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[触れて間も無く]
[結晶から][雫へ還る][小さき花]
[指先から伝わる体温が故に。]
[極寒の地なれど]
[力無きものなれば]
[完全では居られず]
……。
[掌に僅か残る液体][すぐに固体へと変わる]
[表情に詰まらなさそうな色が滲んだ]
[にこやかに手を振り駆け出していく姿を、私は潤む瞳で見送る。
彼の精の呼びかけに、ようやく名乗ってないと気付くも時遅し]
……こちらこそ、大変な失礼を…。
[既に影も形もない青年へと、そう呟いて。
私は気を払いつつ腕輪の揺れる手を伸ばし、静かに窓を閉めた]
―屋敷・屋上(天球図)の部屋―
[ゆるりと伏せていた蒼を開く。
実際に探しに行く程の体力は、己に持ち合わせていない以上
せめて、ある程度のあたりを付けることが出来ればと思ったのだが]
――…、あぁ。無理ね。読取れない。
…心へ直接働きかけるなら、兎も角。
[特定の気配を辿るのは、”あたし”の得意分野では無い。
況してや、不自然にまで多くの属性が揃う機鋼界では尚更精度は落ちる。
均衡を司る影輝の力が強いこの場所なら、と思いはしたものの]
[廊下を行きつ再び気配を探るは、嘆きし彼の仔を心配する故に。
やがて気配を見つければ、扉を軽く叩き。返事なきに柳眉を寄せて静かに扉を開ける。
そこに在るは健やかな眠りに包まれた仔と、傍らの無限の輪]
…未だおやすみでありましたか。
なれば、また後ほど窺いましょう。
[眠りを邪魔せぬよう、頭を垂れて静かに扉を閉めて。
私は一度、部屋へと戻った]
[同じ動作を幾度か繰り返す]
[指先が触れても]
[花を模った結晶は]
[その形を保ったまま]
[氷により奪われる体温が故に。]
[代わりに生白い肌は朱に染まるけれど]
[幾らか満足げにも見えるか]
…………私も動きますか。
[どの程度ぼけーっとしていたのかはわからないが、ぽつりとそう呟くと、ぴょいと枝から飛び下り、枝から枝へ飛び移りながら下へ。]
―二階個室→一階広間―
[昨夜残したままであった果を食べ、皿を手に下へと降りる。
一階にある気配に怯えを抱きつつも、『人は二人のみ』と告げた彼の精の言葉をよすがに広間へと入ろうか]
[ふと、蒼を瞬く。
底で揺らぐ気配に漸く、と溜息を零した。
暫しの間とは言え、ほんの微量生気を取られただけで昏睡するなんて。
呆れはするものの、少し、安堵する。]
……起きた? ノイ。
――どういたしまして。
じゃあ、変わるよ?
[返る声が思いのほか確りしていることに、小さく笑む。
体力の事を考えれば、もう暫し代わってやっても好いのだが、
どうやら、今の状況ではノイの方が向いているようだし。
一呼吸、するりと蒼を閉じる。
静かに意識を閉ざして]
[シャワーを浴び、着替えてタオルを肩に掛けた。
風呂上がりにはなにか飲みたいと思う。肉体的な欲求ではなく、習慣的な欲求でしか無いので、別に水分が必要な訳でも無いが。特にいまは、先程生気を得てきたばかりだった。
タオルで無造作に髪を拭きながら……短い状態に違和感を感じる。広間へ]
あ!
えーっと……誰だっけ
[ぱちり。目を開ける。まだ寝起き?の所為か、少しだけぼうっとするけれど、
少し”下”で休んだら随分と楽になった。]
――…、メーア、多分何も食べてないな。
[彼女は暫く表に出ていなかったから、…忘れがちなのは仕方ないけれど。
無理しちゃ、ダメ。先ほど入れ替わり様に言われた言葉を思い出して
こくりと頷きながら、天球図を模った部屋を後にする。]
[私は萎縮しながら頭を垂れて、広間へと入る。
視線を向けられても、小さく礼をするのみで隅へ逃げて――]
…っ!
[唐突に差された声(動きが連動していたかは背後から故に不明)に驚き、私は肩を跳ねて振り返った]
逃げることないじゃんー。
ていうかオヤジの顔は結構怖いけど、リディって顔怖い?
やだなあ、似てたら。
[頭を拭いていた手で、自分の頬をぐにぐにと弄った。
そう言いはしたものの、結構無頓着だ]
ねえ、その足どうしたの?
[氷の花を一輪摘み取り洞穴を出る]
[流れる水は此処では存在出来ず]
[滝も][湖も]
[真白の中に聳えるオブジェの如くに映る]
[ちらちら]
[空より舞い落ちる][白の花びら]
[吐き出す息も、尚、白い。]
[降り積もる白は穢れも無い]
[其処に足跡と][鎖を引きずる痕を残して]
[青は、色の無い世界から去っていく]
[て、て。ゆっくりゆっくり階段を下りる。
とたまにふら付く気がするけれど、大丈夫。こけない。
最後の一段をぴょい、と飛ぶように降りて。
べしゃ。]
…痛ー。
[こけた。 広間の床に膝をぶつけた。
…ちょっと調子にのったかも。無理よくない。]
[次々と投げられる力ある言葉に、私は更に萎縮する。
人か、否か。
それだけでも知りたくて見つめれど、私には知ること叶わずに]
いえ…その……顔は怖くは…
[頬を弄るのを止めたくて、辛うじて答えを返す。
――なれど続いた言葉に、私は目を見開いて下を見る。
脚は長い衣に隠されたままで、私は目の前の少女に畏怖に似た感情を抱き後ずさった]
リディってば生命の魔族とかいうのらしいから、そういうの判っちゃうんだよね。なんかこー、弱まってる感じするし?
[怯えるナターリエを余所に、何故か威張った。
べちゃりという間抜けな音に振り返り、やれやれというように溜息。イレーネの方を向いたまま]
ね、……誰かに何かされたの?
[獣と化して逃げぬは、手の皿を割ってしまうであろう故。
彼の猫が運んできてくれたそれを、割って返すなど出来はしない]
……何故…それを… そなたは…?
[時折、背後の少年(少女?)へと警戒を向けつつ、少女へと問う]
[なんか、スッゴイ視線受けてる気がする。…恥ずかしい。
いや、仕方ないんだけどさ! 膝を擦りながら床から顔を上げる。
すこし赤くなってるけど、…まぁ、何とかなるや。
で、しらないおねーさんが、
何か凄くオレを警戒してる気がするけど…何かしたっけ?
や、こけたけど。それだけだと思うんだ。
リディがスッゴイ呆れたような視線向けるのは、…判るけど。]
[「生命の魔族」
人ではない――そう知った途端、膝から力が抜ける。
背を壁に預けたままずり落ちかけるのを耐え、私は後ろを向いたままに問う少女を見つめた]
……古傷があります故。
[支障なき言葉のみを、短く返す。
「誰に」
その質問に視線は少女の見やる小柄な少年(?)へと向かう。
人なりや、否や。
人ならば決して話せぬと、唇の色が薄くなる程にきつく噤んで]
古傷ねえ。
[ナターリエの足元を、じろじろと眺めるが近付かない]
ねー、何でそんなビクビクしてんの?
誰かに何かされたとか?
あ、そーだアーベルに苛められたんでしょ。
――…、
[おねーさんの視線に気付いて、ゆると視線を向ける。
何か、おねーさんを取り巻く声が、]
「こわい」?
[何か違うかも?こてん、と首を傾げながら、聞いてみる。
他にも、色々声が混じってるけれど。でも、そんな感じ。
何が怖いとか、全然判らないけど。
…やっぱり、初対面でこけたのが、ダメなのかなぁ…。]
[結局不機嫌さを最後まで引きずった陽精は適当な部屋を勝手に借りて一晩を不機嫌なまま過ごす。
目覚めはそれなり。
ため息とともに猫を伴い階段を下りてくるだろう。
広間に見えるいくつかの影を見渡すようにしながら足を進めたか]
[立ち上がった小柄な者に、敵意はないようであった。
なれど私の内の恐れは、未だ警戒を解く事なく]
……アー…ヴェル…?
いいえ…知りませぬ……。
[短くも鋭い少女の言葉に、私は震える肩を小さくする。
身じろぎに少し身体はずり落ちる。
なれど座り込む事だけは――逃亡し難くなる事だけは、ならぬ]
< はしっ
と、猫の口が青いのをくわえたのは、どうやら一周りしてきたあとのようです。ようやく捕まえたそれに気を抜いたしゅんかん、たかくたかく飛んでいたわけですから、そのままはばたいて。
ガツン >
なーんだ、違うの。
怖い?
[何だか自分がナターリエを苛めてるような気分になってきた。急に、室内の明かりが強くなったような気がして振り返った。今度はヘルガだ]
ヘルちゃんおそよー。
確かにヘルちゃんの顔は怖いかも……[再びナターリエを振り返って] ……耳。
…。?
[階段を降りてきた影に、ゆるりと視線を向けて。]
――…、うわ!
[予想外に見覚えのある人で、思わず声が上がる。
たしか――ちょっと前に、えっと。すっごい怒られた。グーで。
だって、男の人なのか女の人なのか判んなかったんだ。
…今でも、わかんないけど。
見渡すような視線から出来る限り逃れようと、壁際に逃げてみる。
でも、さっきまで階段下にいたから、…見られてるかもしれない。]
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