87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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─ 大広間 ─
あ、そう、ですね。
お願いします、アレクセイさん。
[冷静に対処してくれるアレクセイの声>>69に、はた、と気付いて。
僕は申し出をありがたく受けて毛布と薬の用意を頼む]
(73) 2013/09/08(Sun) 00:24:58
みょー、なかんじ…?
[オウム返しにするプラーミヤの様子は、その言葉>>70の意味を取れずにいる事は一目瞭然]
みょーな、かんじ、は、たのしく、ない?
[すう、と白い貌から笑みが消え、青い瞳を覗き込む]
(74) 2013/09/08(Sun) 00:28:19
(75) 2013/09/08(Sun) 00:28:48
[その一言だけ、たどたどしさの抜けた口調で紡がれた声は、プラーミヤを見たもう一人>>71にも届いただろう]
(76) 2013/09/08(Sun) 00:32:45
[深めの呼吸が繰り返される。
ソファーの背に凭れるオリガの胸が呼吸のリズムで上下する。
眩暈は、もう感じない。
案じる言葉を紡ぐサーシャ>>68を近く感じる]
――…ありがとう。
私よりも、サーシャさんの、左足。
痛くありませんか?
私なんかの為に、無理はしないで。
[ぽつりぽつりと吐息の混じる声を向けた。
まだ朧気な視界の中にサーシャの隻眼が映り込む。
ふっと影が落ちて、額に何か触れると
その温度に、心地よさげに目を細められた]
(77) 2013/09/08(Sun) 00:32:46
─ 大広間 ─
それなら、薬は私がお願いしに行ってきます。
[何をしていいのか、私はすぐには思いつけない。
アレクセイ>>70に提示されて、ようやく行動に結び付く]
無理はされない方がいいです。
動けなくなってしまったら、大変。
[オリガ>>72の力ない声が聞こえたのでそちらに顔を向けて、今度は髪が大きく揺れない位に首を左右に振った]
(78) 2013/09/08(Sun) 00:33:00
[抑えていた右手をそっと外し、ゆっくりと左目を開く。
痛みは治まったものの、焦点をうまく合わせられない。
いつもよりさらに仏頂面を貼り付けつつ、右目であたりを見回す。
中性的に思える髪の長い人>>64に目が止まる、ああアレは先に見かけた…… ぎこちない言葉は外国人か?と思いながら、また視線を移す。
知らない顔がまた二人。スカートとワンピースからどちらも女かと判断しつつ。
手当を受けるオリガを遠巻きに見る。
勿論、自分の手が必要ならば貸すけども。]
(79) 2013/09/08(Sun) 00:33:54
─ 大広間 ─
雨に濡れたせいもあるのでしょう。
無理せず、休んでいて下さい。
[朦朧としている様子のオリガ>>72に声をかけてから、サーシャ>>73に頷き]
えぇ。
メイドさんに聞けば場所は解るでしょうし。
サーシャさんは傍で様子を見て─…?
[毛布と薬を取りに行こうとしたところで、ベルナルトと名を知らぬ誰かが何やら話しているのに気付いた。
その様子がどうも妙に思えて、眉を寄せて]
…何を話しているのやら。
[落とした呟きは、どちらに向けてのものか]
(80) 2013/09/08(Sun) 00:34:40
─ 大広間 ─
[オウム返しに繰り返す様子>>74に、あ、これ通じてねぇ、と直感的に感じ取る。
とはいえ、状況の異常さを説明するのも面倒そう、と思った矢先]
……っ……。
[白い貌から、笑みが消える。
それまでとは対照的に、澱みなく告げられる言葉。>>75
背筋に冷たいものが走ったような、そんな気がした]
きっと、愉しい、ね。
……つまり、あんたは、どーいう状況でも、愉しい……たのしめる、って事でいーのかしら?
[確かめるように、問う。
氷の青に浮かぶのは、探るような鋭いいろ]
(81) 2013/09/08(Sun) 00:39:30
[ふっと、出会った時のキリルの顔色を思い、まさか「彼女」まで倒れてしまったらなどという思考も過ったが。
「彼女」はきちんと食べている姿は見ていたし、大広間の扉に向かう背を引き留めることは無かった。
メーフィエの耳には、若い男>>69からの手伝いの申し出もまた届く。
少しだけ思案してから、メーフィエは彼の方へと足を向けた。]
あたしも行きます。
毛布なら客室に、確かあったから――えっと、アレクセイさん?
[彼自身からの名乗りは聞いていなかったが、サーシャ>>73が呼んだ名前から、おそらくと見当をつけて]
(82) 2013/09/08(Sun) 00:39:51
─ 大広間 ─
あし?
……あー。
[深めの呼吸を繰り返すオリガ>>77に言われたことに、僕は一度きょとりとした表情になる。
少し考えて、左足を捻挫していたことをようやく思い出し、片目が一度左足へと向いた。
今は床に膝を付いているから、捻挫した足首に然程負担はかかっていない。
けれどすっかり忘れて動いていた間に何かしらの負担はかかっていてもおかしくは無かった]
捻挫のことなんてオリガが気になってすっかり忘れてたよ。
[視線をオリガへと戻して苦笑気味に笑う。
何だか微妙に恥ずかしいことを口にしたような気がするが、僕は特に意識せずその言葉を紡いでいた。
額に触れた手に返る温度はやはり高い。
大広間に来る時に受けた温度とは真逆を示すそれに、僕は心配げな表情を浮かべる。
僕の体温はオリガにとっては心地良いのか、細められる瞳を見てほんの少しだけ僕の表情に安堵の色が宿った]
(83) 2013/09/08(Sun) 00:44:44
[大広間の扉へ向かう際、女の子>>65の傍を通り過ぎる。
可愛い子だな、なんて思いながら、それでも今は急ぎの用があったから声は掛けずに]
― → 一階廊下 ―
……あ。
すみません!
[部屋を出てすぐ。
丁度良すぎるくらいのタイミングで、メイドが目の前を通り過ぎていく。
呼び止めるとやはり無表情が振り返った。さっき沢山いたメイドのうちのどれだろう、なんて考えかけて止めた]
(84) 2013/09/08(Sun) 00:45:54
[薬に毛布と聞こえてその厚意がじわとしみる。
今日会ったばかりの相手をこんなに案じてくれるなんて
優しい人達なのだとたゆたう意識がそう感じる]
――…。
リディアさんも、ありがとう。
はい、無理はしません。
[向けられたリディアの声>>78に素直に頷く]
アレクセイさんも、ありがとうございます。
[休んでいてとアレクセイの声>>80聞こえ
感謝の言葉を紡いでから、一度目を閉じた]
(85) 2013/09/08(Sun) 00:46:56
― 大広間 ―
[私の反応は遅かったらしい。もう一人、もっと屋敷内を知っていそうな人>>82が先に動きだしていた。
どうしようかと周りを見回して、ジラント>>79の仏頂面に気がつく]
ジラントさんも、お加減が良くなかったりしますか?
[会話の邪魔などはしないようにしながら、私は声を掛けた]
(86) 2013/09/08(Sun) 00:48:42
─ 大広間 ─
はい、よろしくお願いします。
リディアさんとメーフィエさんも、ありがとうございます。
[アレクセイの言葉>>80と、更に申し出てくれたリディア>>78とメーフィエ>>82にも礼を言って、僕は軽く頭を下げた。
途中、アレクセイの言葉が途切れたのには、ベルナルトともう一人に片目が向くものの、何の話をしているのか分からなかったためにただ視線を向けるのみに]
(87) 2013/09/08(Sun) 00:49:22
─ 大広間 ─
、はい?
[ベルナルト達に向けた視線は、女性陣からの声>>78>>82を受けてすぐに外れた。
だから、名を知らぬ誰かが零した言葉とその表情>>75を見ることは叶わず。
それが幸か不幸かは解らないが、ともかくリディヤとメーフィエの申出は有り難く]
ありがとうございます。
では薬はリディヤさんお願いします。
で、毛布の在り処まで案内をお願いしたいのですが…
私はアレクセイで合っていますよ、お嬢さん。
あなたのお名前もお教え願えますか?
あぁ、移動しながらで結構ですので。
[彼女に苦笑を向けながら、大広間を出ようと促し。
異論がなければメーフィエの案内で客室へと向かった*]
(88) 2013/09/08(Sun) 00:49:27
あの、オリガさ…… お客さんの一人が、倒れちゃって。
濡れタオル、欲しいんですけど。
[眉を寄せながら、頼まれた事をそのまま伝える。
正直に言うと、濡れタオルをどう使うのか、それすらボクは分かっていないけれど。
まあそこはサーシャさんに渡せば何とかなるだろう、と思っている。
メイドは無機質な声でかしこまりました、と言って、すぐに踵を返した。
その後をボクもついて行った。折角だし、少し屋敷の中を見ておこうなんて思いもあった]
(89) 2013/09/08(Sun) 00:51:25
……。
[心の奥の不可解な理解。何のために、という理由をすっぽかして、刻み込まれた「殺さなければ生き延びられない」>>#3ということ。
それを、周囲の様子を伺ったまま考え込んでおれば。
不意に掛かる声>>86、 はたと顔を向ければ。
右目にリディヤが映る。]
ああ……いや、俺は大丈夫だ。
その……ちょいと疲れたんだろな。
すまんな、ありがと。
[仏頂面をどうにかこうにか緩めようとしたけども、成功したかどうか。
アレクセイからリディヤの指示が聞こえ。]
ま、俺の事は構わずに、オリガをよろしく頼むわ。
(90) 2013/09/08(Sun) 00:57:45
[その若い男――アレクセイに対しては、別の少女>>78からも手伝いの声が挙がった。
なれば自分の方は毛布を運ぶ手伝いだけで良いのだろう、と。
もうひとり、焦点が合っているのか合っていないのか、何処か気に掛かる眼差しの男>>79の姿も捉えてはいたが、今はオリガの件が先だと、足を動かそうとして]
………?
[一度立ち止まったのは、そのはっきりとした響きの声>>75が耳に届いたから。
先程までの口調から「異邦の」人ではないかと見当はつけていたが、それを覆すような言葉の響きに、ぱちりと瞬いた。]
貴方……ううん、なんでもない、よ。
[不気味だという悪態と、確かに覚えた恐れは胸中にのみ仕舞い込む。]
(91) 2013/09/08(Sun) 00:58:22
― 大広間 ―
[明かり灯る大広間では目を閉じても完全な闇は訪れなかった。
瞼の裏に己の赤がうっすらと感じられる。
再び目を開ければ何だか眩しく感じられて柳眉が寄った。
サーシャの声>>83を聞いて少しだけ困ったような顔をする]
雨の間に、安静にしなきゃ
森を抜けるのに、辛くなってしまいます。
だから――…、大事にして下さい。
[整備されぬ道ならぬ道を通ってきたから
サーシャの足を案じて言葉を向けた。
忘れていた理由に戸惑うように眸が揺れる]
サーシャさんは、優しいんですね。
キリルさんや、リディアさん、アレクセイさんに、メーフィエさんも
会ったばかりなのに、こんなに親切にしてくれるなんて……
(92) 2013/09/08(Sun) 00:59:07
― →大広間 ―
[それから少し時間は経ち。
大浴場の洗面器に水を張り、そこに途中で取ったタオルを浸したものができあがる。
メイドに差し出されたそれを、ボクは腕に抱え]
ありがとうございますっ……とと……
[頭を下げて、水がこぼれそうになって慌てて体勢を立て直した。
それから無表情に見送られ、ボクは再び大広間へ戻る。
水を零さないようにとゆっくり歩いたから、戻るまでに時間は掛かってしまったけれど**]
(93) 2013/09/08(Sun) 01:03:32
キリルは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:04:03
― 大広間→ ―
[本人の口からアレクセイの名を聞き>>88、合っていたとほっと一息。
それから、苦笑を向ける彼に対しすぐに名乗ったのは、まだ己の呼び名を名乗っていない相手が他にもまだその場に居たからだった。]
えっと。あたしは、メーフィエって呼んで下さい、アレクセイさん。それに、皆も。
じゃあ、早速行きましょう。
リディヤさん……も、薬の方、宜しくお願いしますね。
[アレクセイつてに聞いた少女の名を口にしながら、メーフィエは一先ず、廊下へと出て行った。]
(94) 2013/09/08(Sun) 01:05:29
― 大広間 ―
はい。分かりました。
[オリガ>>85の素直な返事に、私は微笑み返す。
サーシャ>>87とアレクセイ>>88の言葉を受けて、私も動けることに安堵しながら頷いた]
お疲れですか。
それなら、薬よりお茶の方が効きそうですね。
[頼むと言われ、はい、とジラント>>90にも頷いて、私は一度広間を出てゆく]
(95) 2013/09/08(Sun) 01:08:41
─ 大広間 ─
どうかしましたか。
[その声>>75を聞いていなかったから、メーフィエが立ち止まった>>91のに首を傾げて。
リディヤがジラント>>79に声をかけた>>86のにも気付けば、彼にも何か変調が起きたかと案じる視線を向け]
大丈夫ですか?
体調を崩されているなら、無理は禁物ですよ。
[ジラントだけでなく、他の皆にも届くように声を投げてからメーフィエに視線を戻し]
あなたも、疲れていると思ったら言って下さいね。
私でも毛布位は運べますから。
[メーフィエと名乗った彼女>>94に笑みと共に告げると、リディヤ>>95に続く形で廊下へと出ていった**]
(96) 2013/09/08(Sun) 01:14:45
アレクセイは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:16:41
─ 大広間 ─
[オリガの額に宛がっていた手は次第に彼女の体温で熱を帯びて。
後は冷やすものが来るまで待とうと、オリガの額から手を外した]
うん、それは、分かるんだけどね。
何と言うかこう、居てもたっても居られなくなったと言うか───
…はい、気をつけます。
[僕を案じてくれるオリガの言葉>>92に、もごもごと言い訳を口にしていたのだけれど。
これを言い返すのは相手の厚意に失礼だと思い直して、ちょっと敬語になって言葉を受け取った]
そうかな?
目の前で辛そうな人を見て見ぬ振りするのもなぁ、って思うし。
会ったばかりではあるけど、同じ境遇で集まった同士なんだしさ。
親近感みたいなもの、かな?
[あれこれと理由はつけるけれど、一番の理由はまぁ、推して知るべし]
(97) 2013/09/08(Sun) 01:17:13
― 大広間 ―
[近い温度になったサーシャの手>>97が離れる。
熱が伝わってしまったから大丈夫と言葉は重ねられない]
……心配で言いすぎてしまいました。
でも、気をつけてくれるなら、安心、です。
[声はか細くあすけれど掠れはしない。
喉に違和感はなく、風邪よりも疲れと――
女主人の話に知恵熱でも出たのかと思う。
敬語になるサーシャに僅か首を傾げ、見上げて]
そう、思えるのは――…
やっぱり優しいんだと思いますよ。
(98) 2013/09/08(Sun) 01:29:01
メーフィエさんも、よろしくお願いします。
[ようやく名前の知れた女性>>94に微笑みかけ、広間を出た私は使用人の一人を捕まえる]
熱冷ましの薬が欲しいのです。
できれば、どこに置いてあるかも教えてくれませんか。
他の薬も必要になるかもしれませんから。
[相変わらず無表情なメイドに、最初の願いは受け入れられ、後半は拒否された。それが必要となったら教えると言い張られて、今必要な薬を貰うために私は引き下がるしかなかった]
(99) 2013/09/08(Sun) 01:34:24
分かりました。今はそれだけでいいです。
必要になったら、お願いしますね。
[念は押して暫く待つと、痛み止めにもなる熱冷ましの薬が、水差しとコップも添えた盆に乗せられて来た]
これくらいは必要になるかもしれません?
そうですか。ありがとう。
[私は首を傾げながらその盆を持って大広間に戻り、オリガとサーシャの下へ届けた**]
(100) 2013/09/08(Sun) 01:36:15
[鋭い視線と共に問い返す声>>81プラーミヤは再び瞳を細めた]
……よばれた、から。
あなた、も、みんな、おなじ。
[その言葉は、相手には、否定肯定、どちらに聞こえたか?プラーミヤは知らない**]
(101) 2013/09/08(Sun) 01:38:34
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:39:53
プラーミヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:40:35
─ 大広間 ─
うん、気をつける。
ありがとう、心配してくれて。
…オリガも優しいと思うよ?
僕のこと、そうやって心配してくれるんだもの。
[今大変なのはオリガの方なのに、僕を案じてくれる>>98のは申し訳なく思いつつも、嬉しかった。
だから、僕はオリガも優しいと口にして笑みを向ける。
感情を体現したい衝動にかられたけれど、流石にそれは拙いだろうと思い自重した]
へへ、オリガがそう言うなら、そうなんだ、って思っとく。
[僕を優しいと繰り返すのにも笑いながら返して。
毛布や薬を取りに行く面々を見送りつつ、僕はオリガの傍に留まった。
足に負担をかけないためでもあったし、何よりその場に居たかった*から*]
(102) 2013/09/08(Sun) 01:45:20
サーシャは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:46:31
─ 大広間 ─
[呟き>>80や、向けられる視線>>87は気づいていたものの、そちらへの反応は後回しにして、今は目の前に意識を向ける。
問い返しに、再び細められる瞳と、たどたどしく綴られる返答。>>101
氷の青は一度、閉じられて]
……よばれたから、ね。
[返された、最初の一語を繰り返した後、再度開かれた青にあるのは、どこかたのしげないろ。
否定肯定どちらに捉えたのかは、見た目からは判ずる事はできない]
わかった。覚えとくわ。
[さらりと返した後、氷の青は男から逸らされた。**]
(103) 2013/09/08(Sun) 01:49:27
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:52:51
― 大広間→二階客室 ―
あ。ううん、なんでもない……です。
[アレクセイ>>96に首を傾げられてしまった時は、はっと首を横に振った。
「無理は禁物」と彼が言うのには、リディヤが声を掛けた先の男をまた一瞥したりもしたが。
自分に対しても直接告げられた言葉に、はたと瞬き、それから笑みを作って返してみせた。]
その……お気遣い、ありがとうございます。
無理はしないようにしてます、から。
[リディヤ>>99から返ってきた笑みにも、緩く笑みを作って会釈を一つ。
やがて彼女の後から、大広間を出た。
メーフィエの足は階段を伝い、二階へ、宛がわれた客室へと。]
(104) 2013/09/08(Sun) 01:55:37
あー……うん、後で暖かい茶でも頼むさ。
ま、ちょっと大人しくしときゃぁ大丈夫さ。
[余計な心配をかけたくないという年長者の無駄な意地から、左目の不調に気づかれないように注意を払い、リディヤやアレクセイ達を見送って、座ったまま顎に手をやる。
オリガのそばにはサーシャがついている。物腰柔らかい彼なら任せておいて大丈夫だろう、と。
視線はベルナルトと外国人らしき人へと。
ベルナルトの問いかけに答える人の声>>101。]
……よばれた、ね。
[嫌でも思い返すのは、森で聞いたあのコエ。]
気に入らねぇな。
[得体のしれないモノに動かされているような、そんな気がして吐き捨てる。
左目の焦点は、まだ*合わないまま。*]
(105) 2013/09/08(Sun) 02:00:12
ジラントは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 02:01:36
― 客室→二階廊下 ―
[少しひんやりとした客室。
一度ベッドで身を休めていたものだったから、その上に置かれていた毛布もくしゃりと丸められてしまっていた。
ほんの少しだけ躊躇いが胸の内に過ったが、それでも湿っていたりなどはしていなかったから、オリガのもとに届けるには問題ない、と思うことにした。]
とりあえずは、この一枚があれば大丈夫かな。
[ハンガーに掛けた毛皮のコートは、幾らか雨水も乾いてきているようだったから、自分の分の毛布替わりはこれで良いだろうと思う。
少しだけ重量のある毛布を抱えて、部屋を出て。
真っ直ぐに、大広間へと戻る道を行く。]
――…。
何だかまるで、人が変わったみたいだった。あの人。
こんなゲームで、人が変わったりも……しちゃうのかな。
[ふっと零したのは、先程アレクセイに、どうかしたのかと問われたことに対して。
それは丁度、たどたどしい言葉遣いだった筈の男に言い掛けた言葉でもあった。**]
(106) 2013/09/08(Sun) 02:02:49
[視界の片隅に過る白い靄。
きっとそれは熱が見せるまぼろしなのだろうと思う。
だから、誰にも言わず己の心の深き場所に沈めた。
優しいの言葉がサーシャ>>102から返ると
驚いたような表情が浮かび]
――…そんな風に言われると
何だか照れてしまいます。
[頬に手を宛てがい目を伏せてぽつと呟いた。
笑みの形は辛うじて見えたけれど視線重ねるのは
何となく恥ずかしく感じられる。
サーシャの考える事は知れないけれど
オリガ自身が今弱っているからか親切にしてもらっているのは感じて]
ん。
……何かお返し出来るといいんですけど。
[傍に付き添うサーシャと案じて動いてくれた者を思い呟く]
(107) 2013/09/08(Sun) 02:04:47
[ややして洗面器を抱え戻ってくるキリル>>93]
――…ありがとう、キリルさん。
重かったでしょう?
[案じるように声を掛けて感謝を伝える。
器を満たす水に触れられたら心地良いだろうか。
キリルの方へと手を伸ばしかけて]
(108) 2013/09/08(Sun) 02:15:03
メーフィエは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 02:19:46
[リディア>>100が運んでくれた盆には薬とそれを飲むのに必要な一式がのる。
彼女から薬の説明がされるなら頷き]
熱冷ましは効きそうですね。
リディアさんも、ありがとう。
きっと、すぐによくなりますね。
[年下であろう彼女にほのかな笑みを向けた]
(109) 2013/09/08(Sun) 02:21:03
[よばれた、とプラーミヤの言葉>>101が鼓膜を震わす。
森の中できいたコエ。
アナスタシアの言葉と共に響いたコエ。
それが思い出されて、微かに柳眉を寄せた]
――…森の中で『オイデオイデ』って呼ぶコエが
……聞こえたような、気が、したんです。
[躊躇いながらもそれを言葉にして]
でも、それも、空耳、ですよね。
きっと、気のせい、なんですよね。
[空耳であって欲しいと思うから
不安げに潤み帯びる双眸を大広間に居る者にむけた**]
(110) 2013/09/08(Sun) 02:31:55
オリガは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 02:34:00
[広間に拡がる、恐れ、戸惑い、そのどちらとも無縁なプラーミヤは、声にたのしげないろを滲ませた男を見つめる>>103]
おぼえて、おく。
[オウム返しの言葉と共に、ちろりと紅い舌が乾いた唇を舐めたのは、視線を逸らした男には見えただろうか?]
(111) 2013/09/08(Sun) 09:06:39
[幾人かの視線が不吉なモノを見るかのように白い貌を過っても、意に介さず、ただ、愉しげな笑みを浮かべ]
ソラミミ?
[不安げな声>>110を耳にすれば、くすくすと嗤い声を漏らした。
もし嗤う意味を問われても、プラーミヤは答えない。
誰もが、その答えは、知っているはずだから]
(112) 2013/09/08(Sun) 09:21:53
[やがて、ゲームの参加者達の姿が、大広間から減っていくと、プラーミヤも、ひっそりとその姿を消す]
愉しみだね。早く…始めたい。
[抑えられない熱を吐息にまぎらせるような囁きは、闇の中**]
(113) 2013/09/08(Sun) 09:27:44
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