情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―廊下―
[…二人が行った事を確認してから、廊下に姿を現す影が一つ…]
…はぁ。アタシが間が悪いのか、あの子がかなり運が良いのか…
ま、チャンスは一回じゃないよね…?
[少女は小さくため息をつくと、庭へとのんびり歩いて行く。
思い返せば、自分は『アーヴァインさん』を見たことがない。
せめて埋葬される時、顔ぐらいは見ておいたほうが良いだろう…]
─ 庭 ─
[力仕事となると、どうしても手出しできる事はなく。
養い親が埋められ、簡素な墓碑が立てられるのをただ、じっと見守った]
あ……うん。
今の時期だと、プリムラしかないけれど……。
[花は、と問うヒューバート>>7に、花壇の方を見やって答える。
土地によっては死のシンボルともされ、弔花としても用いられるそれが咲き乱れているのはある意味では皮肉なもの]
ちょっと待って、良さそうなの、選んでくる。
[こう言うと、花壇の傍へと向かい、色よく開いた数本を選んで手折り。
少し考えて、髪を括っていたリボンを解き、それで小さな花束を作って戻った]
このくらいで、いい、かな?
― 広間 ―
[アーヴァインの埋葬のために執事たちは出て行った。
見守ろうかとも思ったが、先に見ていたこともあって。
いまは、館に住んでいたものたちにまかせることにした。
広間の隅でハーヴェイとオードリーがなにやら辯しているのは見えるが声までは聞こえず。
ウェンディはアーヴァインの埋葬のほうへといっただろうか。
朝から起こった出来事に、疲れたようにため息をついて。
水を一口のみ、広間から出て行った**]
―廊下―
…服、着替えないとなぁ。
[近くの部屋の扉を開け、その陰に入るようにしながら少女はぼやく。
足元には、首に深く噛み傷を負ったメイドの遺体。
アーヴァインの遺体と違い、首の傷以外に目立つ外傷は無い。
とはいえ、それでも扉の向こうにじわじわと血だまりが広がっている。
暫しすれば、此処はだいぶ騒ぎになるだろうけど…]
…少なくとも、今はまだ静かだし…どっかで、服探さなきゃね。
[血の付いた自分の服は、崖の下にでも捨ててしまえばいい。
左の肩から腹部まで、べったりと血の跡をつけた娘は静かに廊下の奥へと姿を消した…**]
─ →夕方 屋敷外 ─
[日中はそれぞれ出来る範囲の業務を行い。
夜が来る前にグレンと共に各部屋の暖炉の灰掻きを行った。
掻き出した灰を入れた容器はグレンに持ってもらい、自分は灰掻きに使う器具を運ぶ。
粗方の灰掻きが終わった頃、ふと視線を向けた窓の外に、件の少女の姿を見つけた]
グレン、ローレンス様です。
[それだけでその後どうする心算なのかは通じたことだろう。
彼の返答を聞くのもそこそこに、進路を玄関へと向け、灰掻きの器具を手にしたまま外へと出た]
ローレンス様、今まで、どちらに?
[ずっと姿が見えなかったため、先ずはそう問いかけて。
相手の反応が如何様であれ、彼女を見詰める瞳の温度は少しずつ下がって行った]
…旦那様が亡くなられたことはご存知ですか。
人狼に、襲われたようなのです。
貴女はずっと、姿が見えませんでしたね?
どこで何をしていたのか、お聞かせ願いたいものです。
[丁寧な口調での問い。
けれどそれもまた低く、相手を責めるような雰囲気が込められている。
何を言いたいのかを悟って相手が否定して来ようとも、惑うことは無かった]
───貴女が、旦那様の部屋へと向かって行くのを見たと言う者が居るのです。
疑うなと言う方が無理と言うもの。
人狼への対処法は一つだけ…。
…招かれざる客には、ご退場願います。
[言いながら振り被るのは、手にしていた突起付きの火掻き棒。
大振りだったこともあり、一撃目はメイの肩を掠めるに留まった。
喚かれようが詰られようが、構うことなく彼女に狙いを定め、火掻き棒を振るう。
途中グレンからも手が加わっただろうか。
抵抗によってバランスを崩したりもしたが、逃げようとするメイの背中目掛けて、遠心力を伴った重い一撃を振り抜いた。
火掻き棒を握る手に、骨の砕ける感触が伝わる]
──失われた命は、同じ命によって贖って頂きます。
…もし貴女が人狼でなかったなら、私を恨んでくださって結構です。
それはいずれ、私に報いとなって降りかかることでしょう。
それではお休みなさいませ───ローレンス様。
[その言葉を最後に、振り被った火掻き棒がメイの頭目掛けて振り下ろされ。
骨の砕ける鈍い音と、彼女の最後の悲鳴が辺りへと響いた。
数瞬の後、辺りは静寂へと包まれる]
……グレン、シーツを取って来て頂けますか。
遺体を包みます。
[そのまま放置する気は流石になかったため、グレンにそう頼んで。
自分は乱れた服装や、飛び散った紅をハンカチで拭ったりした。
手や顔に抵抗された痕があったりもしたが、治療するほどでもないと判断し、そのままに。
グレンがシーツを持って来たなら遺体を包み、メイが使っていた部屋へと運び、ベッドに横たえる。
埋葬についての案は出すことなく、そのまま部屋に安置することになった]
─ →夜/自室 ─
[自分が為した事やその他のあれこれを済ませて、自室に戻ったのは遅くなってからの事。
着替えようと首元を緩めた時、眼に入ったのは机の上に置いておいたタロットカードだった]
………そう言えば。
[今朝タロットを見た時、奇妙な体験をしたことを思い出す。
隠者のカードにある人物の姿が重なった、不思議な現象。
更にはこのカードの曰くについてを思い出した]
人狼騒ぎの時に使われた、と言っていましたか。
あの時は冗談半分でしか聞いていませんでしたが……。
…それが事実なら、手をかける前に確かめられたかも知れませんね。
[言いながら、着替えもそこそこに椅子に座り、タロットカードを手に取った。
先程為したことについて悔やむような言葉が漏れたが、過ぎてしまったことは仕方が無い。
彼女が人狼であるならもう居ないだろうと思いながらも、試しに行商人に教えてもらったその方法を実行してみることにした]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新