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─ 『世界樹の仔』 ─
[エーリッヒに伸ばしかけていた手を見る。
少し迷って、大きく息を吸い込んで気合を入れて。
そろりと、震えるダーヴィットの拳>>9に触れた]
違うなら、エーリッヒもすぐに解放されるから、大丈夫。
ですよね、ゼルギウス師。
うん、多分ねー。
ゼルせんせーと話してたオトさんも今みたいに引っ張り込まれたらしーし。
[ベアちゃんの疑問の声>>14に返事して。
ダーヴィッドから返事がなければ、背伸びして頭に手を伸ばし。
許されるなら、ぽむぽむ、と撫でた。]
─ 『世界樹の仔』下 ─
[思わず樹上のゼルギウスを睨み上げる、が、彼に言っても詮無い事は、すでに実証済、魔本に文句が通用しないこともまた然り]
大丈夫だ…俺は、なんともない。
[ミリィの問い>>13には、出来るだけ落ち着いて答えようとする努力は見られるものの、口調がかなり崩れている]
そう、魔本の力だ。
[ベアトリーチェの言葉には、更に短く返す。下手にそれ以上喋ると、また怯えさせてしまいそうだった]
…そんな顔してなんともないとか。
説得力ないよ、おにーさん。
[ダーヴィッドの返事>>18に、肩を竦めて。]
ゼルせんせはあんなんだけど、エリさんもオトさん達も危ない目に合わせるよーなことはしないよ。
だからね、あんまり思いつめないで?
お兄さんが心配しすぎてたら、きっとエリさん達は気に病んじゃうんじゃないかなぁ。
[よしよし、と頭を撫でながら顔を覗いて、ね?と笑いかけた。**]
─ 『世界樹の仔』 ─
[睨まれた>>18からと言って動じないのはまあ、いつもの事。
むしろ、ランダマイザを使うと決めた時点での想定内。
これで揺らいでいたら、『永劫者』なんてやってられない、とも言うがそれはそれ]
ああ、仕込みを受けとらんなら、特に問題なく解放される。
[ベアトリーチェの問い>>16に、一つ、頷く。
そうでなかった場合はどうなんですか、というのは。
突っ込まれても答えないわけだが]
ああ…それは、心配していない。
[ベアトリーチェにも宥めるように触れられて、男は一度目を閉じて大きく息を吸う]
済まない。女性に気を遣わせるようではいけないな。
[深呼吸をひとつ終えると、どうにか笑みを浮かべて、ミリィとベアトリーチェに軽く頭を下げた]
[そう、オトフリートやエーリッヒ、それにアーベルの無事自体は、男も疑ってはいない。むしろ、危険が増したのは結界の中の方だろうとも思っているのだが、それは口にはしなかった]
(…むしろこの中に閉じ込めようということなのか?)
[ふとそんな考えも浮かんだが、更に怖い考えになりそうだったので、深く検討するのはやめにする]
─ 結界内のどこか ─
もさもさもさー。
[タローに伸びたティルの手は、ゆったりとタローの頭を撫でます。
奇妙な擬音が出ましたが、まぁ気にしないのが良いでしょう]
たろー おとなしい。 いいこ。
[疲れているだけなのかも知れませんが、大人しく撫でさせてくれたことが嬉しいようで。
ティルはにこにこしながらそう言って、タローを撫で続けました。
誰かが結界の外に出されたり等の話は耳にする機会はあるのかどうか。
聞いたとしても、ティルは特に気にしたりしなかったり*するのです*]
─ 『世界樹の仔』 ─
……。
[受けてたらどうなるというんだろう。突っ込むだけの気力は足りず。回答>>20に頷いてからフルフルと首を振った]
女性でも男性でも、関係ないと思います。
エーリッヒがいたら、こんな風にしたかなって。
[自分がされたことを、他の人に返しただけ。
落ち着いたらしいダーヴィッド>>21に、ミリィ>>19と顔を見合わせてから、真顔のままで言った]
─ 『世界樹の仔』 ─
『魔本』が頼れないなら。
[ちょっと失礼な言い方になった]
暗示受けてる人のふわふわ集めを邪魔するためにも。
少しでも多くこの袋に回収しちゃうべきですよね。
[ふわだまりの危険性は今再確認できてしまったので。
はぐれている?ふわふわがいないか捜そうと、周囲を見回した**]
─ 『世界樹の仔』→何処か ─
[ダーヴィッドの内心を過ぎった考え、それは果たして当たっているのかいないのか。
表情から内心の読めた例のない黒笑み導師は悟らせる事もなく。
ダーヴィッドの事はミリィたちに任せた方がいいな、とふらり、その場を離れる]
『放っておいていいのかしら?』
さて、な。
今の所は、なんとも言えんね。
『……それにしても。
誰かさんの子供の頃を思い出す切欠の多い日だわねぇ』
……それを言うなと。
[楽しげに紡がれる水晶龍の言葉に、浮かぶのは珍しくも苦笑い。**]
[エーリッヒがいたら、という言葉>>24には、そうかと、小さく頷いて、それから二人の顔をじっと見た]
…俺には、今の状態で見分ける力は無いが、君達は、仕込みとやらを受けていないと判断する。
だから伝えておく。
オトフリートとエーリッヒは確実に、今度の事件とは無関係だ。
そのことだけは間違いない。
だから…この中には導師の言う、よからぬ事を企んでいる連中に操られているかもしれない人間がまだ居るということになる。
ふわふわや、もふらいおんはもちろんだが…そちらにも気をつけてくれ。
[二人が信じるかどうかは判らない。だが、誰にも伝えず一人でどうにかしようなどと思うのは違う、と、そう思えたから、伝えることにした。それは或いは、エーリッヒのおかげでもあったかもしれない]
[その後二人は、どうしたか。ふわふわを捕獲に行くというなら、そのまま見送ったことだろう。そうして、自分は、ハインリヒの姿を探す]
[色々と心に思うことはあるものの、それはとりあえず置いておいて、確実に信用できそうだと思う内の一人が、彼の導師であることは確かだったから]
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