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おま、それどーゆー認識だよ?
[呆れたように言いつつ、軽く身体を解して。
わずか、表情に宿る険しさ]
んじゃ、まあ……行くぜいっ!
[一声、上げて。
低い姿勢のダッシュから、足元狙いの蹴りの一撃]
うん〜、楽しみにしてる〜。
[エーリッヒが明日の朝、どんな反応を返すか期待]
あ〜、始まった〜!
身体一つで勝負なんて〜無手も面白いね〜。
[画面に光る爽やかな汗が、若いお母さん達を釘付けです]
[ ――そういう認識ですよ。
台詞は口には上らず、アーベルの姿を認めれば、
受けも返しもせず、敢えて斜め後ろへのステップで躱す。]
うゎっと。
いきなり足元とか酷いですよ。
[ あがる声はなんとなく気が抜けるだろうか。
きっと、ちゃんとやれとかブーイングが飛んできそう。]
体勢崩しは、近接戦の基本っ!
[それに対する声はやや楽しげか。
避けられた後の自身の体勢の崩れを立て直し。
低い姿勢から、跳ね上がるように仕掛けていく。
懐狙い、肘打ちの構えで]
─特殊訓練装置室─
えーと、ベルトはちゃんと固定したよ?
[リングをいくつもずらして重ねた、天球儀のような球体に、胴と両手足をしっかり固定。]
そぃじゃ、スタートっ!
[ぐるぐると様々な角度で回りだすリング。
縦にも横にもぐるぐるぐるぐる。]
うにゅぁぁぁー!!
[あっという間に目が回るけど*機械はとまんない。*]
それは、そーですけど、ねっ
[ アーベルの体勢に合わせるよう低くして、
先程とは打って変わり、一歩踏み込んでゆく。
跳ね上げられた肘打ちは紙一重で避け、
自らの肩が相手の引いた肩にぶつかるよう、タックルの形に。]
うー…よく寝たー…。
[ふぁ、と。大きな欠伸を漏らしつつ、
ぴぴ、と端末小さな音を鳴らして通知を確認する。
睡眠途中で震度5の地震直撃だったりとか
そのお陰で自室の箱型端末が落下したとか、
その影響で、端末の液晶が微妙な事になったとか。
そんなリアルな夢を見たが。
当の本人はケロリと忘れているようだ。]
んぁー…?何…? 訓練許可って事?
[ちなみに、訓練とは一言も書いてない
(むしろ"勝負"と記載されている)
ちゃんと通知を読め、とツッコミが来そうな者だが、
哀れ自室にツッコミ担当がいる筈もなかった。]
……無手かー…もー誰かやってっかな?
[やっべ楽しそー!とか何とか。
通知時刻と、枕元の時計を見比べて
ゆっくりと起き上がると、小さく首を鳴らす。
一、二回簡易に屈伸すれば、
そのまま自室を出てトレーニングルームへと]
[対戦相手(予定)のリディが目を回してるなんて露知らず、のほほんと対戦見学中]
二人とも身が軽いね〜。
僕だと力ずくで払うか〜、腰を落として受けるかな〜?
[華麗にかわすなんて夢のまた夢です]
[踏み込んでくる動きにしばし、逡巡。
受けて捕えるか、避けて崩すかの二択。
そして、体勢的にどちらがラクか、と考えて]
……いよっと!
[後ろに向けて、自分から体勢を崩してタックル避けつつ。
ついた両手で身体を支えつつ、蹴りで足払い狙い]
[自室へ戻る途中、トレーニングルームに人だかり発見。後ろからのぞき見て]
おー。面白い事やってんな。
[しばらく観戦を*決め込む*]
―トレーニングルーム―
やってるやってるー……って
まった、面白ーい組み合わせだなー?
[おぉ、と眺めるようにルームの中央を見やりつつ、
とりあえず邪魔にならない様に隅っこへとちまちまと移動。
人だかりを発見すれば、群れの後ろからひらりと手を振り]
いよっす、皆さんご見学ー?
……っとー!
[ そのまま喰らうくらいならばと、
無理に足で地を蹴り、斜め前方に頭から跳び込む形。
瞬間、僅かに周囲の様子は意識のうちに入ったか。]
『……人多くなって来たなぁ』
[ ダンッ、とこれまたかなり無理に手を突いて、
手首を捻り向きを戻すも、殆どしゃがんだ体勢では隙も大きい。]
[やってきたマテウスとユリアンをちょっとだけ見て手を振って]
うん〜、CCの通知で対戦やってるのさ〜。
なかなか見れない面白いカードだよ〜。
[視線は直に二人に戻して、口だけ続ける]
楽しそうだな〜。
[わくわく。そんな彼の対戦相手(予定)はダウン中]
[周囲の様子は意識の外。
いや、辿りながらも意識に乗せず、というべきか。
避けられた後の態勢をひょい、と戻せば素早く床を蹴り、開いた距離を詰め]
いよっと!
[至近距離で手をついて飛び上がり、くるりと回って、肩を狙った踵落とし]
CCってば、本っ当面白いカード組むなー!
[イレーネの説明に、ほぅほぅと相槌を打って
けらりと笑みつつ、中央の2人へと視線を投げる。]
……俺の対戦カードも、面白いかな…!
[情報カードを握りながら、瞳キラリ。
彼のやる気基準は面白さで決まるらしい。]
[ 迫って来るアーベルも余所に、ちらと視線を周囲に走らせる。]
『そろそろ……』
[ 敢えて避けず、立ち上がり間際に両腕をクロスさせて、
踵落としを真っ向から受け止めた。
ジィン、と骨の痺れるような衝撃が伝わる。
低い体勢から放つ右の回し蹴りは宙を切るか。]
っとい!
[踵落としを止められ、さすがにやや驚きは隠せず。
それでも着地後の態勢は素早く整えようとするも。
回し蹴りは避けきれぬと判断して、腕で止めた]
……師匠の連打に比べりゃ、全然軽いぜっ!
[比較対象としてそれはどうなのか。
そんな突っ込みは当然無用。
回し蹴り後の不安定さを突かぬは愚行と。
空いている右腕で拳の一撃を繰り出して]
[ユリアンの楽しげな声に]
期待は外れないんじゃないかな〜?
試してみれば〜?
[CCがと言うよりスクリプトが空気を読んでくれるでしょう]
[ 避けるまでは出来ずとも、受ける事は出来たかもしれない。
踵落としを受けたが為に腕が痺れていたのか、或いは。
ともかくエーリッヒはマトモにその一撃を食らい、]
{ずどがんっ}
[ ちょっと大袈裟な程の勢いを持って、壁に叩きつけられる。]
きゅ〜。
[ ぐるぐると目を回して、*撃沈。*]
…にひー、折角だし試してみっか!
[カルルの言葉に、へらりと笑みを向けて。
しゃきーん、と聞こえそうな効果音と共にカードスタンバイ。
……空気を読む展開を期待していますスクリプトさん。
Pi、と高い音と共にネーム入力すれば、プログラム実行。
ユリアン vs <<召使い ユーディット>> ]
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