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[気づけば、せわしない顔で辺りを見渡している少女を見つけ、シャロンは小さく苦笑した]
・・・貴方の友達かしら?
ごめんなさい。返します。
親友は・・・傍にいてほしいものですからね。
[と、優しく黒猫を抱き上げて、エリカへと差し出す]
・・・一応、何かの縁ですね。
名前をお聞きしてもいいです?
[いってる傍から出歩いてる黒猫をあららという顔で見ながら]
ま、まぁよろしくな!
今度暇があったら何時でも話してあげるよ。
んじゃま、俺は荷物でも置いてこようかね。
また後で。
[荷物を担ぎなおしながら軽く手を上げた]
9人目、迷犬 パトラッシュ がやってきました。
[緩やかに人が出入りする宿の扉。
その僅かに開いた隙間から、ついと何かの鼻先が割り込まれた。
そのままするり、と忍び込んできたのは犬。大型犬。
もともとの毛色は白か灰色……といったところだろうが、今は土埃にまみれ茶色くなっており、その判別は難しい。更には毛の長さが災いしてか体中に草やら葉っぱやらが絡み付いていて、お世辞にも綺麗とは言い難い。一言で言い表すならば、迷い犬。
侵入者に気付いた何人かの人が、おや、と驚いたように視線を向けたが。
全く意に介さず。
迷い犬はさも当然そうに落ち着いた足取りで歩いてきて、宿の一角にとふりと腰を下ろした。
疲れたように伏せて、軽く目を閉じる。]
[シャロンの気配が一瞬変わった気がしたが、目をやると猫と戯れる姿と、先ほど感じた気配とは違う雰囲気しか伝わってこなかった]
・・・ふむ。
あ、ランディありがとねぇー。
こいつが壊れたときは修理頼むよ。
作ってくれた人に頼むのが一番だからさ♪
さてと、僕はそろそろ眠らせてもらおうかな。
[キィキィと音を立てながら車椅子が一階の割り当てられた部屋へと動いていく]
んじゃ、おやすみねぇー。
[プラプラと皆に手を振りながら*部屋へと消えていった*]
〔ノブの含み笑いにいたたまれなくなって、そそくさとカウンターに座り、宿の主人に話しかける〕
おい、あいつら来たらこれ渡しておいてくれ。
それと、道具にも命は宿っている。丁寧に扱え、と付け加えるのを忘れずにな。
…まぁな。あいつら言っても聞きやしねぇけど、道具を壊したくて壊してるんじゃねぇことはわかってるさ。
〔主人がランディの目の前に麦酒と灰皿を置いた〕
〔間髪いれずに胸元から煙草を出し、一服〕
…彼女は?…ああ、宝石の調整してんのか…。ふーん。
ん?いや、別に、何でもねぇ。
〔ぶっきらぼうに言い放ち麦酒をぐびりと飲んだ〕
うん、お願いしますね!
それじゃ、またっ。
[手を上げるカルロスに元気よく手を振って。
それから、黒猫を差し出すシャロンの言葉にふるふる、と首を横に振る]
あ、気にしなくていいですよっ。
むしろ、ご迷惑じゃなかったですか?
[ほんの少し心配そうに問い返しつつ、黒猫を受け取って]
ボクは、エリカ。薬師の見習いやってます。
この子は、リエータ。
[にこりと微笑みつつ、名を伝える]
[部屋に向かうノブをお休みなさい、と見送って。
それから、声をかけられたのに気づき、あ、と声を上げる]
あれ……リディア?
わぁ、帰って来てたのっ!?
[久しぶりだねぇ、と。笑う様子は、本当に嬉しげなもの]
[犬の存在に気付いた宿の主人が慌てたように駆け寄ってきて、何とか追い返そうと箒を持ち出し威嚇するが、迷い犬はちらと片目を開けて見上げるばかり。動く気配は全くない。
やがて宿の主人も諦めたのだろうか、相手にするのを止めた。
結局、この犬は咆えもせず、大人しく隅に寝そべっているだけなのだから。小汚いのは問題だが……朝になればこの犬も出て行くだろうし、と納得することにしたようだ。]
[シャロンはエリカの言葉に、優しく目を細めた]
迷惑だなんて・・・そんな。
動物は、人間の太古からの友達ですからね。
何も、迷惑なことなんてありませんでしたよ。
[エリカからの自己紹介にシャロンはニッコリと笑って答えた]
私の名前はシャロン=アップル。シャロンでいいです。
私はいろんな所へ、町から町へ、人から人へとわたり行く旅人をしています。
・・・もっとも、今回は親友の旅のお守りなんですけどね。
[シャロンが小さく苦笑した]
[歩きつつ周りを見渡して]
ふ〜む…結構可愛い娘も多いみたいだな。
ま、話してみるのは後ででいいか。
まずは荷物荷物っと。
[部屋へと引っ込んでいった]
お邪魔虫ですかね、私。
いえ。いいんですよ。
仮初めの旅人よりも、原初からの友を大事にするのが、人間として必要なことですから。
つもる話・・・。
話し合ってくださいな。
おう。ノブおやすみ。
なんか不具合あったらいつでも言ってくれ。
〔ノブに向けてひらひらと手を振り返す…少し酔っ払っているらしい〕
…んあ?俺が酒に弱いのは爺ちゃんゆずりだよ。
俺だって何とかしたいのは山々なんだがよー…。
…今夜は、顔、見れそうにねぇな。出直すか。
〔最後の一文は聞き取れないほどの小声で放ち、席を立ち扉に身体を向けた。リディアの姿を確認〕
おう、リディアじゃねぇか。久しぶりだな。元気だったか?はは…ちょっと酒に酔ったらしい。また村の外の話は明日聞かせてくれよ。な!
じゃ、また明日だ。皆も早く寝ろよ!
〔足元をろくに確認していなかったため、そこに座り込んでいたパトラッシュに気づかず転びそうになったが、何とかバランスを取り戻し、宿を後にした〕
[変わらない友人の様子にくす、と笑い]
ええ、ちょっと用事と…お父様達に顔見せも兼ねて、ね。
リエータも元気そうね。
[エリカの抱く黒猫にただいま、といいつつ頭を撫で]
……と、なんだか犬やら猫やら随分賑やかなのね。
[伏せた白犬(だろうか?)に手を触れようかとして、やめておく]
迷惑じゃないなら、良かったです。
[シャロンの言葉にほっとした後、告げられたその名を小さく繰り返して]
シャロンさん、ですね。よろしくお願いしますっ。
[ぺこり、と頭を下げた後、続いた言葉に首を傾げる。
瞳には僅か、困惑の色彩が浮かんでいるだろうか]
そっか。
でも、元気そうで良かった。
[撫でられた黒猫、挨拶を返すようにごろごろと喉を鳴らす]
……そう言えば、いつの間にか犬がいるし……どこから来たんだろ。
[村では見た事ないなあ、と、小さく呟いた]
[エリカと話していたらしい相手に頭を下げる]
ああ……いえ、私疲れてますので今日はすぐに失礼いたしますし。
どうぞごゆっくり。
えっと……私リディアと申します。貴方は?
[見慣れない女性の姿に何度も視線を上下させながら]
[鈍い衝撃を体に感じ、どうやらそれの元凶であるおっさんの後姿を軽く睨みつける。
が、矢張り唸り声ひとつあげずに。
目の前に手を差し出しかけた女性へは、ちらと見遣って尻尾を緩く振っておいた。]
さて・・・
[小さく嘆息して、クローディアが望む宝石一式を手に弄びながら、一晩眠る前に、彼女に渡そうと歩いていく
───と。
普段なら、そのようなことあるはずもないのだが、階段の途中で、誤って手から零れだした。
それは、真夏に咲いた花火のように、色とりどりの花を宿屋中に咲かせて、二度と奏でることの無いシンフォニーの音を反射させた]
[ランディの後姿を、見たことある人?と首を傾げて見送る。
エリカの声が聞こえ]
あら、村の子ではないのね……どうしたのかしら。
[尻尾を僅かに動かした犬に視線を戻し、そっと身体を撫で]
賢い子ね……いい子。
[少し寂しそうだけれど、確かにそれは笑顔で]
[帰って行くランディには、お休みなさーい、と声をかけ]
うん、多分、迷い犬かな?
[リディアの言葉に頷きつつ、伏せたままの犬を見つめる。
寂しさを帯びたリディアの表情には気づいているのかいないのか、特に触れはせず]
……あ、お手伝いしますよっ!
[シャロンの声が聞こえれば、黒猫を下ろしてそちらへと向かい。
宝石を集まったなら、結局泊まりになったぁ、と呟きながらも、*借りた部屋で休むだろう*]
[何かが落ちる音に驚いて振り返る]
[床に散らばった宝石とその主を見やる]
あら……大丈夫ですか?っと……。
[足元にまで転がってきた宝石を拾ってその女性に手渡し]
どうぞ、お気をつけて。
[他にもあるかしら、と辺りを見渡して]
[身体を撫でられれば心地良さそうに尻尾を振る。
敵意はないという証、だけではなく、今度のそれは感謝の印でもある。
と、硬質な音を響かせて、きらきらと眩いものが辺りに散らばった。前足の近くにも青い宝石がひとつ転がってきたのを認める。]
[全身を衣服で覆い隠した女性が、困ったように(些かおっとりとではあったが)助けを求めるのを聞いて。
その宝石を口にくわえかけ、ちょっと迷い。
結局、前足で転がすようにしながら女性の足元近くまで持っていった。]
[自分でも周りに飛び散った宝石を集めながら、他人の協力を仰ぎながら、少しづつ、散らばった宝石を集めていく]
ああ。どうも、すいません。
ご迷惑をおかけいたします。
[少しずつ、少しずつ。
まるで、いつか散っていったような心を取り戻すかのように]
[そして、他の人間と同じように、宝石を自分の下へと持ってきてくれた犬に、目を丸くしながらも、そのまま、柔和な顔で、優しくその犬を撫でて、宝石を受け取った]
・・・賢い子。
だけど、貴方がもしも、人間の言葉を理解するなら駄目よ。
賢すぎる存在は・・・人間は駆逐するのだから。
[身体を撫でて尚大人しいその犬にふっと目を細めて]
名前……知ってる人はいないのかしらね……。
[残念そうに]
[またね、と手を振って階段をあがろうと]
[シャロンの言葉が聞こえたがそれには無言で]
[そういえば名前を聞き忘れていたその女性に頭を下げ、
*部屋へと向かう*]
[シャロンが自分の手に戻ってきた宝石を一つずつ数える]
・・・イーアルサンイーアルサンワンツースリーワンツースリーいちにぃさん。
・・・ひふみひふみひふみひひふう。
[宝石の数を数えると、シャロンが大きく頷く]
ああ。良かった。
これで全てですね。
すいません。こんな夜に。ご協力・・・感謝します。
[ペコリと頭を下げる]
・・・全く。
あの子が、あんな職業にさえならなければ、私がこんなに苦労する必要も無いのに。
今日は、絶対にそこを問い詰めてやるんだから。
[ブツブツと文句をもらしながら、与えられた部屋割りの隣の部屋へ、シャロンの姿が*消えていった*]
[三々五々、散っていく人々を眺めて。
自分も先ほど陣取った場所へと戻り、あらためて寝そべり直す。
目蓋を閉じて、耳をくるりと一度回して。
前足の顔を埋めて、うとうとと。
今日の疲れを癒そうと、*夢の中へ。*]
-昨夜・自室-
[石を手に、集中を続ける女性が一人。
石の波動を自分の中へ、自分の波動を石の中へ]
……ふぅ。
[やがて大きく溜息をついて首を振った。
思った以上にこの石は強いものだった]
急いで来て、良かったわ。
[隊商がこの村に向かうと聞いて慌てて飛び出してきた。
少しでも相性の良い石と出会いたかったから。
手にしていた石をそっと机に置いた所で]
……石の声?
[顔を上げて耳を澄ませる。
夜も更けた宿の中、微かな喧騒が聞こえた]
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