こちらに食材と言えるものはほとんどない。
湯を沸かして、寮から持って来たインスタント食品に注ぐ。
子犬には、準備室から取って来た浅い器に水を入れ、ビスケット。

規定の時間が経過した後、付属の箸を割って食べ始める。
確かに不味くはなかったが、何処か、*味気無かった*]

(32) 2007/08/08(Wed) 19:57:00

ショウ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 19:59:01

フユ

[朝日が闇を払う頃。
 まるで火力の足りない窯で行った火葬のあとのような、幾ばくかの骨を遺すばかりの亡骸は消え失せていた。桜の樹のもとへ誘われたのだろう。
 朝露の降りた大地の上でまどろみから醒めたとき、隣に残されていたのは、風に散り忘れたかの如き桜の花びら。
 身を起こす。あれほど体中に染み付いていた血も、剥がれ落ちるようにして薄紅となり、舞い落ちて、地面に辿り着く前に消えた。
 泥と汗で汚れていた。シャワーを浴びたかった。
 寮へ向かう。]

(33) 2007/08/08(Wed) 20:28:50

フユ

[浴室は利用時間外だったが、咎めるものも居ない。
 汚れを洗い流した身体を眺めた。
 手首から前腕を撫でる。硬い矢でつけられた傷は既に癒えていた。胸元を撫でる。滑らかな肌があるだけだった。]

[フユは自室に戻った。
 生活のあとは残っていたが、当然のように誰も居なかった。
 制服は破れていたので、予備のものに着替えた。]

(34) 2007/08/08(Wed) 20:33:46

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 20:35:31

マイコ

―朝―

[自分のベッドの上で起き上がる。バトンを片手に、もう片手に握るものはなく。
洋服を脱ぎ捨てて、新しい服を選ぶ。
スカートも、パンツも、どちらもあるから悩み。]

ま、これでいっかー

[選んだのは白の、小さな花咲くチュニックワンピース。
腰のあたりをリボンで縛って、レギンスを履いて]

……ごはんどーしよ。あと洗濯も。

[真剣な顔で悩む]

(35) 2007/08/08(Wed) 20:43:59

マイコ

[外に出ることもあるだろうと、義母が送ってくれたそれは、あまり着ることはなかったけれど。]

とりあえず、食堂かなぁ?

(36) 2007/08/08(Wed) 20:45:25

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 20:46:46

フユ

[小さっぱりと身なりを整えて、フユは給湯室へ向かった。
 冷蔵庫に誰かの作り置きの麦茶が入って居て、出過ぎのそれは少し苦そうだったがコップに注いで、それを持って食堂へ行った。
 フユはひとり、テーブルについて麦茶を飲む。
 苦いが、冷たかった。]

(37) 2007/08/08(Wed) 20:51:25

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 20:52:22

マイコ、食堂の中に入る。おなかがぐぅと鳴った。……大きかった。

2007/08/08(Wed) 20:52:33

フユ

[フユは、間抜けな音に振り向き、
 思わず小さく吹き出した。]

……マイコ。
朝ご飯にする……?

(38) 2007/08/08(Wed) 20:57:09

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 20:59:29

マイコ

うー……
[恥ずかしそうにおなかをおさえて]

フユせんぱい笑うとかひどいですよーっ!
食べます

[でもしっかり頷く。とことこと、彼女の方へ]

(39) 2007/08/08(Wed) 20:59:38

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:00:57

フユ

だって。
あんまり凄い音したから。

[尚もくすくすと笑いながら、マイコを伴って調理場へ。
 少し探すと素麺があった。
 鍋に水を張ってコンロに乗せながら]

これで良い?
って言っても、あんまり色々作れないけど。

……その服どうしたの。
アンタがそんな格好してるの見たことない

(40) 2007/08/08(Wed) 21:02:28

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:02:48

フユ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:03:09

マイコ

ひっどい、そこまで笑わなくってもいいじゃないですかー!

[ぷんぷんと怒った顔をして]

うん。食べたいです。
作ってくれるんですかー?

[ものすごく嬉しそうだ。多分しっぽがあったらぶんぶんゆれている。]

あ、服。お義母さんがずっと前に送ってくれててー
なんとなくきてみよっかなーって。
かわいいですかー?

[にっこーっと笑って一度ターン]

(41) 2007/08/08(Wed) 21:06:06

ヒサタカ

[昨夜は、一度寮に戻って、食事を摂った。食べながら、その夕食がマコトの用意したものだったことを思い出し、苦い思いに囚われる。しかし、それも一瞬のこと、一度部屋に戻って仮眠を取ると、早朝に寮を抜け出し、フユに弾き飛ばされた矢を探した]

(42) 2007/08/08(Wed) 21:07:30

ショウ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:08:49

フユ

[マイコが回ると、ワンピースの裾がふわりと広がって小さな花が彼女の周りで踊った。]

うん。

[フユは涌いたお湯に素麺を入れ、暫くしてから水にあげる。
 二つの小さな器に盛りつけ、盆に乗せた。
 手際だけは良かったが、ただ盛られただけの素麺は見た目がどうも良くは無かった。]

何でいままでそういうの着なかったの?

[盆を持ち、食堂の方へ。]

(43) 2007/08/08(Wed) 21:09:52

ヒサタカ

[校舎の傍に、矢は落ちていた。幸い矢羽根が欠けただけで、折れてはいない。補修のために、道具の有る弓道場に向かう]

(44) 2007/08/08(Wed) 21:11:16

マイコ

[ぴたっと止まってポーズ。
そういうのはさすがに慣れたもので。
手際よい動作に、わぁっと感嘆の声をあげる]

え、なんでって。
なんでだったかなぁ

[ちょっと考えて]

オンナノコオンナノコしたくなかったのかもしれませんねー

(45) 2007/08/08(Wed) 21:14:08

マコト

─昨夜─

[どこかふらつく足取りで寮へと戻り、食堂に置き去りにした荷物を抱え上げる。
食事を取る気には、なれなかった。
喉の奥の方にまだ、血の感触が残っているような気がして。

一度部屋に戻り、着替えを持って、シャワーを浴びに行く。
紅に染まった胴着の下、受けた傷はほぼ癒えていた]

…………。

[僅かな傷跡をつい、と撫でて、絡みついた汗を洗い落として。
部屋に戻った後は、諸々の疲れからか、夢すら見ない眠りに落ちた]

(46) 2007/08/08(Wed) 21:14:48

マイコ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:15:07

フユ

[板についたポージングに頬笑んだ。]

……女の子らしくしてみる気になったんだ。
誰に見せんの。

[少し笑ってからフユは食堂の机に、素麺とつゆの器を並べて座った。一口食べたら茹で過ぎだった。]

(47) 2007/08/08(Wed) 21:18:01

ヒサタカ

―弓道場―

[戸に手をかけて、昨夜から鍵が開けっぱなしだったことに気付くと、苦笑が唇に浮かぶ。尤も、あの状況で鍵をきちんとかけて出ていたら、それはそれで自分に呆れたかもしれなかった]

………

[弓道場に入り、補修道具を引っ張り出す。夜明けの静寂の中、竹を削り矢羽根を付け替える僅かな作業の音が、やけに大きく響くように思えた]

(48) 2007/08/08(Wed) 21:19:23

マイコ

見せる人はもういないですけどねー
我慢しなくていいかなーって思っただけです

[あはっと笑って、自分もその隣に]

いただきまーすっ

[少しゆですぎでやわらかくなりすぎた麺を口にする。
彼が死んでから、そう認識してから、味覚などとうにおかしくなっていた]

(49) 2007/08/08(Wed) 21:21:27

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:21:40

マコト

[翌朝。光を感じて目を覚まし、着替えようとして。
……選んだのは、何故か剣道着。
昨日のものは自分の血が染み付いて黒く変色していたから、まだ下ろしていない、新しい物に袖を通す]

……ん、よし。

[小さく、呟く。
恐らくは、自己暗示なのだろうが、気が引き締まるような気がした。
そうして、竹刀ではなく、木刀を肩に担いで、足早に寮を出る。

気配は感じていた、けれど。
それよりも、気にかかる事があったから、真っ直ぐに、桜の元へ]

(50) 2007/08/08(Wed) 21:22:38

フユ

我慢?

[素麺には少し手をつけただけで箸を止めた。]

(51) 2007/08/08(Wed) 21:23:04

マイコ

見せたらおわっちゃうような気がしてまして。

ゆめってはかないじゃないですか

[にっこり笑って、素麺を食べる。
量はそこまで多くは無く、皿の上で白が減る]

(52) 2007/08/08(Wed) 21:24:45

ショウ

−校内・2階廊下−

[食事を済ませ、最低限の身支度を整えて
部屋を出ると、2階の廊下へと向かった。
昨夜と打って変わり、校舎の中は静かだった。

床を彩る赤は、予想よりも少なかった。
逝った者のは桜に吸われ、憑魔のものは消え失せ、
残されたのは生ける者の血だけ故とは知らないが。

割れた窓ガラス。散らばる破片。
怪我をしないよう、仔犬を頭に乗せた。
誰の物か、弾き飛ばされた竹刀、数本の矢。
更に奥に行けば、弓が落ちているのも見えたろう。

存外、冷静に観察している自分がいて、厭になった]

(53) 2007/08/08(Wed) 21:24:51

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:24:58

フユ

そう。

[フユはマイコの笑顔を眺めて居た。]

儚いね。
信じていたら、本当になるかも知れないけど。

(54) 2007/08/08(Wed) 21:28:05

マイコ

[つるんと食べ終えると]

ごちそうさまでした。

[手をあわせて、笑いかける。]

うん、はかないですよね。
信じていて、本当になるものかなぁ?って思うけど。
フユせんぱいは、本当になったユメってあるんですか?

(55) 2007/08/08(Wed) 21:31:45

マコト

─桜の大樹─

…………。

[樹に、近づく。
見えた。
それは、異常に冷静な一部分が予測していた状況]

…………。

[唇をかみ締めつつ、上の枝へ視線をずらす。
桜色の小袖の少女は、まだ、そこにいた]

……還す……よ?

[静かな言葉への返事を待つ事無く。
辛うじて人であったものとわかるそれに、ゆっくりと近づいて。
風に乗せて、光へと]

(56) 2007/08/08(Wed) 21:34:40

フユ

私?

[空になった器を盆に乗せながら、手を止めた。
 底抜けに無邪気な、マイコの笑顔を見てフユは少し考え込む。]

ん…………
私はあまり夢が無いからね。
でも、邪魔するものがあったら、取り除けようとはしてる。

(57) 2007/08/08(Wed) 21:34:45

ヨウスケ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:36:34

マイコ

ユメの邪魔?

[首を傾げる]

そんなことする人がいるんですかー?
取り除いちゃっていいと思いますよ
私もそうするつもりですしー

[にこにこと笑って]

(58) 2007/08/08(Wed) 21:37:04

マコト

そういや……結局、聞けなかったな……。

[光が散っていくのを、見送りつつ、小さく呟いて。
その全てが風に散れば、再び枝の上の少女を一度見やり、剣道場へと足を向ける]

(59) 2007/08/08(Wed) 21:38:58

アズマ、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:39:59

フユ

うん。

[フユは、空になった器と、まだ中身の残る器を乗せた盆を片手に乗せて立ち、もう片方の手をマイコの頭の上へ乗せた。]

それで良いんだよ。
私はそういうの、好きだな。

[調理場へ。]

(60) 2007/08/08(Wed) 21:40:58

マコト、メモを貼った。

2007/08/08(Wed) 21:41:41

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256回 残6617pt
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315回 残3856pt

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