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今のは、不発じゃねーよ。ミリィが……自分で……俺に。
他の……誰かを送るなら……って……。
[ぎ、と唇が強く噛み締められて。
酷く悔しげな表情が一瞬、過ぎる]
ミリィがいるのは、隔離結界の中だ。
団長と、エーリッヒも一緒にいるはず。
[あともう一人、いるような気がしたけれど。
それは、はっきりとはわからないから、口には出せず]
[フィリーネは、黙り込んだ儘、我が子を抱き寄せて、その頭を撫でる。
何とも言えない表情で、ただ、ユーディットは大丈夫だから――と述べる]
……母上は、何か……御存知なのですか?
[その問い掛けにも、曖昧な笑みを浮かべるばかり。
けれどその反応を見る限り、ユーディットの事も、あの金のひかりの事も、知らない訳では……いや、彼よりもずっと、知っているようだった]
大丈夫。
少し、ぼんやりしてただけだか…
[言いかけて]
……如何かした、って…。
[少女も今目の前で起こった光景は、見ていない筈が無いのに]
[まるで何事も無かったかの様に話す姿]
[青年は自分で呼びとめたダーヴィットも、零れ落ちたクレープも気にせず
席を立ち机越しにユリアンに詰め寄る。]
……なんだ、それは……
ミリィが結界の内から綻びを作る役目なのか?
もう一人って言うのが単にミリィなのか?
なんで…
……申し訳ありません、母上。
[それだけを告げて、失礼します、と部屋を後にする]
[漸く部屋から出て来た彼に、イザベラが夕食はどうなさいますかと問うて来るも、首ヲ振って。乾いたばかりの外套を受け取って、……タイが無いのは、どうせ下になって見えないのだからと其の儘に、コートを羽織ると、外へと出る]
[心配そうな顔でノーラを見上げる。]
なんともないですか……?
[それから、問われたことには、
少し考えた。]
あんまり見て無かったですけれど。
今度は銀色でしたね。
[ぴくり、と身体を震わし…]
…そう…ユリアンは、あっち、ね…
[軽く頭を振ると、出店にはCLOSEと貼り紙を貼り…周りの出店の人々に]
お先に、失礼します…
[と頭を下げ…妖精が示した方向へと向かう]
[詰め寄るアーベルに、静かな調子は崩さないで]
もう一人がミリィなんじゃなくて。
……理由はよくわかんねぇけど、ミリィも妖精の影響を受けていて……。
妖精同士の、意識の会話に加われた。
それで、話し合って。色々、どうするか。
その結果……なんだよ。
[すたすたと、再び、通りを歩く]
[今日見たのは、金のひかりだけだった。ならば、銀のひかりは何処に?
……相変わらず宛てがある訳では無かったが、昨日、エーリッヒの消失を目撃した者達なら、何か知っているかもしれない。そう、思って]
…ええ。
[戸惑いながら、頷く]
[やはり可笑しいと思う]
そう…だけど。
…また、連れて行かれちゃった、みたい…よ?
[淡々と話す姿に、もしかして気付いていないのか、と]
[言いながら、ミリィの消えた場所――リディの居る場所へと、目を向ける]
――――……なに、
[数刻の間、呆然と立ち尽くして。…漸く発した呟きも、雪へと落ちる。
視界の向こうに、ユリアンとアーベルの姿が入って
…ゆっくりと、其方へと歩み寄る。
――――彼らが何を話しているのは、良く判らないけれども]
[友人の名前が聞こえれば、自然と意識は其方へ]
……ふざけるな……
[低く…怒りを押さえようと抑揚の無い声で呟く]
…………理由はわからん…どんな話しあいかも
けど、お前は自分の親子喧嘩の尻拭いも一人じゃ出来ないのか…
妖精同士のいざこざに、人間巻き込まなきゃ片がつかないのか…?
[ぐっと…机上の手が拳を作る。]
[ところで子供はあまいにおいに気づく。
どうやら近くに、何かあまいものがあるようだ。
きょろきょろとあたりを見回す。
と、苺の屋台(ちょっと違う)の前の、
金色の、髪の少年を見つけた。]
あ、ミハエルさん。
連れて行かれたんですね。
銀色のに。
[誰が? とも聞こうとはせずに、
子供はそう言って。]
やっぱり、悪い妖精がさっさとつかまらないのが悪いです。
[苺一年分とは、どれだけなのだろうか。そもそも、一年保つのか。
というか、そんなものを貰って、一体誰が喜ぶのだろうか。
そんな、既に先人の通った道――もとい、思考をしながら]
……ベアトリーチェ……、に、ノーラか。
[かけられた声に、其方を向く]
[会釈をしようとして、聞こえた、単語に。]
銀色の、に? ……また、出たのか?
[なんだか目立たない屋台だった。
茶色くて、黒っぽくて。
よくみてみれば白い文字で、
ショコラ
と書いてあった。
それがチョコレートのプレートだと子供が気づくのは、
まだだいぶ先の話になるのだけれど。]
そうみたいです
[ミハエルの言葉にうなずいて、
子供は苺に視線を戻す。
あれ、あたるひとはいるんだろうか。]
銀色の光でした。
誰かいなくなったみたいです。
…
[歩いていけば、見覚えのある集団が目に入る。
…その中に、騎士の姿も…]
…ダメ、だったのかな…?
[頭の中で、妖精が凄く困っていたが、気にする様子もなく、その集団に近づいていく]
……ああ、情けねぇけどな。
[怒りに震える姿には、気づいていたけれど。
それを受け止める様子は、あくまで静かで]
……巻き込みたくて巻き込んでるんじゃない、なんて、言い訳はしねぇ。
誰かが悪いとか丸投げする気もねぇ。
悪いのは俺と俺のバカ親父だ。
[わかっているから、タチが悪いとも言う]
[尚、淡々としている少女。興味などないとでも言いたげに]
[…少し、怖くなって]
…え、ええ。
あの赤い髪の子……ミリィちゃん、だったかしら…
[ミハエルの問いには、小さな声が答えた]
……そうか。
[ベアトリーチェの言葉に、静かに頷く。
部屋で見せていた狼狽した様子は既に無く、冷静に。
次いで、ノーラの紡いだ名前には、僅かに眉を寄せた]
ミリィが? ……どういう、基準なんだ。
[ユーディットは兎も角――理解が出来ない、と首を振る]
[ミハエルが気づいていないのには何も言うことなく、
それからノーラの言葉に、
子供はようやくそれがミリィだったと知った。]
じゃあ、ランプ返さないといけませんね。
[ぐっと…机上の手が拳を作る。]
…………………
[ユリアンの淡々としたモノ言いに…むしろ殴られたがっている気がして
そこで思惑通り殴るのも癪ではあったのだが]
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