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[外からの恩人のどなり声に、ああまた迷惑をかけていると眉が寄るが。
ニキータの様子を見て、やっぱりこいつ先に出さないと、と。
その意識は強く持っていたので、出ようかと一瞬思ったのは置いておいた。
感知能力に長けた種族、というわけではないし。
網に気付いたのは、捕えられてから。
思わずびくりと身をすくませ、火傷を負った腕を、布の上から思い切り掴み、痛みに漸く正気に返る。
それからこの気は、ユーリーのものだと納得すると、引っ張り出されるのにあらがうわけもない。
ベルナルトが元の姿に戻るのに、ちょっと申し訳なさそうな顔をした。
引きずりだされた中庭で。
文句を言うベルナルトやニキータとは違い、座り込んだまま神妙に頭を下げるのだった]
手間をかけた、すまない。
[なお、オリガの予想>>779はその通りであったが、ニキータの名誉のため困ったように微笑むに留めた]
― 中庭 ―
[それから、視線はグレゴリーへと向かう。
つい今自分で重ねて傷つけた腕については何も言わず、再度頭を下げる。
多分無理に立とうとすると心配をかけそうだと、座ったままではある]
すみません。
ご迷惑を、…ご心配を、おかけしました。
[そっと見上げて、恩人の様子をうかがった。
言い訳はしない。出るのが遅くなったのは本当のことだから]
[泣かせてしまったとはっきり覚えているドミニカへ、その次に視線を向ける。
大丈夫だというように微笑んで、それから頭を下げた。
それでも彼女の泣きだす姿にそっと困ったように笑って、ゆっくりと立ち上がった]
すまなかった、ドミニカ。
……怯えさせてしまった。
[小さく頭を下げて、謝意を伝えて。
彼女の涙を流す目を、じっと見つめる]
心配もかけた。
[怖がられないようなら、そっと無事な手を伸ばして。
その親指で、涙をやさしくぬぐった。
それから、視線は木へと向かう。それがウートラだというのはわかっていたから。
ドミニカに微笑んでから、そちらへと向かう]
――ウートラ、あなたにも迷惑をかけた。
ありがとう。
[伝えた言葉は届くだろうか。
また彼が動き始めたら、同じ言葉を言うのは間違いなかった。
ニキータが治療を>>859と言うのは、とても真剣な顔で首を横に振る]
あなたがしなければいけない。ニキータ。
わたしは一度、ちゃんと治療をしているから。
[言葉にされない気づかいには気付いているものの、そもそもやりあったという状況ではない、
と。気付かぬ振りで、治療を勧めた]
わたしは、あなたが心配だ。ニキータ。
聲が使えなくなった状況では、どうしようもないけれど。
……ちゃんと、治療してほしい。
[真剣に、じっと見つめて。
どちらにせよ自分も再度治療することになるのだろうが、やっぱりそこは引かないのだった**]
―中庭―
[眺めていると、変じた白龍>>757が網のように力を投擲します。
道を結ぶエントがなにやら震えて見えたのは気のせいでしょうか。
3人纏めて引きずり出されると、白龍が文句に突っ込んでおりました。>>772
それとほぼ同時に風精も駆けつけ>>776声をかけたりしていたでしょう。
泣き娘はぽろぽろ涙を零し>>896、大仕事を終えたエントはいつの間にやら静かな木となり佇んでいます。
魔人はというと、数歩下がった場所から網に引き出された3人を纏めて見下しておりました。
説教は親しい者達に任せ、向けられた視線>>903を黒い眼が受け止めます。]
――遅い
[下げられる頭、紡がれるしゃがれ声、伺う視線に魔人は短くそう返し、フンと顎をしゃくります。
鬚の先が示すのは、ちゃっかり何事もなかったように実をつけている菓子の木でした。]
それ以外については筋違いだ
オレに謝るべきなのはアッチだろう
[ジロリと菓子の木をねめつけ、レイスから視線を外します。
そして彼がドミニカへ謝罪を述べ始めたのを期に一歩菓子の木へと近づきました。
皆の気が散っている今こそ燃やしてやろうと指に力を込めます。
――その矢先に耳に届く能天気なアナスタシアの宣言>>#0
『まだ』茶会が継続するならば、願い事叶え中の身にはそれを実行することが出来ず無言で指を離したのでした。**]
[レイスの視線>>903がこちらにむく。
微笑んだその姿に、木の中でひどいことになったわけじゃなさそうだと安心したら余計に涙がとまらなくなった。
ゆっくりと近づいてきたレイスの謝罪には小さく首を振って]
…… レイスさん、のせいじゃ、ないから……
ぶじ、で、よかったです……
[安心したような声音でかえし。
伸ばされる手が涙を拭うのは擽ったそうに受け入れた。
泣きすぎで腫れた目元が冷やされるのに瞳を細め]
…… あとで、ちゃんと、てあて……してください……
[怪我をしているほうの手を見て。
笑みを向ける彼を案じた。
ウートラのほうへと向かうのには小さく手を振って見送り。
ニキータのためにもってきていた治療道具を手にして、ニキータやらレイスやら、怪我をしている人に、もう一度手当てしにいくのだった**]
/*
オッサンそろそろストレスで胃が溶解しそうです
(胃液じゃなく熱で)
Σかっこいいいわれt
いやでも魔人、掛け値なしの本心だからなーコレ
わざわざ相手を気遣うより本音で勝負(何の)
/*
わーいドミニカに手当てしてもらえるー。
まあ見せると心配されそうだから、グレゴリーには見えないようにこっそりね><
もうみられてるけd
そしてグレゴリーを心配するわたし。
かっこいいよ!
―中庭―
[もう一本、燃やしてやりたかったエントの木も茶会の客人なれば燃やしてやるわけにも行きません。
『後で覚えてろよ』と熾火燻る黒い眼で睨みつけるだけで、その場から踵を返します。
エントが更なる失言が出来ぬ状態なのは幸いだったでしょう。
アナスタシアはキリルに連行され、治療が必要な者は道具を手にしたドミニカが動いているようでした。
魔人は場がそれぞれ動き始めたのを一瞥し、自身も不足している熱量を取りに行くかと顎鬚を捻ります。
そこへ届いた問答>>859に、魔人の怒りは容易く着火しました。
レイスが首を横に振って>>904否定しているその相手――ニキータの真後ろにいきなり転移し、]
ほーう、オレがどうしたって?
・・・ちっと焦がし足りなかったようだな
[眼の熾火が睨むニキータの毛先に、ボッと炎が踊ります。
その始末を見届けず、魔人は燃料確保に姿を消しました。**]
/*
そーいや、もうアナスタシアの空間から出たり物取り寄せたりするの可能なのかね、村建てさんや?
と質問残して一旦落ちておこう。
あ、空間開いてても即は逃げないよ**
[痛んだ胸を押さえてうずくまった間に、防衛反応で広がったコウモリの翼が、ぱたぱたと器用に髪を払う。おかげで加減されていた炎は早々に消えたけれど、しっかり焦げて後ろ髪の毛先はプチアフロ状態に]
あう…
[涙目で、グレゴリーを見上げたが、それ以上文句を言わなかったのは、さすがに学習能力がゼロではなかったということだろう]
あー、もう!わーったよ!この際、どっちが先でもいいけど…レイスも、絶対ちゃんと、治療しろよ、な。
[結局…はあ、と大きく溜め息をついて、両手を挙げた**]
― 中庭・紅い薔薇の傍 ―
『ごきげんよう、アナスタシア、お久しぶりです』
[薔薇の香りの中に姿を現したのは、深紅のマントに身を包んだ、優しい面差しにハニーブロンド、濃い紫の瞳を持つ、清楚と言っても良いような、たおやかな女性]
『オリガ、ドミニカ、お久しぶり。ご面倒をかけてしまったようで、ごめんなさいね』
[笑みを浮かべ旧友に話しかける様子も優しげで穏やか。だが、言葉の端には事実を知っているのだということが窺われて、薔薇が咲いた途端に、うろうろと逃げ場を探して庭の隅に小さくなっていた彼女の息子は、びくりと更に身を縮めた]
『ベルナルト…あなたにも御迷惑をかけたでしょう?あの子は、あなたには甘えてしまうから』
[かつての求婚者?には、一際艶やかな笑みを見せて、ごく自然な動作で、頬に手を伸ばし唇を寄せた。親愛のキスにそっと魔力を乗せて、グリフォンの気脈に送り込む。闇の子であるヴァンパイアからの力であるはずなのに、そこに闇の気配が無いのは、彼女が純血種ではないせいだろう]
『まあ、ウートラ様、お懐かしいこと…お助け頂いたこと、感謝致します』
[エントは動けるようになっていただろうか?ともあれ同じように艶やか笑みに敬意を乗せた言葉を贈り、マントの端をつまんで、恭しく一礼した]
[ひととおり、旧知への挨拶や礼を済ませてから、美しいヴァンパイアは、息子の方へと手を差し伸べる]
『いらっしゃい、ボウヤ』
[逆らえるはずもなく…でも逆らいたくてしょうがない表情で…紅い髪が庭の隅からその白い手の前に引き寄せられる]
かーちゃん…ごめ…
『謝るのは私にではないでしょう?』
[白い指先が、項垂れる息子の顎にかかり、そっとくすぐるように撫でると、吐息と共に囁く]
『馬鹿な子』
[ざわり、と風も無いのにハニーブロンドの髪が揺れ、一瞬大きく広がった。そしてみるみるうちに薔薇より深い血の紅に染まっていく]
『ちゃんと反省なさい。じっくりね…』
[昼が夜に姿を変えるように、闇の色を濃くした紫の瞳が紅い瞳を覗き込む。指先からは魔力と血が注ぎ込まれて、傷の治癒を早めたけれど、回復する喜びよりも強い恐怖に凍りついたまま動けない]
『解ったわね?ニーくん』
[にっこりと、天使の笑顔とともに宣されると、ぽふん、と薔薇の香りと深紅の花びらが小さな破裂音を立てて辺りに舞い散り]
………ひでーよ、かーちゃん………
[薔薇の香りが散ると、そこには、黒いコートのダンピールの姿は無く、代わりに尻尾の先がちりちりアフロの紅い毛並みの猫一匹、背に生えた黒いコウモリの羽根を、情けなさそうにぱたりと動かして地面に座り込んでいた**]
/*
なんで猫なのかというと、かーちゃんに猫又かなんかの血がきっと混ざってたんでしょう、うん。
木に取り込まれるのが先だったら、この姿が本性の設定だったのだよ、と言っておく。
誰か助け舟出してくれない限り、お茶会終わるまでこのままですw
ちなみに猫じゃらしが振られたら条件反射で飛びつきますが喋るには支障ないのでご心配なくwww
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