人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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詩人 ハインリヒ

一連の騒ぎが終わった後も。
椅子に座ったまま動けないでいた。

自警団達が慌しく来て、慌しく去って行った後。
彼はエーリッヒ宅の書斎にふらふらとたどり着き。
固くドアを閉じて、人狼に関する書物を山と積み上げて読み漁り始めた。

─この世界で、自分が立つ位置を決める為に。
─そのために必要な、自分に足りないものを補う為に。

(32) 2008/08/10(Sun) 13:10:19

詩人 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 13:11:36

詩人 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 13:37:10

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 13:55:56

詩人 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 13:58:26

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 13:59:49

詩人 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:01:30

工房徒弟 ユリアン

[自室のベッドでふと瞳を開ける]

……足りぬ。
傷を癒すには、血が、肉が、まだまだ足りぬ…!

[ゆらりと上体を起こし、ベッドから降りる。
傍らに控えていたイレーネを見ることなく部屋を出、とある部屋へと入り込む]

………ちっ、時間が経ちすぎたか。
本当に、最期まで役に立たぬ奴だ。

[入った部屋のベッドの傍、そこにしゃがみ込み舌打ちする。
立ち上がると何かを踏み躙ってから、その部屋を後にした。
部屋は床が赤黒く染まっており、ベッドの脇には乾いた紅を身に纏う男性の姿。
それは既に事切れた技師だったもの]

(33) 2008/08/10(Sun) 14:12:31

工房徒弟 ユリアン

[イレーネの制止も聞かぬまま、工房から外へ出る。
走りながら感覚を研ぎ澄まし、人の集まる場所を探る。
気配を感じた一つの家。
そこは昨日己の邪魔をした忌まわしき人物が住まう場所。
複数の気配を感じると、その一つ、ただ一人である気配がある部屋の窓を見定め。
そこに居るのは家主ではないと察知し、にぃ、と口端を持ち上げると、大きく跳躍し、窓ぶち破った]

(34) 2008/08/10(Sun) 14:12:37

詩人 ハインリヒ

[恐らくは書斎にあった人狼関連の全ての書物を読み終えてパタリと本を閉じた、まさにその瞬間だった。突如窓が大きく音を立てて割れ。飛び散った破片と共に部屋に現れたのは・・・]

よぉ。

[口から毀れたのはいつもとかわらぬ挨拶で]

こっちに来たのかよ。ユリアン。
いや、人狼さんよ。

(35) 2008/08/10(Sun) 14:15:43

娼婦 イレーネ

っ、ユリアン!

[主の急な動きに静止が間に合わず。
慌てて後を追ったが、無論狼の後についていくのは難しかった。
それでも行き先は容易に知れて。
もう殆ど人の居ない村を走り出す。
途中で自衛団に見つかりそうになり、かわしながら走ればたどり着くのは随分遅れた。

中には複数人がいる。すぐに中には入れない。
そっと、外から様子を伺う。]

(36) 2008/08/10(Sun) 14:18:03

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:18:49

娼婦 イレーネ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:19:32

工房徒弟 ユリアン

[飛び込んで着地した低い態勢のまま、首を擡げて隻眼を投げかける]

…ああ、おっさんか。
筋張ってそうだがまぁいい。

──……お前の血、肉……俺に寄越せぇ!

[しゃがんだ態勢から鋭角に、床を蹴り出し真っ直ぐハインリヒへと飛び、異形と化した右腕を突き出す]

(37) 2008/08/10(Sun) 14:19:38

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:21:09

詩人 ハインリヒ

[飛びかかってはこられたが。不意をつかれたわけでは無く。手近にあった本を一冊引っ張りだして自分と異形の腕の間へとかざす]

…へへっ。そうガツガツすんなって。
仰せのとおり、年寄りなんでな。
肉も筋張って美味くもねえが。
喰ったら腹にもたれんぜ?

[覚悟を決めたのか、それとも恐怖が一回りしてしまったのか。口から出るのはいつも以上の軽口で]

(38) 2008/08/10(Sun) 14:28:01

工房徒弟 ユリアン

[翳される本を気にも留めず、そのまま爪を突き出し]

もたれようが何しようが、今は傷を癒すための血肉が要る。
一人で居た不幸を呪うが良い!

[軽口には付き合っていられないと言わんばかりに、左腕も異形へと変え、横方向から切り付けた]

(39) 2008/08/10(Sun) 14:33:12

娼婦 イレーネ

[中はユリアンと、そしてハインリヒしか居ない。
少し離れた所に人の気配があるが、おそらくこの館の主だろうか。
こちらに来られるとまずい。
壊された窓枠から、中に入ろうとして壊れたガラスで手が傷ついた。]

ユリアン…!

[気を逸らしてしまうかもしれなかったが、名を呼ばずにいられなかった。
表情は青い。今にも泣きそうな顔で。]

(40) 2008/08/10(Sun) 14:36:31

詩人 ハインリヒ

[両方向からの攻撃には、元々武術や護身術など知りもしない素人ゆえに、あっさりと胸元を横になぎ払われて、勢いよく後ろへと転倒する]

…は、っはは。っくそ。いってぇ…。
…いってぇじゃねえかこの野郎!

[せめてもの反撃と手に掴んだままの本をユリアンに向かって投げるが、それも力の無い放物線を描くのみ。書物で知った狼を撃退する為の銀の武器もあるわけもなく。この状況で自分が生き延びる術は、騒いで時間稼ぎをして誰かが来るのを待つしか無く]

(41) 2008/08/10(Sun) 14:38:48

詩人 ハインリヒ、工房徒弟 ユリアンに話の続きを促した。

2008/08/10(Sun) 14:43:02

工房徒弟 ユリアン

力無きヒトが俺に敵うと思うてか?

[あっさりと吹き飛ぶハインリヒを見下し、口端を吊り上げる。
爪についた紅を舐め、飛んでくる本を首だけで躱しながらゆっくりとハインリヒへと近付いた]

…諦めて、俺の血肉となれ!

[ざくり、と骨の少ない腹部を狙い、薙ぎ払う。
内臓を引きずり出そうと爪を宛がった時、何かに反応して視線を上げた]

……ちっ、流石に気付いたか。

[こちらに近付いてくる足音。
これだけ派手な音を出していれば、見つからないはずもなく]

(42) 2008/08/10(Sun) 14:52:00

工房徒弟 ユリアン

ここで捕まるは得策じゃない。
命拾いしたな、おっさん。
……いや、その傷じゃ長くも無いか?

[くく、と低い笑いを漏らす。
立ち去ろうと振り返れば、そこにはイレーネの姿]

…行くぞ。

[静かに告げて、窓から飛び出す。
イレーネを抱え上げると、纏う紅もそのままに、再び工房へと*駆けて行った*]

(43) 2008/08/10(Sun) 14:52:05

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:52:51

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 14:53:02

娼婦 イレーネ

[気配は近づいてくる。その事に恐れを抱く。
守護者は危険だと、それは散々口伝で伝えられてきた故に。
それに主が気づいて手を止めてくれた事に、心底ほっとした。昨日のように、狂乱に身を任せるようなことが無くてよかったと。

ユリアンに抱えられる際に、傷つき倒れるハインリヒをちらと見た。
嫌いな人ではなかった。優しくしてくれた客だった。
だが敬愛する主らに比べれば――塵に等しい。

人を恨むような、主の餌とならなかった事を嘆くような、そんな視線がほんの僅かの間だけ向けられたが。
ユリアンに抱えられて工房へと連れられて行く。

手には微かに傷ついた赤をつけたまま。
これなら食べてもらえるだろうか、そんな事を*考えながら。*]

(44) 2008/08/10(Sun) 15:03:08

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 15:03:23

詩人 ハインリヒ

[意識が何度も遠のきかけるが、胸元と腹部に走る鈍い痛みがそれをなんとか食い止める]

…はは。助かったのかね。こりゃ。
あの野郎…中途半端にしやがってよ…。
年寄りの肉が食いたくねえなら、最初から素直にそう言えってんだよなあ…。

[腹部に手を伸ばせば、ぬるりとした感覚と共に生暖かい血が掌に絡み付く。それもすぐに冷めていき。]

ああ、俺、もう死ぬんかな。こ…れは。
やだ…な。死…ぬのは…。

[震える手で胸ポケットから煙草を取り出し、咥えて火をつけようとするが。血で湿った煙草には上手く火がつかず、結局手からこぼれ落ち]

ああ、あれ…だ…な。
お、れ…詩人だもん…な。
こういう時、時こそ…なんか…詩を…。

[閉じかけた目の映るのは窓の外に広がる切り取られたような空の色]

あぁ…ほら…ミリィ。今ならお前がい、言ってた事判る気がす、する。

(45) 2008/08/10(Sun) 15:03:55

詩人 ハインリヒ

[この空を母親に伝えよう。そのための言葉を紡いでいこう、そう決めてはみたものの]

あ…は。やっぱり…なんにも、お、おもいつかねえや。やっぱ…駄目だねぇ…お、俺は。

[その言葉を吐いた後、意識が*途切れた*]

(46) 2008/08/10(Sun) 15:04:12

詩人 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 15:05:18

音楽家 エーリッヒ

─昨日/自衛団詰め所─

[自衛団の詰め所を訪れ、宿であった事を話す。自衛団員たちはいきり立ち、討伐隊を派遣しようとするが、それは押し止めた]

相手の戦闘力を甘く見るな。
それより、あんた達は他の連中が巻き込まれないように、しっかり守れ。

[では、人狼はどうするのか、という問い。
それに対し、浮かんだのは静かな笑み]

異端を制すは異端が役目。
古よりの盟約に基づき、守護者の……メルクーアの血を継ぐ者が、対する。

……心配するな。最悪でも、相打ちには持ち込んでやるさ。

(47) 2008/08/10(Sun) 15:12:35

音楽家 エーリッヒ

[静かな言葉に、自衛団員がどんな反応をするかは確かめもせず。
ユーディットの亡骸を預けてそこを離れた。

次に足を向けたのは、共同墓地。
両親の墓の前でしばし祈りを捧げてから、自宅へ。

帰って間もなく訪ねてきたハインリヒの求めに応じて書斎へ案内した後は、自室に戻った。
目に入るのは、完成間際の曲。
しばしの逡巡の後、鍵盤の蓋を開いて、ゆっくりと、ゆっくりと旋律を辿った]

Eine leere Entfernung.
Ich baue einen Regenbogen.

[零れたのは小さな呟き。そのまましばし、現実を忘れるかのように音を紡ぐ事に専念した]

(48) 2008/08/10(Sun) 15:20:14

音楽家 エーリッヒ

[そんなこんなで、眠りに就いたのは明け方近く。
『力』を用いた疲れもあってか眠りは深く──それ故にか、気づくのは、遅れた]

……っ!?

[窓が破られる音。叫び声。書斎から聞こえる、尋常ならざる気配。それらを感じた感覚が目覚める]

まさか……ち、いい根性してやがるっ!

[苛立たしげにはき捨て、書斎へと走る。
扉を開け、目に入ったのは──紅]

……っ!
ハインリヒさんっ!

(49) 2008/08/10(Sun) 15:23:27

音楽家 エーリッヒ

[窓の向こうに、駆けて行く気配は感じていたが、今は追うよりもする事がある、と倒れた傍らに屈みこむ。
自身の持つ知識だけでどれだけの事ができるかはわからなかった。
一応、護り手の勤めの一環として、簡単な知識は身に着けてはいたけれど]

……ちっ……。
上等だよ……!

[苛立ちを込めて吐き捨てつつ、ともあれ今は応急処置に専念する。
救えるかはわからない、けれど。*何もせずにはいたくなくて*]

(50) 2008/08/10(Sun) 15:28:53

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 15:33:44

少年 ティル

─回想─
[目の前の光景に圧倒されて。足がすくんだまま何もできなかった。
異形の姿を晒し、逃げていくユリアン。いつの間にか消えたイレーネ。

そして、朱く染まったユーディットと、抱きかかえるエーリッヒの姿。

家にくるか?というエーリッヒの問いには、目を伏せて]

うん。あとでお邪魔するよ。兄ちゃんは先に帰ってて。

[そう伝え、宿屋に残った]

(51) 2008/08/10(Sun) 16:22:54

少年 ティル

[ちょこんと椅子に座り、ぼおうっと店内の様子を眺めている。視線の片隅には、テーブルでノートを眺めているブリジットの姿が映っている]

…ユリアン兄ちゃんも…狼だったんだ…先生だけじゃなく…

[小さく呟いて、うつむいた。ぼおっと、以前工房で何度か会ったときの事を思い出して。
その幻影を振り払うように、首を横に振る]

でも…ユーディ姉ちゃん…殺したのも…兄ちゃん…

[少し首を起こせば、床に残る血の痕。目をそむければ、カウンターが目に入る。
よく食事を食べに来ていたこの宿屋にも、誰の姿もない]

女将さんも…ノーラ姉ちゃんも…アーベル兄ちゃんも…狼に殺されちゃった…

(52) 2008/08/10(Sun) 16:23:10

少年 ティル

[再び視線を動かす。目に入ったのは、2階へとあがる階段。
さっきまで2階の部屋で、イレーネと話していた会話を思い出す]

『終わらせないと』

[イレーネと共に語った言葉。
終わらせるということは、狼を──ユリアンを殺すこと。
その考えに思い至れば、目を伏せるが]

でも、終わらせないと。

[小さく呟いて、顔を上げる]

(53) 2008/08/10(Sun) 16:23:30

少年 ティル

[意を決して、エーリッヒの家に向かう事にした。

ハインリヒに起きた惨劇は*まだ知らない*]

(54) 2008/08/10(Sun) 16:23:45

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 16:28:36

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 19:55:11

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 19:55:54

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 19:56:41

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 19:59:32

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:04:15

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:07:32

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:08:45

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:09:13

音楽家 エーリッヒ

[騒動が一段落した後、自室に戻り。
テーブルの上の譜面を手に取った。
幾度も書き直されたその束の、一番上には綺麗に清書された一組。
鍵盤の蓋を開き、譜面台にそれを置いて。
音を確かめるように、旋律を紡ぐ。

無限の蒼穹、そこに架かる虹の橋。
それに託す先への想い。

そんなイメージを乗せた、曲]

ん。
これが出来ただけでも、満足するべき……か。

[一通り、弾き終えて。零れるのは小さな呟き。
鍵盤の蓋を元通り閉め。銀の短剣を手に、家を出る。
左の袖口からは、既に包帯は覗いてはいなかった]

(55) 2008/08/10(Sun) 20:17:43

音楽家 エーリッヒ、歩みが向かうのは、村外れの丘の方角。

2008/08/10(Sun) 20:18:34

音楽家 エーリッヒ

─村外れの丘─

[人気のない村を通り抜け、丘へとたどり着く。
何故、ここにやって来たのかは、自分でも定かではないけれど。

ここならば、他者に被害も及ばないのではないか、と。
そんな考えもあったやも知れず]

……やれ、やれ。
なんにもない、はずの俺が。
なんで周りを気遣うんだか……。

[零れ落ちたのは、自嘲の呟き]

(56) 2008/08/10(Sun) 20:20:22

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生存者 (5)

エーリッヒ
182回 残7089pt
ティル
33回 残12071pt
イレーネ
131回 残8378pt
ハインリヒ
53回 残11613pt
ブリジット
19回 残12875pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
ノーラ(3d)
16回 残13050pt
アーベル(4d)
160回 残7657pt

処刑者 (4)

ミリィ(3d)
132回 残9175pt
オトフリート(4d)
291回 残2806pt
ユーディット(5d)
152回 残8125pt
ユリアン(6d)
250回 残5714pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
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死者のうめき

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