情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―アコルデ家・台所―
[離れて行く感覚に、自分以外の誰かが狙われているのはすぐ分った。
様子を見に来た主だろうか。それとも。
(ジョエルさん戻ってきたのかしら。)
どちらにせよ、相手はサイキッカーだ。きっと分が悪い。
何とかしないとと、動かない身体を無理やり動かそうと試みるが、四肢はガタガタと壊れた機械のように震えるばかりだった。]
[牽制が運良く当たる事はなく、打たれた方は倒れたメイドの傍から離れ、すぐさま2発発砲する。
それが避けられるのは想定しているのか、3発目の代わりに閃光を放った。]
―住宅街―
カルロスくんが…!?そんな………、あ…まさ、か…
[レッグから、其処に倒れている彼がサイキッカーだった、と告げられれば驚きに目を見開いて。
次いで、彼が友人を撃ってしまったという事実に気付き、悲痛に目を閉じて肩を抱く力を込めた]
…―良いの、それ以上言わなくても。
早く逃げましょう、此処から。
何処か、何処か安全な…
[言葉の先が出てこなくて言いよどむ。
シャッターで囲まれた此処の中に安全な場所など何処にあるというのか。
答えが出てこなくて途方に暮れ、*空を仰いだ*]
―住宅街―
だね。俺も名前は知ってた。
あの放送の前にもクレープ持って歩いてたよね。
[実は見ていたなんてことを告白しつつ]
あー。呆けてる場合じゃないよな。
早く家に戻って…。
[その家だって安全なのだろうか。語尾が萎む]
…ふらふらしてるよりはマシ、だよね。
遭わなくていいものに会わないで済む。
……
[掌へ視線を遣った。
小刻みに続く、震え。
顔を顰めて、呼吸を繰り返す。]
(だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ)
[眸を閉じて、こくりと喉を鳴らした。]
―集会場前―
[そちらの方に駆け寄っていくと、まだ微かに息はあり、
それでも地面に転がるようにして倒れたその体はいまだ生きてることの方が不思議な状態ではあった]
「せん…ぱい…ぶじ……で……」
[口から血をこぼしながら微かに漏らす声に首を振り]
しゃべるな、ドイ。ありがとうな助かった、早く手当てをするぞ。
[無駄だと理性は告げても、見捨てることは自分の感情が許さなかった]
「いいっす、せんぱい………、たすからないのは……、…でも……これで、にかいきゅう…とくしんっすね……」
[最後に軽口を残して、数回の呼吸と吐血の後動かなくなったその体を前足でかかえるようにして]
ああ、ドイ……お前の死は無駄にしないよ……。
[奥歯をぎりっと噛み締めて、その肩からアサルトライフルをとると自分の肩にかけた。小型化されたそれは、肩にかけたままでも四足歩行できた。
一度、集会場前の端末を操作すると弾の補充を行った]
―住宅街―
……、はー……
[肩で息をしながら、銃口を下ろす。
立ち上がって膝をはたく。
先程の衝撃の所為で、眼鏡の右のレンズには罅が入っていた]
……これが『ギム』なんだよね。
[確かめるような口調からは、罪悪感等といった感情は伺えない。
地面に転がる元人間は2つに増えていた。
その何れにもその目は向かず、近くの建物へと向いていて]
あ。
ここって、エリカさんの……
[目の前の事態にばかり気を取られていて、他の喧騒にまでは意識が回っておらず。
奏者の家の近くまで来ていたことに、今漸く*気がついた*]
―集会場前―
[その場を去る前に、後輩の亡骸のに向けて敬礼をして]
今は、事態の収束を…。
これ以上無駄な犠牲を増やさないためにも…。
[混乱の渦中にある区画内のどこかへと*かけだした*]
……安全。
何処、かな。
[ナターシャの言葉を続けるように呟いた。
応えはシャッターの向こうに飲まれてしまった気がした。]
あ、見られてた?
[クレープの姿を見られてた事には
あえて、ふざけた調子で言って笑うも
少し引き攣ってしまったかもしれず]
だいじょうぶ。
……私の家に、行こう?
[二人を誘う、声。]
―住宅街―
ん…ありがと。
[それでも動きだしきれずにいたら、司書の肩を抱く力が増した。
人のぬくもりに一度ギュッと目を閉じる]
どっちにしても移動しないと。
先輩、置いてきちゃったし。
家の方で落ち着けそうならラッシュに連絡取れないか試してみる。きっと忙しくしてるだろうけど。
[大丈夫、と司書に囁き。肩を抱く手から開放してもらう]
アヤメさんの家、お隣なんだっけか。
うん。行こう。
[少し引き攣ったように笑って言う作家に、同じくどこかぎこちない笑みを返し。
誘う声に*頷いた*]
─アコルデ家・台所─
[相手が離れる足元に同僚の姿を確認する。
震えたようにしか動かぬのを見て、何かをされたことを察知した。
しかしそれを分析する暇も無く、二発の銃弾がこちらへと向かって来る。
室内であるために大きく動くことは出来ず、掠めるようにしながら致命を避けた。
左の頬と左肩にその痕が残る。
反撃に銃を向けた時、追撃の閃光が正面から襲いかかって来た]
なにっ……くっ!
[バチリと弾けたそれは主に構えていた銃へと集まり、そこから伝うようにして身体へと放たれる]
……サイ、キッカー……!
[今までは運良く人間相手だったが、ここへ来て面倒な相手に遭遇してしまった。
衝撃の走った腕は痺れ、構えていた銃を取り落とす]
……なるほど、それでエリカが動けないのか。
[追いこまれた状態では口調を保つことも忘れ、相手に対し舌打ちをする。
痺れた腕で落とした銃を拾おうとするが、それを阻害するように銃の近くに一発撃たれた。
手を引っ込め、痺れを取るように右手をぶらぶらと動かす]
やれやれ、こんなところで死ぬ気は無いんだがな。
本当に、面倒なことになった。
[時間を稼ぐように言葉を紡ぐ。
手の痺れが緩和し、相手の隙を突くことが出来れば、自分の銃で仕留める自信はある。
相手の動向を窺うように翠を細めた]
―― 住宅街 ――
うん、だから。
ノブにも、来るように謂われてたし、ね。
集まれるなら其処で集まった方が。
[緩く、こめかみを押しながら]
……安全、でしょ?
[どれほどかは、定かでは無かったけれど。
縋るよに、言葉に代えた「安堵」。]
歩け、る?
[グレッグを見遣りながら、首を傾いだ。]
─アコルデ家・台所─
[姿を見る事は出来ないが、主ではないような気がした。主に動き的に。
だがそれに安堵する事はなく。何とかしないと―そればかり考えていた。
見えないところで何が起こったのかは知れないが、ジョエルが相手に気づいたような節は見えた。
負傷したのだろうか。ならなおの事。
閃光を当てた侵入者の方は、相手が銃を落としたのを見ると安心したのか、外さないようにジョエルの方へと近づいてゆく。
その通り道に震えながら、指はカリと懸命に床を掻き指を伸ばし、ズボンの裾をほんの僅か―――ひっかけた。
転ぶほどではないが、ほんの僅か動きが止まる。]
─アコルデ家・台所─
[相手を注視していた翠は僅かな動きを見逃さなかった。
即座に右手を上着へと滑り込ませ、銃を引き抜き。
相手の眉間目掛け抜き撃った。
距離が狭まっていたのもあって、狙いは違わず相手を撃ち抜く。
相手は悲鳴も上げぬまま、大きな音を立てて後ろへと倒れて行った]
……4発目。
補充確定だな。
[ふぅ、と息を吐きながら、死に面していたとは思えない様子で残弾数を確認する。
銃をホルスターに戻すと、落とした銃を拾い上げ、同僚の傍へと寄った]
エリカ、意識はありますか?
[傍らにしゃがみ込み、声をかける。
どこまでがサイボーグ化しているかは分からなかったため、軽く頬も叩いておいた]
……
[グレッグ、ナターシャ。
其々を心配そうに見遣りながら
時折、こめかみを押して]
ノブは、家が綺麗、って言ってたけど。
多分、料理なんかは全然だと思うの。
何か作るから、さ。
ちょっと、一息、つこう?
[あえてそんな、場の空気を読まないような事を、言う。
ぎこちない笑み、で。
此処までの緊張のせいか、
時折、眉が痙攣しているが、それも*押し殺すように*]
─アコルデ家・台所─
[頬を叩かれると、ぎゅっと目が閉じ眉が寄る。痛みはあまり無かったが。]
起きて、ます。
………ジョエルさ…ごめんなさ…
[ほぼ完全に機械化された四肢の痺れはまだ残っていたが、生身に近い中心部分はいくらか回復しつつあった。
意識の確認の次に、口から零れるのは謝罪。]
……ごめんなさい。私、動けるまではもう少し、時間が…
先に、ぼっちゃまと公園に…炎が、あれもきっと、サイキッカーの…
[ぽつりぽつりと、避難先に適当だと思う箇所と、炎の事を伝えておいた。]
─アコルデ家・台所─
[反応があることには短く息を吐き]
炎は、私も目にしてきました。
他でも異変が起きているので公園が最適とは言えませんが……火に巻かれるよりは良いでしょう。
それと、炎が迫っているのが分かっているのに貴女を置いて行くわけにはいきません。
マイルズ様に叱られてしまいます。
[言い切ると同僚を抱え上げようと力を込める。
抱き上げることは出来ずとも、肩を貸す位なら支えることは出来るはずだ]
─アコルデ家・台所─
[ジョエルの言葉に、何度か目を瞬かせる。]
ほか、も?
どうして…どうして………そんな、こと、に
[それは他の誰もが思っている事だろう。正しく答えられる者などいるのやら。
主に叱られると、抱き起こされれば少し身を強張らせながらも申し訳なさそうに。]
ごめんなさい…本当に。ごめんなさい…。
[口から零れるのは、また謝罪だった。]
[流石に金属の塊ともいえる身体を抱えてもらうわけにはいかないので、肩だけ借りてゆっくりと歩く。]
もし、またあの手の輩がきたら捨てて下さいね…
私のせいで、お二人を危険な目に会わせるなんて
旦那様に、申し訳が立ちませんから…
[そう道すがら頼みながら、ようやく主らの元へとたどり着いた頃には、周囲の火の手はどれくらい侵食していたか。
悲鳴も発砲音も、時折どこかから聞こえて、まだ止む様子は*見られない。*]
─アコルデ家・台所─
……分かりません。
ただ、サイキッカーが居たことは確かのようですし、彼らが暴れているのが一番の原因でしょう。
後は、サイキッカーを恐れた市民が無差別に暴れても居るようです。
[答えと言うよりは見て来た状況を口にし、同僚に肩を貸した。
ずしりとした重みが肩にかかり、掠り傷を僅かに刺激する。
それでも表情は変えぬようにして、ゆっくりと玄関へと歩き始めた]
[紡がれる謝罪とまた襲われた時の頼みには無言を貫き。
主の待つ玄関まで辿りつく。
その時既に主は彼の青年と顔を合わせて居ただろうか。
同僚の無事と公園へ向かう旨を伝えたなら、屋敷から離れることに*なるだろう*]
―アコルデ家・玄関前―
[ジョエルから受けた状況の説明。
炎の不自然さに関しては自分も感じていたから、それだけではなさそう、という言葉には確かに、と短く同意した]
いや、自分で言った事ですけどね。
[臆面もなく頷かれると、侘しいと言うかなんと言うか。
ともあれ、中へ向かったジョエルを見送った後、嘆息を落として。
周囲の音に集中させていた意識が、遠くない場所で響く銃声を捉えた]
……っ!
[とっさ、音の聞こえた方へ駆け出す。
目に入ったのは、罅の入った眼鏡をかけた青年]
……君は。
[僅かな空白の後、声を発する]
……正気、ですか。
[どう問うか、悩んだ挙げ句向けたのはこんな問い。
乱れた露草色から覗く異眸と、常より低い声音は如何なる印象を与えるか。
いずれにせよ、この場で敵対する意志がない、と認識したなら、多少、冷たさは緩む]
[その内に、屋敷の中からジョエルたちが出てきたなら、意識はそちらへと]
……エリカ!
大丈夫……では、なさそうですね。
[一目で正常でない、とわかる様子に上がるのは案ずるような声。
状況を聞き、公園へ、と促されたなら、そうですね、と息を吐く]
このまま、火に巻かれる訳にはいきませんし。
……君も、一緒に。
[ジョエルに向けて頷いた後、眼鏡の青年へと声をかけ。
騒動の最中に取り落としていた鞄を拾うと、公園へ向けて*歩き出す*]
―アコルデ家―
[ジョエルに肩を借りながら、ほんの少し指先を見る。
同僚は気付いただろうか。
必死になって床を掻いた固い指。
あの時、ほんの少し、指先は裾に届かなかった事に。]
…。
[痺れた指先は、まだ微かに震えている。]
[同僚の言葉に、何となくだが周囲の状況は見えた。だが全然よろしくない事態に不安は募るばかりで。]
……そうだ、ぼっちゃま、は?
先に、外でお待ち頂いて…発泡音が、聞こえて…
[尋ねれば、無事だという言葉が返ってきて、僅かにほっとしたような表情をみせた。]
―アコルデ家・玄関―
[自分の事で手一杯で、同僚の怪我には気づかない。いつも通り表情が変わらないのも、きづかず負担をかけ続ける原因の一つだった。
そのままようやく玄関までたどり着くと、主の他にも、つい今日名を知った人が居るのに少し驚いた。
ともあれ、二人とも無事な姿には安堵して。]
ぼっちゃま…ご無事でよかった。ノブさんも。
申し訳ありません私の方は、足手まといに…
少し時間があれば身体は動きますから、何かあったら先にお逃げ下さいね。
[まず先に謝罪し。無視されようが拒否されようが、それだけは切に告げてから。
不自由な身体を助けをかりながらどうにか動かし、て公園への道を*歩いた。*]
―住宅街―
さっきも言ったけど、俺は怪我してないから。
[大丈夫、と言いながら頬を拭う矛盾。
それでも歩けないような怪我でないのは間違いない]
ああ、先輩の家、掃除ロボットが優秀だった。
でも台所は綺麗すぎるほどだったな。
手料理ご馳走してくれるんだ?
こりゃ役得。
[作家の言葉に乗り、ハハと声に出して笑う。
現実と正面から向き合えるだけの余裕は戻っていない。
だから空気違いのような物言いは有り難く。その眉の痙攣も見えてはいながら、とりわけての気遣いは出来なかった]
―住宅街―
そうそう、デザートもあるんだよ。フロマージュ。
先輩の家に置いてあんだ。
土産は買い直した方がいいしさ。
[甘味仲間に言いながら携帯端末を取り出して]
『To:Meadows,Rasche
Title:無事
ナターシャさんとアヤメさんに合流。家の方に戻る』
[これだけは先にしておこうと、短いメールを先輩と兄へ送る。
司書からの反対がなかったなら周囲を警戒しつつ*歩き出す*]
―住宅街―
[眺めていた建物から人が駆け出してくるのを見て、身を強張らせた。
半分割れた視界で、最初に目が止まったのは相手の色を違える方の眸。
少し口を開いたきり、無言でそれらを眺めていた]
……、
[我に返ったのは、相手が発した低い声に反応してのこと。
腕は下がったまま、だが銃を持つ手に僅かに力が籠る]
……人をさがしてて、
おそわれ、ました。
[問いからやや間があって、返したのは事実。
返事としてはずれているように見えて、遠回しな肯定にもなるか。
そう受け取られるとは限らないけれど]
[空気の僅かな変化には気付かないまま]
……そうだ。
このあたりで、
[ただ今口にしたことで思い出したのか、警戒も忘れて一歩踏み出した。
だが最後まで尋ね切る前に、新たに出て来た2人に意識が逸れる]
え、……エリカさん?
[持ちっ放しだった銃を懐にしまって、慌てて近くに駆け寄る。
謝罪には首を横に振った]
どうしたの。
……まさか、『サイキッカー』?
[その場の誰に問うたのか、ただただ視線は心配そうにエリカに向けられる]
……はい。
[異眸持つ青年に声を掛けられて、僅かに躊躇した後頷く。
携帯端末が震えたのが分かったけれど、今はまだそちらに手を延ばそうとはしない。
そうしてその場を離れるまで、背後に転がる二つには一度も目を*向けなかった*]
─アコルデ家─
[あの時意識は常に相対していた侵入者にあった。
故に侵入者が体勢を崩したのが同僚の仕業とは気付くことが出来ず、また指が触れていなかったことなど知る由も無い。
思うように身体の動かぬ同僚を連れ、主の元へと向かう。
途中の問いには簡潔に答えておいた]
マイルズ様、お待たせしました。
中にはサイキッカーが。
あの炎も同様のものと考えて相違無いかと。
[ノブが居るのは目に入っていたが、まずは主へと報告し。
その言葉は図らずもノブの問いの答えになったことだろう。
主がノブにも声をかけ、移動を開始する様子に、その後に続く]
マイルズ様。
公園に着きましたら私は一度別行動を取らせて頂きたいのですが。
あそこは火を避けるには適していますが、休むには適しません。
他の者から隠れるにも適しません。
どこか休める場所を探して来ようと思います。
[移動しながら主へ向けた提案にはどのような反応があった*だろうか*]
─アコルデ家→公園へ─
[問いに返された答え>>107は、直接的なそれではなく。
異眸に刹那宿るのは、僅かに思案するような、色。
けれど、それきり問いを重ねはせず。
相手の発しかけた問いも、結局は途切れたまま]
……二人とも、無事で何よりです。
エリカは、後ろ向きな事を言う前に、まずは安全な場所に向かう事を考えなさい。
[訴え>>104にはそう、さらりと返して。
眼鏡の青年がエリカに近づくのを横目に見つつ、サイキッカーが、というジョエルの報告>>110に一つ息を吐いた]
……何故、我が家に。
偶然か、何か意図があったか……いずれにしろ、のんびりとしているべきではありませんね。
[今は、侵入者の意図を詮索している時ではない、と。
そう、判断して歩き出す]
……別行動……ですか?
確かに、公園では落ち着きませんし……休むための場所の確保は必要ですが。
集会場も、これではどうなっているか……わかりませんしね。
[道中に出された提案>>111。
やや戸惑いながら、二つの色の眸を向ける。
表層からは異変があるようには見えないが、実際はどうなのか、という疑問が過ぎった。
とはいえ、ここで問い詰めたとて素直に答えはしないだろう、という予測は確りとあり]
……わかりました。
ただ、もし怪我をしているなら、簡単なものでもいいから何らかしら措置をしてから動いてください。
我慢しすぎて、肝心の時に動けなくなっては本末転倒ですから。
[それは頼みますよ、と。
そう、言う時には、多少は常の軽さが戻ってはいたが。
いつもののんびりとした調子は、影を潜めていた]
─公園─
[たどり着いた公園にも、破壊の爪痕は残されて。
崩れかけた噴水から流れる水音が、他の場所から聞こえる音に紛れて微かに響いていた。
ここで水音で曲を奏でていたのは、つい先ほどの事だったように思えるのに。
その時の面影は、今は、どこにも見えなかった]
……取りあえず、火の手が収まるまでは、動き回らない方がいいですかね。
[容易く収まるとは思えないのだが、そんな呟きを漏らし。
辛うじて破壊を免れたベンチを見つけて、そこでエリカを休ませる。
自分がそこで休めと言われようと、そこは譲るつもりはなく。
ジョエルが休息場所を探しに行くなら、先にも言った言葉を繰り返して、送り出し]
……やれ、やれ。
[自身は噴水の傍に佇み、一つ、息を吐いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新