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お二人とも無事で本当に良かった。
…今回は私もいけませんでしたが。
くれぐれも危ないことはしないでくださいね?
夏休みだからって羽目の外し過ぎは良くないですよ。
[アズマとショウの様子に、小さく微笑んで安堵の息をついた。
調子が戻ってくれば結局小言が出たりもする。
まさかそれが日常茶飯事なのだとは思ってもみずに。
そんな間を計ったかのように室内で小さな音が鳴った。
振り返れば置時計の針は随分と進んでいて]
あ、もうこんな時間。
おやすみなさい一之瀬先輩、加納先輩。水月先輩も。
[それぞれに向かって小さく頭を下げ、室内へと戻る。
暫く影が動いた後、その部屋の明かりは*消えた*]
…まーだ、愁傷してませんカラ。
[ウミの言葉に、はぁ、と小さく溜息を零して。
と、ショウの言葉に、其方へと視線を向ける]
や、目の前で真下にスットン行かれた方が心臓に悪いッスし。
…代わりに、何か今度飯食わせてくれれば。
[それでチャラって事で。
コンクリートの上に転がったままの携帯を拾い上げながら
へら、とショウの笑みにけらりと返す。
…ちゃっかり見返りは頂く所存。]
んじゃ、そろそろ消灯時間ッスし、中入りましょーや。
九条も、水月もおやすみー。
[カラリ、とガラス戸を開けてヒラリと手を振って。
ショウが室内へと入れば、戸を閉めると同時にカーテンを*ひくだろう*]
[ウミの相手をするだけ無駄と決め、顔を逸らす。]
外してねーってば。
遊んでねーもん。
[ヨウコに返す言葉は強情で、そこは譲る気はないらしい。
中へと引っ込む影を見送り、おやすみー、と声をかけ]
二階、つっても。落ちたら痛いよなー…。
[呟きながら、先程の事を思い出して、小さく身震い]
そんくらい、いつものコトだし構わねーケド。
…あ、でも、外食奢れとかはパスな。
金、あんまり使えねーの。
[望まれる見返りに、何がいいか真面目に思案。
アズマに促されるように中へと入り、自分の部屋へと戻れば、
後輩に帰還報告の電話を済ませて―――
そこでもやっぱり、*小言を食らうに違いない*]
はーい、おやすみー
[そう言って部屋に引っ込む3人に手を振る]
さて、そろそろ先輩も帰ってくるだろうし、私も引っ込むとしますか
[そう言うと窓を閉め*カーテンを引く*]
フユ が参加しました。
[田舎と呼ぶほどに都市性を失った訳ではなく、また都会と呼ぶほどに自然を失ってはいない街。
日頃から学園関係者以外の人通りが殆ど無い道にかかる新緑は、朝の清らかな光を透かして爽やかな木漏れ日をフユに投げかける……
といった事も無く、新緑の隙間から覗く空は薄曇りだった。
折からの、夏めいた湿気が益々その重量を増している。]
[桜繚学園三年、榎本芙由。
吹奏楽部部長。
フルート奏者。
その他、彼女が纏う様々な肩書きのひとつとして、一般的には絶対音感と呼ばれる認識力の所有。
学園は現在、夏期休暇を迎えたばかりだ。
生徒の多くは寮から実家へと帰省する。
その中、一部の生徒だけは様々な事情や思惑で寮へ留まる。
それでも、フユの期待していた程の静寂が訪れることも無く
日々の授業から解放された生徒たちは、夏の大気が持つ独特の開放感の後押しを受けては学園を騒がせていた。
そしてそれらの喧噪は、フユにとっては耳障りな雑音でしかなかった。]
[早朝の散歩から学園敷地内へ戻る。
フユは寮の東棟、所謂女子寮を見上げた。
自室の窓にはカーテンが引かれている。
生徒達が大気を騒がせるにも、日差しに打ちのめされるのにも、まだ少し早い*時刻。*]
―自室―
[微かな風にカーテンが揺れる。
閉じたノートに片手を置いて、熱気を孕んだその風に目を閉じる。
賑やかな蝉の鳴き声は、今日も暑い一日となることを告げているかのようだった]
この先は調べに行かないと。
[手持ちの参考書では足りない部分が課題にあって。
午後からは図書館で資料を探そうと、ノートを鞄に仕舞った。
支度を整え、窓を閉めて部屋を出る]
[あつい。
だけど部屋を出た彼女は、片手に銀のバトンを持って外にいた。]
んー難しい!
[かんかん日照りに銀は光る
くるくるくる
…………ぽとり
ぬるい風が流れた]
無理!ちょー無理!
[小さな体のバネは良く、拾いあげたバトンをしっかり握る。
白のタンクトップもハーフパンツも、機能性を重視している。]
あっついのが悪い!
[炎天下で汗をかいた体は気分が悪く。]
…………シャワーあびよ。
[鞄を片手に廊下を歩いてゆくと、前方に小柄な影が見えた]
あ、マイちゃん。
[動きやすそうな格好に銀のバトン、全身汗だらけの状態に小さく笑った]
今日も暑いよね。練習、お疲れ様。
―剣道場―
[ぱぁんっ!と乾いた音が響き渡る。
次いで、響く、踏み込みの音。
鋭い気合。気迫の交差。
夏の熱気とは異なる熱さの支配する空間に響く、音、音、声]
「……レベルたけぇ……」
[離れた所でその様子を見ていた一年生がこんな呟きをもらす]
「各務センパイって、確か中学時代に全国大会二連覇してるんだっけ?」
「去年の新人戦も凄かったっていうよな〜」
「その各務センパイと渡り合ってる香坂センパイも凄いよなぁ〜」
こんな日は気力も萎えちゃいそうだよね。
ええ、ちょっと図書館まで調べ物に行こうかと思って。
あそこなら涼しいし。
[一石二鳥になるから、と笑った]
そうそう!外きっつくって!
練習中断!
[笑って]
そっかぁ
図書館はすずしいよねー
わたしもあとでいこうかなぁ……
あ、シャワーあびたらだけどね!
[*本気で考えているようだ。タオルぱたぱた*]
[そんな後輩たちのやりとりなど、当然の如く意識の外。
ぶつかり合う当事者たちは、相手の隙を読む事に神経を集中させて。
ケンの竹刀が微かに揺れる。
深呼吸、一つ。
気合と共に踏み込み、面を打ちに来るのをいなし、気合を放ちつつ竹刀を横に滑らせる。
伝わる手応え。
竹刀が胴を捉えれば、そのまま打ちきる。
ざわめき、後、静寂]
「っきしょ〜……お前、そこから抜き胴とか、避けらんないからっ!」
避けらんないから、って、避けられたら困るからっ!
[礼を交わし、面を外すなり文句を言うケンに、*浮かぶのは苦笑い*]
[自販機で飲み物を買いながら
寮に戻ると、廊下を駆け抜ける小さな影。]
マイコ、こんな暑い中で練習?
脳が煮えて馬鹿になる。これ以上馬鹿になってどうするの。
ちゃんと水分取りなさい。
[フユはややあきれ顔でマイコを引き止め、飲みかけのスポーツドリンクを押し付けた。
浴場へ向かうのか、マイコは走り去る。]
……暑い中で走り回ってられるかっての。
そうね、汗かいたままじゃ気持ち悪いもの。
それじゃ、また後で。
[頷いて、部屋に戻るマイコと一度別れた。
すぐに用意を整えて出てきた彼女に追い抜かれたりもしたが。
暑くてもまだまだ元気なその様子に笑みが浮かぶ]
[廊下の先、こちらに向かってきた先輩がマイコにスポーツドリンクを渡すのが見えた]
こんにちは、榎本先輩。
先輩も残られていたんですね。
[そちらに近付いて丁寧に頭を下げる。
憧れの先輩を前にして、少しだけ緊張しながら]
−朝/自室−
[帰りが遅かった事もあり、すやすや、夢の中。
二段ベッドの上で、寝返りを1つ、2つと打つ。
一応は身体を覆っていた毛布は隅っこで丸まって、
一緒に蹴られた何かは柵を乗り越えて床に落ちる。
蹴った当人はと言えば、暑さのせいで寝苦しいのか
また何度か横に転がって、
ガツンッ
―――盛大に、壁に頭をぶつけた。]
………ぅうぁ〜…、
…目ぇ覚めた。
脳細胞何万個か、死滅したっぽいケド。
[目の端にじんわり涙を滲ませながら、身を起こす。
カーテンの合間から細く差し込む陽の光に朝を知る。
まだじぃんと痛む頭を幾度かさすると、伸びをして。
柵に手をかけ、身体を乗り出して、ぐるんと下を覗く]
タマキ、はよーっす…って、
[が、空の、整然としたベッドを見て、ぱちくり、瞬き。
―――そういや、家帰ったんだっけ。
ああ、と思い当たって、ひとり納得する]
[転がり落ちていた何か―――
黄色いピーマンに、羽のような手の生えたぬいぐるみを
拾って抱きかかえると、ぺたん、と座り込んだ。
残る眠気に欠伸が出そうなのを堪えると、また涙が滲む。
抱いているそれだけではなく、
机の上や、部屋のあちこちに置かれているぬいぐるみたち。
小さなものから大きなものまで、種類も、多種多様。
何よりベッドの中には大量で、三分の一程を占拠していた]
…慣れねーなぁ。
[暫くぼんやりとしていたが、ぽつん、呟きを落として。
僅かに開いた窓の向こうからは、聞こえる蝉の大合唱。
それを塗り潰すように、遅れて、目覚ましの音が*鳴り響いた*]
はい、私は多分これからもずっとですけれど。
残っている人、意外と多いんですね。
[仲の良いクラスメイトやルームメイトは殆どが帰郷したので、そちらの方が多いのかと思っていた。
初めての寮の夏休みは、案外賑やかで]
先輩は何かご予定があるんですか?
ふうん。
帰らないの。
[『アンタ見てると家庭円満って感じがするけど』
言いかけた言葉を飲み込んだ。複雑な家庭事情の持ち主が居ない訳ではない。例えばフユのルームメイト。
廊下の壁に軽く肩をもたれかける。壁が冷たい。]
本当、人が多くて嫌になる。意外と、ね。
いつも帰ってたから、常にこうなのかは知らないけど。
私は、受験生だから。
こっちの方が敷地が広い。練習には向いてるの。
はい、両親ともに海外ですから。
[飲み込まれた言葉までは分からない。
小さく首を傾げてそう答えて]
そうですね、もっと静かになるのかと思っていましたけど。
先輩は音大を目指されていたのでしたか。
確かに学校の方が練習しやすいのかもしれませんね。
[フルートの音色は朝の生徒会室で良く聞いていた。
澄んだ音色に聞き惚れた、それが興味をもった切欠]
もし良かったら、今度どこかでフルートの演奏を聞かせていただけませんか?
一度ちゃんと聞いてみたいと思っていたんです。
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