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左腕に朱い花、かぁ。
花は人狼を引き寄せる、とかあった気がするけど、わざわざ見せたんだ?
団長さんの考えが良く分からないよ。
[人狼が居ると言われている中で見せることがどれだけ危険かも熟知してそうなものだが、それであっても見せたと言うことになる。
そう零して首を傾げた後、エーリッヒは前日と同じように掃除用具を取りに行った。
戻る頃にはウェンデルがタオルやシーツを持って来てくれていて、タオルは数枚をヘルガの元へ、残りを掃除にあて、シーツでギュンターを包むことに。
包まれたギュンターの骸は予定通り、倉庫へ運ぶことになる**]
─ 団長の部屋 ─
[カヤの促し>>66に応じたヘルガがその手を借りて立ち上がる。>>67]
いえ、謝られるような事では。
[紡がれた謝罪に短く返した後、深紫は団長の亡骸へと向く]
……幻燈歌に謡われる役割に殉じよう、とでも。
考えられたのやも知れませんね。
[考えがわからない、と零すエーリッヒ>>70に告げるのは自身の推測]
『双花』は、人々を導く者、と謡われる存在。
牙を寄せると知りつつも、先頭に立とうとなされた……と考えれば、合点も行きます。
[その結果を考えていなかった、とは思えぬが、あながち間違ってはいないだろう]
[道具を取りに行ったエーリッヒや、タオルを取りに行ったウェンデルが戻るまでの間、僅かに目を伏せ思案を巡らせる]
……幻燈歌が現実となり、団長殿がこの在り方を選択された……と言うならば。
[逃れられるものではなさそうだな、と思う。
遠い昔、伝承の一端であったという、己が先祖。
幻燈歌を諳んじる事を家訓と決めたその人と、同じ力が己にある可能性は否めない、が]
(仮に、あったとして……人が死なんとわからん。というのは。
厄介に過ぎるよな)
[選択を間違えれば、取り返しのつかぬ事になるそれに。
感じるのは、現実的な頭痛のみ、だった。**]
[タオルとシーツを抱えて戻ると、カヤとヘルガはすでに部屋から出ていた。
そして、その場に残った男性陣に、持って来た物を渡し、ヘルガにもタオルを渡す]
[そして、シーツでギュンターの骸が包まれてしまうまでは、視線を逸らして、廊下で待っていた]
[昨日の様子を知る者から見れば、少年の態度は不思議ではなかったろう。
それでも少し青ざめながら、部屋の掃除は手伝った]
...あ、これ...
[その途中、部屋の中にあった書簡と人狼伝説に関する本を見つけて声をあげる]
もしかして、ギュンターさんの言ってた、中央協会からの手紙でしょうか?
[中身を読めば、少しは手がかりがあるだろうか?]
どうしますか?
[死者の持ち物を勝手に読んでいいものか?神学校の学徒としては躊躇いがあって、書簡については周りの大人達に判断を仰いだが、結局は中身を確かめることになった]
[書簡の中には、ギュンターが口にした通り、人狼の存在と、幻燈歌に謳われる者達の存在が記されている]
中央教会は、本当に人狼の存在を知っていたんですね。
僕達がここに集められたのは......みんな最初から人狼と疑われていたから、なんでしょうか?
[書簡の中には、神の子として、闇の獣を滅ぼせという指示も書かれてある。
ならばやはり、と、少年は眉を顰め]
でも、ギュンターさんは死んでしまった...これから僕達は、どうすればいいんでしょう?
[ぽつりと呟いた声は、不安に満ちていた]
[人狼伝説を記した本の最初には幻燈歌が載せられている]
『〜何れの地より彼らが来るか。
何れの刻より彼らが在るか。
それ知る者は世にはなく。
ただ、伝わりしは幻燈歌。
朱に染まりし月の映すゆめ...』
[少年はそれを、子守唄のような独特の旋律に乗せて歌う]
― ギュンター(団長)の部屋 ―
あいよ。
[この状況では猫を被っていても仕方ないので、口調を砕けたものに変える。
茶白猫は、ヘルガの後を心配そうについていった。]
……に、しても。
『双花』って朱花だけなんだろうか。
[作業の途中、ポツリと疑問を口にした。**]
─ 団長の部屋 ─
[女性たちと入れ替わるように戻って来たウェンデル>>73からシーツを受け取り、まずは凄惨な亡骸を覆い隠す作業にかかる]
……心臓と内臓を喰らいつくした所は同じ。
左側が失われているのは……朱花故、か?
[改めて見やった亡骸の有様に小さく呟く。
それでも、いつまでも眺めていたいものではないからできる限り手早くシーツで包み込んだ]
伝承によっては、『朱蒼聖花』などと呼ばれる事もあるらしい。
単純に考えれば、蒼い花……蒼花もある、と言えるのでは?
[途中、聞こえたクレメンスの疑問>>78に、自身の知る伝承から知れる事を短く返して。
包み込む作業の後は、室内の掃除に取りかかった]
恐らくは、そうなのだろうな。
教会がどんな考えを持って、この書状を送ってきたのかはわからんが。
[集められた理由の推測>>75に返すのは同意。
他にも考えられる要素はあるが、その場では口にはせず]
……どうすれば、か。
このまま、座して喰われるを待つのでなければ……団長殿のなそうとした事を続けるしかあるまいよ。
殺される前に殺す──生きるためには、他に術はない。
[不安に満ちた声に対し、そう言い切る声音は常よりも低いものだが。
直後のため息と共に、それは一気に崩れた]
ま、問題は。
取り除くべき脅威に対し、予想も当たりも全くつかん、という事だが。
[そんな態度の切り替えが、周囲にどんな印象を与えるか。
そこまで考える余裕は、ない。
普段の在り様を失って、判断を鈍らせる方が今は怖かった。
そんな思考が、意識を圧迫し得る事には気づく由もなく]
……幻燈歌?
その歌い方は、初めて聴いたな……。
[少年の紡ぐ幻燈歌は、自身の知るそれとは違うもの。
思わずもらした疑問の声に返るのは、泣きそうな微笑み。>>77]
……ここはもういいから、休んでおくといい。
団長殿は、私と神父殿で地下までお連れする。
[それにどんな言葉をかけるかしばし考え、結局向けたのは当たり障りのないもの。
道具の後片付けやらは他に任せ、包まれた亡骸を抱えて向かうは地下。**]
ー 3階客間 ー
あ…ふ。
[あくびと共に体を起こす。椅子に座ったまま意識を飛ばしていたようで、身体中が強ばっていた。
腕の下でシワの寄ってしまったノートには書きかけの物語。
見切りを付ける前に体力の方が尽きていたようだ]
――キュルル。
[お腹に手を当て、頬を掻く。
何か貰ってくるために部屋を出ると、空気がやけに重たく感じられた]
[部屋の中に戻ると再びノートを開いてシワを伸ばし、ペンを手に取った。
旅人に聞いた「狼に育てられた子供の話」から着想を得て書き始めた「人の言葉を話す狼と少女の物語」は、中盤。足を怪我した少女が、罠を外してくれた狼と並んで話している場面だ]
―…狼は、輝く瞳で少女を見つめて…―
[こんな話を書いているからか、狼は怖くない。否、遺体を直視していないため、怖くないと思うことにまだ成功している。
怖いのは、伝承の中にある「狼を探すために殺してゆく」こと。誰かを殺すのも、殺されるのも、今はまだ嫌だった。
嫌だと思えるだけ自由だった]
……あ。
[そのうちに再び手が止まる。
空腹だったのを思い出して、何か食べるものを貰ってこようと1階へ向かった]
ー 1階 ー
[半年前、周囲の人々が相次いで不幸に遭い、居たたまれなくなってこの村に逃げてきた。
やっと落ち着いてきたかと思ったところで、こんな状況に遭遇して。自分で思う以上に混乱し、怯えていた]
昨日はずっと部屋で書き物。
ウェンデル君が、見ない方が良いと言ってくれたから、そのまま部屋に。
お腹がすいたから降りてきた。
[問われそうなことの答えを小さく口にしてみながら、まずは厨房を目指す。
否定されると途端に言葉に詰まってしまうだろう弱い説明。怯えは萎縮となって、最後の抵抗も鈍化させてしまいそうだった**]
まぁ、あんま無理すんなよ?
エーリッヒさんも、ウェンデル少年も。
[そう言って男はヘルムートを手伝いながら地下へと降りて行った*]
─ 地下 ─
……これ以上、ここに並べる者を増やしたくはない、が。
[地下に降り、倉庫に団長の亡骸を安置する。
その際、口をついたのはこんな呟き。
途中、不自然に途切れたようなその続きを口にする事はなく、短い時間、祈りの姿勢を取って]
……さて。
状況が伝承に則っているというなら、為すべきは明確だが。
……何を基準に、何を選ぶか、が、問題か。
[祈りの後、どこか平坦な声で漏らすのは、こんな呟き。*]
[殺される前に殺す、そう冷徹とも言える声音で口にするヘルムートを怯えた目で見つめ。
だが、直後に漏らされた、予想もつかない、という言葉に眉を下げた]
そう、ですね、判らないまま...殺す、なんて......
[出来ない、と、言おうとしてまた言葉は途切れた。それでも、生きようとするなら...判らなくとも殺す、そんな風になるのではないかと、思い浮かんだ事を言葉にするのは躊躇われて]
― →浴場 ―
あっ、うん。
リネン室にあるから、取ってくるよ。
[ひとまず浴場まで付き添ってから、一度一人で二階へと上がり。
乞われた通りに着替えの服を抱えて、再び一階へと戻る]
よいしょっ……着替え持ってきたよー。
置いておくねー。
[浴場の中に声を掛けて、脱衣所の籠の中に持ってきた服を入れる。
なお複数あるのはサイズを聞き忘れたためだ。
そうして彼女の着替えが終わるまでの間、しばらくをその場で過ごした]
─ 地下 ─
[基準、と口にしたものの、そもそれがないに等しい。
そんな状況で文字通りの命をかけた選択をしろ、というのだから、無茶に過ぎる……とは、口にしない。
した所でどうにかなるわけではないから、というのが主な理由だが]
文字通り、やってみるしかない、という所か。
探す術がわからぬのであれば、他に方法もないのだしな。
[思案の果て、辿りついたのはそこだった。
探すことはできないが、『確かめる』事はできるかもしれない。
それが過ちを導く可能性からは目を背けた。
綺麗事だけで生きられないのは、今の道に進んでから幾度となく思い知っている。
それを、この状況に当てはめるのはいささかズレている……というのも、横に置いた]
ま、ここで唸っていても仕方なし……戻りましょう。
[一先ず思考を打ちきってクレメンスに声をかけ、もう一度亡骸に礼をしてから地下を出る。
女性陣の方が落ちついているようなら、湯を使わせてもらうか、などと考えながら一階へと上がり]
……に、しても。
[ふと思い返すのは、己が言葉に対し何事か言いかけていた少年>>91の様子。
向けられた瞳に宿るもの>>92までは、完全には把握できていなかったが]
…………。
[途中で途切れた言葉。
確かに、通常であれば忌避すべきものではある、が。
この異常な状況においては、それすらも是としなくてはならない、という意志は固まりつつある]
『一つの力は生ある者を。
一つの力は死せる者を。
それぞれ見極め、導となさん。』
……か。
[小さく諳んじるのは、見極める者、の部分。
わからぬままでも手を下す事を厭わぬ論拠。
問題はそれをどこに向けるか……なのだが]
……そう言えば。
今一つ、何をしているのかわからん方がいた、な。
[ふと浮かんだのは、先の騒動でも姿を見せなかった女性。
出てこなかった理由などは知る由もなく。
ともあれ、一度話を聞くべきか、と思いつつ、足を速めた]
─ ギュンターの部屋 ─
うん、分かったからさ。
[最早口しか動かさなくなったカルルにそろそろイラついてきて、モップを掴んでいた右手で彼の頭を鷲掴む]
手、動かせ、な?
[瞳を瞼で隠したにこやかな笑み───俗に言ういい笑顔を向けて掃除の再開を促した。
口を閉じてコクコクと首を縦に動かすカルルを確認した後、手を離してエーリッヒも作業へと戻る]
あの子、半年前に来たのか。
じゃあまだ村にも慣れきってはないんだろうなぁ。
[カルルが口にしていたことを反芻しながら、この場に現れなかった理由を考える。
様々考えられるが、現状では疑いに向いてしまうのは已む無し、と言うところだった]
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