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血溜まりと、…赤い紙の花があったね。
ギュンターさんは居なかった。
[今離れてしまえば、イレーネはまるでくずおれんばかりだと、クレメンスには思えた。惑いながらも、イレーネに微笑み、視線を合わせようとした]
イレーネ、私は君より随分長く生きている。
[大きな掌をイレーネの肩に。
残る熱の為に、普段より温かい。]
だから、こういう時には何か飲み物を飲んで、落ち着いた方がいいと思ったんだよ。群れから外れてしまった小鳥のように震えているじゃないか。
―to my room/corridor―
…赤?
[廊下に出て見るもの。それは赤い色。
...は近づいて。]
…この部屋?
[Bの部屋を見て、立ち止まる。
階段から繋がる赤。]
ご、ごめん。ごめん、なさい・・・。
[腕を放して、後ずさろうと。
肩に手を置かれて、クレメンスの手の温かさを感じて、こくりと、頷いた]
ありがとう・・・。あたし全然落ち着いて、ない、ね。
[少し恥ずかしそうに言ってから、呟いた]
・・・・・・あたし、ここに来てから働いてないのに。力落ちてない。
[むしろ強くすら、なっている気がして。自分の両手を見つめる]
いいや、大丈夫だよ。
[仄かに頬が赤くなったイレーネにくすくすと笑いかけ、
もう一度頭を撫でた。]
力が落ちていない?
[そう言えば、目がよくなった事も何か関係があるのだろうか]
イレーネ、少し待っていて欲しい。
紅茶の方が…いいかな?私はカフェラテを淹れてくるけれど。
[尋ねながら、続き戸となっているキッチンへ行って用意をしようと]
[そんな様子をまたくすくすと笑うと、クレメンスはキッチンでコーヒーを淹れ始めた。
魔法文明が発達している世界ではあるが、こうやって手間をかけてコーヒーを淹れる事をクレメンスは好んでいる。
ネルドリップで淹れ終えたコーヒーと、鍋で温めたミルクを同時に、厚めのマグカップ二つに注ぎ終えると、居間に戻ってきた。]
[くすくす笑われることなんてなかったから、動揺してしまった。
クレメンスがコーヒーを持って来てくれると、少し罰が悪そうに受け取った。
それはとても、良い香り。
カップを持っただけで温かくて、目を、*細める*]
部屋に、戻らなければいけませんけれど。
…すごい、においですね。
[何事もなかったような顔で、呟いて。
赤を踏まないように部屋へ]
―to my room (A)―
[一瞬の暗転から意識を取り戻すと神父が身体を支えてくれていた。
どこか上の空のまま、幾つか簡単な会話を交わす。
どんどん酷くなる鈍い頭痛に眉を寄せ、退去の挨拶だけはどうにか口にして自室へと戻った]
赤い、血。
誰かが流したもの。
赤い、斑点。
その血に染まった……
[浮かび上がったのはベアトリーチェの姿。
真っ赤に染まったまま、無邪気に微笑んでいた少女]
!!!
[慌てて洗面台へと駆けた]
[やがて色が抜けたような顔で部屋に戻り、寝台に腰掛ける。
所在なげに視線は室内を彷徨い、そしてテーブルの上で止まった。
そこには昨日までは気にしなかった、見事な螺鈿細工の箱が一つ]
何だろう。
[今は何故か気になった。
ゆっくりとその傍らに歩み寄る]
[怯えながらもそれらを手に取った。
銀…短剣は美しい装飾を施されながらも余りに鋭い刃を持ち。
黒…拳銃は無骨なまでに冷たく硬かった]
[そしてそのどちらも、ズッシリと手に重みを伝える]
武、器。
[そう、皆も言っていた。
各自の部屋に武器が用意されていたのだと]
[武器――人を殺すことの出来る、道具]
[護身用の短剣を身に付けたことが無いわけではない。
けれどその二つはもっと直接的な何かを示していて]
[余りにも重たいそれを暫し見つめ]
[やがて短剣は服の隠しに。
拳銃は寝台の枕の下へと入れた]
[恐ろしかったが手放すことも出来なかった。
手放してはいけないのだと、痛む頭のどこかが言っていた]
―in my room(A)―
[showerを浴びるのは、なぜだろう。
においがきついからだろうか。
lavenderの香りがshower roomに広がるけれど。]
[sniff sniff, 指を口に再びつける。
着替え終えた修道服の下にdaggerをいれる。
ふと思い返しでdeskへ向かう。
置かれたbox。
それを今度は無造作に手に取った。]
[crossに触れる。
触れる寸前に一度手を止めたが、それは本人しかあずかり知らぬこと。
しっかり握って箱から持ち上げる。
たぷ、と何かの音がする。]
[cross is broken slightly,
...はぱきりと折れたcrossの内側に、細い瓶を見つける。]
…これは。見た目にも…
[瓶を取り出し...は目を細める。
柔らかい。水ではない。
銀白色のそれは、決して触れられぬようなものであり。
まがまがしく、見えた。]
…?
あつい?
[それ以上は言わずに、再びcrossの中に戻す。
十字の上の部分は、一部だけが繋がり他が切られているように見えた。
それを戻そうとしてきちんと閉まらず、...は仕方なくtapeで止めた。]
─自室─
[ぱたりと閉じる、ひとつめのクローゼット。
纏うワンピースは深い黒。
白いレースとフリルがたくさん。
真っ赤なバラも飾られて。
頭におそろいのヘッドドレス。
まるで、まるで、人形のよう。]
[ぱたりと開ける、みっつめのクローゼット。
キラキラ輝く刃物の中から、長柄の棒へ手を伸ばす。
棒の先にはピカピカの三日月。
冷たく青白く輝くそれを、小さなその手は抱き寄せて、冷たい刃に口づけを。]
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