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[背に投げかけられたマテウスの言葉はゼルギウスの琴線に触れる]
……この鈍感野郎。
[その視線は半ば睨む形だったか]
[来るなと、その視線が物語っていた]
[その後は誰が声をかけようとも振り向くことは無く]
[早足になりながら広間から出て行った]
[ナターリエの様子に]
ああ、ちょっとばかりな。
まぁ飯でも食いながらでもいいだろうその辺の話は。
お兄ちゃんはおなかぺっこぺこなんだ。
でも一人で食べるのはおにいちゃん気が引けるんだ。
[彼を追うことはない。
だから、その後の反応は知らない]
…。人狼がこの場にいるのなら。
人間だと見定める者も、人間だと分かった者も、殺意の対象と成り得る。
自身の隠れ蓑が減るのですから。
[淡々としたイヴァンの台詞に返す声は、極力感情を消した]
密やかに捜し、見つけ、追い詰める方法も、あったでしょうね。
今更言っても詮無い事であり、最良の方法などないのでしょうが。
それに。
[彼の言葉が真実だと断じる事は出来ない。
知人を疑う台詞を、口には出来なかった]
……貴方の言葉の影響力は、大きい。それだけは覚えておいて下さい。
[無理をするな、というライヒアルトの言葉に、目を伏せて。その後は会話に口を差し挟もうとはしなかった]
[出された食事を静かに口にして。ずっと手を握って、傍にいた少女に、寝室に入る前に、ただ、ひとこと]
ありがとう、ベアトリーチェおねえちゃん。
[告げた声は、掠れたままだった**]
[問うような翠に、軽く、肩を竦める。
力の話はせずとも。
対処する術を知るというのもまた、狙われる一因になるのは理解してはいるのだが]
……知識を持つ者が、いつまでも秘匿していては。
最悪に対処する事はできん。
それだけの事だ。
[告げる声は、どこまでも、静かなもの]
ゲルダ。
ごめん、作ってくれたのに。
…ナターリエさんも、かな。
僕の分も、貰える?
ゼルギウスさんには、後で、持って行くよ。
[浮かべる笑みは頼りなかったが、そう、*申し出た*]
[ウェンデルの言葉には首を傾げる]
黙っていても誰かが殺されることにはかわりがないんじゃないのか。
そうして黙っているうちに俺が殺されてしまう方が最悪なんじゃないのかな。
素人考えなのかもしれないが。
まあ、飯にしようぜ。
お前がそう判断したなら、いいさ。
それを信じて貰うのにまた一苦労あるようだけどな。
[もう一つの力の事は言い出さない。
そのことに小さく安堵の息を吐く。
イヴァンに迫る危険を説くウェンデルの言葉。けれど彼の言うとおり起きてしまったものは戻せない]
食事、しようか。
マテウスの言うとおり、折角作って貰ったんだし。
何かあったときに、腹が減ってたら動け無いだろうしな。
―広間―
[ゲルダがゼルギウスの後を追ったので、代わりに食事をよそおうと食器を並べてゆく。]
…良く分からないが。
食べれる者は食べておくといい。
食い逸れると後が辛いぞ。
[並べながら、周囲の話をそっと耳に入れるのだが。
ウェンデルにこくと一旦頷いて。
食器を起き取り分けて並べた。
他にも声が上がった者の分を取り分けて。
マテウスの声には、一旦見上げ、少々黙った後で。]
…わかった、同席しよう。
箸休めはそっちが用意しろ。
[そう言い、空いた席に着いた。]
……悪い、な。
[安堵の息を吐く家主に向け、小さく呟く]
ああ、確かに。
ちゃんと食べておいた方がいいだろ。
俺も、いただくよ。
[料理を用意してくれた二人に、幾分和らいだ表情を向け、テーブルに着く。
内心には、嫌な予感が微かに浮かんでいたものの。
それは、今は*押さえつけて*]
……。
[手の中のお皿を受け取ってもらえることはなく。
少しだけ、俯いた。
どうしたものかと思案の様子にウェンデルから声が掛かって]
うん……。
持って行ってくれるのは、助かる。
[ぽつりと囁くように言って。
何があったかを知りたいのか、話の出そうな兄と親友の傍に座ることにした]
[頭の中がぐるぐるする]
[いきなりイヴァンの言葉を聞いて]
[人狼は実在すると言われ]
[けれどそれを信じたくない自分が居て]
[思考がパンクしそうになって]
[だから皆の傍から離れようと思った]
[何も整理出来ていない状態でその場に居たら思考に流されそうで]
[整理出来ぬままに言葉を発して更に混乱しそうで]
[一人の時間を作って整理しようと]
[そう思った]
[けれどそれは]
[意図しなかったとは言えゲルダを傷つける形となってしまった]
[彼女の言葉を無視して出てきてしまったのだから]
[それに気付かぬほど]
[今ゼルギウスには余裕が無くなっている]
[早足で廊下を抜け辿り着いたのは洗面所]
[頭を冷やしてくる]
[その言葉通りに頭から思い切り水を被った]
[皆が食事をはじめるのを確認すると自分に用意された分に手をつけあはじめて]
さんきゅー、ゲルダ、ナターリエ。
[その言葉は食事に関してのことか、あるいは…]
ああ、そうだな。
それは最悪のパターンになりそうだと、俺も思う。
だけど…危険が増したのも間違いないだろう。
本当に気をつけてくれよ。
[イヴァンの主張に頷きながら、席に着く]
いただきます。
[近くに座ったゲルダの表情は一見して変化無い様に見えるが。
僅かに落胆した色は読み取れた。]
…あまり気にしない方がいい。
気が立っている時は、放っておいた方が薬師殿の為になる。
それより、そうだ何があったんだ?
まぁ…人狼の話、なんだろうが。
[それ以外に、場が荒れるような話題は思いつかなかった。]
ゲルダ、一日ぶりだな。
こんな建物に押し込められても会わないなんてこともあるんだな。
[隣に座ったゲルダに笑いかけて]
ゼルギウスのことは気にするな。
ちょっと余裕がなくなったんだろう、いろいろとありすぎてな。
[スープに一口、口をつけてから]
どこから話そうか…。
[少し思案したのち]
事の始まりはイヴァンが人狼をみつけられないってことから始まってな。
[それからエーリッヒが人狼じゃないと伝えられたこと、
人狼がいるかどうかでゼルギウスと揉めることになったことなどを順に話していった]
食事もしないと、もっと。
もっと、余裕が無くなるから。
そんなの、やだ。
[ぽつり。呟いて、自分の分の食事に手を付ける。
少女たち二人にも、食事が行っているかは、きちんと確認済み]
……。
どういたしまして。
[マテウスの礼に、少し躊躇った後、声を返して。
じい、とその表情を見つめる]
[ひとしきり話し終えてスープをもう一口]
皆そろっていることが前提で信じ始めてる異常な事態にか、
もしくは過去が関係しているのか、
細かいことは本人にしかわからないがな。
まぁ一人でいたいっていってるんだ、しばらくそっとしておいてやるのがいいかもな。
俺みたいにあしらわれる前にな。
[自分の従兄弟に安心させるように笑いかけて]
こうしてゲルダの美味しい料理が食べれて、ゲルダが立派に育った姿を見ることができたのは、
帰ってきてよかったと思えることだな。
うん、大丈夫。
分かってるから。
[こくりと頷く表情は、確かに普段と大差はなく。
けれど、付き合いの長い親友には俯き具合が伝わるようで]
人狼の話し、たくさん聞いてて。
なんだか、こう…少し不安定になるのは、昨日のあたしと一緒だから。
多分、そういうこと。
[理解はできても、動揺が全く無いわけでは無いのだが]
うん。昨日は、会えなかった。
ご飯があるって知らせに行こうかと思ったけど、マテウス兄さんの部屋、知らなかったから。
[自分の部屋は、2階の何番目だと説明しつつ]
うん。気には、なるけど。
大丈夫。ありがとう。
[短く礼を述べ、兄の語る、これまでの経緯を頷きながら聞く]
─一階・洗面所─
…っぷは…。
[身を切るような冷たい水が銀の髪を伝い、はたりと床に落ちる]
[濡れた髪は頬にも張り付き]
[それを厭うかのように手で髪を後ろに掻き上げた]
人狼……。
ライヒ君と、エーファは実在すると言った。
いや、ウェン君も……”あれ”は人狼が出た証、だと。
[立ち去り際のウェンデルの言葉も耳には入っていた]
[それに返す余裕は全く無かったのであるが]
イヴァンは人狼が誰かを見分けられると。
そしてその結果エーリッヒは人狼出は無い、と。
…なんだよ、人狼が居るってのが、前提なのかよ。
この中に居るとでも、隔離された中に居ると言いたいのか?
どこにそんな証拠がある。
仮に人狼が居るのだとしたら。
隔離されたこれまでに何も無かったのは何故だ。
人狼は 人を 喰らうのだろう…?
[紡いだ疑問は静寂へと消えて行く]
[そして気付く]
[自分が人狼に対して酷く怯えて居ることを]
[そして更なる疑問を抱く]
[何故皆居ると信じていて、冷静で居られるのかと──]
[同じようにテーブルについたアーベルに、大丈夫そうだなと判断し。
マテウスから女性二人への説明には口を挟まず、スープを静かに飲んでいたが]
…ちょっと、ごめん。
後で残りも貰うから。
[中座することを謝って、立ち上がると広間を出た。
耳を澄ます。水音が響いてくる洗面所の方向]
…ああ、そうか。
人狼が居るなら。イヴァンが見分けられるのなら。
[「真っ先に食われる可能性はイヴァンになりかねんのだな」
という言葉は飲み込んだ。
また少し黙したまま考える。
その後、食事の合間に、イヴァンがエーリッヒを人狼ではないと言った事、などを聞き。
黙ったまま、こくとスープを口に入れた。]
…つまり、エーリッヒは人、とイヴァンが保障した事になるのか。
[どのみちどちらも疑う事の出来ない幼馴染で。
そう言われても、そうだろうなといった感想だった。
ちらと、イヴァンの方をみると、普段見慣れた様とは全く違う様子にやや眉を潜め。]
…イヴァン、大丈夫か?その、見分けるのに疲れた…とかじゃないか?
あまり無理せず早めに休めよ。
[そう声をかけておいた。]
[ゲルダの頭を優しく撫でると]
そうだな、気にするなって言われても難しくはあるか。
明日になれば落ち着くさ。
[やさしくいたわるように]
少なくともお兄ちゃんは今ゲルダの作ってくれた料理で幸せな気分をえられているぞ。
[翠玉の眼差しは、話の中に出た人々を順に追う。
沈黙のまま、ポトフの人参を齧る。
考え込みながら、食べる食事は味があまり分からない。
それでも兄と呼ぶ人が笑いかけてくれるから]
大丈夫。
一人になりたくなるのも分かるし。
それに。
マテウス兄さんが、これを美味しいって。
そう言ってくれるだけでも、あたしは充分幸せなんだと思うの。
[頭を撫でる手が心地よいのか擦り寄るようにして。
口にはお礼を。
翠玉は仄かに細まって、小さな笑みの形を*浮かべた*]
[大丈夫と、いうゲルダにはそうかと短く告げ頷き返して。]
不安…なのは、皆同じなんだろうな。
そうあればいいとは皆思ってる。
[かといって、人狼の話をしないわけにはいかないだろう。
確信を持っている者も居るようだった故。]
…早く終わると良いんだが。
[まるで生贄の祭壇に立たされているようでと。
口にはしないが、思いながら。
それでもゲルダが笑むのが見えて、少しだけ安堵した。]
俺だけが皆と違う?
何故俺は人狼に対してこうも怯えている?
お伽噺の事柄だと、そう思っているのに。
[濡れた左手を、顔の左半分を覆うように当てる]
[記憶の靄の奥]
[あそこに居た自分は一体何を見たのか?]
[まさか──]
[一つの事柄が頭を掠める]
[けれど、それを確かめる術は、無い]
ああ、そうか。
俺の部屋の場所教えてなかったな。
[ゲルダに言われれば今まで失念していたことに気づき舌打ち、
自分の部屋の位置は二階の何番目だと教えて]
まぁ、寂しいときとかなにかあったらいつでも頼りにきてくれ。
[やさしく撫でる手はそのままにナターリエに視線を向けて笑いかけながら]
ナタリーも、お兄ちゃん寂しくて眠れないのっていつでもきていいからな。
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